鈴木もぐら『ゼイチョー』撮影終了と叙々苑弁当ギャラ天引き差し入れを語る

鈴木もぐら『ゼイチョー』撮影終了と叙々苑弁当ギャラ天引き差し入れを語る 空気階段の踊り場

鈴木もぐらさんが2023年12月18日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でドラマ『ゼイチョー』の撮影がオールアップしたことについてトーク。撮影中、数々のやらかしをしたもぐらさんが罰ゲームとして叙々苑弁当を差し入れることになったものの、手持ち資金がないため、ドラマ出演ギャラから天引きする形で差し入れしたと話していました。

(鈴木もぐら)それでドラマもオールアップしまして。もう本当になんかね、俺は初めてなんですよ。こういう、最初から最後までやっておいて、オールアップっていうのは。今まではスポットというか。ちょっと1シーンだけ出させていただいたとかはあっても、こういう全部っていうのは。だからだいたいさ、今まではもう1日、2日でさ、「はい。鈴木もぐらさん、オールアップです!」ってなるみたいな。ちょっとウケるみたいな感じだったんだけども。「オールアップ、早っ!」みたいな。

でも、今回はもうガチオールアップ。本当にみんな、並んで。「オールアップです!(拍手)」みたいな。監督が「ありがとうございました!」って、1人1人、出演者の人に……俺ももらったけど、花束を監督が渡しに来てくれて。「ありがとうございました!」ってがっちり握手とかして。で、「もぐらさん、オールアップです!」ってなるたびに照明さんが持ってる照明を天井に当てて、クラブみたいにやってくれて(笑)。あれ、大変だなと思って。あれ、みんなやるのかな? 照明さん。俺、本当に大変だなと思ったんだけども。

感慨深いオールアップ

(水川かたまり)どうなんだろう? 俺、『罠の戦争』に出させていただいた時は、5話ぐらい出ていたから。「オールアップです!」っていうのも割とオールアップ感を出してくださいましたけど。草なぎさんから花束いただいてとか、そんなのをやってもらったけども。そんな照明の演出とかは、なかったよ?

(鈴木もぐら)もうデカいやつを持ってさ、グルーンッ!ってやって、天井とか床とかにクラブみたいに照らすみたいな。それを1個1個やるっていうのを見て「照明さん、大変だな」って思ったけども。ああいう人の気持ちをカッ!ってさせたりとかするじゃない? 大変だなと思いながらさ、それでもありがたかったんすけど。無事終わりまして。もう本当に、なんていうの? もうすごい楽しい現場だったんだよ。めちゃくちゃ。もちろん、もう一番上の光石研さん、すごい優しいじゃない? で、主演の菊池風磨さんもね、めちゃくちゃ気遣いっていうか、すげえ楽しくしてくれてさ。現場を。で、1人だけ山田杏奈さん、女優さんでいる中で。

(水川かたまり)ああ、そうか。割と紅一点で。

(鈴木もぐら)そんな中で、おじさんがみんな周りにいて。なんか若い子の最近の話題を教えてもらったりとかさ(笑)。そんな、すごいほのぼのした現場だったんですよ。で、なんか、すごい寂しさをやっぱり感じたわけ。

(水川かたまり)まあ、だって3ヶ月ぐらいやってたんでしょう?

(鈴木もぐら)4ヶ月近くだね。かなりみっちりやって。で、本当にもう『ショムニ』のメンバーみたいな感じで、常にいるような役だから。ひとつのチームだから。なので、本当に「オールアップです!」ってなった時に本当にね、なんか仲間じゃないけども。絆みたいな……俺、一番後輩なんだけど。本当に一番後輩としてね、かなり迷惑はかけたんですけど。皆さんに。髪型を勝手に変えたりだとか、体型も勝手に変えたりとか。遅刻したりとか。

(水川かたまり)最終回、僕もちょろっと出させていただくんですけど。クランクアップより前の撮影に参加したんですけど。朝、行って。ロケバスで……僕、ちょっと遅い入りだったから、メイクしてもらって、着替えて待っていたら、スタッフさんがロケバスに入ってきて。「おはようございます。スタッフ◯◯です。今日のお昼、もぐらさんから叙々苑弁当の差し入れがあるんですけど。カルビと塩タン、どっちがいいですか?」って言われて。「えっ、叙々苑弁当? もぐらから? そんなのをやっているんですね?」「ああ、遅刻が積み重なった罰です」って言われて。

(鈴木もぐら)フハハハハハハハハッ!

(水川かたまり)「そうなんですか。すいません!」って。

(鈴木もぐら)もう、禊というか。それも、なんていうの? たぶん、もう弁当ぐらいじゃ許されないようなことを俺はいろいろ重ねてるけど。「まあ、芸人だし、しょうがねえか」みたいなのでみんな、許してくれてる部分もあるわけじゃない? でも、さすがにちょっとやりすぎちゃっているから。「本当にすいません」っていうのでね、ちょっと入れさせてもらったんですよ。で、その差し入れも俺、食ってばっかりでさ。みんなの分は食うんだけど、自分で入れないから(笑)。そういうのもあって。

(水川かたまり)今まで、なかったの? だって、わかんないけど。ああいうのって、レギュラーの出演者がちょっと、持ち回りで。「弁当、この日は◯◯さん」みたいな。「△△さんからデザートの差し入れ」みたいな。置いてあったりするじゃん? それ、もぐらはやっていなかった?

(鈴木もぐら)やってなかった。あれが初。

(水川かたまり)あれ、いくらだったの?

(鈴木もぐら)たぶんね、20万ぐらいなんだけど。20何万。で、俺は現金が足りないの。持ってないし。で、もう給料もあれだから。で、ドラマって1本ずつとかじゃなくて、全部でもらえるんですよ。まとめて。

(水川かたまり)1話から最終話まで。

(鈴木もぐら)そう。だから「手引きでお願いします」ってことで。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! ドラマのギャラから天引きされるなんて、見たことないけどな(笑)。

叙々苑弁当代はギャラ天引き

(鈴木もぐら)本来はね、もうクビになってもおかしくないのよ。途中で俺、死んだことになってもおかしくないような。「あいつは金を持って飛びました」っていう風にされてもおかしくない……(笑)。

(水川かたまり)「こいつ、勝手に髪切るし、痩せるし、死んだことにしようぜ」って?(笑)。

(鈴木もぐら)遅刻してくるし。「あいつ、殺してくれ」って言われたら「じゃあ、わかりました。殺します」ってなると思うの。俺。100人の大人とかが「あいつ、殺して」って言ったら。でも、最後まで何とかやらせていただいて……っていうのもあって。だから、そのお詫びっていうのも兼ねてだったんですけども。しかも俺、一番下だからね。一番後輩がそういうことをやらかしているから。

(水川かたまり)ああ、一番下なの? 山田杏奈さんよりも芸歴で言うと、短いの?

(鈴木もぐら)短いの。一番のペーペーがそういうことをやってるから、もう申し訳なさすぎるっていうのもあって、そうしたんですけども。でも本当にさ、家族みたいなね。言ってしまえば、もうこの3、4ヶ月。学校のクラス、仲間。部活みたいな、そんな感じの絆が生まれたわけですよ。すげえなと思った。俺はそれで。ただ、その時に同時にやっぱり……これ、コメディですよ? この『ゼイチョー』っていうドラマは。真面目な部分もあるけど、基本はコメディ。コメディでこんな気持ちになるんだったら、これが恋愛ドラマだったら、もう全員が付き合っているなって思って。

(水川かたまり)絶対に好きになるっていう?(笑)。

(鈴木もぐら)絶対に付き合っているよ(笑)。これ、皆さんに言っておきます。あんな何ヶ月も一緒にいてさ、ちょっとチューしたりとか、手をつないだり、見つめ合ったりとか、しているわけよ?

(水川かたまり)絶対に付き合う(笑)。

(鈴木もぐら)絶対に付き合うよ! 全員付き合っているよ! 武田鉄矢さんもさ、浅野温子さんと絶対に付き合っているよ! あんなの、100%好きになっているよ、本当に。それはちょっと、感じました。うん(笑)。やっぱり、素人として潜入させていただいた者の意見として、リスナーに伝えさせていただきます(笑)。

<書き起こしおわり>

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