鈴木もぐらさんが2024年6月3日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で空気階段の単独公演で訪れた沖縄で公演後に雀荘で麻雀を打った際の模様を紹介。そこではじめて体験した独特すぎる沖縄の麻雀ルールについて話していました。
(鈴木もぐら)それで公演が終わった後、私は「お客さんに会ったらお酒をおごる」って。このラジオでも言っていましたよね。
(水川かたまり)「見かけたらビール一杯、おごりますよ」って。
(鈴木もぐら)「お店で」って言ったんですけども。会えず。
(水川かたまり)会えずですか? 1人も?
(鈴木もぐら)いやー、会えなかったんですよ。
(水川かたまり)どこに行ったんですか?
(鈴木もぐら)まずはこの番組でもね、1回お邪魔したんですけど。スナックに行って。
(水川かたまり)あの僕が人間ドックに行っていた時に勝手に沖縄に行って?
(鈴木もぐら)そうそう(笑)。リスナーのお母さんがやってるスナックに行きまして。まあ、その前に1回、麻雀に行っているんですよ。麻雀に行きまして。
(水川かたまり)すごいよね! 本当に麻雀、行くよね。どこか、地方に行ったら本当に絶対、雀荘に行くよね。
(鈴木もぐら)いや、でも沖縄の麻雀は……。
(水川かたまり)沖縄に行って、麻雀に行く?
(鈴木もぐら)いや、沖縄の麻雀は本当、びっくりした! ルールが全然違くて。
(水川かたまり)ああ、そうなの?
(鈴木もぐら)それがもう新鮮で。マンズっていう「◯萬」とかっていうやつ、あるじゃない? あれは使わない。
(水川かたまり)使わないの?
(鈴木もぐら)で、この「使わない」っていうのは関西とかでもあるのよ。大阪のルールとかでもあるんだけど。3人でやるやつ。でも沖縄は、そのマンズを使わず3人でやる麻雀なんだけど、4人必要なの。4人、必要で。だけど打つのは3人なの。だから1人、なんにもしないわけじゃない? 見学者みたいな感じ。で、なんにもしないのに、誰かがツモッて上がったりしたら、その分の点数を払わなきゃいけないっていう。
(水川かたまり)えっ、なにそれ?
(鈴木もぐら)これはね、本当に独自のルールだと思うんだけども。
(水川かたまり)えっ、その人は見ているだけでしょう?
(鈴木もぐら)見てるだけ。
(水川かたまり)なのに、払わなきゃいけない?
(鈴木もぐら)払わなきゃいけない。
(水川かたまり)どういうこと?
(鈴木もぐら)そういうものなのよ。それが順番にやってくるから。
(水川かたまり)ああ、回ってくるんだ。みんな、1回ずつ休憩を?
(鈴木もぐら)そう。1回ずつ休憩が入るんだけど。その自分が休憩してる時に上がられた分っていうのは、点数を払わなきゃいけないっていう。
(水川かたまり)それは、なんで?
3人打ちを4人で回す。休憩中の1人もツモ和了には点数を支払う
(鈴木もぐら)そういうもんなんだって。「なんでですか?」って聞いたら「なんでもなにも、そういうもんだからね」「4人いなきゃ、できないよね」「でもなんでですか?」「まあ、この休憩があるからね。そこでトイレにも行けるし。自由にしていい時間だから。いいでしょう?」って。
(水川かたまり)「ずっと打っていても仕方ないから」って。それは沖縄の方ばっかりでしょう?
(鈴木もぐら)そう。で、かっこよかったんだよ。 隣で打っていたおじさん。俺の上家で打っていたおじさんがさ、途中から息子が来てさ。で、息子さんもたぶん22、3かな? 若いんだけど。最初はなんか「おう」とか言っていて。フランクな感じでしゃべっていて常連なのかなと思ったんだけど。よく見た顔も似てるし。「親父」とかさ、そういうのを常連さんとかが言っていて。「ああ、親子なんだ」と思って。そしたらもう。親父さんが息子の目の前でさ、「オラッ!」っつってバシンと四暗刻、役満を上がって。そしたらもう周りの大人たちがさ、「まだまだ親父は超えられないよってか?」とか言っていてさ(笑)。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!
(鈴木もぐら)「どう、どうだ?」とかって言ってさ。かっこよかったなー。よかったですよ。
(水川かたまり)親父の威厳も見せつけて。
(鈴木もぐら)そういうのも見れたしね。全く違う沖縄の麻雀。これ、たぶん全国で沖縄だけだから。
(水川かたまり)勝ったの?
全く違う沖縄の麻雀
(鈴木もぐら)えっ? まあ勝ったとか負けたとかっていうのは別に、賭けてはいないから。まあ、だから点数で言えば勝った感じなのかな? 麻雀ね。それで、その後にスナックに行って。スナックでちょっと飲んだ後に南国の夜に行きまして。
(水川かたまり)ああ、よこちゃんの?
(鈴木もぐら)よこちゃんのお店に。
<書き起こしおわり>