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対馬芳昭 音楽関係者たちへの自己資金2000万円寄付を語る

対馬芳昭 音楽関係者たちへの自己資金2000万円寄付を語る INSIDE OUT
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origami PRODUCTIONSさんが2020年4月20日放送のblock.fm『INSIDE OUT』に電話出演。自身が立ち上げた音楽関係者たちを対象にした2000万円を寄付するプロジェクトについてDJ YANATAKEさんと話していました。

(DJ YANATAKE)今日はすごく重要なお話をここからたっぷりさせていただきたいと思いますので。ゲストの方にお電話をつないでみます。

(対馬芳昭)もしもし?

(DJ YANATAKE)あ、もしもし。お疲れさまです。ご無沙汰しております。

(対馬芳昭)ご無沙汰しております。

(DJ YANATAKE)お名前をうかがってもよろしいでしょうか?

(対馬芳昭)origami PRODUCTIONSの対馬と申します。

(DJ YANATAKE)よろしくお願いします。対馬さんとこうしてお話しするのは2年ぶりぐらいになるんですかね?

(対馬芳昭)そうですね。他局で結局やりましたね。TOKYO FMで。

(DJ YANATAKE)なんか僕がYouTube、ニートTOKYOで余計なことを言って……(笑)。でも、それを面白がっていただいて、みたいなところからですね。たしか、みやーんさんの記事とかも残っていると思うんで、また参考にしていただければと思いますが。

DJ YANATAKEと対馬芳昭 世界のヒップホップの隆盛と日本の音楽鎖国を語る
DJ YANATAKEさんと音楽レーベルorigami PRODUCTIONSの対馬芳昭さんが『TOKYO FM WORLD』の中で全世界的に隆盛を極めるヒップホップとトラップについてトーク。そんな流れに取り残され、「音楽鎖国」状態の日本の音楽シーンなどについて話していました。

(DJ YANATAKE)ええと、ご無沙汰しておりますが、お元気でしょうか?

(対馬芳昭)もうどうにか……どうにかやってますね。

(DJ YANATAKE)そうですよね。ちなみに今はご自宅からということで?

(対馬芳昭)今は事務所ですね。自転車でもう数分で来れちゃうんで。

(DJ YANATAKE)なるほど。ああ、夜ですしね。すいません、ありがとうございます。

(対馬芳昭)いえいえ、全然。もう普通に動いてるんで。この時間も。

(DJ YANATAKE)まず、今日対馬さんに出演していただいた経緯を話す前に、origami PRODUCTIONSとは……みたいな話からちょっとリスナーの方に簡単にご説明いただければと思うんですけど。

origami PRODUCTIONSとは……

(対馬芳昭)はい。6人のアーティストが所属しているレーベルマネジメントチームなんですね。全員日本人のアーティストなんですが、事の発端は僕自身がビクターというレコード会社にいたんですが。洋楽の宣伝をやってたんですね。メディアに洋楽アーティストを宣伝しに行くみたいな。当時だと、この番組的にはリル・ジョンとか、クレイグ・デイビッドとはスラムビレッジとか。

(DJ YANATAKE)ええっ、そうなんだ! 全然知らなかった。

(対馬芳昭)そういうのが好きで。ラジオ局とかメディアに持ち込んでいたんですね。その中で、洋楽なんですけどジャズとかヒップホップに関してはもう少し……日本人アーティストも所属していて。洋楽っぽく売りたいアーティストは洋楽部でやってたみたいな感じなんですね。当時、ボストンのバークリーっていう音楽院、音楽大学を卒業して日本に帰ってきてるアーティストたちがいて。彼らが洋楽部でやってたんですけど。それこそデビュー前のさかいゆうとかがフィーチャリングで入ったりとか。

(DJ YANATAKE)えっ、マジっすか? すごっ!

(対馬芳昭)そうなんですよ。これがもうディアンジェロみたいに声を重ねまくってすごいかっこいい曲を作ってて。それで僕、当時そのルーツとかディアンジェロとかエリカ・バドゥとかコモンとか、そういうちょっとコンシャスなネオソウルみたいなのがすごい好きで。それでそういうことをやってる日本人がいるんだというのにびっくりして、そのバンドのセッションを見に行ったんですよね。そしたらものすごいクオリティーの高いジャムセッションをやっていて。みんなその生音なんだけど、ヒップホップをやっていたりとかして。で、彼らと仲良くなるうちに、ビクターに所属してたアーティストたちなんですけど、なかなかやっぱりメジャーフィールドでは難しいサウンドだったんで。じゃあ、やめて自分でレーベルマネジメントを立ち上げようかなということで始めたっていう感じなんですけどね。

(DJ YANATAKE)へー、すごいな! それ、それちなみにどれぐらい前のお話なんでしょうか?

(対馬芳昭)2006年に会社を辞めて、1年準備期間があって、2007年にリリースをして。そこからがまあレーベルのスタートみたいな感じですかね。

(DJ YANATAKE)へー、すごいな! なるほど。それでじゃあ今、13年ぐらい?

(対馬芳昭)そうですね。それぐらいですかね?

(DJ YANATAKE)すごい! それで、そんなorigami PRODUCTIONSを経営というか、牽引されている対馬さんですけども。今回、僕がちょっとお話を聞きたいなっていうことになった経緯がありまして。なんと、自己資金から2000万円を音楽シーンに……これはなんて言ったらいいんですかね? 寄付というか……。

(対馬芳昭)まあ、そうですね。「寄付」という言葉が一番ハマるんですかね?

(DJ YANATAKE)はい。寄付をされたということで。その数時間前にでしたかね? メールの方で情報をいただきまして。それで、その時に仕事をしてたんですけど、「ええっ!」と思って。すごいびっくりして、なんか軽い感じになっちゃったんですけども。「今度、ラジオでぜひご紹介させてください」みたいな一言だけメールを返させていただいて。そこからちょっと、いろいろと動きを見させていただいてたんですが、ぜひゆっくりとお話を聞かせていただきたいなということで今日、お招きしました。

(対馬芳昭)ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)まず、改めてなんですけど。ひょっとしたらね、みんなも知ってるぐらいの大きいニュースになったんであれだと思うんですが。なんでそういうことをしようと思ったのかな、みたいなのからお話を聞いてもいいですか?

寄付をしようと考えたきっかけ

(対馬芳昭)はい。うちに所属しているアーティストが、さっきもお話したんですけど、ちょっとJ-POPではない音楽をやっているので。なかなかトップランナーにはなれないみたいなことをずっと、10年以上戦ってはいるんですけど。これは「J-POPが悪い」ということではなくて。なんというか、日本のメインストリームとはちょっと違うカラーで。たとえば、Ovallっていうバンドがいたり、mabanuaだったり、Kan Sanoとか、いろんなシンガーやアーティストがいるんですけど。

自分たちの作品でなかなか表に出れ!ない中で、すごく悩んで悩んで。今までにもいろんなことをやってきているんですね。CMの音楽をやったり、映画の音楽をやったり。プロデューサーになって裏方になったり、ツアーのバックバンドをやってみたり。とにかくありとあらゆる……まあ技術があるからこそなんですけど、ありとあらゆることを彼らはやってきていて。そういう中で自分たちの表現が一番トップにはなれないっていうのは僕はも薄々はわかりながらもやってるんですけども。

(DJ YANATAKE)まあまあまあ、ヒップホップ全体もそうです(笑)。

(対馬芳昭)まあ、そうですね。とはいえ、なんかもう少し多様性のあるシーンができないものかなって思ってたんですね。要するにJ-POPもある、アイドルもあるっていう、あれもある、これもあるっていう中に普通にジャズもヒップホップもソウルもロックもパンクも全部、普通にメディアに出て……みたいなことがなぜ起きないのかな?っていうのがすごくジレンマで。でもそれこそさっき、僕も番組をちょっと聞きながら電話を待っていたんですけども。ヤナタケさんも普通にGeniusの話とかをするじゃないですか。

(DJ YANATAKE)はい。

(対馬芳昭)こんな話をするメディア、まずないんですよ。そもそも普通にサラッとGeniusの話が出るなんて……この番組のリスナーさんってすごいクオリティー高いと思うんですよ。

(DJ YANATAKE)ありがとうございます(笑)。

(対馬芳昭)まあ、別にそんな比べるものでもないんですけども。でも、普通にこうやってすごい本当にヒップホップが好きな人たちが集まっていて……なんかそういうシーンを作りたいんですよね。要するに。そのために何かしなきゃなと思っていて。やっぱりその資金が必要だし、 仲間が必要だし……っていうので。別に「ひっくり返してやろう」っていう感覚じゃないんですけど、何か多様性……もう少しいろんなものを一般のお茶の間にも届けたいな、みたいな気持ちもあって。それでお金を貯めていたんですね。

(DJ YANATAKE)すごい金額ですけどね。

(対馬芳昭)まあ、なんかちょっと投資とかもたまたまうまく行ったりとかして、貯めていったんですけども。で、どういうタイミングでどういう風に使おうかな?っていうのはずっと迷っている中でこういうことが起きちゃって。そうなっていったら、なんかだんだんだんだん周りのミュージシャンがちょっとシリアスな感じになってきていて。「楽器を売りに行かないと家賃が払えない」とか、そういう話が結構周りに飛び交うようになったんですよね。

で、「これはさすがにちょっと黙って見てられないな」っていうところで、せっかく資金があるのに自分は「今、こうなってきたからお金を貯めておいた方が安心だ」っていう気持ちよりも、「今、このお金をここに置いておいてもただの『死に金』なので。みんなに『生きたお金』として渡した方が後々、意味があることになるな」と思って。「じゃあこれはもう今、全部出すべきタイミングだ」と思って。それで、まあ自分のお金なんで。何人かで貯めたお金だったりとか、会社のお金だったりとかだと「ああでもない、こうでもない」って議論が起きるし。

個人の資金なのでスピーディーに決断できた

大きい会社になったらもっと大変だと思うんですよ。でも「僕の個人の資金でやります」っていうのが一番のポイントで。僕がお世話になってる人にそのままダイレクトに口座を聞いて振り込むみたいな、ものすごいアナログなことを今、やっていて。そういう流れですね。

(DJ YANATAKE)いや、でもすごいことですけどね。今、ここの経緯のお話を聞くだけでもちょっともう涙が出てくるような……勇気ももらえるし、すごい決断のお話だなと思いますけども。そのお話が4月の上旬……3日ぐらいでしたっけ?

(対馬芳昭)そうですね。4月1日に出そうと思ったんですけど、エイプリールフールだったじゃないですか。1日って(笑)。

(DJ YANATAKE)ああ、たしかに(笑)。「嘘だ」って思われたら嫌ですもんね(笑)。

(対馬芳昭)そうなんですよ(笑)。それで2日がちょっとバタバタしてたんで、3日になったんですよね。

(DJ YANATAKE)なるほど。実際にじゃあそれを発表した後ですね、かなりいろんなニュースサイトでも取り上げられてましたけども。実際、反響とか反応みたいのはどういうものがありましたか?

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