安住紳一郎 ツバメとシジュウカラの聞きなしを語る

安住紳一郎 ツバメとシジュウカラの聞きなしを語る 安住紳一郎の日曜天国

(安住紳一郎)はい。「やればいい」という問題じゃないんですよ。ちゃんとレベル上げてやってください。

(中澤有美子)「ツチクッテムシクッテ、クチシヴーイッ!」。

(安住紳一郎)そうです。「クチシヴーイ」ってちゃんと「ヴ」っていうところを入れる。もう一度、どうぞ。

(中澤有美子)「ツチクッテムシクッテ、クチシヴーイ!」。

(安住紳一郎)はい。「ツチクッテムシクッテ」っていうところが意外と躓いちゃうっていうところ、わかりますでしょう? はい。練習してくださいね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。やっぱり先生、すごかったんですね?(笑)。

(安住紳一郎)ちゃんとやってくれよぉ~!

(中澤有美子)「ツチクッテムシクッテクチシヴーイ!」。

(安住紳一郎)そう! いいでしょう? すごくいいと思う。

(中澤有美子)すごくいい(笑)。誰か、知らない人の前でやりたくなりますね。

(安住紳一郎)そうでしょう? たぶん……私、子供いないけども、「子供にこの話、いつかしたい」って思わない? そういうの、絶対に必要! なんかあるから。急にね、他人の子供を預かったりとかするチャンスがあったりするでしょう? その時に絶対ネタが必要だから。

(中澤有美子)フフフ、そうですよね。ツバメのおじさん(笑)。

(安住紳一郎)ツバメのおじさんってことになるから。誰も不幸にしてないよ、この話。もしつまんなかったとしても、誰も傷つけてない。ツバメも喜んでると思う。スワローズファンも喜んでる。

(中澤有美子)そうね(笑)。

(安住紳一郎)話、長くなってますけども。町田市のラジオネーム「あそこっこ」さん。ありがとうございますね。「先ほど、ツバメの聞きなしの話がありましたが、ちなみにシジュウカラの聞きなしもあるそうです」。シジュウカラですって。知ってます、シジュウカラ? どうやって鳴くんですか?

(中澤有美子)うーん、ちょっとわからないなー。

(安住紳一郎)シジュウカラはね、間隔をおきながら鳴きますもんね。「チュンチュン、チュンチュン、チュンチュン……」っていう感じですね。これを誰か日本語に当てはめた人がいるらしいんですよ。素晴らしい。考えた人。シジュウカラの聞きなしですけども。「土地、金、ほしいよ!」ですって(笑)。どう?

(中澤有美子)フハハハハハハハハッ! なんでそんな……まみれている(笑)。

「土地、金、ほしいよ!」(シジュウカラ)

(安住紳一郎)うん(笑)。恐ろしいね(笑)。たしかね、でもシジュウカラっぽいですよ。たしかに。「チュチュン、チュチュン、チュチュチュンッ」っていう感じですから。「トチ、カネ、ホシイヨッ!」って(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! きれいな声で?(笑)。

(安住紳一郎)そうそう。きれいな声で高めで「トチ、カネ……」。

(安住・中澤)「ホシイヨッ!」。

(安住紳一郎)っていう感じですね(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! たしかに(笑)。うんうん。

(安住紳一郎)うん。皆さん方、ただ聞いてるだけじゃないですよね? やってくださいよ、ちゃんと。やってくださいね? 「トチ、カネ、ホシイヨッ!」。

(中澤有美子)「トチ、カネ、ホシイヨッ!」。

(安住紳一郎)やりましょう。

(中澤有美子)やりましょう。

(安住紳一郎)シジュウカラとツバメの聞きなし、覚えてください。いつか、役に立ちます。かならず! いつか役に立ちます。自信ある。本当にこれは。びっくりした。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(中略)

(安住紳一郎)さて、今日の番組冒頭でツバメの鳴き声の話、聞きなしの話をしましたけども。あんまりみんな、やっぱりラジオの前でやっていないということがわかりましたんで。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! あららら?

(安住紳一郎)なんかね、みんな解説だけするんだよ。もう1億総評論家、止まらないね! 解説だけするんだよ。やらなきゃ! とりあえず、なんでもやらなきゃ! あたしゃもう引き下がらないから。

(中澤有美子)「あたしゃ」(笑)。

(安住紳一郎)これ、全員やるまで私は帰りませんから!

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 先生!(笑)。

鳴き声コンテスト開催決定

(安住紳一郎)上手にできた方、電話で聞かせてください。鳴き声コンテスト、やりましょうね。いや、本当だって。鳥の鳴き声なんてさ、人間として生まれてきてさ、きれいな花を見たり鳥のさえずりを聞いたりするなんてのは最上の喜びじゃない? 1000年前の人と天国で一緒になっても、この話で盛り上がるわい。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! たしかに(笑)。

(安住紳一郎)いや、本当よ。芸能界の話をしたって、通じないんだから。死んで天国に行ったら、2000年ぐらい前の人と一緒に話をしなきゃいけないんだからさ。もう鳥の話とか花の話をするしかないじゃない? ねえ。「いや、僕たちの頃にはねるねるね~るねっていうお菓子がありまして……」なんて1000年前の人には通じないのよ?

(中澤有美子)フハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)「うちの近所にツバメがいましてね」「ああ、いたの。ツバメが? 何年だっけ?」「西暦で言うと私は1973年からですけども」「ああ、そう。ツバメねー!」なんていうわけでしょう? ちゃんと考えて?

(中澤有美子)そうですね。その時のために。

(安住紳一郎)その時のためにね。「その時のために」じゃないよ! たとえ話でしょう?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(中略)

(安住紳一郎)さて、まあ「しつこいな」って思われるかもしれませんが。ツバメの鳴き声、誰も真似をしていないということがまたわかりましたので。この後、電話をつないで抜き打ちテストをやってみたいと思います。

(中澤有美子)抜き打ちテスト(笑)。

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