(増田岳哉)でも俺、今日夕方さ、結局あのワニってあくまでも記号でしかないし。対象っていうかさ……。
(PUNPEE)『100日後に死ぬワニ』?
(増田岳哉)そうそうそう。このラジオが流れている頃にはもう終わっているやろうけど。始まった時から思ったけど、もうワニさん、笑い死にしてほしいね。あのネズミさんとかとしゃべって笑ってしまって呼吸困難で……俺、その死に方が一番の理想なんで(笑)。
(PUNPEE)フフフ、VaVaちゃんといつも話しているやつですよね?
(増田岳哉)そうっすね(笑)。
笑い死にが理想の死に方
(PUNPEE)その、笑い死に。
(増田岳哉)笑い死には本当、唯一人を悲しませないかなって思って。だってそいつ、笑って死んでいるし。あんな優しくて人畜無害な……(笑)。
(PUNPEE)ああ、笑い死には一番いいかもしれないな。
(増田岳哉)それだけを祈るけど……。
(PUNPEE)でも最初に『Movie On The Sunday』を作っている時に、言ったら本当、いろいろと相談をしてくれる人っていう感じですね。ビートとかを「どうでしょう?」って送っていて。「これはもう超決定打だ」って思って送ったのが『Popstar』だったんですよね。覚えてます?
(増田岳哉)はいはい、覚えてます(笑)。
(PUNPEE)で、その時に「そんなに食らわへんかった」って言っていて。「ええっ!」ってなって。で、そこで「なんだよ……」ってなって『Renaissance』ができたんですよね。2012年に。『Renaissance』はでもビートがMPCで組めた時点で結構飛び上がった気が……。
PUNPEE『Renaissance』
(増田岳哉)ああ、本当? そんなに自覚するもんなんや。「これは気持ちいいな」って?
(PUNPEE)「これだ!」って。SUMMITで、たとえば今もSIMI LABがいたりとか。Creativeらへんとか。
(増田岳哉)TWINKLE+とか。
(PUNPEE)TWINKLE+さんとか、BLYYがいたりするんですけども。全員の共通点ってなんですか? そのSUMMITで曲を出してる人の、「これがあってSUMMITの人」っていうものは。SIMI LABとTHE OTOGIBANASHI’Sって全然違うじゃないですか。
(増田岳哉)音楽的なアプローチはちょっと違うかもね。
(PUNPEE)だったり、BLYYも外から見たら音楽的なアプローチは全員違うわけじゃないですか。
(増田岳哉)共通項ってないんじゃないですか? あるのかな? まあ、お客さんからしてどう思うのかは知らないけど、別に共通項はあってもいいし、なくてもいいし。どっちでもいいんやけど。まあ、自分と今で言ったらレンくんがやっぱり素直にちゃんと、言ったら配信サイトとかCDショップとかそういうプラットフォームに並んでた時に普通に選んで金を払って買いたいと思えるかどうかっていうのはデカいんで。
(PUNPEE)ああ、エキサイトできるかどうか。
(増田岳哉)そう。かだから今後のことも何も考えてないよ。もちろん、そんな頭は良くないからね。みなさん、ご存知の通り(笑)。
(PUNPEE)フフフ(笑)。まあ、言ったらその時に「おお、かっけー!」みたいな衝動で「どうっすか?」みたいな。
(増田岳哉)そっちの方がなんかいいじゃないですか。別に続けるためにレーベルをやっているわけじゃないと思うし。
(PUNPEE)でも、たとえば自分もたまにヘッズとかからインスタとかでDMが来て。「SUMMITでどうやったらできるのか?」みたいな。
(増田岳哉)そんな光栄なことを言ってくれる人、いる? まあ、たまにそうやってホームページから送ってくださる方もいらっしゃいますね。今、聞いてるかどうかわからないですけども。すいません、ありがとうございます。
(PUNPEE)うん。なんか「増田大好き軍隊」みたいな感じですか?
(増田岳哉)どういう意味? どっちが? 「俺が」っていうことでしょう?
(PUNPEE)そう。増田さんが……(笑)。