高橋芳朗 第62回グラミー賞 LizzoとBillie Eilishのノミネーションを語る

高橋芳朗 第62回グラミー賞 LizzoとBillie Eilishのノミネーションを語る アフター6ジャンクション

高橋芳朗さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で発表されたばかりの第62回グラミー賞のノミネーションについてトーク。主要4部門にそれぞれ全てノミネートされたリゾとビリー・アイリッシュを中心に話していました。

(宇多丸)いつもね、前半では洋楽最新チャート分析なんですが、先程も言いましたが第62回グラミー賞ノミネートが先日、発表されたということで。本日はグラミー賞の話をしましょう。ということで注目アーティスト、ビリー・アイリッシュとリゾということでね。

(高橋芳朗)これね、9月のこのコーナーでリゾ……女性シンガー、ラッパーなんですけども。彼女を紹介した時に「来年のグラミー賞の本命は彼女になるんじゃないか?」みたいに話しだのを覚えてますかね?

(宇多丸)はい。いろんな要素がいまの流れに合っている女性だし。ボディポジティブ……要するに体型とかね、自分らしくあればいいとか。いろんな流れが合っているっていうようなことはありますよね。

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(高橋芳朗)はいはい。その彼女が最多の8部門ノミネートです。で、それに続くのが17歳。今年の顔ですね。ビリー・アイリッシュと、全米チャートで19週連続1位の新記録を打ち立てたカントリーラップのリル・ナズ・Xという。

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(宇多丸)いや、それはそうでしょうね。

(高橋芳朗)この2人が6部門ノミネート。それで5部門ノミネートが現行のポップシーンのクイーン、アリアナ・グランデと実力派R&BシンガーのH.E.R.。この2人となっております。どれもね、このコーナーで割と大きく取り上げたアーティストばっかりなので馴染みがあるかなと思うんですけど。で、リゾとビリー・アイリッシュに至っては主要4部門……最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞全てにノミネートという。

(宇多丸)まあ、リゾが新人なのか?っていう疑問もなくはないんですけどね。

(高橋芳朗)そう。毎年ね、モメるのよ。

(熊崎風斗)「どこまでが新人か?」っていうことですか。

(高橋芳朗)「この対象期間にブレークスルーした人」っていうすごいぼんやりした……(笑)。

(宇多丸)なんだ、そりゃ? じゃあさ、RHYMESTERが苦節30周年で、なんかアメリカで……。

(高橋芳朗)そう。RHYMESTERが来年、全米デビューして1位になったら最優秀新人賞にノミネートされるっていう。

(宇多丸)いわゆるひとつのさ、「ポッと出の新人ではない」っていう。「このジェームス・ブラウンという男、ポッと出の新人ではない」みたいな。

(高橋芳朗)フハハハハハハハッ! 誰が言ったの、それ?(笑)。

(宇多丸)フフフ(笑)。だからさ、なんだよ?っていう。リゾだってめちゃくちゃアルバム、出しているじゃん。まあ、いいんだけどさ。

史上初、2人同時に主要4部門ノミネート

(高橋芳朗)で、2人のアーティストが同時に主要4部門全てにノミネートされたのは史上初めて。

(宇多丸)ああ、そうか。だって新人でなおかつ……っていうのはね。

(高橋芳朗)一発勝負ですから。

(宇多丸)要するにその年に一気に出てきた人が、しかも2人いるっていう。

(高橋芳朗)そうなんですね。で、ビリー・アイリッシュが17歳じゃないですか。主要4部門にノミネートされた史上最年少アーティストということになります。で、それまでは1991年のマライア・キャリーで、20歳なのよ。で、もう17歳ってたぶんこれ、永遠に破られないんじゃないかな?っていうぐらいの……。

(宇多丸)これ以下は、もう、だってね……。

(高橋芳朗)ちょっとないでしょう? さすがに。

(宇多丸)要は、アイドル的な存在以外は考えづらくなっちゃうよね。

(高橋芳朗)そう。だからシンガーとして優れていて、最優秀レコード賞を取ったとしても、最優秀楽曲賞とかさ、ソングライター部門は……。

(宇多丸)作らなきゃいけない。そうだよ。

(高橋芳朗)それを取るのはちょっと難しいですよね。

(宇多丸)だから真のド天才しか無理っていう感じだね。

(高橋芳朗)そうそう。で、主要4部門全てにノミネートされたアーティストは過去に12人いるんですけど、どのアーティストも最低1部門は受賞しているんですよ。だからそのデータに基づけば、リゾもビリーも何かしら取るだろうっていう。

(宇多丸)なるほど。いまはまだノミネートですからね。

(高橋芳朗)ただ、もしかしたらどっちかが主要4部門を全てかっさらっていくっていう可能性もあるんですけども。でも、4部門の独占受賞を達成したのがまだ1人しかいなくて。1981年のクリストファー・クロス。

(宇多丸)はー! みなさん、いまこれを聞いてもピンとこないでしょうけど、クリストファー・クロスって当時は人気があったんだよね。

(高橋芳朗)フフフ、大変でしたよ。で、このリゾとビリー・アイリッシュの躍進ぶりからも分かると思うんですけど、今年はやっぱり女性アーティストのノミネーションが多いです。まあ今年ね、本当に女性アーティストが大活躍の1年だったから、当然といえば当然なんですけれども。主要4部門では延べ32アーティストがノミネートされているんですけども。そのうちの22アーティストが女性アーティスト、もしくは女性がフロントマンを務めているバンドやグループっていうことですね。これ、去年の21アーティストよりも増えているという。

(宇多丸)へー!

(高橋芳朗)で、今年2月のアトロクのグラミー賞レポートでも触れたですけど、一昨年の第60回グラミー賞では女性アーティストの受賞が少なかったことを受けて、主催者のニール・ポートナウっていう人が「女性アーティストはもっと努力すべき」という非常に不用意な発言をして。

(宇多丸)そういう問題じゃないだろう?っていう。というか、そっちの側の問題じゃないだろう?っていうね。

(高橋芳朗)それでめちゃくちゃ批判を食らって。その反省を受けて今年の第61回グラミー賞ではガールパワーとかウーマンパワーを全面的に打ち出したセレモニーになったんですけど。まあこの感じだと来年の第62回も今年のムードを継承するような感じになっていくかなっていう気がしますね。ちなみにその問題発言のニール・ポートナウさんは任期満了で今年の61回をもって退任となりました。

(宇多丸)ああ、なるほどね。本当に時代が……。

(高橋芳朗)だから今回はある意味、仕切り直しっていうか。今年はちょっとご機嫌伺いみたいな感じにもなっちゃったところがあったから。それで、ウーマンパワーっていうところにフォーカスすると司会が去年に引き続きR&Bシンガーのアリシア・キーズ。あと、去年のセレモニーのオープニングに登壇してスピーチしたミシェル・オバマ前アメリカ大統領夫人が最優秀スポークンワードアルバム賞にノミネートされていますね。

(宇多丸)ええっ?

(高橋芳朗)なんか回顧録を出したんですよ。これがノミネートされているという。

(宇多丸)それは、要するに本人が朗読をしているという。

(高橋芳朗)そうですね。

(宇多丸)そういう作品が……だからその朗読文化だね。これはね。

(高橋芳朗)あと、日本のジャズ作曲家、編曲家の狭間美帆さんがアルバム『Dancer in Nowhere』で最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門にノミネートされているという。これも相当話題になるんじゃないかなっていう風に思います。じゃあ、そんな感じでさっそく曲を聞いていきたいと思うんですけど、主要4部門全てにノミネートされたビリー・アイリッシュとリゾの新曲を聞きましょうかね。で、どっちともジャケットのアートワークに注目してください。まずはビリー・アイリッシュ、11月13日に突如リリースされた新曲『everything i wanted』なんですけども。熊崎くん、これは何に見えますか?

(熊崎風斗)これは、なんですか? このグラデーション、いろんな色が……。

(高橋芳朗)ロールシャッハ・テストみたいですけどね。

(熊崎風斗)えっ、これ、なにかの形ですか?

(宇多丸)これは橋でしょう?

(高橋芳朗)橋です。

(宇多丸)ゴールデンゲートブリッジかなんか?

(高橋芳朗)ビンゴです。と、言われています。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジなのでは?って言われているんですけども。

(宇多丸)でも、抽象画なんで正直、よくわからない感じですけども。

(高橋芳朗)ちょっとリスナーの方も検索をして見てみてほしいんですけども。で、ゴールデンゲートブリッジっていうのは世界で最も美しい橋って言われている一方で、自殺の名所としても知られているんですけども。このビリー・アイリッシュの新曲って彼女がゴールデンゲートブリッジから飛び降りて自殺をする夢を見たことがきっかけになって作られた曲なんですね。ただ、ネガティブな歌かっていうとそういうわけでもなくて。ざっくり、どういう歌詞か説明しますと、大きな成功を収めたことによる重圧、プレッシャーで悪夢を見た。でも、目を覚ましたらそこにはあなたがいた。そしてあなたはこう言ってくれた。「僕がここにいる限り、誰も君を傷つけられないよ」っていう内容なんですけども。

(宇多丸)うんうん。

ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコンネル

(高橋芳朗)で、この「あなた」が誰か?っていうと、ビリー・アイリッシュの全ての作品のプロデュースを手掛けているお兄さんのフィニアス。で、ビリー・アイリッシュ自身もこれがお兄さんとの絆について歌った曲だっていうことを認めているんですね。こんなコメントをしています。「兄は私のためにいつもそばにいてくれるし、私も兄にとってそういう存在でありたい」という風に発言をしているんですけども。で、ビリー・アイリッシュの活躍の影に隠れがちなんですけども、このお兄さんのフィニアスも最優秀プロデューサー賞とか今回のグラミーで5部門にノミネートをされていて。

(宇多丸)トラックもすごいし……お兄さん、天才でしょう。で、お兄さん自身も活動をしているんだよね?

(高橋芳朗)10月にソロEPを出しましたよね。

(宇多丸)でもなんか……そっちはね、バズらないのよ。

(熊崎風斗)なんでなんですか? 作る天才ではあるけども……。

(宇多丸)まあでも、こういう形でもね、究極の成功を収めてますからね。

(高橋芳朗)だからもビリー・アイリッシュとお兄さんのノミネートを足したら11部門になりますから。

(宇多丸)そうかそうか。じゃあ本当に2人だけで作っているから……。

(高橋芳朗)だから全部取ったら11個、トロフィーが彼女たちの家に並ぶということですよね。で、このお兄さんがグラミーで5部門にノミネートされたことを受けてのコメントがまた泣けるんですけども。「僕と妹が作った音楽が祝福されて本当に嬉しく思っている。でも、僕がいちばん感謝をしているのは僕と一緒に音楽を作ってくれた妹、ビリーだ」という。だから授賞式ではたぶんこの兄妹愛の感じも注目されることになるんじゃないかなと思います。

(宇多丸)これ、ご両親はどういう人たちなの?

(高橋芳朗)あの、芸能家族なんですよ。昔からいろいろとショービジネスに関わっていた方たちなんですね。

(宇多丸)なんかしらの文化資本はいるだろうっていうね。

(熊崎風斗)こんな子供、天才・天才ってないですもんね。

(高橋芳朗)で、こういう背景を踏まえてこの新曲の『everything i wanted』を聞くとすごい感動的なんです。ダークなんだけどもめちゃくちゃ美しくて。ビリー・アイリッシュのこれまでの曲の中でも突出してエモーショナルな感じなんですね。あと、ビリー・アイリッシュがやっぱり素晴らしいボーカリストだなっていうのを再確認させられる曲なんじゃないかと思います。じゃあ、聞いてください。ビリー・アイリッシュで『everything i wanted』です。

Billie Eilish『everything i wanted』

(宇多丸)はい。ビリー・アイリッシュ『everything i wanted』。たしかにヨシくんの言う通り、いままででいちばん直接的に感情に訴えかけるっていうか。普通にいい曲感が強い。

(高橋芳朗)そう。サビの部分の盛り上がり方はちょっとこれまでにないタイプかなって思いますね。

(宇多丸)メランコリックな4つ打ちで、誰もがコミットできる感じもあるし。いままでのちょっと怖い感じとかはさ。

(高橋芳朗)ホラー感はないですね。

(宇多丸)ホラー感……「怖えよ! 急に音止めるなよ、怖えよ!」みたいなさ(笑)。

(高橋芳朗)フフフ、ヘッドホンで聞くと本当に怖いからね。

(宇多丸)でも本当に素敵な素晴らしい曲だし。

(高橋芳朗)あとまださ、引き出しありそうな気がするよね。

(宇多丸)ああ、そうね。こんな曲調もできるんだっていうところもあるしね。あとこんなささやき声、ウィスパーな歌い方で、色も出せて、ちゃんと強さもあって……みたいな。これはなかなかやっぱりたしかに仰る通り、シンガーとしての力っていうところもあるだろうし。

(高橋芳朗)ライブもこれでやりますからね。本当に。恐ろしいですよね。じゃあ、続いてはリゾ。最多ノミネートのリゾの大ヒット中の『Good As Hell』。これ、10月25日にアリアナ・グランデをフィーチャーしたすげえリミックスが出たんですけども。それを聞いてみたいなって……。

(宇多丸)もうさ、そんなのズルいじゃん、そんなのさ……(笑)。

(高橋芳朗)強すぎだろう?っていうね(笑)。で、いまリゾ、すごくて。全米ポップチャートで今週のチャートでも2曲、ランクインしてるんですよね。この『Good As Hell』が4位で、前に番組で紹介した『Truth Hurts』が7位。

(宇多丸)ああ、同時ランクイン。

(高橋芳朗)で、R&Bチャートだと『Truth Hurts』が先々週まで11週連続1位だったんだけど、先週でこの『Good As Hell』に1位が切り替わった、入れ替わったという。相変わらず彼女が1位だっていうことには変わりはないです。

(宇多丸)本当に大人気なんだね。

(高橋芳朗)で、これもまずジャケットのアートワークに注目してほしいんですけど。ピンク地にリゾとアリアナの顔がぼやっと浮かび上がっている感じなんですけども。これはたぶんオードリー・ヘップバーン主演の『パリの恋人(原題:Funny Face)』のサントラ盤のアートワークをモチーフというか、引用しているのかなって思うんですけども。

(宇多丸)うんうんうん。間違いなくそうですね。

(高橋芳朗)で、『パリの恋人』って「こんな変な顔(ファニーフェイス)の子がモデルなんて務まらない」って言われたのか女の子がモデルになるというお話だから、たぶんここもそのリゾのボディポジティブ的なメッセージが託されているのかなって思います。で、歌詞もリゾがこれまで一貫して歌い続けてきた女の子を元気づけるエンパワーメントソングで。ダメ男と付き合って疲弊してる女の子に対して、「そんなヤツとはとっとと別れて、もっと自分を愛することに時間を割こうよ」っていう風に歌う、そういう内容になっています。で、日本だと先週さ、モデルの池田美優さん。みちょぱさんのTwitterの投稿が話題になっていたの、ご存知ですかね? 彼女がTwitterに水着姿の写真を投稿したら、いわゆるクソリプが付いて。「男が思ういい体というのを完全に間違えている」というリプがついたんですよね。それに対してみちょぱさんが「男に『いい体だ』と思われたくてこの体になっているわけじゃない」っていう風に主張して、賞賛されたんですけど。まさにこういうことを歌ってる曲ですね。この曲は。ちょっとゴーゴー調のリズムでめちゃくちゃ盛り上がる曲です。聞いてください。リゾで『Good As Hell Remix feat. Ariana Grande』。

Lizzo『Good As Hell Remix feat. Ariana Grande』

(宇多丸)はい。リゾ『Good As Hell Remix feat. Ariana Grande』をお聞きいただきました。

(高橋芳朗)うん。リゾの曲はやっぱり元気が出るよね。明るくなるっていうかさ。

(宇多丸)すごいソウルミュージックの伝統というか、それをはっきりと感じさせるし。ゴスペル感もあるしさ。はっきりと、正統派黒人音楽の最新版っていうところもあるからさ。

(高橋芳朗)そういうところもやっぱりグラミー審査員受けするところもあるかなって。

(宇多丸)みんなが安心して聞けるところもあるじゃないですか。ユニバーサルというか。ちなみにこれも元は古い曲?

(高橋芳朗)古い曲なんですよね(笑)。

(宇多丸)前もそうだったよね?

(高橋芳朗)そうそう。なぜか昔の曲にばっかりスポットが当たるという。

(宇多丸)前の曲にリミックスと称してフィーチャリングでアリアナ・グランデとかをくっつけて。付加価値をつけて。しかもこれ、結構前だよ? 2016年の曲ですよ、これ。

(高橋芳朗)3年前です。

(宇多丸)『バーバーショップ3』のサウンドトラックという。なんとも言えない気持ちになる位置づけ(笑)。まあでも、このリゾさんが人気に、スターになる音楽界ってすごくいいなっていう感じはすごくします。僕はすごく好きなタイプです。

(高橋芳朗)そんなわけで来年のグラミー受賞式はすごいポイントがはっきりしてるっていうか。見どころがすごく明確なので、めちゃくちゃ盛り上がるじゃないかなって。このへんのアーティストも絶対にパフォーマンスすると思うので、その演出も楽しみですね。

(宇多丸)スターがはっきりいるからな。すごいこれはいいですよ。

(高橋芳朗)そんな感じで授賞式のレポートとかもまたこの番組でもね、やらせていただけると嬉しいですね。

(宇多丸)はい。第62回グラミー賞の結果は日本時間で来年1月27日(月)ということで。

(熊崎風斗)月曜日! 来ました。これの結果は……。

(高橋芳朗)えっ、その日にそのままやるの? わかりました。はい。よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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