PUNPEE『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を語る

PUNPEE『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』について話していました。

(PUNPEE)お送りしたのはTimbaland, Missy Elliott, Magooで『Here We Come』でした。

この有名なメロディーのフレーズ、これはたぶんスパイダーマンのテーマからサンプリングされていると思われるということで。かけさせていただきました。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、マーベル、MCUシリーズのフェイズ3というフェイズが一区切りになるということで。この前の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で区切りではなくて、今回ので区切られるという。

フェイズ2もたしか『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で終わると思ったら『アントマン』までやったりとかして。なんかあるんですかね? そういう最後にポッと置くみたいな。『アベンジャーズ』じゃない感じかどうかわからないですけども。今回の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はMCUの中で二作目のスパイダーマンになるんですけども。自分の中では前作をしのぐ面白さというか。CGとかアクションシーンがすごくて。金魚鉢男のジェイク・ジレンホールもかっこよくて。すごいよかったです。

締めくくりにはばっちりというか、そういう感じでした。で、杉並の方からのメッセージです。「PUNPEEさん、こんばんは。いつも楽しく聞かせていただいております。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、見てきました。前作では少し弱かったアクションがばっちりあって、ミステリオがしっかりミステリオでありながら描かれていたのも印象的でした。PUNPEE氏もご覧になっていたら感想などを聞きたいです」。はい。

でも、ねえ。全部ネタバレになってしまうので。ネタバレ期間をまだすぎていないので、このぐらいの感じなんですけども。スパイダーマン役のトム・ホランドがYouTubeで「今回のスパイダーマン三部作では……」的なことを言っちゃって、みんなが「うん?」ってなって。「三部作……三作品出るの?」みたいなのをもう『ホームカミング』のインタビューの時に言っちゃって。「それ、言って大丈夫なの?」みたいなことを言っていて。三部作というか、「三作目もこのままある」みたいな話を……まだ噂なのかもしれないけど、あるみたいっすね。

スパイダーマン三部作

自分はなんか三作目っていうか、なにが見たいかな?って考えた時に、スパイダーマン、原作の方もあると思うんですけども。スパイダーマンの実写って映画は90年代後半ぐらいからトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドで役が3回、変わっているんですけども。で、前作の二作品はベンおじさんっていうピーター・パーカー、スパイダーマンのおじさんが亡くなったことをきっかけにスパイダーマンになるっていう。いままではそれがきっかけになっていたんですけども、今回のスパイダーマンってまだ、単純にスパイダーマンになった瞬間が描かれていないんですよね。

どういうきっかけでそうなったのか?っていうのはたぶん、メイおばさんがいるからベンおじさんもいたんだろうなっていうことになると思うんですけども。それを描きながら、新しいストーリーラインを描くのが見たいなと思いました。トム・ホランドがどうしてこういう風な性格にいま、なっていて……っていうのがトム・ホランド版のピーター・パーカーでわかったらすごいいいんじゃないのかなって思いました。

で、なんかマーベルって結構リローンチっていうかリブート……結構その設定を変えたりすることがコミックスではあって。だからもしかしたら、実はおじさんの死がスパイダーマンになったきっかけじゃなかったっていうのもいいかもしれないですよね。まあでも、おじさんはいまいないからおじさんなのかもしれないですけども。それが見たいなと思いました。

あとは『ファー・フロム・ホーム』はゼンデイヤのMJとピーターの関係の感じがどんどんなっていくのもすごいいい感じでよかったです。はい。

いまも公開中ということなので。新しく池袋にできるデカいレーザーIMAXでも公開するらしいので、そこでも見れたら見ようかなと思っております。はい。というわけで尽きるのことのないMCU、マーベルのコミックスの映画の話でございました。

で、メッセージを読みます。「PUNPEEさん、こんばんは。冷房をつけないと寝れない暑い夜が増えてきました。クールダウンにうってつけなBGMとして『SOFA KING』を楽しませてもらっています。最近、7月1週目にびっくりしたのはホットトイズからスタン・リー宇宙服Verのフィギュアがトイズフェア2019に出展されるので、ニヤリと笑みを浮かべて宇宙から手を振るポージングだったり、星になって宙から見守っているようにも見えて、なんとも粋じゃないかと思いました。個人的には新しく出る太っちょソーのフィギュアもいいと思います。Pさんの好きなフィギュアなどありましたら、お聞かせください」。はい。

ホットトイズっていう自分も自分版アイアンマンを作ってもらったすごい完成度の高いおもちゃの会社があるんですけども。

PUNPEE ホットトイズPUNPEEカスタムアイアンマン製作を語る
PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で「アベンジャーズ エクスクルーシブ・ストア by ホットトイズ」で展示したPUNPEEカスタムのアイアンマンフィギュア製作についてnozle graphics a.k....

自分はティチャカっていうブラックパンサーの親父のやつと、キャプテン・アメリカのコンセプトアート版っていうのとあとアイアンマンの3体を持っているんですけど、結構値段はするやつですね。で、その等身大の1/6っていうサイズのラインナップを結構主に出したりしているメーカーなんですけど、そこからスタン・リー。マーベルで結構アイコン的だった、昨年亡くなったおじいちゃんがいるんですけども。

PUNPEE スタン・リーを追悼する
PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で亡くなったアメコミ界の巨匠スタン・リーさんを追悼していました。

そのスタン・リーの宇宙服版のフィギュアが出るっていうのを見たんですね。

スタン・リー宇宙服フィギュア

そしたらもう、自分のアートワークとかをやってくれているTSUNEさんから速攻で電話がかかってきて。「PUNPEE、これは、これはちょっとマジでなんとかならないかな?」みたいな(笑)。「買いだよね!」みたいな感じで。自分もすごいほしかったんで。たぶん『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』のバージョンのスタンだと思うんですけども。なんにせよ、お値段が結構するもので。大人のコレクター的な良さ、魅力があるホットトイズ。自分もたまにお世話になっておりますけども。これはチェックして買おうと。

でもこれ、ハマったら結構大変なことになりそうな気もするんですけども。それを自分の励みとして、これからもいろいろとハッスルしていっぱいいい曲を作っていこうかという、そういうケツを叩くきっかけが大事なのでと思います。なので、この方にもステッカーとCD-Rをお送りしておきます。ありがとうございました。

で、『SOFA KING FRIDAY』の67回目もそろそろ終わりになるんですけども、ホットトイズの打ち上げ。この前の『インフィニティ・ウォー』とか『エンドゲーム』のイベントが終わった後に打ち上げがあるんですけども。それを前にアイアンPを作ったこともあって誘われたりするんですけども。それにTSUNEさんと水戸のラッパーのGOCCIさんと一緒に行ったんですけども。GOCCIさんもフィギュアとかおもちゃに詳しくて。「ホットトイズは昔ね、目を動かせるフィギュアをいちばん最初に作ったんだよね」って言っていたり。それをチェックしていたみたいで、そんな話もできたんですけども。

その時にスパイダーマンの話になって。『ファー・フロム・ホーム』じゃないですけども。GOCCIさんに「はじめて見たスパイダーマンってなんでした?」って聞いたら、「セサミ・ストリートによく、普通に客演みたいな感じでよくスパイダーマンが出ていた。70年代とかに」って言っていて。「へー!」って。「その後はやっぱり東映版だよね」って。日本の東映でやっていたスパイダーマン。もう完全にオリジナルドラマっていう感じで日本でやっていたらしいんですよ。1979年かな? それが海外のヘッズにも人気で。やっぱり変な感じなんでしょうね。日本のスパイダーマンっていうことで。

で、それにアメリカのスパイダーマンでは考えつかなかったデカいロボットが出ているんですよね。レオパルドンっていう。結構知っている人は知っている、すごい有名な話なんですけども。で、そのデカいロボットを呼ぶということがスパイダーマンで成功したことから、その後の戦隊モノでもデカいロボットを呼んで合体させたりという文化が始まったらしくて。

意外とその日本の戦隊モノのカルチャーにも貢献しているスパイダーマン、東映版のやつがあるんですけども。それのテーマ『駆けろ!スパイダーマン』。ヒデ夕樹さんという方の曲をかけて終わろうと思います。というわけで板橋区のダメ兄貴、あなたの親愛なる隣人の凡人がお送りする退屈しのぎの退屈な30分間、今回もありがとうございました。次回も適当によろしくお願いいたします。さよなら、さよなら、さよなら……。

『駆けろ!スパイダーマン』

<書き起こしおわり>

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