PUNPEE ビート制作機材とMPCを語る

PUNPEE ビート制作機材とMPCを語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中でビートを制作する機材についてトーク。AKAIのサンプラー、MPCなどについて話していました。

(PUNPEE)メッセージ、もう一通。茨城の会社員の人。自分のばあさんが住んでたところと一緒ですね。岩間の方。「PUNPEEさん、こんばんは。毎日PUNPEE氏の曲に力をもらって日々、生きております。早速ですが自分はビートメイクに興味があります。おすすめのMPCはありますか?」。自分は基本、最初トラック作り始めた時はZoomっていう会社のST-224っていう、それこそすごいスペックはあまり大きくない機材……2、3万円ぐらいので作っていて。パッドもゴムの横長っぽいやつなんすけど。

そこから「ビートが太くならない」って、それを理由にMPCに乗り換えたっていうか。最初、自分の弟が買ったんですけど、「それ売ってBMXを買う」って言い出したから「じゃあ、俺が買うよ」って言って弟から買い取ったのがMPCで。MPCっていうサンプラーっすね。それでヒップホップの曲を作るんですけど。それが初めてのAKAIというメーカーのMPC。名機と言われてるやつですね。で、MPCにもいろんな種類があって、自分は2000XLっていうのを使ってたんですけど。

弟・5lackから買い取ったMPC2000XL

うーん、まあでもサンプラーって楽しいからな。でも、パソコンのソフトを買って、パソコンに外付けのパッドを付けて、それで叩いていまプログラムするっていう機材がいっぱいあるんで。もしかしたらその方がいまは手っ取り早いのかもしれない。まあデジタルになっちゃうんすけど。人によってはなんか「最初はアナログ機材から入れ!」っていう人もいると思うんですけども。

なんだろう? そのパッドを使ってから後でアナログ機材を買ってもいいと思うし。言ったら、アナログ機材という物ですね。物としてある機材ってそれを通すと音が変わるから。それによってその味が出るっていう感じもあると思うんですよね。なので自分はいまは最初、パソコンの中でそういう編集ソフトを買って、そこにつける外付けのパッド……AKAIっていうMPCを出している会社も、もう何年も前からパソコンのパッドとかも作ったりしてるんで。そういうの買ってもいいのかと思います。

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これ、前もblock.fmっていうラジオ局で自分が月イチでラジオをやっていた時にもかけたんですけども。はじめてMPCで自分が作ってラップを乗せたっていう曲があって。言ったら2003年とか……16年前ぐらいに作った曲なんですけど。いまではなんかすごい光栄なことに「どうやってそのメロディーを作ってるんですか?」とかってフックのメロディーを言われたりとかも。すげえ、まだまだ全然なんですけども、言われたりもするんですけど。この時、これを作った時、自分がまさかフックでメロディーをつけて歌うなんてのは想像もしてなかった頃の時代の曲っすね。

これ聞いたら結構、作り始めのやつ、自信がつくのでは? みたいな気も少しする。「いま、割とそれなりにメロディーとかフックとかPUNPEEできているけど、最初はこんなクソだったのか? もっとクソだったのか!」みたいなのを感じれるっていうか。自信にしてみてはと。わかんないですけども。自分もまだまだまだこれからなんで、あまり大したことは言えませんが。まだ精進したいと思いますが。よかったらその同級生のヤマピーっていうやつと作った、初めてMPCで組んだ曲なので聞いてみてください。どうぞ。タイトルはないです。その後、コマーシャル。

PUNPEE『NO TITLE』

<書き起こしおわり>

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