PUNPEE 『ヴェノム』を語る

PUNPEE 『ヴェノム』を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で映画『ヴェノム』について話していました。

(PUNPEE)で、メッセージ。千葉県の方。「PUNPEEさん、こんばんは。いつも楽曲に元気いただいてます。先日、『ヴェノム』を観てきました。とても面白かったです。マーベル作品にはヴェノムのように、悪役なのにどこか好きになってしまうようなヴィランがたくさんいます。好きなヴィランはいますか? 教えてください」。はい。あとは、福岡の男性の方。「PUNPEEさん、こんばんは。いつも楽し聞かせていただいてます。この前、母親と2人でマーベル最新作の『ヴェノム』を映画館に見に行きました」。お母さんと2人で『ヴェノム』っていいっすね。なんか、うちはあんまり想像できなそうですけども(笑)。

「……ストーリーからキャラクター、エンドロールで流れたエミネムなど、2時間ちょっとがあっという間と感じるほど面白かったです。先日、マーベルヒーローの生みの親であるスタン・リーさんが亡くなられました。僕はスタン・リーさんのことはあまり知らなかったので、ニュースでこの方がマーベルヒーローの生みの親であると知ってとても驚きました。PUNPEEさんはマーベルヒーローとの出会いはどのようなものだったのか、よければ教えてください」。

前回もスタン・リー氏と自分の思い入れの話しとかは話したので。もし聞いてなかったら前回の放送をRadikoなどで聞いてもらえたらと思います。

PUNPEE スタン・リーを追悼する
PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で亡くなったアメコミ界の巨匠スタン・リーさんを追悼していました。

で、『ヴェノム』なんすけど、結構前に見に行って。全然実は話せてなくて。なんか自分的には結構好きで。自分の友達も、「自分はそんなにでしたね」っていう人と、「いや、めっちゃ好きでした」っていう人の二手にわかれていて。自分はなんか批評家の人の1人に、「2004年からタイムスリップしてきたようなマーベル映画」みたいなことを言っていて。それ、結構ディスなのかな?っていう風にも思ったんですけど(笑)。でも、たしかになんか、CGの感じとかが最近のサノスとかを見ちゃうとちょっと荒削りな感じもあったりとかして。「ああ、そういうことが言いたかったのかな?」って思ったんですけど。

90年代の終わり頃に見た『スポーン』っていう、イメージコミックスっていうところのコミックの映画があるんですけど。結構それを見てる感じがあって。「えっ、『スポーン』?」みたいな。その『スポーン』の映画もあんま評判良くなかったんですけど、自分的には結構若かったというか、全然中学生とかだったから。「バイオレーター、かっこいい!」みたいな。そういうキャラクターがいて感動した記憶があって。

何か「そこまで綿密に作り込まれたストーリーとかじゃないけど、なんかかっこいい。かっこいいからいいじゃん! 細かいことは、いいじゃん」みたいな感じで見れてた時の良さがあって。あとはトム・ハーディと寄生されたヴェノムっていうシンビオート、宇宙から来たコスチュームっていうか。Twitterで誰かが「ごはんですよみたいな質感」って書いていて。「あっ、本当だ!」って。家に帰ってごはんですよを見たら、CGがごはんですよみたいな質感で作られていたりしたんですけども(笑)。

ごはんですよ感

その2人のやり取りがよくて。結構ヴェノムが情に弱いというか、割と人間の気持ちとシンクロしている部分のあるキャラクターで。そういうところもMETEORくんが言うところのバディもん(バディ物)っていう感じがして、自分は結構好きでした。で、この後にもしかしたらスパイダーマンと共演するのかな? なんて思ったら結構ワクワクした感じでした。見てない方はぜひ、見てみてください。

自分が最近読んでいたのは、ヴェノムって実はあんまり詳しくなくて。エディ・ブロックっていう新聞記者の人が寄生されちゃって、そうなったっていう。自分が最近輸入して読んでいたのは、『Carnage, U.S.A.』っていう本で。ヴェノムっていろいろとあって、結構前に宿主がちょっと変わっていて。原作だと。エディ・ブロックじゃなくて、フラッシュ・トンプソンっていうスパイダーマンのことをいじめてる……スパイダーマンがまだスパイダーマンになる前の同級生みたいなキャラクターがいて。

そのフラッシュ・トンプソンがスパイダーマンの人間の時のピーター・パーカーのことはすごいいじめるんですけど、スパイダーマンのことはめっちゃ崇拝してて。正体は知らないから。で、スパイダーマンのファンクラブとかをたしか作るんですよね。ん? 作ったのかな? とかで、まあスパイダーマンを崇拝してて。で、なんかどこかの戦争に行った時に結構スパイダーマンのことを思い出しながらアメリカ兵として敵の軍と戦った、みたいなストーリーがあって。そしたら、その戦争で足を失っちゃうんですよ。勇敢に戦って。

で、時が経つにつれて、そのピーター……スパイダーマンのことはいじめなくなってきたりして、結構仲良くなっていたりしていくんですけど。で、ひょんなことからヴェノムに寄生されちゃうんですよ。で、割とエディ・ブロックの後の宿主としてそのフラッシュ・トンプソンがヴェノムだったんですよ。最近。エージェント・ヴェノムっていう名前で結構活躍してたりっていう。

そのストーリーを読んでみたくて、最近その『Carnage, U.S.A.』っていうのを読んだりしていました。で、そのエージェント・ヴェノムになってからはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに入ったりとかいろいろ紆余曲折して、最近なんかまたちょっとあったらしいんですけど……っていうストーリーが好きで読んだりしてたんで。ヴェノム、なんか今後もスパイダーマンのトム・ホランドとかと共演するのも楽しみという感じす。またもう1回ぐらい見に行けたら行こうかと思っております。

というわけでお送りしました『SOFA KING FRIDAY』、ぐだぐだ話してたら今週も30分、あっという間に経ってしまいました。最後にかけるのは『進針』という5lackの新しく出た『KESHIKI』というアルバムから1曲、かけようと思います。11月21日に、こちら配信なしで。まあ本人っぽいっちゃあ本人っぽいやり方で出た『KESHIKI』という、CDで発売されております。その5lackの『進針』という曲で終わろうと思います。

KESHIKI
Posted at 2018.11.24
5LACK
高田音楽制作事務所

『SOFA KING FRIDAY』、あなたの深愛なる隣人の凡人……この「親愛なる隣人の凡人」っていうフレーズなんですけど、実はスパイダーマンから取っていて。スパイダーマンって「あなたの親愛なる隣人」という別名があって。そこからサンプリングさせていただいております。はい。そのPUNPEE、今回も退屈しのぎの退屈な30分、お楽しみいただけましたでしょうか? というわけでまた次回。さよなら、さよなら……。

5lack『進針』

<書き起こしおわり>

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