(中略)
(澤部佑)もうだから作ってもらった方がよかったね。
(岩井勇気)よかったね。
(澤部佑)でも、作ってもらってオプションで金を払ってさ、作りに来た人が「はあ? なにこれ? はあ?」って……。
(岩井勇気)なっちゃうよ。
(澤部佑)「はあ? 無理じゃん!」。
(岩井勇気)「1個、ないじゃん! はあ? 意味わかんないじゃん。はあ?」って。知らないやつがキレてんだよ、家で(笑)。
(澤部佑)知らないやつが自分の家でキレてるの、いちばん嫌だね(笑)。
(岩井勇気)棚って本当に爆弾だからね、あれ!
(澤部佑)フハハハハハハッ! そんなことないよ! 別にちゃんと作れるんだから。落ち着けば。
(岩井勇気)本当に怖いよね、棚。
(中略)
(岩井勇気)いや、本当に辞めるかもね。
(澤部佑)辞める?
(岩井勇気)本当に、芸人を。もうヤバい。棚が来ちゃったから。
(澤部佑)棚が来ちゃったから? ええっ?
(岩井勇気)もう意味がわかんないじゃん、これ。ほら、もう本当にわけわかんないじゃん?
(澤部佑)いやいや、ええっ?
(岩井勇気)ってなるでしょう? で、俺ももうその状態のまま仕事に行っちゃうから。
(澤部佑)いや、ヤバいじゃん。その……ええっ?
(岩井勇気)その状態で。
(澤部佑)キレたまま? うわっ!
(岩井勇気)そうそう。「だって、家で棚ができないから!」って。そうするとお前が「いや、できるでしょ?」みたいな。
(澤部佑)言うよ、そりゃ。
(岩井勇気)「そんなの、説明書を見ればできるよ」「やってっから、さんざん!」って。
(澤部佑)フハハハハハハッ! 「いや、できるじゃん?」。
(岩井勇気)「いや、やってるから、別に!」。
(澤部佑)「いや、それは見落としてるんだろ、お前が?」。
(岩井勇気)「違う違う、もうそこ、3周ぐらい通ってっから! 俺!」。
(澤部佑)「いやいや、1人でやっているとそうなっちゃうんだよ。1ヶ所見落として」。
(岩井勇気)「違う違う、絶対にそう。これ、マジでないから。本当に1個!」って。
(澤部佑)いやいや、「マジでないから。1個」まで行ってないわけでしょう? いまのあなたは。
(岩井勇気)行ってない(笑)。
(澤部佑)開けてないから。別に(笑)。
結局、説明書を見ただけ
(岩井勇気)説明書を見て、「ああ、このタイプの棚だ……ダメだ、これ!」ってなって(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハッ! なにもしてないんでしょう?
(岩井勇気)してない、してない。
(澤部佑)すごいよね。すごいよ。ただ、俺もそうなっちゃうからさ。どちらかというと。「はあ? 無理じゃん! なにこれ、はあ? 意味わかんない!」って俺もなっちゃうから、子供部屋で本当にちっちゃい、おもちゃのボックスとかを入れるための横に長い低い棚みたいなのを作ったんだけど。IKEAで買ってさ。それ、俺はもう途中で「はあ?」ってなっちゃって。「無理じゃん!」ってなって。そしたら奥さんがその後全部きれいに作ってさ。「できんのかよ!」って(笑)。
(岩井勇気)本当、IKEAはヤバいよね。IKEAの説明書(笑)。本当にIKEAの説明書はヤバいよね。書いてないんだから。
(澤部佑)やっぱり日本のに比べると、そうなのかな? ちょっと、ねえ。
(岩井勇気)「ここが間違いやすいです」みたいなところ、書いてないからね。
(澤部佑)「ここが間違いやすいです」も書けないじゃん。向こうからしたら。
(岩井勇気)日本とかは1000回作って、10000回作ってから説明書を書いていると思うよ、たぶん。
(澤部佑)「ここが悩みがちだな」とか。
(岩井勇気)絶対に書いてあるもん。そんな感じで。
(澤部佑)「イーッ!」ってなるね。
(岩井勇気)俺、折っちゃうからね。最終的に。
(澤部佑)フハハハハハハッ!
(岩井勇気)マジで。「もう意味わかんない!(バキッ!)」って折って。「はい、もう……!」って。
(澤部佑)フハハハハハハッ! 「はい、もう作れません!」って。
(岩井勇気)作れない。「はい、もう壊れたー!」って。それでもう捨てだから(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハッ!
(岩井勇気)プラスチックとかだったらそうだよ。本当に。
(澤部佑)なっちゃう? 手が出ちゃう?
(岩井勇気)そんな、なんか入れるところとかもバキッて折っちゃう(笑)。力を入れて「ああーっ!」ってなって。
(澤部佑)バキン!って。「はい、ほらもう、ダメじゃん。はい、ダメにした!」っていうね。あるね。人間っていうのは。
(岩井勇気)マジであるね。
<書き起こしおわり>
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