ハライチ岩井 本棚づくりの恐ろしさを語る

ハライチ岩井 本棚づくりの恐ろしさを語る ハライチのターン

(岩井勇気)そうそう(笑)。作っていて、だいたい作るのは親父なんだけど。「ねえわ。なにこれ? 無理だわ……」って始まって。

(澤部佑)フハハハハハハッ!

(岩井勇気)「はあ? いやいや、これ説明書と違うじゃん! いや、これはダメだ。不良品だわ。これ、もうできっこないわ。これ、もうダメ。本当にダメ。捨て、捨て。捨てだわ!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ!っていう言い方してたの

(岩井勇気)うん(笑)。「捨てだわ、これ!」って(笑)。だいたい。「ああ、もうダメだ、これ。捨てだわ、捨て。捨て捨て!」って。「捨てといて」とか言うんだけど。で、母親が来るわけ。「えっ、なになに? どうしたの?」みたいな。「いや、いいよ。これ、だからもう捨てだから!」みたいな感じになって。

(澤部佑)むちゃくちゃキレてんじゃん(笑)。

(岩井勇気)「なんなの、これ?」「いや、でもやってみようよ」みたいな。「いや、もう無理だから。だって、ないから」「探せばあるんじゃないの?」みたいな。「だからこのパーツがこうなんじゃないの?」みたいに言ったら、「いや、そんなの……だから、もう何回もやってるから! もうやってっから! 触るな、もう。ないんだから、これ。触ってやったところで、ないから。もう捨てだから、これ!」って。

(澤部佑)あ、出た。「捨て」(笑)。

(岩井勇気)「捨て。捨て。これ!」ってなって。でさ、「ちょっとやってみるわ」って母親も言って。「いや、いいよ、いいよ!」ってなって。

(澤部佑)めちゃくちゃキレてる(笑)。

(岩井勇気)で、もう部屋に行っちゃうんだよ。親父は。で、しばらくたって母親も結局できないの。

(澤部佑)できない?(笑)。

(岩井勇気)結局できないの。で、しばらくしてさ、親父も戻ってきて。「ほら。ほらな。できないじゃん?」ってなって。で、母親も「じゃあちょっとその会社に電話してみる」みたいな話になるんだけど。そしたら「いいよ、もう。電話しなくて。もう捨てなんだから」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ! 黄金フレーズ(笑)。

(岩井勇気)で、電話したらやっぱり「部品、入ってませんでした」っていう話になって。で、父親も「はあ? なんなんだよ、それ?」みたいな感じになって。で、「来るの、3日後だって」「なんなんだよ……」ってなって。それで3日後に来るじゃん? そうするとやっぱり親父、やらないのね。来ても。

(澤部佑)なるほどね。

(岩井勇気)もう作らないの。「もういいわ」ってなって。でさ、母親が「じゃあ、作ろうか」みたいにやり始めるんだけど、でっかい棚とかだと1人でできないわけ。「はあ……」ってなって。妹にさ、「ちょっと手伝って」みたいな。「ちょっと、これ1人じゃできないから」みたいになったら妹が「なんで? なんでこんなの、やらなきゃいけないの? お父さんは?」みたいな。「いや、お父さん、もうやらないから……」みたいな(笑)。

(澤部佑)「お父さん、もうやらない」(笑)。

(岩井勇気)「もうやらないから……」「嫌だよ。やりたくない」みたいな感じになって。「じゃあ、もういいわ」みたいになって。そうすると母親が「勇気、ちょっと手伝って」みたいな。「いや、なんでよ?」みたいに俺もなるのよ(笑)。

(澤部佑)まあ、そうだろうね。

(岩井勇気)「でも、1人じゃできないし」みたいな。「チッ……クソッ!」ってなって手伝いだすじゃん?

(澤部佑)ああ、やるんだ(笑)。

(岩井勇気)そうやって手伝いだすと、「なに? 妹は手伝わないの?」みたいになるでしょう?

(澤部佑)「俺だけかよ?」ってね。

(岩井勇気)そうそう。そうすると母親が「やりたくないんだって」とか言うじゃん? 「やりたくないってなんだよ?」って俺はなるのね。「なによ、やりたくないって?」って。で、妹の部屋に行って「なに? やれよ、お前も!」って(笑)。

(澤部佑)なんだよ(笑)。

(岩井勇気)「やれよ!」って。「なに? お前は『やりたくない』でやらなくて、結局俺に回ってくんだよ。結局俺に回ってくるの、わかるじゃん? やれよ!」「いや、なんでよ?」みたいな。「はあ?」「ふざけんなよ!」ってケンカになっちゃうのね。

(澤部佑)みんな怒ってるじゃん……。

(岩井勇気)で、結局妹が泣いちゃって。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)「ふざけんなよ、テメー!」ってなって。妹、泣いちゃって。で、自分の部屋に行っちゃって。で、ベッドに突っ伏したりなんかして。そしたらさ、そんなのを知らない父親が妹の部屋に行って「どうしたんだ?」みたいになったら妹は「お父さんのせいでしょ! ふざけんなよ!」みたいな。

(澤部佑)お父さん、びっくり(笑)。

(岩井勇気)「お父さんのせいでしょ!」みたいになって。結局、棚のせいで一家がもう離散になっちゃうの。

(澤部佑)岩井家が。

(岩井勇気)もう崩壊しちゃうの。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)棚のせいで。もうヤバいかんね。棚って。一家崩壊しちゃうから。

(澤部佑)いやいや、それは別に普通に作れるけどな(笑)。

棚で一家崩壊

(岩井勇気)棚って本当にヤバいから。本当に棚って、本当に全員をケンカさせちゃって。棚が来ることによってもう一家がめちゃくちゃになっちゃうからね。

(澤部佑)いやいや、別にそんなことないって(笑)。別にキレずに作る人もいるって。

(岩井勇気)ヤバいよ、お前の家も棚が来たらヤバいからね。

(澤部佑)いや、うちは別に大丈夫だよ。

(岩井勇気)本当、離婚だよ(笑)。

(澤部佑)いや、別にうちはちゃんと作ったよ、棚!

(岩井勇気)いやいや、もう無理無理。本当に複雑。俺の家にある棚、お前の家に送ってやるよ! ヤバいことになるからね。家庭崩壊(笑)。

(澤部佑)やめてくれよ! なんだよ、それ!

(岩井勇気)そんなことを考えてたら、もうできないの。棚、作れないの。いま、棚は箱に入れて置いてあるんだから。

(澤部佑)ええーっ!?

(岩井勇気)うん。だからもう、捨てだよ。

(澤部佑)おおっ!

(岩井勇気)棚捨て。

(澤部佑)色濃いDNAが! 受け継がれている!(笑)。

(岩井勇気)捨てだよね。

(澤部佑)捨てだ、もう。

(岩井勇気)うん。おしまい。家に棚が来ちゃったら(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ!

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