安住紳一郎 25年前の孤独な成人式と記念品サボテンのその後を語る

安住紳一郎 25年前の孤独な成人式と記念品サボテンのその後を語る ラジオ

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で25年前に自身が参加した埼玉県与野市の成人式についてトーク。その成人式で感じた孤独や記念品のサボテンとの語らい、そしてそのサボテンのその後について話していました。

(安住紳一郎)さて、明日が成人の日。繰り返しになりますけども、全国で今年は125万人の方が新成人のお祝いということになるようです。年々ね、人数が減っていっているんで。私たちの頃には「200万人」とか言われたんですけど、いまはだいたい同学年は120万ぐらいで落ち着いているんでしょうかね。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)いまから25年前、私のハタチの頃……私にもハタチの頃がありまして。もう25年も前になるんですね。驚いてしまいましたが。成人式が当時は1月15日で固定されていましたが。ハッピーマンデー制度がまだありませんでしたので、毎年1月15日が成人式、成人の日でしたね。よく情報番組などでは「みなさんの成人式はいかがでしたか?」なんていう司会者の軽快な質問があったりするんですけども、なかなか一言では答えづらいという……。

(中澤有美子)フフフ、そうですね。本当にそうですね。

(安住紳一郎)複雑な思いがいろいろありまして。長年、番組にお付き合いいただいている方は少し思い出している節もあるかもしれませんが、私は成人式には大変に苦々しい思い出があります。というようなことをこの番組で話したのすら、さっき調べたら2009年でもう10年も経っているんですって。

(中澤有美子)へー!

安住紳一郎が語る 地方出身者の孤独な成人式の思い出
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で2009年1月に話したトークの書き起こし。北海道出身の安住さんが埼玉県与野市の成人式で味わった、想像を絶する孤独感について語っていました。 (安住紳一郎)それから、成人式ですね。 (中澤有美子)...

(安住紳一郎)嫌な話を聞いちゃったって思って。その話をした出来事でさえ、二分の一成人式を迎えちゃっているっていうことですよ。

(中澤有美子)フハハハハハハハッ! アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)私がラジオで自分の成人式が苦々しいっていう話をしたのでさえ、二分の一成人式を迎えているということですから。年配のみなさん、「二分の一成人式」って知っていますか? 最近の小学生をお子さんに持っている方は常識なんでしょう? 二分の一成人式っていうのは。

(中澤有美子)うん。

(安住紳一郎)いまは10歳の時に小学生4年生ぐらいが多いんですか? いまは10歳の時に小学生で二分の一成人式というのをやってくださるようですよ。都内では公立小学校の半数くらいが取り組んでいるということですけども。2月下旬ぐらいにあると私も友人から聞いたことがありますが。子供たちがスピーチをするということで。父親・母親の前で学校で教室で。スピーチを暗記したりして、青年の主張10歳版というようなイメージになるんでしょうか? 親から子供への手紙があり、子供から親への手紙があり。そして未来への希望とか僕(私)が生まれた時みたいな話をするということで。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)もう保護者たちは涙、涙ということらしいんですけども。「卒業式よりも小学生の行事の中でいちばん印象に残るのが二分の一成人式だ」というような声も多くあるようですが。

(中澤有美子)はー!

(安住紳一郎)一方、「親を感動させるのが初等教育の目的ではないっ!」という……まあね、気持ちは両方わかりますよね。

(中澤有美子)フフフ、ええ、ええ。本当に。

(安住紳一郎)「親をサプライズで感動させるための初等教育ではない!」っていうね。まあ、気持ちはよくわかりますよね。なんでもサプライズ、サプライズって言ってっていう。

安住紳一郎 サプライズ好きへの異議申し立て
安住紳一郎さんが2013年8月にTBSラジオ『日曜天国』でしたトークの書き起こし。サプライズが苦手な安住さんが、サプライズ大好きな人々に対し、異議申し立て。サプライズに対する思いを熱く語っていました。 (安住紳一郎)さて、みなさんは、サプラ...

(中澤有美子)そういう声が一定数あるんですか?

(安住紳一郎)わかんないけれど。

賛否がわかれる二分の一成人式

(中澤有美子)安住さんのご意見?

(安住紳一郎)いや、一応放送法に則って、両論を併記しているわけさ。

(中澤有美子)ああ、そういうことですか。はい(笑)。両論併記(笑)。

(安住紳一郎)難しい時代になったよ……。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)だってほら、「二分の一成人式というのがずいぶんと流行っているみたいですね」っていうと、「いや、私は教育者ですけども二分の一成人式に対しては否定的な意見を持っています」みたいなの、当然そういうお声もあるので。両論併記。大変。話す時間がながくなっちゃったね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)私、子供いないからどっちでもいい。

(中澤有美子)フハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)「知らね」っていう話なんですけども。お好きなようにどうぞ。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)話が蛇行しておりますが、私が成人式から泣いて帰ってきたっていう話をしたのが10年前ですよ。

(中澤有美子)10年前ですか。

(安住紳一郎)ずいぶん前。この10年で世の中も変化してきたような印象がありますね。さっき、インターネットでいろいろと記事を見ていたら、「成人式に対して嫌な気持ちを抱いている人が新成人の30%はいる」っていう記事を見つけて。フムフム……と読み漁ってしまいましたけども。10年前はこのテイストの記事の出る風は世の中に吹いていなかったような気がしますね。私、10年前は相当、気分を作って思い切って声を震わせながら自分の過去を告白した思いがありますよ。当時は相当勇気を持って、自分の成人式の辛い思いを告白した気がするなと。10年でね、少数派たちが思いを口にする機会が飛躍的に増えたんだなと、改めて感慨にふけっておりました。

(中澤有美子)そうですね。ええ。

(安住紳一郎)私の10年前の涙の告白を今日、10年経ちましたのでもう一度、聞いていただきたいと思います。10年前の放送です。私が成人式に出たものの、泣いて帰ってきたという話です。

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