安住紳一郎と小野尾勝彦「コスモス」ガチャガチャを語る

安住紳一郎と小野尾勝彦「コスモス」ガチャガチャを語る 安住紳一郎の日曜天国

カプセルトイ研究家の小野尾勝彦さんが2021年12月5日放送のTBSラジオ『日曜天国』にゲスト出演。安住紳一郎さんと「コスモス」のガチャガチャについて話していました。

(安住紳一郎)あの赤とかオレンジの怪しい「コスモス」っていうのはその後にできる会社なんですか?

(小野尾勝彦)そうですね。1977年にコスモスさんはできまして。コスモスさん、ご存知ですか?

(安住紳一郎)コスモス、知ってますよ! あのコスモスの文字のデザインがすぐに思い出せるぐらい、もう怪しいったらありゃしない。子供ながらに「この会社、怪しいな」って思っちゃって(笑)。

(中澤有美子)へー!

(小野尾勝彦)安住さん、知っているんですね。コスモス帝国って言われていて、全て……市場の80%ぐらいをコスモスさんがずっと牛耳っていたんですよね。ただ、あまりにも粗悪品を作ったりとか、ニセモノを作りすぎまして。この世からなくなってしまったんですが(笑)。社会から抹殺されてしまいました。

(安住紳一郎)フフフ、あれですよね。ビックリマンチョコで完全にもう最後でしたよね?

(小野尾勝彦)はい。ドッキリマン(笑)。あの「ロッテ」じゃなくて「ロッチ」っていう名前で売ってしまって。それが……シールの裏側が「ロッチ」ってなっていて。それでお母さんたちがすごい怒り、版権元も「ふざけるな!」という話になり。訴訟が起きて、はい。なのでそこからコスモスさんはなくなってしまいましたが。

「ロッテ」ではなく「ロッチ」

(中澤有美子)なんかうっすら覚えている。

(小野尾勝彦)ただ筐体はたまに残っていますよね。

(安住紳一郎)そうですか。

(中澤有美子)ビックリマンシールのもうひとつのラインとして、ありましたね。

(安住紳一郎)まあ当然ね、やってはいけないことなんですけども。当時は微妙なグレーの中で……。

(小野尾勝彦)安住さんもやられていたんですか? 年齢的にやっているのかな?

(安住紳一郎)やってますよ。ちょっとだからね、怪しい……。

(小野尾勝彦)箱でした?

(安住紳一郎)いや、私は箱はあまり見なかったんですけども。20円の方の小さいもので、なんかよくわからない、ポカリスエットみたいなおみくじが出てくるので、「うっかりスエット」みたいなのがあったりとか。子供ながらに「弱いな」って思ったりして(笑)。

(中澤有美子)うっかりスエット(笑)。

(小野尾勝彦)うっかりスエット、いいですね(笑)。

(安住紳一郎)「チョロカー」とかね。なんかね。

「チョロカー」

(小野尾勝彦)チョロカーはヤバいっすね(笑)。もう元々はチョロQですからね。それがチョロカーって……昔、いい時代ですよね。そういうの、スレスレでみんなできたから。みんな、優しい時代で。

(安住紳一郎)今だったら即日抗議ですよね?

(小野尾勝彦)もう速攻ですね。今はヤバいですね。もうジャンジャン電話が鳴っちゃいますね(笑)。

(安住紳一郎)そうですか(笑)。

<書き起こしおわり>

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