安住紳一郎と福島暢啓 一人旅を語る

安住紳一郎と福島暢啓 一人旅を語る ラジオ

安住紳一郎さんがMBSラジオ『MBSラジオ亥の一番!次は~新福島!猪ベリグ大新年会!』に出演。福島暢啓さんとともに趣味の一人旅や旅先でしていることなどについて話していました。

大人のひとり旅 (TJMOOK)

(福島暢啓)さっき、古舘さんがなんでもいろんなことを知識の幅が広いっておっしゃってましたkど、安住さんも本当になんでも知ってらっしゃいますよね? 私、入社1年目、2年目の時に初めてお会いさせていただいたのがいまから7年ぐらい前で。私、その時のことは覚えてらっしゃらないんじゃないかなって思っていたんですけども。

(安住紳一郎)覚えているよ。

(福島暢啓)言ったら東京の恵比寿という、私はテレビでしか聞いたことないような地名の場所に集合して。当時、『知っとこ!』という番組をやっていた司会者の松嶋尚美さんと柳原可奈子さんと富岡佳子さんというモデルさんがいて。で、いろいろとみんなでしゃべるんですけど、安住さんが女性ファッション雑誌の話を富岡さんがなさった時、もうずっとそれに合うような固有名詞がどんどんどんどん出てくるので、私はびっくりして。「なんでそんな女性ファッション誌にお詳しいんですか?」って聞いたら「誰でも知ってるよ」っておっしゃったのがすごく鮮烈に覚えてるんですよ。

(安住紳一郎)ずいぶんイヤミな言い方をしたね。ごめんなさい。傷ついたでしょう? その時に。

(福島暢啓)いやいや、すごいなと思いまして。「ああ、それが当たり前になんなきゃいけないんだ」と思って。

(安住紳一郎)そうですか。それはたぶん富岡さんの手前、「誰でも知ってるんじゃない?」って言ったのかな。じゃあ、きっと。

(福島暢啓)でも事前に別に調べてきたわけじゃないでしょう? モデルさんが来るから……って思って調べてきたわけじゃないでしょう? 頭の中に入ってるわけじゃないですか。

(安住紳一郎)でもまあ、そこそこ普通じゃない? それは。あなたがファッションに興味ないからだよー。

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(福島暢啓)フフフ、そういうことなんですかね? でも、世の男性でそんなに女性のファッション誌に詳しい人って……。

(安住紳一郎)そう?

(福島暢啓)詳しいっていうか、あれだけ数が出てくる人って。パッと「じゃあ、言って」って言われても私、ひとつも出てこないですもん。

(安住紳一郎)それは福島くんの良さだもの。

(福島暢啓)良さですか?(笑)。「不勉強だな」っていつも思いますよ。

(安住紳一郎)今日もスーツ着てるけど、黒い靴下はスケスケの靴下を履いてるもんね?

(福島暢啓)あ、そうですね。

(安住紳一郎)かっこいいよ!

(福島暢啓)なんでですか(笑)。

(安住紳一郎)びっくりした。さすがだよ。

(福島暢啓)そんなところ、見られてるんですね(笑)。

(安住紳一郎)あと、スーツはおじいちゃんの形見なんでしょう?

(福島暢啓)あ、それは間違いです。コートが私の友達のおじいちゃんの形見です。

(安住紳一郎)すごい世界だ!(笑)。どういうこと?

(福島暢啓)伏見稲荷のおせんべい屋さんの友達がいまして。大学生の時に一緒だったのがいまして。そこのおじいちゃんが亡くなった時に遺品整理したら出てきたのがあって。ロシア人のクォーターかなんかの人だったんで、体が大きかったんで。「あなた、それ着られるでしょう?」って言われまして。それで頂いたっていう。

(安住紳一郎)いい物だしね。

(福島暢啓)物がいいんで長持ちするんですよね。

(安住紳一郎)さすがだよ!

(福島暢啓)「さすが」ってなんですか?(笑)。いやいや、私のそんなのはどうでもいいんですよ(笑)。だって家にあるものを勝手に使っているだけですからね。それが良さだと言って頂けたら、仕事もしやすくはなるんですけども。それは弱みだと私は思っているんで。そういうのはすごいなって思うんです。

(安住紳一郎)ありがとう。

(福島暢啓)普段から、だから何にでも興味を持ってらっしゃるんですよね?

(安住紳一郎)そうね。もともといろいろと調べるのとか、人から話を聞いたりとか。あとは旅に出てもやっぱり郷土博物館とか行くのが好きですから。

(福島暢啓)いまでもですか?

(安住紳一郎)そう。

(福島暢啓)それはプライベートで行かれるんですか?

旅先の郷土博物館に行くのが好き

(安住紳一郎)そう。プライベートで旅行した時も、なんかこう博物館とか、それこそなんか郷土歴史資料館とか、そういう所に行ったりとかはチャンスがあったら地元の人がやってるような、公団とかありますよね。「語る」みたいな。「新潟港と私」みたいな話を(笑)。

(福島暢啓)語り部の人たち。ボランティアでやってらっしゃるような。はいはい。

(安住紳一郎)そういうのにはなるべく行ったりとかして。だからもう、大阪城なんかも朝、あそこのニューオータニかな? 正面玄関に集合して、大阪城ガイドボランティアのみなさん方の紹介する大阪城ツアーみたいなの、もう2回は参加してますから。

(福島暢啓)ええっ!混ざって、普通の観光客の方みたいな感じで行くんですか?

(安住紳一郎)うん。「おもしろーい」っと思って。

(福島暢啓)好きなんですね。

(安住紳一郎)好き好き。

(福島暢啓)郷土史が好きなんですか?

(安住紳一郎)そう。なんか文化人類学的なものも好きだし、なんか地方に行くと一戸建ての建物の特徴とかが違ったりとか。で、「なんでここの地方はひさしがこんなに短いんだろう?」とか「なんでこういう建て方をしてるんだろう?」とか。あと、ほら。人の特徴もあるじゃない?

(福島暢啓)はいはいはい。県民性とか。

(安住紳一郎)県民性とか、顔立ちとか、性格とかもあって。いまはね、いろいろと流動的だけども。で、なんかそういう風に山梨とか甲府とかに行った時も「山梨の人はこうだな、こうだな。女性はこうだな。結構話が盛り上がる方だな」とかってやって、最終的に自分のトータルの答えを出して、Wikipediaで山梨県出身の著名人の欄を出して「ほら!」みたいな(笑)。

(福島暢啓)アハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)「俺が言っていた見たイメージ通りの人がいっぱい出てる!」っていう、そういう楽しみ方をしたり。

(福島暢啓)はー!一人遊びがお上手ですね。たしかに私も地方各地をいろいろと回る。仕事でね、行くことが多いんですけども。その時に「瓦屋根の色が違うな」とか「置いてあるしめ縄の形が違うな」とかっていうのは楽しいなとは思いますけど。

(安住紳一郎)思うよね。

(福島暢啓)そこから、それをその地方の郷土資料館に行って眺めてみようかという気持ちは……どうしても撮影で行ってますから、1日中なんか撮ってるじゃないですか。そうすると、そのままもう一拍逗留して、それで見ようとか。合間の時間、朝早く起きてどうこうしようとかっていう気持ちよりも、寝たいなっていう気持ちが勝ったりして。スマートフォンでパッパッと調べて終わるっていうのが多いんですけど。それを実際に足を運ぶっていうのをやってらっしゃるんですね。

(安住紳一郎)いや、いまほら、ネットが万能の時代だから。結局みんながね、ネットで知識を得る時代だからこそ、逆に自分で知った人づての話っていうのがもうすごく価値があるから。で、まあ年配の方もね、そろそろお亡くなりになるっていう時代だから。やっぱりなるべくそういうのは、自分で行っておきたいなっていう気持ちはあるけどね。

(福島暢啓)それってその放送にいま、実は欠けてるところじゃないかっていう気がするんですけどね。

(安住紳一郎)そうね。たしかに。

(福島暢啓)インターネットの引き写しみたいなね、感じじゃないですか。

(安住紳一郎)便利なんだけどね。

(福島暢啓)それを言ったら一次資料として取りに行くっていうのを、心がけているっていうか、まあ習慣的にやってらっしゃるっていう感じでしょうかね?

(安住紳一郎)まあ、ネットに載っていない話がいちばん面白かったりするんですよね(笑)。

(福島暢啓)そうですよね。それってその、あちこちに行くというのは撮影でっておっしゃっていましたけども。旅行もされるんですか?

(安住紳一郎)旅行、大好き。

(福島暢啓)旅行、すごくしてますよね?

(安住紳一郎)一人旅が趣味だね。

(福島暢啓)休みの日ってだいたい旅行してらっしゃいません?

(安住紳一郎)だいたい旅行してる。

(福島暢啓)どういう風に行き先って決めてらっしゃるんですか?

時間が空いたらパッと行く

(安住紳一郎)もう、時間が空いたなと思ったら、あとはお金の都合もあるけどね。で、安い値段で旅費が組めるのがあるんだったらもうパッと行っちゃうみたいな。

(福島暢啓)お休みをもらったら、だいたい旅行ですか?

(安住紳一郎)まあ、うーん。30代の頃はね。最近はちょっともう体力が追いつかないんで控えめだけど。30代の頃は本当に羽田空港に行って。で、安く乗れる飛行機があったらそれに乗って行っちゃって。で、現地で旅館に泊まって。そして博物館に行って、美味しいもんを食べて帰ってくるっていう感じ。

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(福島暢啓)へー! で、もう次の日からお仕事をするという?

(安住紳一郎)そう。

(福島暢啓)疲れ、取れますか?

(安住紳一郎)いや、でもね、旅ほど人をリフレッシュさせるものはございませんね。

(福島暢啓)ああ、そうですか! へー!

(安住紳一郎)やっぱり知らない街の風に吹かれるっていうのは人間の醍醐味だね!

(福島暢啓)最近、どこか行かれました?

(安住紳一郎)行きましたよ。香川、熊本、新潟。

(福島暢啓)へー! 新潟?

(安住紳一郎)新潟、よかった!

(福島暢啓)新潟って広いでしょう?

(安住紳一郎)広い。

(福島暢啓)どう行くんですか?

(安住紳一郎)もう新潟市内。いや、本当に新潟はやっぱり東京の影響もあまり受けてないし、むしろ西の影響を受けてると思うけれど。料亭文化があったりとか、お寿司がおいしかったりとか。

(福島暢啓)廻船がね、走ってますからね。船が廻ってましたから。ああ、そうですか。そこに行って、郷土資料館に行って?

(安住紳一郎)行った。

(福島暢啓)へー! なにが面白かったですか?

(安住紳一郎)新潟の市内は川で運ばれた砂によってできたっていう歴史。ごめんね(笑)。

(福島暢啓)はー! 三角州ですか?

(安住紳一郎)そう!

(福島暢啓)広島とかと同じような形成のされ方ですか。扇状地?

(安住紳一郎)扇状地っていうか、もう完全に……。

(福島暢啓)船が曳航する途中で砂が運ばれていったっていう?

(安住紳一郎)そう。

(福島暢啓)それが楽しかったんですか?(笑)

(安住紳一郎)楽しかったー! 知らなかった!って思って。

(福島暢啓)たしかにね。あんまり考えたことなかったですからね。へー! それはもう、たまたま新潟に行こうと思って。たまたまですか?

(安住紳一郎)たまたま新潟に行って。

(福島暢啓)海外には行かない?

(安住紳一郎)海外にも行きました。10月にボスニア・ヘルツェゴビナに。旧ユーゴスラビア。クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ。ずっと行ってみたかったんですよ。

(福島暢啓)旧共産圏ですよね?

(安住紳一郎)そうです。知らないでしょ? ユーゴスラビア。

(福島暢啓)行ったことないです。

(安住紳一郎)ユーゴスラビア自体は知っていますか?

(福島暢啓)ユーゴスラビアっていう名前はなんか古い本とかでは。

(安住紳一郎)ああ、私たちはリアルでユーゴスラビアを知ってるから。で、あそこが6つ、7つに分かれちゃったから。なんで分かれたのかをこの目で見たかった。

(福島暢啓)ああ、「自分の目で見たい」っていうのがあるんですね。

(安住紳一郎)あります。

(福島暢啓)でも、最近は旅行は減っているんですよね?

(安住紳一郎)減りました。

(福島暢啓)お部屋、お家で過ごす?

(安住紳一郎)はい。

(福島暢啓)外には出歩かない?

(安住紳一郎)あんまり。

(福島暢啓)何をするんですか?

旅行以外の休日の過ごし方

(安住紳一郎)洗濯、掃除、郵便、銀行、税金、クリーニング、回覧板、以上です。

(福島暢啓)フフフ、「生きる」っていう感じですね?(笑)。

(安住紳一郎)そう! ア・ライフ。

(福島暢啓)ア・ライフ(笑)。そうですか(笑)。

(安住紳一郎)大変よ。主婦のみなさん、大変だと思うわ。本当に。

(福島暢啓)そうですよね。お仕事の合間、ほとんどお家に帰れない?

(安住紳一郎)独身だからね。

(福島暢啓)お家、帰れないんですか?

(安住紳一郎)お家にも帰るけど……。

(福島暢啓)毎日帰るんですか?

(安住紳一郎)週3日ぐらい家に帰ります。

(福島暢啓)えっ、じゃあそれ以外は?

(安住紳一郎)あとは外泊まり。

(福島暢啓)ホテルですか?

(安住紳一郎)うん。別に愛人がいるわけじゃないけれど、仕事でね。

(福島暢啓)へー! その中で、じゃあ合間を見て、自分の移動中にたまった洗濯物を洗って、ありそれを日々こなしていくという感じですかね。

(安住紳一郎)そうですね。

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(福島暢啓)で、合間を見て旅行を。リフレッシュしたい時は旅行に行くっていう(笑)。

(安住紳一郎)靴下の洗濯とか、大変。もう自分で昆布漁かと思う時、あるわ。黒い靴下ばっかり次々次々出てきちゃってさ。

(福島暢啓)フフフ、本当に生活感がそういう意味では全てなんですね。早々に出ていると「生活感がない」ってよく言うじゃないですか。安住さんって。だけど、そうやって聞いていると、あれが全てなんだなっていう感じ。

(安住紳一郎)本当。クリーニング屋さんからさ、スーツをたくさんもらってさ。袋に入れてもらうと逆に多くなるから、ハンガーに指をかけて持ってきて。で、この間、風が強すぎて俺、タコのように飛んじゃうんじゃないか?って思った時あったもん。あまりにも風を受けるから。離陸しちゃうんじゃないか?って。

(福島暢啓)フフフ、ムササビみたいに?

(安住紳一郎)ムササビみたいに(笑)。

(福島暢啓)それだけたまっていますからね。

(安住紳一郎)そう。関東の冬の風は強いのよ。

(福島暢啓)強いですか。ああ、辛い思いもいろいろとされてるんですね(笑)。

(安住紳一郎)いやー。本当に今日は呼んでもらって楽しいです。

(福島暢啓)ああ、そうですか?

(安住紳一郎)なんか褒めてもらえるから、もう本当にずっとここに住んじゃいたいくらい。

(福島暢啓)褒め方、大丈夫ですか? この褒め方で?

(安住紳一郎)うん。最高。本当に気持ちいい。

<書き起こしおわり>

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