安住紳一郎 ハロウィン音楽祭と地味ハロウィンを語る

安住紳一郎 ハロウィン音楽祭と地味ハロウィンを語る 安住紳一郎の日曜天国

(安住紳一郎)それから、ええと、私が「ハロウィン」ではなくて「ハロウィーーン」って呼ぶのにちょっと違和感を覚えている方はいらっしゃいますか? あんまりいないかな?

(中澤有美子)フフフ、うーん。ちょっとでも、0.0何秒か長すぎやしませんか?(笑)。

(安住紳一郎)ハロウィーーンですか?

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)知ってます? この問題も。みなさん、どっちで呼んでいますか? どっちっていうか、ほとんどみなさん「ハロウィン」で呼んでいますよね?

(中澤有美子)まあね。

(安住紳一郎)「ー」は入れないですよね? これ、ところが新聞とかを見るとわかると思いますけど、実は「ハロウィーン」って「ー」を入れろってうい当局からの指導がありましてね。

(中澤有美子)当局(笑)。

「ハロウィーン」は当局からの指導

(安住紳一郎)なんか、アルファベットで書くと当然「Halloween」ですから「E」が2つ入るのかな? なので「ハロウィーン」という風に、もともとの言葉に忠実にということで。それに合わせて「ハロウィーン」ということで、放送では「ハロウィーン」って言わなきゃいけないということになっているんですが。なんとなくね、世の中のみなさんは伸ばさずに「ハロウィン」って言っていますから。なんか……読んでいる自分が感覚がおかしいんじゃないか?って、そういう風に思われるのが私は嫌なので、「言わされているんだぜ」っていう感じを出して、もう本当にこれみよがしに「ハロウィーーン」って……。

(中澤有美子)フフフ(笑)。強めに長めに。

(安住紳一郎)強めに長めにね、伸ばしているんですけどね。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)もう、そういう時代に入っちゃってね。いろいろ決まりごとにがんじがらめになって。で、その決まりに忠実にやっていればいいんだけど、なんかちょっとそれにね、抗う気持ちもあったりして。もうね。で、聞いているみなさんにとっては余計混乱するっていうね。お前の気持ちなんか、わからないからね。で、結局世の中には「ハロウィン」と「ハロウィーン」と「ハロウィーン」が存在することになっているね(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハッ! 3つ目(笑)。

(安住紳一郎)3つ目ね。私、作っちゃっているからね。より混沌としちゃっているっていうね。全然解決の出口に出ようとしていないっていうね。みなさん、どう思います?

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)あっ、あっ! 私のこと、めんどうくさいって思ってますでしょう?

(中澤有美子)フハハハハハハッ!

(安住紳一郎)本当、最近そういう人多いんだけど、私本来はもともとめんどくさくないんだからね。ごくごく田舎育ちの純朴な青年だったんだけども、こんなしがらみのある放送の世界でまっすぐ泳ぐには、この泳法しかないんだよっ!

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)私がいちばんまっすぐ泳いでいるっていう自信あるよ! 本当だって。いろんなしがらみ、横からの波を乗り越えていったら、こんな風になったんだもん。ものすごい変則泳法だけど、私はまっすぐ泳いでるんだよ!

(中澤有美子)フハハハハハハッ!

(安住紳一郎)いっつも放送終わりとかで、本当に自己嫌悪の嵐だよ。本当に。「おかしい」って思って。本来、私がいちばん目標に向かってまっすぐ進んでいる人なのよ。みんながみんながそういう風なことをするから、こんなものすごい古式泳法みたいな。シュー、シューッみたいに泳いでいるの。

(中澤有美子)「ハロウィーーン、ハロウィーーン」って(笑)。

(安住紳一郎)そう。「ハロウィーーーン」っつってやっているんだよね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)「ハロウィン」「ハロウィーン」「ハロウィーーン」になるといっつもこのことを思います。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

<書き起こしおわり>

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