安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』で2014年3月に話したトークの書き起こし。春に新生活を始める新社会人たちにメッセージを贈っていました。
(安住紳一郎)それからいよいよ新年度も間もなく始まるということで。都内歩いてますと、この4月から本当に新社会人になるというハタチ前後の若人のみなさんがたくさん目につきますが。もう、いまは4月1日になる前から研修などを受けるのがごくごく普通なんですね。
(中澤有美子)へー。
(安住紳一郎)みなさん、大きな企業の研修センターのようなところに通うんですか?本社に通うんでしょうか?よく私、詳しいことはわからないんですけども。たくさん見かけますね。
(中澤有美子)そうですね。スプリングコートをちゃんとビルディングの外に出てから着たりとかしてて。
(安住紳一郎)そうですよね。
(中澤有美子)なんかすごくこう、しっかり、マナーを守っているところが初々しく思いました。
(安住紳一郎)面接で身につけた振る舞いがそのまま残っている。教科書通りの社会人たちがベージュのトレンチコート、そして紺のスーツ、黒の革靴、パンプスという見事な揃い具合ですよね。
(中澤有美子)(笑)。そうですよね。そう。
(安住紳一郎)そして、たくさんみなさん、ひとつの場所に集まりますので、ほぼ草食動物のような動きをしますでしょ?新社会人、研修中というのは。
(中澤有美子)そうですね(笑)。
新社会人の草食動物的動き
(安住紳一郎)同じ服を着て。制服ではないんだけれども、ほぼみな、個性を出してはいけないので、ほぼ同じ色のストッキングを履いた新人OLさんたちが、サバンナでライオンに追い立てられるガゼルのように。バッファローのように。なにか、こう、誰かが・・・
(中澤有美子)ヌーの群れ。そう。
(安住紳一郎)別にこう、引率しているわけじゃないんだけれど、誰かがこっちに行くと、みんななんか、そこにザーッとついて行くみたいな感じになりますよね。特に駅前の大きな、品川とか、恵比寿とかの。ええ。流通センター前みたいなところには大きな企業の研修所みたいなのがあって。そこから駅まで向かう途中っていうのは、誰かが『駅、こっちですよ』って言うわけでもないんだけれども、いちばん先頭の人が駅を自然に見つけると、それに連なってみんなザーッて動くみたいな。
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)海外の空港でもね、飛行機を降りてから、入国審査のところまで、誰も看板を見ないんだけど、なんとなく前の人が行く方にね、ザーッとついて行くと、そこに着けるだろうというような。ありますよね?草食動物的な動きをする時。
(中澤有美子)あります。うんうん。
(安住紳一郎)みんなと同じ方に行けば、なにか大丈夫っていうような。これ、批判しているわけじゃなくて、そういうような時ってありますよね。それで、なんかお昼ご飯とかも、『じゃあみなさん、外に』なんて言われるとね。別に店、知らないんだけど、とりあえずみんながたくさんいる方に向かってダーッて行く。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)あれ、とても不思議ですよね。
(中澤有美子)本当ですねー。
(安住紳一郎)先頭の人も、さほど強い意思を持ってそっちに進んでいるとは思えないんだよね。よくあの、海外なんかの飛行場に行くと、英語読めなかったりするんで、入国管理のところ、わからないから。とりあえず前の人について行くじゃない。常にその、マジョリティーの方について行かないと、間違ってトイレとか行っちゃったりするじゃない?
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)だから、なるべく大多数が歩いて行く方向に向かっていくんだけど。たまーにダメなリーダーがいて。違う方に行っていて、急に引き返したりしますよね?そうすると、なんか草食動物のように、なんだよ!って急に左にダーッ!って行ったりしますよね。
(中澤有美子)ありますよね(笑)。
(安住紳一郎)その新社会人ガゼルの群れに私、この間、品川で遭遇して大変な目にあったんですよ。草食動物のみなさん方だから、ねえ。たぶん大きな企業センターからたぶん、駅か便利な歩道橋かなにかに向かっていたと思うんですけど。品川は少しね、道路が太いので。歩道橋を上手に見つけないと、駅側に渡れないというようなこともあったりするんですけども。
(中澤有美子)うん、うん。
(安住紳一郎)それでその、大きな企業の研修センターから新入社員ガゼルたちがザーッと出てきたわけですよ。それで私、その端っこの方に入ってしまって。それで、反対側に行きたいんだけども、ガゼルたちはその、なんて言うのかな?ちょっとしたスクラムみたいな状態になっているからね。あの、なんかその新入社員たちが急に方向を右に変えたんだよね。そしたら、うわーっ!って揉まれちゃって。
(中澤有美子)(笑)。取り込まれちゃって。
(安住紳一郎)取り込まれちゃって。私は左に行きたいんだけども、ずーっと右の方に入っちゃいまして。
(中澤有美子)(笑)。一緒に、一緒に。あら。
(安住紳一郎)あんまり強気でこう、真ん中に割り込もうとすると、なんか新入社員の女の子たちの匂いを嗅ぎたい変なおじさんみたいになっちゃうでしょ?
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)なんか、『ごめん、ごめん』ってやっていると。『ちょ、ちょっと通して・・・』みたいな。『なんだ、こいつら?』みたいな、ね。
(中澤有美子)『なに、やだー』みたいな?
(安住紳一郎)草食動物たちは、別にお互いがね、友達同士じゃないから。別に私語をしているわけじゃないけど。すごいプレッシャーがあるじゃない?『はっ?はっ?はっ?』みたいな。『へっ?へっ?』みたいな。で、クビがね、フラミンゴみたいに動くんですよ。『変なおじさん!変なおじさん!うわー、変なおじさん!』みたいな。パパパパパッ!って。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)新入社員のみなさん方のね、そういう心の動きがありますね。ええ。本当にすごいですよ。一瞬で動き、変わりますからね。びっくりします。京都橘高校のマーチングバンドか!?みたいな感じの。バーッて右に行ったら急に左!ダーッ!左!っていう。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)みんなね、こうなんか、異端児になりたくない季節ですよね。
(中澤有美子)そうですよね。そう。とりあえず、まだね。
(安住紳一郎)えっ?あの子だけ、なんであそこに行くの?みたいなことになっちゃいますね。
(中澤有美子)そう。個性を出すのは早い。
(安住紳一郎)そう。とにかく前の人の後について行く。そして、できれば真ん中の方にっていう。ええ。端の方にいたり、変な色の服を着てると、ライオン見つかって食べられるから。ガブッ!ってやられるから。
(中澤有美子)そうそう(笑)。真ん中がいいよ。
(安住紳一郎)真ん中がいいからね。ええ。護送船団方式!
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)いいんです。前半から飛ばすと、おかしなことになりますからね。4月、5月、6月、7月ぐらいはもう、真ん中。真ん中でいいんですよ。でも、夏休み終わりぐらいから、ゆっくり前の方に上がっていけばいいんじゃないでしょうか?
(中澤有美子)なるほどね。虎視眈々と。気持ちを持ち続けて。
(安住紳一郎)ええ。それから、そういうたくさんの獲物がいるとなると、悪い詐欺師たちもね、出回りますからね。まあ、詐欺かどうかはわかりませんけども、悪徳キャッチセールスですか?私、高田馬場の駅で、どう見ても悪徳キャッチセールスにつかまっている人の良さそうな新入社員の女の子を見て。もう、助けてあげようかと思っちゃった。
(中澤有美子)(笑)。あらー。ねー。
(安住紳一郎)ありますよね。うん。
(中澤有美子)そうかー。助けはしなかった?
(安住紳一郎)いや、さすがにそれはちょっと。もしかしたらね、正しいご商売なのかもしれないので、あれですけどね。うん。いや、なんか。そして、その女の子も、うれしそうにね、お話をしていたから。うん。あの、特に新生活を始める頃は、特にね、地方から出てきたりすると、東京に来てから誰にも話しかけられない時期が3週間ぐらい続くから。街角で話しかけられると、うれしくなって答えちゃうんだよね。こう、自分の信じられないくらい軽い存在感に耐えられなくなっちゃうんだよね。誰も私のことを気にしていないっていう。
(中澤有美子)存在の、なんだ?耐えられない・・・軽さ?
(安住紳一郎)居場所のなさで。それで、『ちょっといいですか?』なんつって。ねえ。『あら?この4月から、東京で生活ですか?』なんて言われると、『あ、はははは、はい。わわわわわ、わかりますか?』なんつって。『なななな、なにか?』みたいな。嬉しいんだよね。
(中澤有美子)そうですよね。
(安住紳一郎)で、そのついでに、なにかね、そう。『○○を始めませんか?』とかね、言われちゃったり。『これがあると便利ですよ』なんて言われるとね、うん。それで、本人も別に騙されたというわけではないけれど、不要な買い物をしてしまうということですよね。
(中澤有美子)ああ、そうですよね。そういう勉強もありますよね。
(安住紳一郎)そうです。こんな、人の悪口を言うことしか能がないような私でさえ、ハタチ前後の頃は、2、3回騙されかかってますからね。
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)新社会人のみなさん、ご注意ください。こんな、疑い深い私でさえ、騙されそうになっているんですよ。
(中澤有美子)(笑)。そうですか。
(安住紳一郎)はい。マルチまがい商法とかね、ありましたね。
(中澤有美子)ありましたよねー。
(安住紳一郎)危ない、危ない。ええ。あと、ワンクリック詐欺には1度、あっています。
(中澤有美子)(爆笑)。割とそれはでも、最近ではないですか?(笑)。ワンクリック詐欺って、最近・・・
(安住紳一郎)最近でもないんじゃないですか?
(中澤有美子)そうですか?20才ではないですよね?
(安住紳一郎)えっ?ごめんなさい。ワンクリック詐欺はもう、30になってたかもしれないです(笑)。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)つらい。みなさん、春先は本当に詐欺被害が増えますから、お気をつけください。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)それで、街角でね、まあ必要な物は買えばいいんでしょうけど。不必要にね、ものを勧められた時は、話しかけられるのはね、じきにたくさんの人に話しかけられますから。その人が、なんで私に話しかけているか?をよく考えてくださいね。
(中澤有美子)うんうん。はい。
(安住紳一郎)本当に、なんかね、気持ちがわかるだけに、うん。でもね、経験しないとわからないですからね。
(中澤有美子)そうですね。うんうん。
(安住紳一郎)難しいですね。ワンクリック詐欺はみなさん、経験ありますか?
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)恥ずかしいわ。本当に、なかなかね、自分が詐欺被害にあったとか、不要なね、ちょっと騙されたなっていう経験は恥ずかしくて、家族にも言えないですよね。だから被害が増えるんですよね。
(中澤有美子)ああ、そういうことだと思いますね。
(安住紳一郎)だから、はっきりとみなさんにお伝えしますよ。私は、ワンクリック詐欺に引っかかったことがありますよ!
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)だって、恥ずかしいんですもの。
(中澤有美子)そうですよね(笑)。よく言った!
(安住紳一郎)ちょっと気になる物件をインターネットで調べていたんでございますよ。
(中澤有美子)はあはあ、そうですか。
(安住紳一郎)そしたら、びっくりするようなニュースがそこに書いてあって。それで、『その時の映像はこれ』っていうようなバナーが貼ってあったんですね。まあ、パソコンをお使いのみなさんは、もうほとんどご存知だと思いますが。この人がどういう経路でその道に進んでいったか?はおわかりかと思いますが。『ええっ!?』なんて言って。『その時のポロリ映像が!?』なんて書いてありましてね。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)『えっ?この人、ポロリしてたの!?』なんて思って。『ええっ!?そんなことはあるまい!?』と思いましてね。
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)「でも、そういうものがインターネット上に・・・便利な世界になったな』なんて思って。ええ。そして、そこのバナーをクリック。ピュッと押しますとね、ほとんどのみなさんは経験済みだと思いますけども。パッとなりますと、映像がバン!って変わりましてね。そして、『18才以上の方しかご覧になれません』なんていうから。『ええ、ええ。もう31ですけど!』と思いまして。『その「18才以上」っていうのを、これを押すと次に見られるのかな?』なんて思ってね。プスッと押すとね・・・
(中澤有美子)うんうん。もう1回、行った!もう1回、クリック。
(安住紳一郎)すると、みなさんもご存知かと思いますけど、『ご入会、ありがとうございました』という画面にパスーン!と変わるんですね。ええ。『入会金8万2千円 ○日までにお振り込みください』みたいな。
(中澤有美子)あ、それで入会したってことになっちゃうんだ。
(安住紳一郎)だからこそのワンクリック詐欺ですよ。
(中澤有美子)そっかそっかそっか。
(安住紳一郎)私、だってね、ワンクリックしかしてないですかね。まあ、ツークリックですけども。
(中澤有美子)ツークリックですね(笑)。18才のところもね。
(安住紳一郎)そういうことなんですよ。えっ?中澤さん、経験ないの?
(中澤有美子)ないですよ。8万も、そんな。たった1回で。
(安住紳一郎)いや、ごくごく普通に、インターネット上に散りばめられているトラップ。罠ですよ。
(中澤有美子)あ、そうですか。
(安住紳一郎)で、これがワンクリック詐欺っていうもんなんですけど。いや、10年くらい前の話で、いまさら恥ずかしいんですけど。で、結局そういう、何かこう、事前に『8万2千円かかりますよ』ということを提示してなくて、ちょっと騙したような感じで1回クリックすると、『もうすでにあなたは会員になりましたので、○○までに8万2千円をお支払いください』みたいなページがバーン!と出るわけですね。
(中澤有美子)うん。はい。
(安住紳一郎)で、『○○までに8万2千円を払わない場合は、いろいろな手段を講じて、その料金を徴収いたします』みたいなことが書いてありましてね。で、だいたいの社会人はそこでびっくりしてしまってね。
(中澤有美子)そうですよね。
(安住紳一郎)それで、もっと複雑なものになると、まあ私の場合は違いましたけれども、その人のメールアドレスなんかを登録するようなものだと、そこにどんどんどんどんと、請求が来たりするということでしてね。
(中澤有美子)結局、無視していれば大丈夫だっていうことなんですよね?
(安住紳一郎)そうなんです。ビビッた人からお金を払ってしまう。そういうことなんですよ。結局ね、草食動物と一緒でしょ?そうなんですよ。最後までね、ガーッ!っと逃げればいいんだけど。強気で逃げればいい。
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)だって別にこちらはね、なにも見てないんだし。へっ!?っていうね。それで、『あー、8万円、払わなきゃいけないのかな?』なんてね、思ったりね。『誰かに知られたら、恥ずかしいな』とかね、思っている時に、ちょうど日本テレビの辛坊治郎さんが、まだ朝の情報番組を東京でやっている時で。新聞記事コーナーで『ワンクリック詐欺の被害が増えているようですけども』ってやっていてね。
(中澤有美子)ええ、ええ。
(安住紳一郎)で、それを偶然私、テレビで見たんですけども。『ああっ!辛坊治郎さんがこの話題をしている!』と思って。『こんなものはね、放っておいてください。こんなものはね、お金、払わなくていいんですよ!放っておいてください。それでもう、十分ですから』って言われた時に、『あっ、それでいいんだ!』と思ってね(笑)。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)テレビの前で、辛坊さんを拝んだんだもん。『誰にも相談できなかった!』って(笑)。
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)『放っておいて、いいんだ!そのまま!』って。
(中澤有美子)そうですね。いまでこそ、その知識がみんなに広まりましたけど・・・
(安住紳一郎)10年くらい前ね。
(中澤有美子)そうですよ。
(安住紳一郎)これって、あれかな?なんて。『実際私ね、18才以上のところをクリックしちゃったしな・・・みたいな。自分にもね、ちょっと心当たりがあるしな・・・8万円、もう払わなきゃ。怖い時代になったな』とか思ってたんですけどね。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)『振り込もうかな?振り込ま・・・ないかな?払えるしな・・・』なんてね。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)ギリギリね。まあ、当然詐欺師ですから、いろいろ考えてますからね。ギリギリなんですよ。で、振り込みやすくなっていたりするんですよ。
(中澤有美子)ああ、そうなんですか。
(安住紳一郎)その時に辛坊治郎さんが『こんなものは、放っておいていいですからね!そのままにしておいても、全く問題ありません!』って言った時に、もう本当に、『あ、ああー!』と思って。そっから、ええ。辛坊さんの言うことは、よーく聞くようになったの。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)そう。俺もこういう仕事ができるようにならないとダメだなっていう。ものすごいレベルの低いね、同業者の思いっていうのかな?
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)『ああ、辛坊さんって偉いな!人を救っているな!そうか、そうか』と思って。本っ当にあの時は助かったね。
(中澤有美子)よかったです(笑)。心底。ええ。
(安住紳一郎)心底思った。いつかお会いした時にお礼を言わなくちゃと思っているんですよね。ええ。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)新生活を始めるね、関東で。まだまだ心細い思いをしているという方、多いと思いますけども。ゆっくりゆっくり。なかなかね。私、東京出てきてから、初めて知らない人と話したのは、もうすでに90日以上たってましたからね。ええ。
(中澤有美子)ふーん。ああ、そうか。長いんですね。
(安住紳一郎)懐かしいですね。うん。ちょうど、蕨に住んでいた奥くんっていう子にね、予備校で話しかけられて。うれしかったですね。『うどん、食べない?一緒に』って言われたんですけどね。『うどん!?食べる!』って。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)懐かしいね。奥くん。優しい子だったな。
(中澤有美子)そうですねー。ええ。
(安住紳一郎)『俺は平気だよ』みたいな感じでずっと勉強してたんですけどね。もう3ヶ月ぐらいたつと、『誰かに話しかけられたいなー』と思って。『誰かに話しかけられたいな』と思った時にね、奥くん。ちょっと変わった名前の子でしたけれども。ちょっとプリプリッとした感じの、爆笑問題の田中さんみたいな感じの人で。ピョコピョコピョコッ・・・『一緒にうどん、食べない?』って言われたの
(中澤有美子)うん(笑)。
(安住紳一郎)山田うどんを食べましたね。
(中澤有美子)(笑)。また詳細に、覚えてますね。
(安住紳一郎)山田うどん高田馬場店で、一緒にうどんを食べました。とても美味しかったです。春になると、いろんなことを思い出しちゃいますね。
(中澤有美子)そうですねー。
(安住紳一郎)思い出散歩に出かけたら、そのまま帰ってこれなそうになるので、もうそろそろ終わりにしたいと思います。
(中澤有美子)(笑)
<書き起こしおわり>