安住紳一郎さんが2021年5月2日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で京都新聞の記者の方から彦根東高校についての取材オファーが来た件について話していました。
(安住紳一郎)さて、番組宛てに一通、メールが来てまして。「突然の連絡、失礼いたします。京都新聞社編集局で記者をしています天草と申します」。京都新聞の記者の方ということで。「……4月11日放送の番組の中で彦根東高校の入学式で記念写真を撮影されたという話を伺いました。つきましては彦根東高校の印象などについて改めてお話を聞かせていただきたくお願い申し上げる次第です。取材はお電話かZOOMを想定しており、記事は弊社が加盟するニュースサイト、まいどなニュースなどに掲載させていただければと存じます。お忙しいところ、誠に恐縮ではございますが、一度取材の機会をいただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます」。
彦根東高校の件でついに京都の新聞社から取材が入ったということですね。これはこれは……どういうことなんでしょうか? 彦根東高校について、4月11日の放送で番組で話したんですけれども。結果、彦根東高校と膳所高校などの滋賀を代表する伝統校のプライドをちょっと傷付けてしまったような放送になったっていうことを非難するための記事を書こうとしているのかしら?
(中澤有美子)フフフ、だったらどうしよう?(笑)。
(安住紳一郎)「だったらどうしよう」っていうか……申し訳ないよね。謝るしかないよね。ねえ。ちょっと電話をしてみましたか? 取材を依頼されて、その電話を放送中にかけるっていうね。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)でもね、番組が相手の出来事だから。どうでしょうか? 天草さん。日曜日に申し訳ないね。
京都新聞・天草記者に電話
(電話をかける)
(京都新聞・天草)はい、京都新聞、天草です。
(安住紳一郎)京都新聞の天草さんでいらっしゃいますか?
(京都新聞・天草)あ、そうです。
(安住紳一郎)『安住紳一郎の日曜天国』のパーソナリティーをしています安住ですが。
(京都新聞・天草)お世話になります(笑)。
(安住紳一郎)お世話になります。天草さんは京都新聞の記者さんなんですか?
(京都新聞・天草)あ、そうです。
(安住紳一郎)青二プロの声優さんではないですよね?
(京都新聞・天草)フフフ、違います。新聞記者です(笑)。
(中澤有美子)あらま!(笑)。
(安住紳一郎)はあ……ちょっと身構えてたものですから、少し脱力してしまいました。
(京都新聞・天草)すいません(笑)。私はまだちょっと身構えてます。
(安住紳一郎)フフフ、そうですね。あの、取材の依頼をいただきまして。番組を聞いてくださっていただいていたんでしょうか? ありがとうございます。
(京都新聞・天草)はい。あの、同僚の男性記者が『日曜天国』さんのヘビーリスナーで。その同僚の記者から聞いて、私も聞きました。
(安住紳一郎)彦根東高校のことについて、ということでしょうか?
(京都新聞・天草)そうです。私がOGでして。
(安住紳一郎)ああ、そうですか。
(京都新聞・天草)それで、安住さんが母校についてお話いただいてたものですから。ぜひちょっとお尋ねしたいなと思って、ダメもとで送ってみたらまさかこんな形になるとは思ってなくて。かなり緊張をしております(笑)。
(安住紳一郎)いえいえ。彦根東高校の何について聞きたいんですか?
(京都新聞・天草)まず、ラジオを伺っていたら「文武両道の学校だ」とか、かなり彦根東高校についてよくご存知でいらっしゃるなと思ったので。なぜ、彦根東高校をご存知だったのかとか、彦根東に行かれての印象がどうだったかとか、そういったことをちょっとお尋ねしたいなと思いまして。
(安住紳一郎)ああ、そうですか。身構えてしまいました。私が彦根東高校と膳所高校との比較の中で、少しOB、BGの皆さんのことを傷つけてしまうたじゃないかと思って。そのことを非難、糾弾する記事かと思いまして。
(京都新聞・天草)フフフ、とんでもないです(笑)。
(安住紳一郎)彦根東高校はちょうど彦根城のすぐ近くにありますものね。
(京都新聞・天草)そうですね。あのお堀の中にありますね。
(安住紳一郎)彦根城かなにかの取材で行った時に、ちょうど入学式をやってまして。それで、とても皆さん誇らしげに入学式のその門の中をくぐっていく姿を見て。スタッフや地元の人に聞いたら、「とても地元で有名な学校だよ」ということを聞きまして。そして、なぜか私も彦根東高校入学式の看板の横で写真を撮ってしまったという感じですね。
(京都新聞・天草)なるほど(笑)。吸い寄せられるように……。
(安住紳一郎)ええ。彦根東高校出身で一緒に働いているスタッフも何名かいて。皆さん優秀なので、なんとなく滋賀の中でとてもきっと名門校、伝統校なんだろうなっていう風なことは思っていました。で、実際にそこの入学式が行なわれている彦根東高校を見て、嬉しかったので写真を撮りました。
(京都新聞・天草)なるほど。そうですか。それはすごく嬉しいです。ありがとうございます。では、実際に行かれてみてどんな印象でしたか? 彦根東高校は。
(安住紳一郎)ええ。近くに、あれでしょう? 石垣がすごく入りくんで置かれていて。その向かいぐらいに彦根藩の老中かなんかの屋敷跡があって。もう本当にあれですもんね。お城の一部なんですもんね。
(京都新聞・天草)そうですね。元々藩校として……さかのぼると藩校があったというような話も聞いたことがあります。
(安住紳一郎)そうですよね。歴史的には一番古いんですもんね?
彦根東高校の歴史
(京都新聞・天草)私もちょっと調べてみたんですけれども。彦根東高校は1798年に藩校できて。1887年に滋賀県尋常中学校っていう形になっているようですね。なので、かなり古いと思います。第一尋常中学校……第二尋常中学校が膳所高校なので。それよりも早いようです。
(安住紳一郎)膳所高校は何中学校ですか?
(京都新聞・天草)第二尋常中学校という風にホームページには書いてありました。
(安住紳一郎)じゃあ、一中が彦根東で二中が膳所高校だったんですね。
(京都新聞・天草)怒られてしまいますね(笑)。
(安住紳一郎)いえいえ、なにも言おうとはしておりませんけども。今はでも、学区がなくなったので大津市の方が少し人口が多いので。大津の方に通う人が多くなってきたみたいなことですか?
(京都新聞・天草)どうなんでしょうね? 膳所高はずっと優秀な学校ですね。やっぱり、その学力という意味で言うと膳所高さんはやはりすごく優秀な生徒さんが通われているというイメージで。私の時代もそうでしたし。今もそうですね。
(安住紳一郎)はい。わかりました。では今日、お昼過ぎぐらいですか? もし可能でしたら、少しお時間合いましたら……電話でよろしいですか?
(京都新聞・天草)はい。ありがとうございます。
(安住紳一郎)じゃあ今日、12時30分過ぎぐらいにもう1度、お電話で。よろしくお願いします。
(京都新聞・天草)はい。よろしくお願いいたします。
(安住紳一郎)日曜日にすいません。
(京都新聞・天草)いえ、とんでもないです。お疲れさまです。ありがとうございます。
(電話を切る)
(安住紳一郎)いや、すごい。本当に声優さんみたいな声をしていらっしゃる記者の方で。
(中澤有美子)はい。しゃべり方もかわいらしい。
(安住紳一郎)本当ですね。これで一体、どういう記事になるんでしょうね?
(中澤有美子)本当に。先が見えないですね(笑)。
(安住紳一郎)ちょっと心配になりました?
(中澤有美子)なんとなくね。
(安住紳一郎)「今、私たちは何を聞かされてるんだろう?」って思いました?
(中澤有美子)ちょっと、はい。どこに連れて行かれるのかな?って。
(安住紳一郎)思いましたよね。わかります。私も出口が見えなくなっちゃって。とりあえず12時半からもう一度電話ということにしましたね(笑)。いや、でもありがたいですよ。京都新聞の記事にしていただくなんて。本当ですよね。
(中澤有美子)はるばる聞いてくださって。
(安住紳一郎)そうですよ。このラジオって関東にしか流れてないんですからね。
<書き起こしおわり>