モーリー・ロバートソン トランプ政権内幕暴露本とQアノンを語る

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モーリー・ロバートソンさんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で大御所ジャーナリストの書いたトランプ政権内幕暴露本についてトーク。さらにネット掲示板などでトランプ政権の内部情報を書き込む謎の人物、Qアノンについても話していました。

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(プチ鹿島)さあ、そんなモーリーさん、気になるニュースをお願いします。

(モーリー)そうですね。やはりアメリカ政権の内幕本なんですけども。これはウォーターゲート事件につながるスキャンダルを暴いたボブ・ウッドワードさん、大御所ジャーナリストが書いたということで、これは非常にゴシップ本とは違う信憑性があるということ。そしてその中身が事前にいろいろとあちこちのメディアによって伝えられているんですけども。危ない決定にトランプ氏が署名をしてしまわないように、側近が書類を隠していたらしいんですね。

モーリー・ロバートソン トランプ政権暴露本『Fear:Trump in the White House』を語る
モーリー・ロバートソンさんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で、ニクソン大統領のウォーターゲート事件を暴いた大物ジャーナリスト、ボブ・ウッドワード氏が書いたドナ...

(プチ鹿島)うんうん。もうそういう攻防になっているわけですか? 言ってもわからないから?

(モーリー)それで本人は全然よくわからない状態で。特に北朝鮮に対してどうするか、シリアに対してどうするかを本当に少ない乏しい学習能力で……「学習能力は5、6年生並」と首席補佐官のジョン・ケリーさんが文句を言っていたそうですね。

(プチ鹿島)なんかボヤいていたらしいですね。

(モーリー)あまりにも仲が収集がつかなくなって、「これはもうクレイジータウンだ」ってジョン・ケリーさん自身が言っていたということをいろんな匿名ソースからウッドワードさんが集めているわけですけども。あとは書類隠しの他、ロシア疑惑の特別検察官の喚問に応じて証言したいとトランプさんが言った時に、トランプさんの顧問弁護士が「それをやったらあなたは囚人服を着ることになるから、絶対にしゃべっちゃダメ。偽証をしてもダメなんだから……」って言ったのをトランプさんはなかなか理解しなかったという。

(プチ鹿島)ほう。

(モーリー)「いや、俺がしゃべればみんな納得するんだよ!」みたいにすごく大雑把に考えている。そしてあとはこれ、日本でもニュースになっていますけどもシリアの大統領に対して「あんなやつはブチ殺せ!」ということを言っている。もうひとつは、ちょっと複雑なんですけども司法長官……セッションズ司法長官がトランプさんが任命したにもかかわらず、彼への忠誠心が足りない。そしてロシア疑惑の特別検察官に直接、トランプさんにかわって圧力をかけてほしいのにやってくれない。そしてその時にトランプさんがセッションズ司法長官に怒って言った言葉が「Dumb Southerner」って言ったんですよ。「バカな南部の人間」って。

(プチ鹿島)うーん。

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「Dumb Southerner」発言の影響

(モーリー)でね、「Dumb」は「バカ、うすのろ、間抜け」っていう意味なんですけど、本当に南部の人たちってしゃべり方がなんて言うか土佐でも鹿児島でもないけど、熊本なまりみたいに強いの。もしかしたら沖縄のウチナーグチ……それほど遠くはないんだけど、なんかウチナーグチと鹿児島方言の間ぐらい、南部のなまりっていうのは強いんですよ。

(プチ鹿島)『西郷どん』みたいなね。

(モーリー)で、そのしゃべり方をよく北部の人たちはバカみたいに、ちょっと見下すんですよ。本人がいないところで言うんですよ。だからそれを口にしたということは黒人に対する差別よりもトランプさんを支持している南部の州の人たちにとっては許しがたい侮辱なんですよね。これが本当だとしたら。で、トランプさんはそれは全てデタラメのでっち上げの嘘つきで、内部者が嘘をリークしているっていう風に言っているんですけども、これがジワジワとマリネのように染み込んでいくとトランプさんがいちばん大事にしている支持層。ここが崩れていくという、そういう際どいところに来ています。

(プチ鹿島)そうだ。いいタイミングだからこれ、モーリーさんに聞こうと思ったんですけども。トランプ支持層といえば最近、「Qアノン(QAnon)」っていう。あれ、モーリーさんはどうお考えですか?

(モーリー)はい。Qアノンっていうのはそういうプラカードを集会で出す人たちが出てきて。アルファベットの「Q」に「Anonymous(匿名の)」の「Anon」でQアノンという人物が存在していて。その人が掲示板の中でホワイトハウスの内部者しか知りえないことを暴露しつつ、そしていろんな予言をしているんですけど、その予言の中にはかなり神秘的なオカルトがかったものもあり、それがまたくすぐられるということで。

(プチ鹿島)だから陰謀論的なものなんだけども、それがまたトランプ支持者のハートをつかんじゃって。「これこそが真実だ!」みたいな。

(モーリー)そして「Q」という文字がアルファベットの17番目なので、トランプさんのいろんないままでにやったことが17日だったとかっていう風にいろんなオカルトな符合がそこで囁かれ、それを意識したトランプさんがTwitterで「17」を書き込むようになったんですよ。

(プチ鹿島)ああ、匂わすんですか。

(モーリー)そうなんです。そこを喜ばせるために。知っていてやっているけども、本当にこれはある種の陰謀論で。しかもやっぱりトランプ支持者っていうのはなにか不安……白人がどんどんいなくなってきて、みんなミックスになって非白人の国になってしまうというのがひとつ、白人至上主義でありますよね。ところがそれ以上にトランプさんが歴史的に使命を帯びた人でアメリカを本当に偉大にするという物語があるんですよ。その物語にとって大事な新たなピースとして投入されたのがQアノンなんですね。

(プチ鹿島)だから陰謀論ってまったくのでっち上げ、デタラメよりはなにか事実ベースはこすっていて。で、ちょっと飛躍しているっていう。そういうのでハマるじゃないですか。

(モーリー)いちばん大事なのは『X-ファイル』の標語で「I Want to Believe(私は信じたい)」っていうのが出るんだけど。UFOとかエイリアンの存在を信じたいっていうのがテーマのドラマシリーズなんだけど。やっぱり「信じたい」ものがあるんですよ。で、本当に手前味噌をもう1回蒸し返すようで申し訳ないですけど、私が最近Twitterで炎上したのはそういうエイリアン(Alien・外国人)。「東アジアの人たちが何百万人も日本に来て。攻めてきて日本人の居場所がなくなる」っていうパラノイアな物語がある。そのボタンをチョンと押してみたのね。

(プチ鹿島)それをモーリーさんがやったものだから「モーリー! いままでのモーリーとは違う……」って?

(モーリー)いままでのモーリーは全部化けの皮をかぶっていて、やっと皮の下の爬虫類人が見えてきた……みたいな感じなんですよ。だからそのシンプルさが、私が逆に驚くぐらいみなさんそういうペラッペラな薄いレイヤーで陰謀を信じていた人が多かった。これがQアノンにつながると思います。

(安田洋祐)でも問題の深層に横たわっているものはアメリカも日本も似ていると思うんですよ。要は経済的に中間層は没落する。で、おそらくこれは僕の見方なんですけど、自信のない方がたくさんいて。だからこそ、何かにすがりたい。で、結局日本の場合は日本人である……まあ、彼ら曰く純ジャパニーズであるっていうのはある意味誰でもそういった、頭の良さとか所得とか関係なくすがれるものなんですよね。

(モーリー)敷居の高い加盟点があるわけですよね。

(プチ鹿島)まあ別に努力しないでも、生まれてそういうのが備わっているという。

(モーリー)で、「外から来たインド人のIT社長が自分たちを解雇する」っていうシナリオはそこにはないんですよ。それが「見たくない現実」なんですかね?

(安田洋祐)まあ、それに対して「そういうのはくだらない」って言うのは簡単なんだけど、だとすると深層が「自信がない」ということが原因だとするとやっぱり、自信を持ちにくい人をたくさん生み出す社会にしてしまったということはやっぱり反省点だと思うんですね。だから自信を持てればそういう過激なネット右翼とかにならない人もたくさんいると思うので。

(モーリー)だからそこはおっしゃる通りで。共通点がアメリカと日本では環境設定がかなり違うんですけども。本当にアメリカのトランプさんを支持している人たちはグシャーッ!って1回、リーマンショックあたりで自信がなくなっちゃっているんですよね。

(プチ鹿島)だから日本でもQアノンっていうのは最近記事になっているんですけど。やっぱり記事の最後には「どうやらそれはトランプさん自身が書き込んでいる」っていうのを信じている、もしくは願望を持っている人が結構いるらしいんですよ。Qアノンの正体がね。

(モーリー)だからやっぱり点と点を……つまり、「選挙中にヒラリーを中心にした小児性愛の組織がピザ屋さんの地下にいる」っていうピザゲートっていう信じられない陰謀論を信じた人がかなりいたんですよ。だからあの延長で1回、点と点とを線でつなぐことが生活習慣になり、しかもそこには娯楽。快楽的な原則もありますよね。無責任に楽しめる、消費できるっていう。そのネタ消費の文化がどういうわけだか中間選挙を前にQアノンに今度は延長されているんじゃないかな。

(プチ鹿島)なるほど。

<書き起こしおわり>

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