モーリー・ロバートソン イヴァンカ・トランプのアパレル廃業の背景を語る

モーリー・ロバートソン イヴァンカ・トランプのアパレル廃業の背景を語る 水曜日のニュース・ロバートソン

モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中でイヴァンカ・トランプさんのアパレルブランドが廃業となったニュースについて話していました。

(モーリー)やっぱりちょっとイヴァンカさんがファッションブランドを廃業っていう。これね、結構奥を探っていくと何重にもねじれたものがあるんですよ。

(プチ鹿島)あっ、それぜひ聞きたい。

(モーリー)面白い。いま、ちょっと調べただけでも、そもそもトランプさんが大統領になった時から「なんでホワイトハウスに娘を、身内を入れるんだ?」っていう。そこもちょっと怪しいじゃないですか。身内主義的な、家族主義的な。ところがその後に、イヴァンカさんが実はアメリカに輸入しているイヴァンカブランドっていうのは100%中国で作られているの。

(プチ鹿島)中国で安く作っているんですよね。

(モーリー)その一方で「アメリカの企業は今後、アメリカ人を雇いましょう」っていうお父さんの旗振り役も務めていて、全く矛盾している。「おまいう」になっていたのね。それともうひとつは番組の冒頭でも申しましたけど、お父さんがあまりにも女性に厳しい発言をして、女性の社会進出を阻むようなことを平気で放言する。そして女性差別的なことを言う。「それを娘で、しかもホワイトハウスにも入れてもらっているのになんで何も進言しないんだ? 父親をそのまま擁護するのか?」っていうことで「Complicit」。暗黙の擁護という言葉がキャッチフレーズになって流行語になったぐらいだったんですよ。

モーリー・ロバートソンとプチ鹿島 杉田水脈議員「生産性」問題を語る
モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で自民党の杉田水脈衆議院議員が寄稿した「子供をつくらない性的少数者を生産性がない」という記事についてトーク。杉田議員やその周辺の自民党議員の反応について話していました。

(プチ鹿島)はい。

(モーリー)そして、2018年5月に中国でイヴァンカさんが申請した商標が3ヶ月で13件、登録された。

(プチ鹿島)それ! で、同じ時期になんかあったんですよね。アメリカが中国の企業の経済制裁を解いたんですよね?

(モーリー)そう。中国のIT企業の経済制裁を一時的に解いたんだけど、その後トランプさんは7月に入ると貿易戦争に向かうわけですよ。それでね、まあ3.7兆円規模の中国製品に25%の関税をかけるわけ。もうパーツから何から。ところが、そのザーッとアメリカに流れてくるおびただしい量の中国からの輸入物。その中にはイヴァンカの作ったシューズやハンドバッグも多いわけ。だからそれ、自分が損をするじゃないですか。

(プチ鹿島)うん。

(モーリー)衣類とシューズは関税の適応外になったの。

(プチ鹿島)あらっ!

(モーリー)なにこれ? 「中国には制裁するぞ! ただし、俺の娘の分以外は」みたいな。

(プチ鹿島)はー! 新聞だけ軽減税率が……みたいな。

衣類とシューズは関税の適応外

(モーリー)そうなんですよ。それで結局イヴァンカさんが作っているものはその経済戦争をやっていて、特にアメリカの大豆農家の人たちはすごい(中国から)報復関税を受けて損をしてしまっているのに、イヴァンカさんだけは大丈夫っていうノータッチ状態を作っていたのね。だから利益は相反する。倫理的に問題がある。そして中国に関しても例外措置。なにこの大・昭恵さん扱いは?っていう。

(プチ鹿島)大きい昭恵さんね(笑)。

(モーリー)大きい昭恵さん扱い。すごすぎるっていうことで批判の声が上がっていたタイミングで。しかもそろそろそのループホールを解いて、次の制裁にトランプ政権は向かいそうだから、どっちみち損しそうならじゃあ私、やめるわ!っていうことでちょうどいいタイミングでシレッと廃業しているんですよ。

(プチ鹿島)だからもう廃業せざるを得ないタイミング。ツッコミもこれ以上大きくなるのも嫌だからとか、そういうことですかね?

(モーリー)そうですね。だからまあ、やっぱりブランドイメージがあまりにも政治の問題に結び付けられすぎたので、大手の流通のノードストロームというちょっと上流の衣類を扱っているチェーンとかがですね、イヴァンカのブランドを外したんですよ。そういうこともあって、どっちみちこれは外されて売れないんだったら、もういっそのことかっこよく廃業しちゃえっていう、そういう戦術だと思います。

(プチ鹿島)はー。日本ではね、浅草でまだ買えるみたいですよ。僕、今日調べました。

(モーリー)いまのうちに買わないと! レアアイテム(笑)。

<書き起こしおわり>

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