渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でニューオリンズで行われたエッセンス・ミュージックフェスティバル2018についてトーク。大ヒット中のエラ・メイ『Boo’d Up』について話しつつ、最新リミックスを紹介していました。
(渡辺志保)あともうひとつ、今週末のニュースとしてはニューオリンズで毎年開催されている『Essence Music Festival』というのがありまして。これはエッセンスというアフリカン・アメリカンの方向けの有名な老舗の雑誌がありまして。そこが毎年企画しているミュージックフェスティバル。おそらく、本当に日本からも毎年のように行ってらっしゃる音楽ジャーナリストの林剛さんとかがいらっしゃったりとか。いろんな方が出かけていて。
私も本当に毎年のように言っているけど、いつか死ぬまでに1回行きたいなと思っているフェスなんですけども。私も今年、本当はもともとニューオリンズに行こうと決めていて。それはエッセンスに合わせて行こうと思っていたんですけどあれやこれやでちょっと時期がズレてしまいまして。エッセンスじゃない時にニューオリンズに遊びに行ったんですが。会場はニューオリンズということで。今週末、私は結構そのエッセンスに行っている現地のジャーナリストの方とか女性ライターのフォローしているお姉さんたちがワーッといますので。そういった方たちのInstagramなんかを見て疑似体験というか。「ああ、いまこんな風になっているんだ!」「ああ、こんな風にステージでブランディが歌っているんだ!」「ミッシー・エリオットも出てきた!」みたいな。
で、今日の日本時間の朝に終わったんですけど、最後のトリのひとつがメアリー・J.ブライジだったそうで。メアリーもすっごいステージを繰り広げていました。もう本当にソウルフルすぎて床に寝っ転がって歌うみたいな感じの「ザ・メアリー」みたいな感じのステージだったんですけど。それこそ音楽ライターの林さんもTwitterで言っていたけど、今年はやっぱりエラ・メイの年だっていうことで。いま『Boo’d Up』がすっごい流行っていますけども。
予想通り客席大合唱だったエラ・メイの“Boo'd Up”は2018年を象徴するというか、今年のNo.1 R&Bソング確定かな。今更ながら、曲もいいし覚えやすいし。街でもラジオでもバーでも1時間に一回くらいは聴く。体感的に、メイズか、ジュヴィナイルほかキャッシュ・マネー名曲か、エラ・メイかというくらい…
— RIN-GO (@hystys) 2018年7月8日
これ、『INSIDE OUT』ではかけたことはないですかね。私もこの間、ニューオリンズとアトランタに行ってきて本当にこの『Boo’d Up』が地元のラジオで15分に1回とか10分に1回ぐらいのすごいヘビーローテション具合だったんですよ。で、アトランタでよく聞いたのは『Boo’d Up』のプライズが参加したリミックスっていうのあってそれをよく聞いていたんですけど。
で、その後もフェッティ・ワップが参加したリミックスとか。で、先週発表されたのはファボラスが参加したリミックス。あとは1曲の中にニッキー・ミナージュとミーゴスのクエヴォが参加したリミックスっていう。
本当にね、この曲自体は去年発表された彼女のアルバムの1曲目に入っている曲なんですけど、リリースからこんなに1年ぐらい時間が経っても次々、ボコボコとリミックスが出てくるという驚異のロングランヒットになっていると言えると思います。
というわけで、今日はそのエッセンス・ミュージックフェスティバルへ行きたかったなという気持ちを込めてこの『Boo’d Up』の最新リミックス。まさかこの人がっていう感じなんですけども、そちらを聞いていただこうかと思います。なんとT・ペイン御大がここに乗っかってきたというわけで、今日の1曲目をお届けしましょう。T・ペインで『Boo’d Up T-MIX』。
T-Pain『Boo’d Up T-MIX』
はい。オープニングチューンでお届けしましたのは『Boo’d Up TMIX』。ここ、T・ペインのフックは「bottom toot up」っていうリリックになっていて、まあお尻を高く上げるっていう意味になっているんで。そういう意味の曲になっています。まあでも久しぶりにこういうT・ペインの……彼もリミックスキングみたいなところがありますから。いい具合にお料理してらっしゃるなという風に感じました。
<書き起こしおわり>