ディーン・フジオカと星野源 リスナーを寝かしつける選曲合戦

星野源とディーン・フジオカ 楽屋でのミット打ちを語る 星野源のオールナイトニッポン

ディーン・フジオカさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんと「リスナーを寝かしつける曲」をそれぞれ選曲し、披露しあっていました。

(星野源)そんな源ちゃん、ディーンちゃんが曲をかけあう時間です。

(ディーン)ついに来たよ! 挑戦状!

(星野源)リスナーを寝さすっていう。あ、これ「寝さす」か。俺、ちょっと寝さすじゃないのでちょっと選曲していたけども。じゃあ、サービスをまず。リスナーへのサービスを。僕は最近、オーディオセットを全部変えて。ものすごくレコードを、CDをしっかり聞けるというオーディオに。全部分かれているやつ。スピーカーも、スピーカー用のアンプがあり……みたいな。すごいいま、アナログを聞くのが楽しくてしょうがなくて。

(ディーン)ふーん!

(星野源)で、いま買いまくっていて。それで今日、たまたまちょっと時間があってレコード屋に行こうと思って行って掘り掘りして。それで見つけた7インチ。

(ディーン)いいですね。針を落とすこの文化が。

(星野源)針を落とす音をちゃんと聞かせた方がいいかな。これ、タイトルがちょっと長くて。ダイク&ブレイザーズっていうソウルバンドでJB(ジェームス・ブラウン)がやっていたようなリズムをいち早くやったんだけど、「ファンキー」っていう言葉を使ったのは実はこっちのバンドが最初だったという噂があります(笑)。

(ディーン)へー!

(星野源)本当かどうかはわからないけども。ソウルバンドなんだけど、ファンクに演奏していくというような。タイトルは『Let A Woman Be A Woman – Let A Man Be A Man』という曲を聞いてください。

Dyke & The Blazers『Let A Woman Be A Woman – Let A Man Be A Man』

(星野源)いやー、かっこいいでしょう? お送りしたのはダイク&ザ・ブレイザーズ『Let A Woman Be A Woman – Let A Man Be A Man』という曲でした。

(ディーン)いまの時代に……ぴったり。うん。いまのこの時間にもぴったり(笑)。

(星野源)ちょっとね、いったん起きたんじゃないかな? ここからですよ!

(ディーン)ここからですよ! どよーんと行きますよ!

(星野源)ディーンちゃんが取り揃えていますから。ねえ。

(ディーン)挑戦状を(笑)。

(星野源)挑戦状を叩きつける。「お前ら、寝ろ!」って(笑)。

(ディーン)「よい子は寝ろ!」って(笑)。

(星野源)じゃあ、ディーンちゃん。

(ディーン)これ、行きますよ。フォー・テットの『Alap』っていう曲です。どうぞ。

(星野源)これはヤバい……(笑)。

Four Tet『Alap』

(星野源)ディーンちゃん、ディーンちゃん! ディーンちゃん、いま曲が終わった!

(ディーン)まあ、とりあえずジャブで(笑)。

(星野源)アハハハハハッ! で、いま僕が渡したサンダーキャットの『Drunk』っていうアルバムがあって。それのアナログ盤のボックスセットが最高で。その中のデザインがやばすぎるっていう話をいま、ちょっとしていて。

(ディーン)モザイクが必要な(笑)。

(星野源)ラジオではあんまりちょっと言えない、なんか言いにくいやつですね。

(ディーン)非合法な感じ、しますね。

(星野源)非合法な感じ。ちょっとヤバい。猫ちゃんがちょっとヤバいんで。それも最高。それ、中出してみて。その中もね、いいんです。レコードの色がね、赤なんですよ。

Drunk [12 inch Analog]
Posted at 2018.6.27
Thundercat
Brainfeeder

(ディーン)すっごい。うわっ! これ……。

(星野源)そこはかわいいっていう(笑)。

(ディーン)これはあの……舐めたらチェリーの味がしそうな(笑)。

(星野源)そうそう。アメリカのチェリーみたいな。アメリカの飴のような。

Drunk [12 inch Analog]

(ディーン)ケミカルな感じの味がすごいしそうな……。

(星野源)じゃあ僕次にサンダーキャットをかけようかな。いまのアーティストの名前はなんていうの?

(ディーン)フォー・テット。フォーテットは昔から大好きで。

(星野源)どこの国の?

(ディーン)フォー・テット、どこの国の人かな? アメリカかな? たしか……。

(星野源)1人?

(ディーン)1人でずーっとなんかいろいろとラップトップを使ったりMIDIコントローラーを使ったり。ああ、イギリスだ。ブリティッシュDJですね。いろんなことを実験的にやっている人で。昔はもっとトリップホップっぽいことをやっていたんだけど。10年ぐらい前は。最近はなんかこういう感じみたいで。いまの時間にぴったりかなと。

(星野源)ぴったり。もうたぶん2000人ぐらい寝たと思う。聞いている中で、脱落者が。

(ディーン)フフフ(笑)。脱落者。いいんですよ。よい子は寝る時間だから。

(星野源)いいことですよ。そしてじゃあ、せっかくなんでサンダーキャット。『Tokyo』という曲が僕、すごい好きで。聞いてください。サンダーキャットで『Tokyo』です。

Thundercat『Tokyo』

(星野源)野沢雅子さーん!(笑)。お送りしたのはサンダーキャットで『Tokyo』でした。いきなり悟空が出てきたね。

(ディーン)「かーめーはーめー波!」って(笑)。

(星野源)アハハハハハッ! すごいよね。おそらく許可は取ってないんじゃないかな?っていう(笑)。サンダーキャットは。

(ディーン)すごいなー!

(星野源)これ、いいアルバムなんですよ。

(ディーン)ねえ。つっかったリズムがクセになるな。これは。

(星野源)フライング・ロータスっていう感じで。フライング・ロータスがいろいろとやっているみたいで。ミックスとかも。いろんな人がフィーチャリングしている曲もあって。ケンドリック・ラマーとかファレルとか。だからね、すごい超名盤なんですよ。

(ディーン)いいなー。ちょっと聞こう。

(星野源)これ、ぜひ聞いて。うん。

(ディーン)さっそく。

(星野源)みんな、寝たかな? 逆にちょっと興奮したような感じもあるからね。かめはめ波が来たから(笑)。

(ディーン)覚醒(笑)。

(星野源)じゃあ、こんな感じをこの後も続けていこうと思います。

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