ディーン・フジオカと星野源 リスナーを寝かしつける選曲合戦

星野源とディーン・フジオカ 楽屋でのミット打ちを語る 星野源のオールナイトニッポン

(星野源)今夜はディーン・フジオカちゃんとお送りしております。

(ディーン)(ささやくように)おはようございます。

(星野源)もう寝かそうという選曲ね。リスナーを寝かすという。

(ディーン)よい子を寝かしつけるような、そんな選曲をしております。

(星野源)長崎県の方。「2時ぐらいまでの記憶はあるんですが、気づいたら2時半になっていました。あれ、タイムリープしたかな?」。彼は寝たようですよ。

(ディーン)素晴らしい。起きちゃったけど。

(星野源)起きちゃったね。16才の方。「一夜限りの星野源とディーン・フジオカに寝かされて、星野源とディーン・フジオカに起こされる生活、最高です」。

(ディーン)ああ、よかった。気に入ってもらえて。

(星野源)よろこんでもらえた。

(ディーン)よかったー。特に深く考えずに始めたこの企画(笑)。

(星野源)いや、この企画は面白いね。ちょっと今後もやろうと思う。「寝かすぞ!」っていう。

(ディーン)挑戦状を叩きつけておいて。で、最後まで起きていたら……なんかいいことあるのかな?

(星野源)ないっていう可能性が高いんだけども。じゃあ、次はディーンちゃんの選曲。これはもうガチですから。

(ディーン)はい。みんな、心の準備はいいでしょうか?

(星野源)アハハハハハッ!

(ディーン)歯を磨いて。

(星野源)しかもね、『星野源のオールナイトニッポン』はフルでかけるからね。ワンコーラスで明けとかないからね。

(ディーン)次はもう5分40秒。どっぷり沈んでいってください。ニルズ・フラハムの『My Friend the Forest』。

Nils Frahm『My Friend the Forest』


(星野源)アハハハハハッ! 最後、着地した。

(ディーン)よかったー、事故るかと思った(笑)。危ない。

(星野源)素晴らしい。ニルズ・フラハム『My Friend the Forest』。いやー、すごい!(拍手)。

(ディーン)フフフ(拍手)。

(星野源)最高にいい曲。

(ディーン)これで、何万人ぐらい?

(星野源)10万人ぐらい寝たんじゃないの?(笑)。だって、まず曲が素晴らしい。最後の最後で、あれはたぶんチェロだと思うんだけど。弓の空弾きっていうか……本当にそっと乗せてシーッ……ってやっているだけみたいな。

(ディーン)「おやすみ」みたいな。

(星野源)ディーンちゃんも言っていたけど、エモい。

(ディーン)エモい。メロディーがエモい。

(星野源)なんかね、聞きながらいま2人でしゃべっていたんだけど、「普通のラジオだとこれは選曲させてもらえないよね」っていう話をしていて。

(ディーン)絶対にかからない。しかもフルで(笑)。

(星野源)フルで。でも、ごめんなさい。やっぱりこういう曲がラジオで流されるべきなんだよ。

(ディーン)いや、本当にそう思うな。

(星野源)日本のラジオはどうしても幅が狭くなっちゃっているから。こういう、まあ寝るとかも知らないよっていう話っていうか(笑)。寝ればいいよっていう。音楽的に最高なのだ!っていうのをかけるのがいいよね。

(ディーン)よかったー。

(星野源)すごくいい放送だと思う。

(ディーン)ねえ。なかなかない……挑戦状を叩きつけた(笑)。

(星野源)これはいいと思う。北海道の方。「眠いです。絶望的に眠いです。なのでいま、エナジードリンクをガブ飲みし、ハード系の目薬をジョボジョボ目にたらしました。絶対に眠れない戦いがここにはあるんです!」。ハタチの男の子。

(ディーン)あら。無理しない方がいいんじゃないかな?(笑)。

(星野源)寝ちゃっていいんだよ……。

(ディーン)2時46分。

(星野源)もうすぐ3時だよ。ねえ……。

(ディーン)フフフ(笑)。

(星野源)いやー、そんな感じで楽しかったディーンちゃんとの……。

(ディーン)あ、もう締めに? ついに……。

(星野源)ディーンちゃん、寝なかったね。最後まで寝ずに。むしろ、すごい元気に(笑)。

(ディーン)いや、本当に楽しかった! なんかいたずらをしているような感じで(笑)。睡眠テロ(笑)。

(星野源)睡眠テロね。寝落ちテロみたいな。これはいいね。

(ディーン)いや、楽しかった。これ。これだったらいくらでも、朝日を見るまでいけちゃうかな。

(星野源)そうね。まあ、朝日を見る人がいなくなるっていう(笑)。

(ディーン)目指せ全滅(笑)。

(星野源)目指せ全滅。これはいいなー。僕もね、また眠り系を用意していたので。じゃあ、これはまたやろう。

(ディーン)ぜひ! ちょっとこれ、もっと深いのでやりたい。今日は急遽、オンエアー始まる前にパパパッて選んだから。まあ、それでこういう感じだったんだけど。

(星野源)でもディーンちゃんのはガチだったよ。本当に。素晴らしい。

(ディーン)アハハハハハッ! 寝かす気満々っていう(笑)。

(星野源)でもガチなんだけど、ディーンちゃんは好きな曲で。で、音楽的にもすごく面白いっていうのが共通していて。それがいい。素晴らしいですよ。

(ディーン)よかった。成立した。

(星野源)成立した。とても。ちょっと、うん。ギャラクシー賞を狙いたい。これで。寝かすラジオで。

(ディーン)ああーっ! 寝かすラジオ(笑)。まあ、健康。よい子のために、健康のためにもね。

(星野源)いいかな。じゃあ最後にお知らせがもしあったら。

(ディーン)そうですね。

(星野源)セカンドシングル『Echo』が発売中だということで。

ディーン・フジオカと星野源『Echo』を語る
ディーン・フジオカさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんと自身の新曲『Echo』について話していました。

(ディーン)セカンドシングル。まあ、これがセカンドシングルっていうのに自分でもびっくりなんですけども。

(星野源)ねえ。リリースはしているもんね。

(ディーン)いろいろと違う形ではリリースしていて。シングルだとセカンドです。『Echo』と『Hope』が入っています。エチョとホペで。絶望と希望を聞いてください。そして初のファンクラブイベントを行います。9月23日(日)東京、ザ・ガーデンホール。9月30日(日)大阪、なんばHatchでやるんでぜひみなさん、起きている人は応募してください(笑)。

(星野源)誰も聞いてない可能性があるっていうね(笑)。

(ディーン)独り言かもしれない、これ(笑)。

(星野源)アハハハハハッ! いいよ、誰かにはかならず届いているので。電波を通じて。

(ディーン)これってYouTubeとかにあとで上がるのかな?

(星野源)上がったりするかもね。あと、Radikoで1週間聞けるから。

(ディーン)そうか。タイムラグで。

(星野源)そうそう。アーカイブが1週間聞けるから。

(ディーン)じゃあ、ここまで起きていた人たちになんかいいことがあったって思えるような……なんかあるかな?(笑)。

(星野源)なんだろうね。なくてもいいんじゃないかな?

(ディーン)いい音楽が聞けたということで。

(星野源)それでいいと思う。今日はとっても楽しかったです。

(ディーン)こちらこそ。

(星野源)ありがとう、ディーンちゃん。

(ディーン)源ちゃん。

(星野源)また来てね。

(ディーン)ぜひ!

(星野源)今日のゲストはディーン・フジオカさんでした! ありがとう!

(ディーン)ありがとうございました!

(星野源)またねー!

(ディーン)ばいばーい!

(星野源)おやすみ。

(ディーン)おやすみ。

(CM明け)

(星野源)さあ、最後は僕がもう1曲選曲をしていた寝る曲、ライで『Open』を聞きながらお別れしたいと思います。ディーンちゃん、本当に来てくれてありがとう。こんな面白い企画を生み出すことができて本当に幸せです。

Rhye『Open』

<書き起こしおわり>

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