吉田豪さんがFM RADIOBERRY『ギュウゾウと里咲りさのアイドル☆パンチ!』にゲスト出演。終了したばかりの『ラストアイドル』ファーストシーズンを振り返り、自身の炎上事件、池袋サンシャインシティのイベントなどについて話していました。
FM RADIOBERRY(FM栃木)
本日(1/4)21時?21時半は『ギュウゾウと里咲りさのアイドル☆パンチ!』。ゲストはプロインタビュアーの吉田豪さん!テレビ朝日ラストアイドルのお話も、た?っぷり聴けます。1月18日新宿ロフトにて番組イベント開催決定!#アイドルパンチ#radiko#ドコデモFM pic.twitter.com/avsPT91WEx
— ギュウゾウと里咲りさのアイドル☆パンチ! (@idol_punch) 2018年1月4日
(里咲りさ)さっそく、本日のゲストをご紹介します。新年のゲスト、この方です。
(吉田豪)はい。どうもー、吉田豪です。
(里咲りさ)吉田豪さんに来ていただきました。
(ギュウゾウ)豪ちゃん、もう3回目の出演になりますね。
(吉田豪)以前はギュウゾウさんの炎上をいじりに来たんですけども……その後、僕が炎上をするという(笑)。
ギュウゾウ『ラストアイドル』炎上事件
(ギュウゾウ)そうそうそう(笑)。
(里咲りさ)ねえ。盛大な炎上についてこの後に……(笑)。
(吉田豪)「ギュウゾウさんのジャッジは?」って(笑)。
(ギュウゾウ)『ラストアイドル』の話をいろいろと根掘り葉掘り聞きたいと思います。
(中略)
(里咲りさ)ここで、改めまして今週のゲストをご紹介します。
(吉田豪)はい、どうもー。吉田豪です。
(里咲りさ)豪さん、ありがとうございます。あっ、この曲は?(笑)。
(ギュウゾウ)はい、(BGMに)かかってきました。ラストアイドルの『バンドワゴン』が。
ラストアイドル『バンドワゴン』
(里咲りさ)ねえ。前回、豪さんが来てくれた時はギュウゾウさんがまさに、ねえ。
(吉田豪)ギュウゾウさんのプチ炎上の瞬間でしたね。
(里咲りさ)あれも私、「ものすごい燃えているな」って思っていたんですけど、吉田豪さんはその後にもう、今年一ぐらいの燃え方をされていて。
(ギュウゾウ)燃えましたね。あれはね。
(吉田豪)まあ、それだけじゃなかったじゃないですか。それを番組がいかにネタにしていくか?っていう恐ろしい方向になっていったっていう。
(里咲りさ)すごかったですね。吉田豪さんを使って。
(吉田豪)番組側は完全に「チャンス! ようやく番組が話題になった!」っていう(笑)。
(ギュウゾウ)本当に、本当に。
(里咲りさ)あそこでウワーッ!って、アイドル好きの人にも広まっていったじゃないですか。どんどん。上手く使われたというか(笑)。
(ギュウゾウ)去年の8月から、テレビ朝日系で始まったんですけど、最初のうちはね、なかなか軌道に乗っていないというか。その中で本当に……「さすがだな!」と思ったのは豪ちゃんが動じていなかったからさ。あんなのね、俺が燃えていたらもうあちこちに土下座よ!
(吉田豪)ダハハハハッ!
(ギュウゾウ)本当に僕、気が弱いからさ。あと、Twitterの作法を非常に理解していないのね。ついついさ、火に油を注いでしまったりとかして……。
(吉田豪)はいはい。ライムベリー事件ね(笑)。
(ギュウゾウ)豪ちゃんが言っていることってリスナーさんとかTwitterの住民、みんな信じちゃうからね。鵜呑みにしちゃうからね。あの時、炎上した時ね、やっぱりここは少し炎上に乗っておこうとかって、そういうような感覚はなかったんですか?
(吉田豪)「乗っておこう」っていうか、いつも面白がっているように自分のこともどこまで面白がれるか?っていう感じで、いつものようにリツイートを繰り返し……ってやって。で、寝れないぐらいに本当、ツイートが止まらないんですよね。エゴサが。
(里咲りさ)そう(笑)。「豪さん、いつ寝ているんだろう?」って思って。もうずーっと24時間リツイートをしてましたよね?
(吉田豪)ずっと朝ぐらいまでやっていたら朝、電話がかかってきて。『ラストアイドル』からのオファーで、「炎上しているから、また出てください」みたいな。
(ギュウゾウ)番組サイドから?
(吉田豪)本当、恐ろしいですよ。
(ギュウゾウ)本当、吉田豪メインよ。ある人が言っていたんだけど、「この番組で産んだ最大のスターはセンターのベレー帽をかぶっている阿部(菜々実)さんじゃなくて、吉田豪だ」と。
(吉田豪)Twitterですごい書かれていますね。「ラストアイドル8人目のメンバー」っていう(笑)。
(里咲りさ)アハハハハッ! この収録日の前の日が池袋のサンシャインシティの広場でイベントがあって。吉田豪さんが登場したら大歓声が起こったって聞いたんですけど。
(吉田豪)あれはだから、流れが恐ろしいわけじゃないですか。まず、だから炎上してすぐにオファーして、それが最後のバトルの収録日で。で、ラストバトルの審査員に僕をして。それを予告でずっと引っ張るっていう時点でも恐ろしかったわけじゃないですか。
(里咲りさ)もう予告にも出るような(笑)。
(吉田豪)ずっと予告のセンターですからね。
(ギュウゾウ)僕ね、そのイベントを……。
ラストアイドル・サンシャインイベント
(吉田豪)そのイベントの話、ちょっといいですか? まずイベントのオファーが来たわけですよ。で、「ラストアイドルファミリーが全員集合。全部のグループが出ます」っていう。で、僕にオファーが来ているわけじゃないですか。……いつの間にファミリーに入れられたんだ? 問題がまずあった上に、こっちの発表はないわけですよ。僕が出るという発表がなくて。ギリギリで大森靖子さんだけは「私は見届けに出ます」って書いていて、「さすが大森さん、フライングした!」とか思って。僕はすごい葛藤したんですよ。僕も書いたら、僕のファンとかも来てくれるわけじゃないですか。多少、ホームになる。
(里咲りさ)はい、はい。味方が駆けつけてくれる。
(吉田豪)でもたぶん、番組的には僕が出ていって「あいつ、来たのかよ!?」になった方がいいだろうから、僕は絶対にツイートはしちゃいけないんだと思って。すごいがんばって空気を読んで。出る直前も上からあれ、実は見れるんですよ。4階ぐらいから見えちゃうんで、見えない角度でずーっと隠れて登場して……っていう。「俺、なんでこんな番組のためにがんばっているんだろう?」っていう(笑)。
(里咲りさ)役目をきちんと果たしている(笑)。
(吉田豪)そう(笑)。
(ギュウゾウ)僕ね、白戸さんっていう作曲者の方と一緒に遊びに行っていたのね。で、僕らも当然知らないわけ。豪ちゃんがいるのは。で、吉田豪が出てきた時にすんごいブーイングだから。「ブーッ!」って。
(里咲りさ)それもみんなで、一種の芸みたいな感じになっているっていう。
(吉田豪)いわゆるでも、一斉のブーイングっていうか、本当に拍手とか笑いとかも混ざっていたんで。誰かが書いていたけど、「吉田豪、絶対に許さない!」みたいな感じですごい騒いでいた人がかき消されていたっていうぐらいの。たしかにあの日、いちばんの盛り上がりだったのは間違いなくて。
(里咲りさ)だってラストアイドルのファンになっている方はみんな、吉田豪さんのことを知っているようになったわけじゃないですか。
(ギュウゾウ)そうそう(笑)。
(吉田豪)そりゃあ通行人からしたら全くわからないですからね(笑)。「なんであいつに沸いているんだ?」っていう。
(ギュウゾウ)すごい人だったよ。2000人以上来たって。
(里咲りさ)へー、すごい! 2000人ですか?
(吉田豪)だから、さすがだなと思うのが、思い出したのがおニャン子のデビューも実はあの噴水広場なんですよ。で、人が集まりすぎて中止になっているんですよ。ああいうことをたぶん再現しようとして、集まりすぎて大変なことになってCDが枯れたりとか、異常なことが起きてます感を出そうとしての秋元プランなんですよ。実はちょっとポロッと言ったんですよ。「CD、枯れたらしいじゃないですか。補充しないでいいんですか?」「いや、売り切れの方が話題になるんで」って(笑)。
(里咲りさ)うわーっ! 私もそうしよう(笑)。10枚ぐらいしか持って行かないで。
(ギュウゾウ)さすが吉田豪。スパイ目線で。
(吉田豪)ガンガン、スパイしましたよ。ちなみにもっと言うと、あれは池袋のサンシャインじゃないですか。伊集院(光)さんが住んでいるのが池袋なんですよね。あの横が西友で、僕はそこに自転車を停めたんですけど、あそこはいつも伊集院さんが行っている西友で。伊集院さんに会ってまず言われたのが、「今日来る時に車で豪さんを轢きそうになりましたよ」って言っていて(笑)。「車に乗っていたら、前を豪さんが走っていて。横のカミさんが『あっ、炎上した人だ!』って言っていた」っていう(笑)。そういう認識っていう(笑)。
(里咲りさ)いままでの私たちみたいに知っている人じゃなくて、『ラストアイドル』で知った人はみんな、「炎上した人」っていう認知なんですね(笑)。
(吉田豪)『ラストアイドル』新規がね(笑)。そうそう。
(ギュウゾウ)本当にね、吉田豪って言ったら僕らにとってはね、考え方のひとつの権威みたいな部分があって、常識の中に入っているんだけど、こんなにも世間は知らないんだなっていうのが……。
(吉田豪)「世間」っていうか、テレビを見ている中高生とかっていうことですよね。
(里咲りさ)あの炎上の仕方とかを見ていても、「ああ、こういう受け取り方でテレビを見ている人がたくさんいるんだ!」っていう感じがしました。
(ギュウゾウ)本当だよ。
(吉田豪)ねえ。番組の成り立ちとかを何も知らない人たちが多くなったという。
(里咲りさ)そうそう。「絶対にこれはこういう編集の仕方だろう?」っていうのも。まさに豪さんをあの役に仕立てたのも編集じゃないですか。「でも、そのまま楽しめる人もいるんだ」って思って、カルチャーショックでした。
(ギュウゾウ)栃木出身の人もセカンドユニットで出ているんで。ちょっとね、お便りも結構来ているんで。
(里咲りさ)お便り、読ませていただきます。(メールを読む)「吉田豪さんへの質問です。『ラストアイドル』に出演して得たもの、失ったものはなんですか? 秋元さんに言いたいことはありますか?」という、2点、質問が。
(吉田豪)得たものはたぶん中高生の知名度ですね。
(里咲りさ)アハハハハッ! なんかめちゃめちゃDMとか来てませんでした?
(吉田豪)すっごい来てましたよ。17才とかから。「恨みでもあるんですか!?」みたいな(笑)。
(里咲りさ)純粋なね(笑)。「長月さんを!」って(笑)。
(吉田豪)そう(笑)。「暫定メンバーに! 許せないです!」っていう。すっごい熱い。
(ギュウゾウ)「悪名は無名に勝る」っていうのは間違いないんだけど、なんでああいう子たちっていうのは負けた方の人の気持ちを考えないのかな?って。
(吉田豪)すごい思いますよね。とか、それこそ辞退した蒲原さんのこととかを一切考えない感じとか。恐ろしい!っていう。
(里咲りさ)恐ろしいですね。
(ギュウゾウ)失ったものとかは?
(吉田豪)失ったものは、ないかな?
(ギュウゾウ)失ったものは特に……時間かな? 相手をしている時間?
(吉田豪)フフフ(笑)。まあ、でももともとそんな感じですからね。
(里咲りさ)そうかー。秋元さんに言いたいこと、ありますか?
(吉田豪)「吉田豪がついに秋元の手に落ちた」的なことを言う人がたまに、Twitterとか見ているといるんですけど、僕は会ってないんですよ、全然(笑)。
(ギュウゾウ)あら? 会ってないの? えっ、一度も?
(里咲りさ)こんなに活躍をしたのに?
(吉田豪)だからそれこそ5、6年前にロフトプラスワンの僕の出版記念イベントに出てもらって。「秋元康、ロフトプラスワン降臨」っていう。あれ以来会っていないんですよ。
(里咲りさ)えーっ? 今回の件では会ってらっしゃらない?
秋元康とは数年間、会っていない
(吉田豪)全然、全然。だから伊集院さんラジオ(『伊集院光とらじおと』)に秋元康がゲストで来て、はじめて秋元さんが僕について語るのを聞いたっていう。
(ギュウゾウ)あの放送、よかったですよね。
(吉田豪)よかったですね。
(ギュウゾウ)豪ちゃんのことをすごく評価していてね。僕は会いましたよ。秋元さん。
(吉田豪)だから、手に落ちたのはギュウゾウさんなんですよ、むしろ(笑)。
(ギュウゾウ)あ、俺なの!?(笑)。
(吉田豪)僕じゃないですよ。僕は落ちてないんで。
(ギュウゾウ)俺、落ちたのかな?(笑)。
(吉田豪)僕が言いたいのは、「もう1回、ロフトプラスワンなりで絡みましょう」ぐらいで(笑)。「あなたが地下に下りる番です。僕が地上波に出た分」っていう(笑)。
(ギュウゾウ)フフフ(笑)。
(吉田豪)相当貸しは作ったはずですからね。
(里咲りさ)そうですよ! 1億円ぐらいもらってもいいんじゃないか?って思いますよね。
(吉田豪)それなのにラストアイドルのサンプルすらもらっていないですからね(笑)。
(里咲りさ)サンプル、届いてないんですか? ちょっと! 請求しましょうよ! こんなに話題にしたのに!
(吉田豪)「えっ、発売イベントに出たのに、サンプルももらえないの?」っていう(笑)。衝撃ですよ。
(里咲りさ)あのサンシャインでもらえなかったんですか?(笑)。
(吉田豪)CD、買えちゃいましたからね(笑)。。
(ギュウゾウ)ちなみにこれ、僕も買ったんですからね。目の前にあるラストアイドルのCD、僕、買いましたから。
(里咲りさ)もう、100枚ぐらい送ってくださいよ(笑)。
(ギュウゾウ)本当だよね(笑)。お便り、もう少し行きます?
(里咲りさ)もうひとつ。(メールを読む)「最近、アイドルを超える○○で巷が騒がしいですが、吉田豪さん自身がアイドルを超えてしまったのでは?」という。たしかに(笑)。
(ギュウゾウ)アイドル性は高い方だとは思うんですが。
(里咲りさ)そうですよね(笑)。
(吉田豪)高くないですよ、別に。ギュウゾウさんとかに比べたら全然低いですよ。
(ギュウゾウ)俺、アイドル性高い?
(里咲りさ)高いです(笑)。
(吉田豪)ギュウゾウのかわいげとかに比べたら、僕はかわいげない側ですから。人のかわいげを拾ってくるのが僕の特技で。
(里咲りさ)ギュウゾウさんのかわいげを拾っているのは吉田豪さんですからね。
(吉田豪)そうですよ。だいたい、いじりづらい人のかわいげを拾ってくるのが僕、好きなんで。「この人、いじってもいいですよ」っていう風にしていくっていう。
(ギュウゾウ)あのね、非常に感謝しているのは僕、本当にいじられるようになったんで。ロマン(優光)さんなんかもイベントで一緒になるとすごいいじってくれるからね。あと、笑ってごまかせるね(笑)。いじられている時は。これはすごい大きなものを手に入れたなと。あと、怒っているのって結構キツいよ。
(里咲りさ)うんうん。でも、怖いイメージとか持たれること、いままでは多かったんじゃないですか?
(ギュウゾウ)そういう芸風だったから。
(吉田豪)まあ、「街宣車の人」っていうイメージが強いんで。
街宣車の人、ギュウゾウ
(ギュウゾウ)その話も、僕も子供が生まれてね……(笑)。
(吉田豪)最近でも、ほら。町山さんとも会って、思想を超えた交流がいろいろと……元SEALDsの人とも会ったりとか。昔なら考えられない、左右がひとつに!っていう(笑)。
(里咲りさ)最近のギュウゾウさんの周りではそういう話、出ないですからね。昔の話は。
(ギュウゾウ)本当にね、みんなが忘れた頃に豪ちゃんがこれを出すんだよ。この話題を(笑)。
(里咲りさ)みんなが忘れないように(笑)。
(吉田豪)ウーマンラッシュアワーのネタを評価したりとか。「あの右のギュウゾウさんがウーマンのネタを評価!?」みたいな。感慨深いじゃないですか(笑)。
(ギュウゾウ)僕はもともとアメリカ嫌いだから(笑)。
(吉田豪)反米ね。反米右翼という。
(ギュウゾウ)そっちの方に脱線しちゃダメです!
(里咲りさ)またね、3年後ぐらいに。
(ギュウゾウ)僕からもちょっと質問。アイドル界とか芸能界とか、どんな風な年に今年はなりますかね? 僕、去年はあまりにも不倫、不倫の話が多くて。
(吉田豪)そんな全般の話に行くんですね(笑)。
(里咲りさ)すごい(笑)。急に広く(笑)。
(吉田豪)アイドルの話じゃなくて(笑)。
(里咲りさ)ワイドショー的な話になりましたね。
(ギュウゾウ)あんまり気にならないからさ。そういった男女交際とかさ。あと、僕はアイドルファンになって、自分の推しが密会とか熱愛みたいになってショックを受けた経験がまだ無いの。ウブいから。
(吉田豪)えっ、もしそうなったら、受けます? 自分の推しが熱愛報道とかが出たら?
(ギュウゾウ)どうだろう? ノゾ氏とかBiSプーちゃん……プーちゃんとかが密会とか熱愛とかが出ても、たぶん笑って過ごすんじゃないですかね(笑)。「やったー!」とか言っちゃうんじゃないかな?(笑)。
(吉田豪)「話題になりましたよー!」みたいな(笑)。
(里咲りさ)「やっと!」って(笑)。
(吉田豪)「やっと!」っていう(笑)。
(ギュウゾウ)また、それか(笑)。
(里咲りさ)それもまたやりましょうね(笑)。
(ギュウゾウ)たぶん喜んでいるんじゃないかな? どうなんですかね? アイドル界……僕さ、いつも里咲さんにも相談っていうかアドバイスをもらっているんだけど、僕は地下アイドルしかわからないからさ。地下アイドルが大きなところに集約されてきちゃって、大丈夫かな? 数が減っちゃうんじゃないかな?って思ったりしているんですけども。
(吉田豪)まあね、それは何年もそうなるだろうと……いま、案の定中堅どころが次々と力尽きている段階じゃないですか。あんまり人が関わっていないところは大丈夫だけど、スタッフが多いところが持たなくなっている。
(里咲りさ)資金が足りなくなって。
(ギュウゾウ)メジャーアイドル系とかは、どうですか?
(吉田豪)ねえ。BiSHの一人勝ちですからねー。
(里咲りさ)すごいですよね。勢いが。
(ギュウゾウ)まねきケチャとかはどうですかね? もうちょっとがんばってくれるかな?
(吉田豪)うーん……どうなんだろうなあ?
(ギュウゾウ)楽曲が少ないんだよな。まねきケチャはな。
(吉田豪)本当にだからずっと、この前僕、BiSHの番組に呼ばれて、体調不良だったんで声が張れなくてしゃべれなかった話があるんですけども。時代の流れが欅坂や坂道ブームになったのもそうだと思うんですけど、AKBの残酷さをみんながたぶん求めなくなっていると思うんですよ。アイドルに負荷をかけるよりは、ビジュアルのレベルを上げて、いい曲を歌っていればそれでいいんですよっていう時代になってきていて。それがBiSに対するBiSHだと思っているんですよ。BiSのやり過ぎ感はもういいよっていう。「そこまでやらないでいいから、かわいい子にいい曲を歌わせて」っていう。
(里咲りさ)うんうん。
(吉田豪)だからBiSがまたああいうことをやったら炎上しちゃうような時代になったと思うんですよね。だから、『ラストアイドル』も炎上したけども、『ラストアイドル』は救済措置があったじゃないですか。女の子の。そこの違いですよね。「女の子に残酷なことをさせているようで、実は残酷じゃないんですよ」っていう。
(ギュウゾウ)昨日のイベントとかも、非常にみんなが、懐かしい顔……いまや懐かしい顔みたいになっていたんだけど、全員が揃うと華やかでね、ちょっとうれしく感動しましたよ。
(里咲りさ)私なんてトークイベントで吉田豪さんと一緒にロフトナインでやった時、お話の流れで私がどうしても家族の話をしたくなくて。その罰というか……(笑)。
(吉田豪)代わりにね。
(里咲りさ)はい。「『ラストアイドル』に応募する」みたいなくだりになってしまって。
(吉田豪)そうなんですよ。「まだ締め切り、間に合うよ!」って言って(笑)。
(ギュウゾウ)応募したんですか?
(吉田豪)その場で壇上から。
(里咲りさ)壇上で応募して、「応募、完了しました!」ってやったんですけど、その時のイベントのところにテレ朝系の関係者が来ていて。すぐに「あの、これはネタなんで……」って言って止められたという(笑)。
(ギュウゾウ)そうなの?(笑)。
(里咲りさ)結構本気だったんですけどね。
(ギュウゾウ)なかなかでも、テレビでそこまで勝ち抜くのも大変だからね。
(里咲りさ)ねえ。本当に物語の作り方ってこういうことんだなって、『ラストアイドル』を見ていて思いました。
(吉田豪)本当はだから里咲社長になんか潜り込んでもらって、秋元ビジネスを内側から見るみたいなことをやってほしかったんですけどね。
(里咲りさ)そうなんですよ。私は絶対に豪さんかギュウゾウさんにマネージャーとして1日だけついて行って、全てを見てこようと思ったのに……。
(ギュウゾウ)なんだ。言ってくれればよかったのに。
(里咲りさ)本当ですか? じゃあ、次の収録はちょっと就職させていただいて。
(吉田豪)これ、オンエアーは1月ですもんね。セカンドシーズン、ありますよ!
(里咲りさ)やったー!
(ギュウゾウ)セカンドシーズン、ありますけども僕のところにはオファー、来てないよ(笑)。
(里咲りさ)豪さんは絶対に呼ばれますよね?(笑)。
(吉田豪)来てますよー。収録日、決まってまーす。
(里咲りさ)ちょっと私、マネージャーになって行きますんで(笑)。
(ギュウゾウ)スパイを1人、増やして。それじゃあ、ここで1曲聞いてもらいましょう。
(吉田豪)はい。シュークリームロケッツで『想像上のフルーツ』。
シュークリームロケッツ『想像上のフルーツ』
(里咲りさ)お送りしたのはシュークリームロケッツさんで『想像上のフルーツ』でした。かわいらしい曲。
(吉田豪)長月さん、いいですね。
(里咲りさ)フフフ(笑)。そうですよ、豪さんと昨日も。
(吉田豪)ねえ。長月さんとステージ上で「吉田さん、なんでいるの!?」っていう。いちばん沸いた瞬間(笑)。
(里咲りさ)最高ですね。
(吉田豪)が、あったんですけども。あの後もバックステージで、本当はもうちょっと絡みたかったんですけど、押していたんでできなかったんですよ。で、袖で終わった時に「すいませんでした。あんなこと言っちゃって」って言ってきて。「全然。あれが正解です!」って言った後、「でもあれですよ。僕、長月さんのTwitter、大好きなんですよ。長月さんのあのツイ消しする感じ」って言った時、またすごいあのいい顔をしてくれて。「もうっ!」って言ってくれて(笑)。
(里咲りさ)アハハハハッ!
(吉田豪)「ああ、いいなー。リアクションも最高!」っていう(笑)。
(里咲りさ)今後もラストアイドルファミリーとして、そこのプロレスは見ていきたいところですよね。
(ギュウゾウ)名勝負ですから(笑)。本当にね、『ラストアイドル』というこのうねり。僕も久々にスターが生まれる瞬間を見ているので、僕はワクワクしているんで。せっかくですんで、吉田豪さんは来週も出演してもらって。
(里咲りさ)やったー! よろしくお願いします。
(ギュウゾウ)来週のゲストは『バンドワゴン』を作曲した白戸さんがまた来てくれるんで。ちょっと白戸さんとも、いろいろと。
(里咲りさ)白戸さんも3回目ですよ。
(ギュウゾウ)そうか。白戸さんもいっぱい来てくれるね。白戸さん、楽しそうだもん。まあ、楽しいよね。自分のCDがさ、あっという間に完売するんだしね。なにしろ、白戸さんはアイドル文化にあまり触れたことがない人なんで。あっちこっちでいろいろな珍道中をしてくれるんで、面白いのよ。
(里咲りさ)おおー。かつてのギュウゾウさんのように?
(ギュウゾウ)そうそうそう。そうなんですよ。そこらへんのところも豪ちゃんにいじってもらえれば。あの人もなかなか面白い。あと、楽曲のこととかも。僕は音楽的には素人なんで。いろいろと聞いてみたいと思います。
(里咲りさ)そうですね。楽曲の話、したいですね。
(ギュウゾウ)フフフ(笑)。
(里咲りさ)なんで笑うんですか?
(ギュウゾウ)いやいや、本当に白戸さん、叩けば鳴る人なんで(笑)。……吉田さん、今年はどんな風な流れで1年間をすごすんですか?
(吉田豪)急に話が変わりましたね(笑)。なんですか?
(里咲りさ)これなんですよ! ぶった切って180度変わる感じ(笑)。もう、相変わらずですよ。
(吉田豪)僕は人生のテーマが「死ぬまで現状維持」なんで、全然何も変わらず。だから、炎上しようがテレビで話題になろうが、何も変わらずに生きるのが僕のテーマなんで。
(里咲りさ)プロインタビュアーとして認識されるのではなく、炎上の人と認識されても、現状維持で。
(吉田豪)ねえ。また元に戻していく感じで。
(ギュウゾウ)漫画家さんのインタビューのやつ。あれすごく、早く本にならないかなって。
(吉田豪)BUBKAの連載のね。
(ギュウゾウ)あれとかすごく楽しいな。もう少し時間があるので、里咲さんは今年の。さっきのあれじゃないですけども。
(吉田豪)雑な振り(笑)。
(里咲りさ)フフフ(笑)。今年の目標はギュウゾウさんが雑な振りを止められるように、私が進行を上手くなることです! よろしくお願いします!
(ギュウゾウ)フハハハハッ! 栃木県にもそろそろ来てくださいよ。
(里咲りさ)はい、行きます!(笑)。
<書き起こしおわり>