赤江珠緒 佐村河内守ドキュメンタリー映画『FAKE』を語る

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赤江珠緒さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で佐村河内守さんのドキュメンタリー映画『FAKE』について、ピエール瀧さんと話していました。

(赤江珠緒)あともうひとつね、瀧さん。私、今週ちょっと早く見させていただいた、これは話題作になるんじゃないかな?っていう映画。『FAKE』。ご存知?

(ピエール瀧)ああー! 佐村河内さんのやつ?

(赤江珠緒)そう! 佐村河内さんをまさにドキュメンタリーとしてずーっと、あの騒動があってから……ゴースト騒動ですか? 作曲されていたっていう……

(ピエール瀧)はいはい。ゴーストライター騒動。「ゴースト騒動」だと、オバケ騒ぎになっちゃいますから。「オバケ騒ぎの話じゃないでしょう?」と思って。

(赤江珠緒)『ゴーストバスターズ』みたいになっちゃう(笑)。

(ピエール瀧)ゴーストライターね。お願いしますね(笑)。「『ゴーストバスターズ』系の話なのかな?」ってみんな、頭パッて浮かんじゃいますから。

(赤江珠緒)そうですね(笑)。その後にずーっと森達也監督が佐村河内さんのお家に入られて密着して撮ったという映画。

(ピエール瀧)この間ね、町山さんが解説してくださっていて。僕、車で運転しながら聞いてましたけども。言っちゃいけないことを町山さん、どんどん言っちゃうっていう。

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(赤江珠緒)言っちゃいけないのよ。そう。言っちゃいけないの。衝撃のラスト12分間は言っちゃいけないっていう縛りが絶対にあるんですけど。たしかに、これは言わない方がいい。見る人のためにも。

(ピエール瀧)はい。町山さんの言った感じは、セーフですか?

(赤江珠緒)あ、セーフです。セーフです。

(ピエール瀧)ああ、なるほど。上手ですねー。町山さんは、さすが。

(赤江珠緒)そうそうそう。で、私、試写会で見させていただいたんですけど。試写会の切符とかを受付されている方が、「町山さん、ハラハラしましたよ」って(笑)。

(ピエール瀧)(笑)。やっぱり!

(赤江珠緒)「『スペシャルウィークだから』って言い出して、どうしようかと思いました!」とか言われて。「すいません、ご迷惑をおかけして……」っとかって(笑)。

(ピエール瀧)そっちの、映画側のスタッフが「おい、大丈夫かな?」っていう(笑)。

(赤江珠緒)「あれほど『言うな!』って言ったのに」みたいな。

(ピエール瀧)「あの人、興が乗っちゃうとしゃべっちゃう可能性あるな!」ってヒヤヒヤしていたっていう。

(赤江珠緒)で、バークレーにいるし。もう止められないよ、みたいな(笑)。なったんですけど。いや、でもね、面白いよ、瀧さん。

(ピエール瀧)ああ、そうですか。

(赤江珠緒)これはね……これ「面白い」って言っていいのか、不謹慎なのかどうか、それこそわかんないですけど。もう正直、面白いわ。

(ピエール瀧)正直、面白い。やっぱり不謹慎なものって、面白いよね(笑)。

(赤江珠緒)で、ドキュメンタリーだから、そんな笑うつもりで行ってなかったんですけど。一緒にご覧になっていた方とか、笑ってましたね。笑いが出てましたね。でね、みんな誰一人、笑わせようとしていないんです。出てくる人たちは普通に生活されていて。佐村河内さん、奥様、仕事の依頼に来るテレビ局の人たち。本当に、みんな全然普通に生活しているんだけど、なんか笑えてくるっていう。

(ピエール瀧)ふーん、なるほど。

(赤江珠緒)いいですよ。

(ピエール瀧)そのへんは、なんですか。森達也さんマジック的なことですか?

(赤江珠緒)そうですね。そうでしょうね。

(ピエール瀧)それとも、なんかそういう騒動があった時のザワザワ感がありながら暮らすことの滑稽さなんですか?

(赤江珠緒)っていうかね、やっぱりなんか、人間社会って、人間が一生懸命、生きていたり行動してると、なんかおかしくなるんだな、おかしみが出るんだなっていう。そういう面白さ。笑っちゃうね!っていう、そういうんじゃなくて、そこはかとなく笑ってしまうっていう感じですね。

(ピエール瀧)なるほど。基本、人間は滑稽であるっていう。

(赤江珠緒)そうそうそう。そういう感じがすごくしましたね。で、森監督も、「最近情報社会で、とにかく『真実だ』とか『真相に迫る』とかいう言葉は結構安易に使われるけれども、そういうのって時代とか場所とか、そういうので座標軸ってすごく変わるものだから。そんな誠実にできるものじゃない。そこに迫ろうと努力するのは必要だけど、それが『迫れました!』みたいに言うのは違うんじゃないか?」っていう視点でずっと撮られていたんですよね。

(ピエール瀧)なるほど。

(赤江珠緒)で、タイトルも『FAKE』。だから「偽造する・見せかける・インチキ」とかいうタイトルですけど。

(ピエール瀧)なるほど。ある出来事、現象があって、そこにあるベクトルからそれを映すと、もうその時点でドキュメントじゃないというか。そういうことになっちゃうよということなんですかね。

(赤江珠緒)だから本当にね、ドキュメントなんだけど、もうなにがFAKEやら?っていう感じですよ。で、佐村河内さんが飼っている猫がかわいいっていうことしか、たしかなことはもうないっていうぐらい(笑)。

(ピエール瀧)なるほど(笑)。

(赤江珠緒)うん。「猫、かわいいな」って私は思いましたけど。

(ピエール瀧)なるほど。岩合(光昭)さん的な感じに最後なるっていう。

(赤江珠緒)もう、それしかたしかなことは……みたいな。

(ピエール瀧)佐村河内からの岩合っていう(笑)。赤江さんの心境の変化が。なるほど。

(赤江珠緒)うん。ラストのこともありますから、なかなか言ませんけど。

(ピエール瀧)言っちゃえばいいじゃないですか。赤江さん。ラスト12分を。

(赤江珠緒)そうね。

(ピエール瀧)赤江さんがやらかしちゃいましょうよ。

(赤江珠緒)昨日、一応謝ったからいいかな?(笑)。あのですね……って(笑)。いや、佐村河内さんが、いろんな方から取材を受けて。「あの騒動、どうだったんですか?」って。そういうところもカメラが回っているんですけど。なんかね、ほっぺたとかを叩き出すんだよね。で、『トルコ行進曲』とかをほっぺたを叩きながら表現したりして。「僕はだからこれで、感じたら『トルコ行進曲』ってわかるでしょう?」とかってことを、両手で叩きながら表現されたり……

(ピエール瀧)遠藤のホホホイじゃないですか。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)ホホホイ、ホホホイ、ホホホイ、ホイじゃないですか。

(赤江珠緒)そうなんですよ(笑)。で、それを「はい」って言いながら真面目に聞いてらっしゃる方とか。なんでしょうね? 本当にその場の空気としてはひとつも笑いの要素、ないんですけど。もう、おかしくてしょうがなくなってきて。

(ピエール瀧)なるほど。

(赤江珠緒)だから、笑っちゃいけない時とか、人が真面目にやっている時のことほど、面白かったりしますもんね。

(ピエール瀧)まあ、そうですね。そこに笑いが起きるのはしょうがないというか。ねえ。お葬式ですっげー笑えてきて困っちゃう時、あるじゃないですか。

(赤江珠緒)そうそうそう。あるじゃないですか(笑)。

(ピエール瀧)ヤバい、ヤバい、ヤバい!っていう。絶対に笑っちゃ行けないんだけど。

(赤江珠緒)絶対に笑っちゃいけないっていう時。

(ピエール瀧)って、思えば思うほど、どんどん笑えてくるっていうのはあるじゃないですか。

(赤江珠緒)うん。なんかそういうおかしみが、そこはかとなく全体に漂っていまして。もう、あっという間に見れちゃいましたね。

(ピエール瀧)なるほど。

(赤江珠緒)これは非常に話題になるんじゃないかな?

(ピエール瀧)なかなか、『日本で一番悪い奴ら』『FAKE』と、社会派な映画を。

(赤江珠緒)今日はね。しかも、明日からゴールデンウィークですよ。ゴールデンウィークっていうと、「映画を見よう」っていう1週間だったわけですから。いいんじゃないですか?

(ピエール瀧)どっちもゴールデンウィーク、公開してなくないですか?

(赤江珠緒)あらっ!(笑)。

(ピエール瀧)いや、明日から、いまのを見に行けるんだったらいいけど。いま、チラッと資料を見たら、「6月4日からユーロスペースにてロードショー」って書いてるし。『日本で一番悪い奴ら』もまだもうちょっと先だったなと思って。

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(赤江珠緒)6月25日公開という(笑)。

(ピエール瀧)強引に着地するの、やめてくれませんかね。赤江さん。

(赤江珠緒)そうですね(笑)。そう言われたら、そうですね。

(ピエール瀧)まあでもね、ゴールデンウィーク、なにか見に行ったらよろしいですよ。

<書き起こしおわり>

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