赤江珠緒『たまむすび』2023年3月末終了の理由を語る

赤江珠緒『たまむすび』2023年3月末終了の理由を語る たまむすび

赤江珠緒さんが2023年1月12日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で、番組が2023年3月末をもって終了することを発表。その理由を話していました。

(赤江珠緒)午後1時になりました。いかがお過ごしでしょうか? こんにちは。赤江珠緒です。

(土屋礼央)こんにちは。木曜パートナーは土屋礼央です。

(赤江珠緒)いや、今日もいいお天気で。木曜日、始まりましたね。

(土屋礼央)ねえ。この空が青いのは乾燥してる証拠だ、なんてね。

(赤江珠緒)冬らしい空でね。いやいや、いろんなニュースがありますけども。土屋さんの最近のニュース、言っておきます?

(土屋礼央)アプローチが……(笑)。ねえ。スキー場で大変だ、なんてこともありますけども。

(赤江珠緒)そうらしいね。土屋さんから先週いただいた誕生日プレゼント。絵を書いて消せるやつ。あれ、やっぱり娘にどハマリだったんですよ。ありがとうございます。

(土屋礼央)鉛筆用のも買ってきたから。どうぞ。

(赤江珠緒)ああ、ちくわの形の! これ、ちゃんとした鉛筆バージョンのやつも。ありがとう!

(土屋礼央)違うよ!

(赤江珠緒)アハハハハハハハハッ!

(土屋礼央)俺がリスナーなら、いじいじしてるよ!

(赤江珠緒)ああ、そう?(笑)。

(土屋礼央)そういうことは、後回し、後回し!

(赤江珠緒)今までもそんな感じで、自分の身の回りのなんてことないニュースをね、ああだこうだと話してきましたけども。今日はちゃんとね、記事になったっていう(笑)。我々、記事になっちゃったんですよ。

(土屋礼央)記事になっていたよ。これ、どうしたの?

(赤江珠緒)日刊スポーツさんでね、記事が出てるんですよ。「TBSラジオ、昼の顔10年『たまむすび』3月終了」って。

(土屋礼央)またまたー!

(赤江珠緒)出てる、出てる。記事になって出ているんですよ。ねえ。

(土屋礼央)出てるね。しっかり使っていただいて。

(赤江珠緒)「赤江アナが同局ラジオの『昼の顔』として人気を博した番組。カンニング竹山、山里亮太、博多大吉ら、曜日ゲストも売れっ子ばかりで……」。

(土屋礼央)「ら」!

(赤江珠緒)アハハハハハハハハッ!

(土屋礼央)そこまで書いたらね、もう少し書いていただきたいんですけども……。

(赤江珠緒)そこまで書いたらね。まして、今日出すのであれば、日刊スポーツさん。そこはね、すいません。ちょっと我々仲間内としても、気を遣うところなんで。気を遣ってほしかったんですけども。

(土屋礼央)まあ、でもニュースになってますけども。知らない人もいるかもしれませんからね。

(赤江珠緒)そうなんですよ。『たまむすび』、終わるんですよー(笑)。3月で。

(土屋礼央)びっくりしたわ。驚いたわ。

(赤江珠緒)びっくりですよね? いや、本当はね、ちゃんと自分の口からリスナーさんにもお話しようと思ってたので。

(土屋礼央)そういう準備、してたよね?

(赤江珠緒)そうそう。2月ぐらいかな? それぐらいにお話できたらいいなと思って。というのも、まだちょっとバタバタしてて。いろいろ決まってないことも実際ありますし。お話できることにも限りがあるので、いろいろちゃんと整ったらご報告しようと思っていたんです。だってさ、昨日が大吉先生で。「大吉大黒様だ! うわーっ! おねだりだー! 降臨だー!」みたいに言っておいて、今日「終わります」ってさ、この日によって放送のギャップよ。リスナーさん、耳キーンでしょう?

(土屋礼央)ちょっと本当にどういうことか、みんなドキドキしてるから。そこはちゃんと話をしないと。もう僕らはさ、前に聞いているから、ある程度は消化してるけど。皆さんは今朝だからさ。そこは、ちゃんと行こうよ。

(赤江珠緒)そうね。だからこれは、日刊さん、さすがだね。こういうの、抜くところがあるんじゃないかとは言ってましたけれども。まあ、出演者の方、パートナーの方、スタッフ、そしてTBSの関係者の方、スポンサーの方々。いろいろ各所にご報告したりもしなきゃいけないから。そうやって徐々に広がっていくので。まあ、人の口に戸は立てられないみたいなところもあるからね。「漏れるかな?」なんて話はしていましたが、漏れたね(笑)。見事に。

(土屋礼央)まあ、漏れるよねー。

(赤江珠緒)だから、ちょっと落差はあるんですけど。昨日からの放送でどうしてももう今日ね、お話した方がいいなということになっております。ただ、ちょっと本当にまだ決まってないこととかも多いので。全てを明らかにすることもできないですし。ここからまだ決まることもあるだろうという、そんな時点ではございます。ではどうして、『たまむすび』が終わるのか? 問題はここですよね?

(土屋礼央)本当にそうです。はい。

(赤江珠緒)なぜか? 土屋さんとの音楽性の違い!

(土屋礼央)ああっ、そこかー!って、おいっ! えっ、今日、このテンション?(笑)。

(赤江珠緒)さんまにみりんの歌が気に入らないって。あの歌が。

(土屋礼央)ああ、それはあるよね。うん。申し訳なかった。

土屋礼央との音楽性の違い

(赤江珠緒)あそこがもうね。

(土屋礼央)それが理由の1個だとしたら、謝る。

(赤江珠緒)「赤江が音痴すぎる」ってグチグチグチグチ言うんで。「もう、やめよう」って思ったんですけどもね。

(土屋礼央)それが理由? 納得しない!

(赤江珠緒)以上です!(笑)。

(土屋礼央)納得しないよ(笑)。

(赤江珠緒)納得しないかー(笑)。いや、本当に、今日こういう風にお話するとなると、ちょっとまだ決まってないのに明日のね、金曜日チームとかにもご迷惑をおかけしちゃうしさ。申し訳ないな、なんてちょっと思っててさ。そこはちょっと自分なりの段取りでお話したいなと思ってたんですけど。まあ、致し方ないね。

(土屋礼央)これは、しょうがないね。もう漏れたら、話さないと逆に気持ち悪いからね。

(赤江珠緒)そういう意味では、ちゃんと自分の考えがまとまりきってないっていうところもあるんだけどね。

(土屋礼央)そしてなぜ、俺の日だ?っていうのも、あるよ。申し訳ないけども。

(赤江珠緒)それもちょっと選びたかったっていうところはあるけど(笑)。

(土屋礼央)選びたかったでしょう? 「ら」の前じゃないよね? 「ら」と一緒にこの話はしたくないよね?(笑)。まあ、でもしょうがない。

(赤江珠緒)いやいや、そんなことないです。とんでもないです。でも本当に、土屋怜央さんをはじめ、パートナーの皆さんにもめちゃくちゃ恵まれてますし。スタッフもそうだし。あとTBSさんにもう本当にご恩、恩義しかないですよ。こんな楽しい、素敵な場所を与えてくださって。「ポンコツ、ポンコツ」って言われている私を重用してくださって。いや、本当にもうね、何の不満もないんですわ。仕事に返して。本当にありがたいし。リスナーさんもね、こうやって心配してくださったり、時には応援してくださったり、叱咤激励してくださったり、支えてくださったり、助けてくださったり。いろいろあるので。本当にね、ありがたい場所だし、もう大好きな場所なのは間違いないんですけども。

(土屋礼央)間違いないんですね。

(赤江珠緒)ただ、土屋さんとの音楽性が……(笑)。

(土屋礼央)わかったよ(笑)。なんか今、俺は本当にそんな気がしてきたよ! 違うでしょう?(笑)。「違うでしょう」っていうか、俺は12月の頭に電話で来て、驚いたからさ。でも、誰が知ってるか、わかんないから。俺もそれから先、赤江さんとこの話は一切しないから。これ、実際のところ、いつからどうこうとか、何からも知らないからさ。ある意味、リスナーと一緒の感覚だから。ちょっとそこは……俺は、ちょっと知りたい。全部知った方がこの先、なんの疑問もなく行けるから。逆にここで全部、聞いておきたい。

(赤江珠緒)たしかに『たまむすび』、今までもいろんなことがありましたけど。できる範囲でリスナーの皆さんに私、思ってることはあけすけに、すっぽんぽんにね、お話してきたところがありますので。まあ、ちゃんとお話するとしたらですね、子供ですね。私、ラジオでもちょいちょいお話さしていただいています。今年で6歳になる、今は5歳の娘。ピン太郎がいるんですけれども。

あのね、ピン太郎ね、まだ時計が読めないのよ。「3時」はわかるんだけど。おやつだから3時はわかるんだけども、まだちゃんと時計は読めない。だから、まだ時間を気にせずに生きていられる時期なんですね。

(土屋礼央)まあ、そうだね。

(赤江珠緒)で、今年1年過ぎて来年、小学校になると……小学校になるとさすがに時間も考えるだろうし。

(土屋礼央)1時間目、2時間目とかあるからね。

(赤江珠緒)ねえ。「8時半になったら学校に行かなきゃ」とか。そういう風に人間ってだんだんと時間の中で生きていかなきゃいけない。社会生活ってそういう風に始まっていくと思うんだけど。幸いなことに今はまだ、すごい幼児で、子供だから。全然そういう時間軸とか、そういう概念がなくても生きていけている存在なんですよ。ただその、そういう時間概念がない時の子供と、私はもうちょっと一緒にその時間を過ごしたいなと思いまして。というのも、私は生放送の帯を『たまむすび』を含めて、テレビもやっていたんでもうかれこれ、17年ぐらい。20年近く、やってるんですけど。なんかずっと生放送で帯だと、毎日毎日、時間に追われてるところがあって。

で、この放送以外のところでも、なんとなくこの放送を中心に生活が回って。自分の中でものすごく時間に追われていて。あっという間に明日が来て、また明日が来て。それで気がついたらもう何年も経ってしまう。「あれ? もう子供もこんなに大きくなってしまっている……」みたいなところがあって。なんかもうちょっとね、ある意味かけがえがないというか。あっという間に大人になってしまう子供のこの時間を、もうちょっと一緒にいたいなというのがあって。

かといって、仕事を辞めるわけにはいかない。これからも子供も育てていかなきゃいけないんでね。生活もあるので。まあ、仕事はできる範囲でやろうと。私も好きだし、やりたいと思ってるんですけど。その仕事の量をちょっと減らして。自分もここまで仕事ができたのは、自分の子供のピン太郎が一生懸命、いろんなところで頑張ってやってくれたおかげで私がこうやって仕事できたので。

今度はちょっとその彼女の時間軸に自分も時間軸のペースを合わせて。あんまり追われてる感じじゃなく、今の時間を向き合ってやろうかなと思いまして。なので、ちょっと申し訳ないんですけど、帯の仕事っていうのはご辞退させていただこうかなということになったわけなんですよ。

(土屋礼央)なるほど。かっこいいね!

(赤江珠緒)いやいやいや。

娘ともっと多くの時間を過ごしたい

(土屋礼央)俺は電話でそれを聞いた時、本当に素晴らしい決断だなって思ったよ。

(赤江珠緒)そうね(笑)。一瞬、絶句した後に、「うん。いいよ!」って言ってくれたね。レオレオはね。

(土屋礼央)だってあれ、夜ぐらい? ごはん前だったかな?

(赤江珠緒)そうだね。仕事終わり、帰り道で電話してね。

(土屋礼央)そう。後ろで雑踏の音が聞こえて。結構雑踏な感じで電話があって。

(赤江珠緒)アハハハハハハハハッ! ああ、ダメ? 普通、そういうところで電話しないもの?

(土屋礼央)しないかな? でも、電話がかかってくることなんか、ないかな。「うわっ、俺、クビだ」と思って。最初に(笑)。「うわー、なんだ。木曜終わりに、クビだ」と思って。「ちょっと折り入ってご報告が……」って言われて。本当に「ああ、クビだ」って思って(笑)。でも「『たまむすび』を降りようと思う」って。

(赤江珠緒)あと、自分の年齢っていうのもあると思のよ。そのね、働いてらっしゃるお母さん方もたくさんいるし。女性が仕事するっていうのは私も仕事が大好きで。それはすごく応援したいし、いいことだなって思っているんだけど。この間さ、ママ友たちとちょっとお話してる時に、何でそんな話になったか知らないんだけど。「『カックラキン大放送!!』で知ってる?」みたいな話を私がしだして。それで「ええっ、知らないの? あのさ、大きなマグカップの中からスターたちが出てきて。そのマグカップの中に消えていくやつよ!」とか言って、すごい力説したんだけど、誰も知らなくて。

「何を言ってるの、珠ちゃん。そんな放送、あるわけないじゃん?」「いや、あるんだって! 大きなマグカップがステージにあってさ。そこから、野口五郎さんが!」とか、すごい力説してたの。でも誰も知らなくて。「まあ、そうか。年齢があるもんね。ごめん。おいくつなのかしら?」とかって聞いたら、中に36歳の人がいて。「ええっ? 同じ干支?」みたいな。「一回り、違うんだ」みたいな。

(赤江珠緒)私からすると。そんなことになって。「ああ、それは体力面も違いますわな」と思って。もうちょっと私もね、体力と若さがあればまた話は違ったのかもしれないんですけど。同じ「お母さん」といっても、年齢によってね、ずいぶんといろいろと体力も違うので。自分がちょっと体力的に不安なことが、日々の仕事をやるとどうしても、そのしわ寄せが子供に行っちゃうところもあるので。これはちょっともう、申し訳ないなと思って。

(土屋礼央)いや、本当に素晴らしいなと思ってるよ。

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