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宇多丸 アイドル革命戦士・小泉今日子の魅力を語る

宇多丸 アイドル革命戦士・小泉今日子の魅力を語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル
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宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の企画、『史上最高のアイドルは誰だ!?評議会 女性アイドル編』で小泉今日子さんを推薦。それまでのアイドルという概念を壊した小泉今日子さんの偉大な魅力を語っていました。

Kyon30~なんてったって30年!~

(宇多丸)じゃあ私、宇多丸の推薦はですね、放送中もちょろちょろ言ってるんですが、割と王道のチョイスをさせていただいております。先週のキムタクとだいぶ似てるんですが。女性版は小泉今日子さん。

(杉作J太郎)おおっ!

(宇多丸)キョンキョンで行かせていただきたいと思います。

(杉作J太郎)なるほどね!

(宇多丸)なるほどね!って言うけど、キョンキョンの感じ、わかります?誰か。あの、先週キムタクを選んだ時に僕のロジックは、アイドルとして存在がイノベーターというか。革命的な存在であるというところに重きを置いたチョイス。ちょうどその、これから先、キョンキョンが『なんてったってアイドル』を87年に出して、それ以降、なんて言うかアイドル冬の時代に入っていく中で、そのアイドル冬の時代がなんで起こるか?っていう僕なりの定義を言うと、要は、性のあり方というかね、性の常識みたいなものと、それまでのアイドルのあり方。要は女の子だったら、それこそ処女なのは当たり前で、ウンコしません、おしっこしませんみたいな感じがもう無理になってきたという。

(杉作J太郎)うん。

(宇多丸)昔ながらのあり方が無理になってきたのが、アイドル冬の時代を招いたというのが一応・・・

(吉田豪)キョンキョンの人間宣言によってってことですね。

(宇多丸)人間宣言であり、まあその、それこそポストモダン化というかですね。種明かしをして。もちろん秋元康さんの曲ありきではありますけど。

(吉田豪)まあその、おニャン子も含めての。

(コンバットREC)ただね、種明かしがあったからそうなったんじゃなくて、もう限界に来てたんだよね。

(宇多丸)限界。まあ、だから誰かがやったことであって。

(コンバットREC)誰かがやんないと、もう限界にきてたから。それで、新しいファンタジーを作ろうっていうことだよね。

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明らかに遊んでいる感ビンビンに出して・・・

(宇多丸)ただそこでキョンキョンがすごいのは、要はその、これはキムタクと同じで。キムタクもそういう性的なファンタジーがもう成立しなくなった時代に、『彼女いるけど』って。それでもナンバーワンアイドルですよ、それが成立する。で、ぜんぜんアイドル性が失われない。キョンキョンもやっぱり、この時代のキョンキョンは明らかに遊んでいる感ビンビンに出して。

(吉田豪)はいはい。

(宇多丸)で、その遊んでいる成果をさらに活動というか・・・

(吉田豪)音楽的にもどんどんフィードバックして。

(宇多丸)フィードバックしている状態なのに、でもアイドル的なシズル感というかですね、そういう感じを一切失われず、みたいな。ちょっと、まあ奇跡的なというかね。だからキムタクの後にキムタクなしというように、キョンキョンの後にもキョンキョンに比する感じはなかなか、ないんじゃないかな?というところで。いちばん革命的な存在であり、それを超えられる人もなかなかいないんじゃないか?っていう意味で、キョンキョンということでございます。

(小出祐介)なるほど。

(宇多丸)ごくごく真っ当なチョイス。まあ、松田聖子かキョンキョンかっていう時に、聖子的なものを終わらせたキョンキョンというのをこう、その絵面を見ていると、そっちを選ばざるをえないという。

(吉田豪)革命戦士ですね。

(宇多丸)革命戦士的ということでございます。

(杉作J太郎)小出さんもこのへんだったらわかってくるんですか?

(小出祐介)いや、曖昧ですね。

(杉作J太郎)ほら!すでにもう。

(宇多丸)世代的な。キョンキョンのイメージはどうなんですか?小出さん。

(小出祐介)ええー?僕はでも、女優イメージ強いかもしれないですね。

(宇多丸)まあ、もちろんね・・・

(コンバットREC)『あまちゃん』。

(宇多丸)そう。その『あまちゃん』がやっぱりすごくて。僕、この時代で、僕、個人的に女性アイドル歴史上1人挙げるなら、やっぱり薬師丸ひろ子なんですよ。僕。

(コンバットREC)そうだよね。好きなアイドルで言ったらそうだね。

(宇多丸)もうその、あの時代のですよ、まあ2年ぐらいなんだけど。最高の時期は。

(吉田豪)大学に入る前ね。

(宇多丸)大学入る前の2年ぐらいのひろ子の神がかり的なね、ナニっていうのはやっぱすごいわけですよ。ただ、ひろ子はやっぱりその神秘性をキープしないとできないっていうか。スーパースターの側なんだけど。なんで笑うんですか?杉作さん。

(杉作J太郎)いや、小出さんがまた遠い目になってきたなっていう。

(吉田豪)(笑)。思い入れがないもんね!

(小出祐介)いや、歴史の話を聞いている感じです。

(宇多丸)なんだけど、やっぱりその、薬師丸ひろ子とキョンキョンっていうのをその裏表の関係に置くっていう。やっぱりクドカンさんは、あっ、わかってるなー!っていうか。で、実際それで『潮騒のメモリー』なんかさ、歌うとさ、やっぱりキョンキョンはキョンキョンになっちゃうんだよね。ちゃんとポップ性っていうかさ。

(吉田豪)うんうんうん。

(宇多丸)やっぱ、ちょっとアイドル空間を創り出せる。あの声のだって、あのさ・・・

(コンバットREC)っていうか、あまちゃん見てたの?いま、初めて知ったよ。

(宇多丸)いや、そんぐらいはわかる!潮騒のメモリーぐらいはわかるよ!常識としてわかりますから。あと、やっぱり当時のキョンキョンがやればなんでもポップになっちゃうっていうか。そのパワーっていうか、触媒としてのパワー。そのあたりをね、含めて選ばせてもらいました。

(杉作J太郎)なるほど!

(宇多丸)比較的ちょっと、正統派で推させていただきましたんで。この後、みなさんどんな手で来るのか?お楽しみにしていただきたいと思います。ということで私、キョンキョン1曲、ここでかけさせていただくと、ここで『なんてったってアイドル』をかけるのもいいんですが。やっぱり『なんてったってアイドル』で時代が解体した後の曲ということで、決定的にキョンキョンの勝利が。キョンキョン一人勝ちが確定した曲っていう。

(杉作J太郎)なんだろうね?

(宇多丸)『100%男女交際』。

<書き起こしおわり>

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