安住紳一郎 パンダへのあふれる愛とトークの心構えを語る

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安住紳一郎さんが2011年5月にTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』で話したトークの書き起こし。安住さんが5年間研究し続けたパンダへの愛と、その研究結果をメディアで披露する際の心構えを話していました。


(安住紳一郎)さて、先週私、ジャイアントパンダの話をしました。どんな話か、覚えてらっしゃリますでしょうか?これまでのことの経緯を簡単にまとめますと、ずっと聞いてくださっているという方はもう『またか』っていうか、ちょっと食傷気味の方も多いと思いますけども。簡単にまとめております。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)私、安住紳一郎。ここ5年ほどパンダについての情報収集を趣味として生きてまいりました。日常を過ごしてまいりました。そして、その集大成として、この春、上野動物園に来園したパンダの名前を公開前に当てられるんだ!ということで、番組の中でお伝えしてまいりました。しかも、やみくも、当てずっぽうではなく、きちんと理論建てて、かくかくこんな理由で、こういう名前になるだろうという予想をたてました。そして、見事その予想が当たりました。

(中澤有美子)はい!

(安住紳一郎)パンダ好きとして、ひとつの実績を残すことができました。ありがとうございました。そして、私は自分の能力に酔いしれました。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)そして、その実績の効果はさっそく予想が当たった次の日にあらわれましたよという話を先週いたしました。私宛に各メディアから取材依頼が殺到したんですね。『安住さん、ぜひぜひパンダの名前を当てた話を聞かせてください、取材させてください』と。テレビ、雑誌、執筆依頼、講演依頼。原稿を書いてください、本を書いてください、その話を会場でしてくださいって。

(中澤有美子)ねえ。

(安住紳一郎)少しお車代出ますよ、みたいなね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)世の中が自分に注目してくれている。その高揚感たるや、本当に天にも上るような気持ちよさだったんですけども。ところが、私、その気持ちよさの絶頂でふと不安に陥りました。これ、全部先週話してましたけれどもね。その気持ちよさの絶頂で、不安に陥った。マズい、これはマズいぞと。どういうことか?と言いますと、これ、少し考えていただくとみなさんもお分かりいただけるかなと思うんですけども。これは、人前でいろいろベラベラと話をする人間の性なんですけども。『これはこのペースで行くと一瞬で飽きられてしまうぞ、瞬間的に大量消費されるぞ』という危惧なんですね。

(中澤有美子)はー。

(安住紳一郎)これ、本当にあの、あるんですね。

(中澤有美子)そうですね。

安住紳一郎がパンダブームで感じた不安感

(安住紳一郎)パンダの好きな安住、パンダを語る安住。こんな情報が、記事がテレビ、雑誌に次々載り、たくさんの人に認知される。一見ね、大変光栄なことなんですよ。そうではあるんだけれども、冷静に考えるとその、みんなに認知されて光栄だという事実。『光栄』という二文字の後ろには、終止符がはっきりと見えるわけだよね。

(中澤有美子)そうでしょうかね。

(安住紳一郎)『・』のピリオドが見えちゃうわけだ。

(中澤有美子)そうですか(笑)。難しいね。

(安住紳一郎)『ああ、パンダの好きな安住ね』と。『はいはいはい、前も、昨日もなんかでこれ見たよな?もういいよ』と。『だって見たもん。えっ?またおんなじ話してる』『えっ?もう引き出しないよ・・・』ということでね、もう見なくていいよってことで、いわゆるその大ブームの後には完全にピリオドが見えちゃっているわけだね。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)いまの世の中、たくさん情報が入る。パソコンなんかでも過去のものが見られたりしますから。本当に人々の飽きるスピードっていうのはものすごいスピードなんですよね。そして、そのスピードに追い越されてしまうと、自分がパンダが好きだ、パンダの情報を集めているというスピードよりも、人々が飽きるスピードが追い抜いた瞬間に、もうそれは価値のないものになってしまう。ちょっと難しい話、してますけども。ご商売とかされている方はね、理解できると思うんですけども。まあ、ピリオドというのは言い過ぎかもしれませんが。少なくとも、中締め的な。まあ、一段落ということになるんですよね。

(中澤有美子)なるほどね。はー。まあ、ご自身に厳しければ厳しいほど、そう感じるっていうところはあると思いますね。

(安住紳一郎)これね、ご商売をやっている方はたぶん同じ気持ちなんですよ。30年、40年行列の途絶えないラーメン屋さん、スープの味が30年変わりません、美味しいですねって言っても、実はちょっとずつ、毎月変えているわけよ。

(中澤有美子)そうでしょうかね。

(安住紳一郎)スープの味を。変えてんの。だってずーっと一緒だと、飽きるから。だから、気づかないように、ちょっとずつスープを改良してるんだよね。それで、お客さんは『30年、味変わりませんね』って言って喜んでいるんだけど、店主はものすごい陰で努力して、本当に1週間、2週間単位でちょっとずつ味を変えてるんだよね。それで30年飽きることなく常連さんが、何年も何年も通い続けている。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)これ、和菓子屋さんとかもそうだと思いますよ。レストランとかでも。気づかれないように、気づかれないように。そして、人の話。私、人に話を聞いてもらうという仕事をしてますけれども。こういう仕事をしていれば、人々がどれぐらい飽きているのか?という、それを客観的に判断するというのも仕事のひとつ。ちょっとね、赤裸々な話で気持ち悪いと思いますけども。

(中澤有美子)いやいや・・・

(安住紳一郎)そのペース配分っていうのはとても大事。具体的に言うと、これはみなさんの日常生活でもあると思うんです。家族とか娘に話を聞いてもらえないとか、そういう人も、これはきちんと計算すべきです。寡黙なお父さんというのは比較的家族は話しかけますから。ベラッベラしゃべるお父さんっていうのは『お父さんの話はもういいよ!』ってことになるわけですから。それは、家族はお父さんの話に飽きている。そのスピードをお父さんが理解していないということですから。

(中澤有美子)はー!

(安住紳一郎)そういうことなんですよ。人に話を聞いてもらうためには、そういうペース配分っていうのがとても大事!深い話、してるよ。

(中澤有美子)そうですねー!

(安住紳一郎)私もここまで自分の商売柄の、なんか企業秘密みたいなのをベラベラしゃべっちゃって。ちょっとね、恥ずかしい気持ちはあるけれど。『なーんだ』みたいな。『結構、なんだ。考えてるんだ』みたいに思われるのもシャクだよ!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)でも、考えてるんだよ!どれぐらいのペースで発表していいかは。恥ずかしいよ。ここまで言うと。ラーメン屋さんが『はい!1週間ごとにスープ変えてます!』みたいな。そんなこと言ってるんですから。

(中澤有美子)そうねー。そこは気づかれないようにやるっていうのがまた、プロなんですね。

(安住紳一郎)『うちは30年変えてません』って言うんだけど、変えてるから。いま。私、言っちゃってるんだもん。

(中澤有美子)(爆笑)。まあね・・・

(安住紳一郎)これね、本当に大事なの。家族でも友人でも職場でも。たとえばね、孫がね、『おじいちゃん、昔、おじいちゃんが乗っていた船の話、またして』なんてこう、来るでしょ?かわいい孫が膝に乗ってせがんできて。で、毎回毎回おじいちゃん、請われるがままに船の話、孫にしちゃダメなのよ。うん。『おじいちゃんの乗っていた船はな、日本郵船っていう大きな会社の船でな。国際航路を我が物顔で通ったもんだよ』みたいなさ。最初は気持ちいいよ。

(中澤有美子)ねえ。

(安住紳一郎)でも、気持よく毎度毎度リクエストに応えちゃ、おじいちゃん、ダメよ!

(中澤有美子)そうでしょうか?そうか。

(安住紳一郎)だって孫が飽きたら終わりなんだよ。孫がその話を飽きるスピードをきちんとおじいちゃん、見極めなきゃダメなんだよ。だからおじいちゃん、たまに孫がね、『おじいちゃん!またおじいちゃんの昔乗っていた船の話、してよ!』なんて言われても、『おじいちゃん、もう昔のことは、あんまり覚えてないんだ・・・』なんてたまに言わなきゃダメなんだよ!

(中澤有美子)(爆笑)。そうか・・・

(安住紳一郎)そうですよ。請われるがままに、ベラベラしゃべってたら飽きられるんだから。もう聞いてくれないってなったら、もう二度と聞いてくれないんだから。むしろ今度、おじいちゃんが一方的にしゃべったりすると反感まで覚えるからね。子どもとか孫はね。『またジジイの自慢話だよ』みたいな。『だいたいさ、ジジイが仕事してた時代ってさ、高度経済成長時代でさ、誰が何やっても成功した時代なんだよね!』なっつってさ。悪態つかれちゃうんだから。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『あのへんは誰が何を起業したってみんな成功してるんだもん、だって。いまと違うんだから。一緒に考えちゃダメだよ、ジジイ』みたいに言われるんだから。

(中澤有美子)そうね・・・

(安住紳一郎)だからたまには、やっぱり3回に1回、3回に2回くらいは『いやー、じいちゃん、昔のことはあんまり覚えてないな。ゴメンな、ひろし』なんつって。『さあ、じゃあ風呂でも入ってくるかな?』なんつって、その場を逃げなきゃダメなんだよ!

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)人に話を聞いてもらいたかったらさー、ペース配分が大事なんだ。『いやだよぉ、僕、おじいちゃんの船の話が聞きたいんだよぉ!帰らないもん!おじいちゃんの船の話、大好きなんだもん!おじいちゃんのバカー!』なんて言われても、ぜったいに話しちゃダメだよ!

(中澤有美子)ダメなんだ(笑)。

(安住紳一郎)風呂に行けよ!そして、風呂場で何度もその話をするんだ!その間に船の話をもっと洗練させておくんだよ!

(中澤有美子)なるほどね。まだ出していないエピソードとかを加えたり。

(安住紳一郎)思い出すんだよ!ウィキペディア調べろ!

(中澤有美子)そんくらいやんなきゃねー(笑)。

(安住紳一郎)それぐらいやらなきゃダメなのだよ。これが理想よ。ナイスコントロール、桑田真澄のコントロールよ。

(中澤有美子)ほー・・・

(安住紳一郎)ナイル川のように話が蛇行しましたが。飽きるスピードを巧みにコントロールするっていうのは本当に大事。これ、なんでもそう。本当に大事。で、話戻りますけども。私は、みなさんが飽きるスピードがどうやらものすごく加速してきてるぞと。そのことに恐怖を覚えた。ずっと話したいからね。生涯をかけてパンダの話をしたいから。そこで、先週話したことに戻りますけれども、まだまだ、やはり欲がありますので、これは策を講ずなければということで、私はその名前が当たった翌日、取材が殺到して気分がバッと高揚したその絶頂に、すべての取材依頼を断る。

(中澤有美子)うーん・・・

(安住紳一郎)そして、そこから3ヶ月、パンダの『パ』の字も口にせない・・・(笑)。パンダの『パ』の字も口にしない!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ちょっといま、『しない』を『せ』って聞こえた方がいるかと思いますけども、電波障害です!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)パンダの『パ』も口にしない。意外にパンダの『パ』っていうのが言いづらかったんだ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)冷却期間を設けて、ちょっと加熱したその温度を冷やしにかかったわけ。で、冷却期間をとったことは、概ね正解でした。取材の依頼はもうパタリとなくなりました。うん。しかし、ちょっと冷やす期間が長すぎたという話もしましたね。言うなれば、冷やしすぎた。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)なんと、私がパンダの名前を当てたという事実さえも、世の中はすっかり忘れてしまったのです!これは、スピードを落としすぎということになりますね。

(中澤有美子)そうなんですね。

(安住紳一郎)さっきの孫の話にたとえますと、もう孫ひろしが『お母さん、いま風呂に入っているあの年寄り、誰?』みたいなことになっちゃって。

(中澤有美子)そこまで?(笑)。

(安住紳一郎)そこまでですよ!『いま風呂に入っているあの年寄り、誰なの?』みたいな。『いやだ、ひろし。あれ、あなたのおじいちゃんよ!』なんて言って。そういうことになっちゃうの。『ええっ!?』みたいな。おじいちゃんだということも忘れさられてしまった。これ、スピード落としすぎね。

(中澤有美子)そうね(笑)。わかった、よくわかった(笑)。

(安住紳一郎)よくわかった?

(中澤有美子)はい(笑)。

(安住紳一郎)うん。いまのたとえ話は、この1年ぐらいでもっとも優れてるな。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)冷却期間を取りすぎはしましたけれども、パンダ好きには変わりはないということで、また番組冒頭30分、パンダの話。私のパンダ自慢をずっとお話したんですけど。いわばもう、1からの、パンダ好きプロモーションということになっていたわけなんですけども。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)ところがですね、いま世の中パンダの需要って多いんですね。3ヶ月冷却期間を置いたにもかかわらず、先週、ちょうど1週間前ですよね。この番組の中でパンダの話をしましたら、『安住さん、昨日のラジオでパンダの話をしてましたよね?好きなんですね』って。テレビの番組の方から。出演依頼がスーン!と入りまして。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)『安住、パンダ詳しいんだったらぜひ番組でやってください』みたいな。いまね、結構パンダの話を聞きたいっていう人が多いみたいで。『いま、テレビでパンダの2時間特番を企画してるんだ』『えっ?2時間ですか?』。これ、テレビの2時間っていうとかなりの量ありますからね。ええ。よく、テレビはラジオの10倍っていいますけれども。なので、テレビ2時間パンダっていうと、ラジオ、日曜天国だと20時間パンダの話をしてるに近い感覚になりますから。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)ええ。『えっ?2時間特番、パンダですか?』『うん。2時間。で、お前がいろいろこれまで集めてきたそのパンダの情報とかをぜひ、ぜんぶ提供してくれ』みたいなことを言われて。『お前のリポートで2時間やるから』みたいな。ちょっと心、うれしいわけですけども。さっそくね、1からのスタートのプロモーション大成功!みたいな。ああ、やっぱりパンダの話のいま、需要があるんだなと思って。

(中澤有美子)ねえ。

(安住紳一郎)でも、先ほどの話にあるように、テレビはラジオと違って、ものすごい消費のスピードが早いから。影響力があるから。そこで私はさっきの話をした。私はここ5年、6年かけてずっとパンダを地道に日常生活でいろいろ情報を集めてきた。自分なりに勉強も重ねてきて。それでその、関東にしか流れていないラジオで、たまに話をする。それが楽しくてずっとやってるんで、テレビで2時間特番で一気に自分の情報を出してしまうと、そこでもしかすると、みなさんに飽きられる可能性があるので。それはとても本意じゃないと。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)ズルいと言われるかもしれませんけども、やっぱりゆっくりゆっくりパンダの話をこれからもしていきたいので。申し訳ないですけども、ちょっと考えなおしてください。やっぱり、一瞬で消費されるのは怖いッて言うことを正直に伝えた。しかも、まして私は月給制でしょ?5年、6年かけてためてきたものをさ、いつもと変わらない給金で持ってかれるのは辛いわけじゃん。

(中澤有美子)そうですね(笑)。ちょっと小さい声で(笑)。

(安住紳一郎)赤裸々すぎ?

(中澤有美子)いやいやいや、はい。そうよね。

(安住紳一郎)会社定年してから出せばさ、テレビ番組2時間分の情報提供料っつったらさ、その対価たるや、かなりのものよ。ここはカッコ書きね。言ってないよ。ここは。心の声ね。だってそうでしょう?だってこの情報、出したって出さなくたって、俺の給料変わんねーんだもん。そしたら、定年後に出した方がいいでしょ?青色発光ダイオードは定年後に発明しました、みたいでいいじゃない?

(中澤有美子)ちょっとなんかいま、それ・・・(笑)。

(安住紳一郎)いまちょっとあの、口ごもって聞こえたかもしれませんけども、電波障害です。青色発光ダイオードは定年後に発明した方がいいでしょう?

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)心の声ね。『ああ、そう。残念だね。なんだ、せっかくお前に中国行ってもらって、パンダのリポートしてもらいたかったんだけども。そこまで言うんだったら別に他のヤツにやらせるよ』って話になっちゃって。

(中澤有美子)ええっ!?

(安住紳一郎)『ああっと、プロデューサー!ちょっと待って!いま、なんとおっしゃったんですか?』『テレビはさ、ラジオと違って予算があるから。お前にさ、中国に行ってもらってさ、本場のパンダをリポートしてもらおうと思ったんだけど。じゃあいいよ』みたいな。『あー、プロデューサー、ちょっと待って下さい!中国ってあの、パンダの故郷。リーリー・シンシンの故郷の、四川成都のパンダ保護センターですか?』『おお、そうだよ。もうちゃんとアテンド取ってあるから』みたいな。

(中澤有美子)うんうん。

(安住紳一郎)『あー、あ、そうですか。あー、はあはあ。あのー私、一発大きな花火を上げたいなとずっと思ってたんです。それ、やらせてもらいまーす!』みたいな。結局快諾。

(中澤有美子)快諾(笑)。

(安住紳一郎)もう先週のラジオの放送終わって、次の次の日。もう中国行きましたよ。四川省、行ってまいりましたよ。

(中澤有美子)早い!

(安住紳一郎)パンダ80頭に会ってまいりました!

(中澤有美子)わおーっ!

(安住紳一郎)そして、お気づきかと思いますけども。私、魂を売りました(笑)。ラジオで5年間温めてきたものを、テレビ2時間特番に全部売りました!

(中澤有美子)(笑)。ま、まあね・・・そうね(笑)。

(安住紳一郎)小出しにしてきたものを、全部2時間で吐き出してきました。完全に魂を売りました。

(中澤有美子)いや、魅力的ですよ。それは(笑)。

(安住紳一郎)本当あの、日曜天国をお聞きのみなさん、ごめんなさい。あたくし、魂を売ってまいりました!やっぱりテレビの2時間、ものすごい消費量で。うん。出しても出しても消費されたね。

(中澤有美子)ああ、そうですか。へー!

(安住紳一郎)うん。もう、全部出しちゃった(笑)。とっておきの話、6つぐらい出してきちゃった(笑)。

(中澤有美子)そうですか(笑)。でも、得るものも大きかったですから。その四川に行く・・・ねえ。

(安住紳一郎)うんうん。しかも、放送がたぶん今週中にあると思いますね。ぜひあのテレビをご覧いただけたらなと思いますけども。

(中澤有美子)そうですね。そうですね。はい。

(安住紳一郎)ということで、ラジオ日曜天国における私のパンダの話は、本日をもって中締めとさせていただきます(笑)。だって、もうないもん!

(中澤有美子)そう(笑)。そうですか。

(安住紳一郎)うん。ごめんなさい(笑)。またね、なにかおもしろいことがありましたら、テレビの方で発表したいと思います!(笑)。

(中澤有美子)そんな・・・(笑)。あの、大丈夫。そんなやさぐれなくても。

(安住紳一郎)ちょっとね、やっぱり逡巡したんだよね。逡巡したよ。だいぶ。でもね、ちょっとね、やっぱりあの、うん。魅力的な条件を突きつけられるとね、パッと売っちゃった。『はいはーい』なんつってね。

(中澤有美子)ええ、いいと思いますよ。それでまたね、得るものも大きく。行って来いじゃないですか。はい。得たものをまた、中締め後ひそかにね、熟成させて。きっと、発表があるものと期待しております。

(安住紳一郎)まあ、基本的にはあれですよね。中国の成都っていうのがいわゆるパンダの故郷で。そこを見ちゃうともうパンダはそれ以上深堀りできないんだよね。ですから、そうですよ。あの、天竺に行っちゃったみたいなもんですから。

(中澤有美子)天竺に(笑)。

(安住紳一郎)西遊記の話っていうのは天竺に着くと終わりですよね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)で、それ以上の話はないわけですから。で、私、天竺に行ったわけですから。天竺に行って、根掘り葉掘りリポートしてきたわけですから。

(中澤有美子)そうか。ひとっ旅いってきちゃったんだ。

(安住紳一郎)もうそれ以上ないわけでしょ?だから西遊記の最終回を語っちゃったわけだから。もう、ないのよ。ゼロなわけ。まああとはだから、思い出話とかになってしまいますけども(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)申し訳ございません。ねー。難しいものでございますね。生き方って。

<書き起こしおわり>

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