ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』金曜日に出演。電気グルーヴがドイツでライブした際、ケンタウロスの着ぐるみを着てパフォーマンスし、大ウケ。現地新聞の一面を飾った話をしていました。
(小林悠)そしてさらに、その活躍ぶりは海外にまで波及しまして。ドイツでケンタウロスの着ぐるみを着てライブに参加。ドイツ人の度肝を抜いて、翌日地元新聞のトップを飾った。本当ですか?
(ピエール瀧)そうですね。ドルトムントの話ですけどね。メイデイ(MAYDAY)っていう向こうの、ドイツのテクノの祭典のようなお祭がありまして。まあ、レイヴとか呼ばれているものですけども。まあ、そこに電気グルーヴでライブに行くってことになって。
(小林悠)デビュー何年目ぐらいですか?
(ピエール瀧)ええと、2000年いってない。これ、90何年とかかな?
(玉袋筋太郎)本当?卓球はやっぱ、輸出は結構早かったよね。
ケンタウルスの着ぐるみでカマす
(ピエール瀧)あいつは、もうDJとして卓球くんはドイツの方とかで回ってましたし。で、向こうで結構人気ありますからね。卓球くんは。で、要はそのTAKKYU ISHINOのバンドだってことで電気グルーヴは行くわけですけども。で、そこでやった時に、『まあ、カマすか?』ってことになって。
(小林悠)(笑)
(ピエール瀧)でっかいケンタウロスの着ぐるみというか、作って持って行って。
(小林悠)あ、日本から持って行ったんですか?
(ピエール瀧)向こうにないでしょ?そんなもん。
(小林悠)そうですよね(笑)。チクチク縫うわけにもいかないですし。
(ピエール瀧)ギリシャ行けば売ってるもんじゃないですから。で、それ持って行って。まあ、持って行く時も大変だったんだけどね。税関とか通す時とかね。あと、カルネっていう機材申請なんかしなきゃいけないんですけど。そこで申請してる時に、向こうの税関職員が『これはなんだ?』と。
(玉袋・小林)(笑)
(ピエール瀧)『衣装だ』と。『衣装には見えねーぞ!』ってことで。なんですけども、それでドイツのメイデイってやつで、ケンタウロスの格好で出たところ、ドイツキッズに大ウケと。
(小林悠)キッズの方ですか?
(ピエール瀧)キッズ。だから来てる子たち。連中とかは、若い子ですからね。10代とかの子たちですから。で、その子たちがワーッ!と喜んでくれて。で、翌日のドルトムントの新聞の一面に、その僕のケンタウロスの写真がバコーン!って載って。『昨日、メイデイっていうのがあって、こんなヤツが出た』っていう写真を(笑)。
(玉袋筋太郎)(笑)。すごいよ!
(小林悠)すごい!一面ってすごい。日本でもならないですよね。
(ピエール瀧)そうですよね。でも僕、高校時代スクイズ外れた写真で地元の新聞の一面に載ったことが(笑)。カラーで。
(玉袋・小林)(笑)
電気グルーヴ・浅草キッドのカマしあい
(玉袋筋太郎)いやいや、そのカマさなきゃいけねーってことで、思い出したよ!電気グルーヴの初日本武道館のコンサート、前説浅草キッドだ。そいで俺たちも、こりゃあもう電気のところだから、カマさなきゃいけねーと。大人のおもちゃ屋いってさ、こんなアメリカ製のでっかい張り型とかさ、あるわけよ。で、トレンチコート着て、フリチンで最後カンチョーやろうって。そいで、カマそう!っつったら、当時の電気のマネージャーが俺たちの楽屋に来て、土下座するわけ。『お願いします!それをやったら、コンサートが一発で中止になるんで。それだけは勘弁して下さい!』って言われて。
(ピエール瀧)武道館、超厳しいの(笑)。
(玉袋筋太郎)厳しい。
(ピエール瀧)今日のライブだけじゃなくて、これからそのレコード会社、先のライブもできなくなるからって(笑)。
(玉袋筋太郎)できなくなる。そう。で、俺たち全部用意してたのにさ。『じゃあ、わかりました。今日はやりません』っつって、まあ前説は普通にやってね。最後、帰れ!コールで送り出されたっていう。
(ピエール瀧)昔はね、キッドとうちらはね、カマし合いでしたから。本当。
(玉袋筋太郎)カマし合いだよ。電気が、だから何曜日だ?オールナイト。月曜日か?
(ピエール瀧)ええと、2部のころは土曜で、1部になってから火曜日かな?
(玉袋筋太郎)ああ、そうだ。俺たちは月曜日の2部なんだよ。で、スタジオが一緒なんだよ。ニッポン放送の。オールナイトニッポン。そこに掲示板みたいなので、貼り付けてるのが電気グルーヴで。面白れーヤツがいるって。くだらない掲示板に書いて、貼ってあるの。ギャグを。
(ピエール瀧)ギャグとか、いろんなね。物騒なこととかを書いて。
(玉袋筋太郎)うん。で、うちも負けてられねー!なんて話になって。で、また貼ったわけ。『先日、松茸狩りに行ってまいりました。その写真を見てください』っつって、それを電気グルーヴさんにって書いたわけよ。それを見て、ギャハハと。
(ピエール瀧)紙で一応伏せてあるから。ペラッてめくると、まあ松茸のね、写真が。
(玉袋筋太郎)写真が。ガハハ!
(小林悠)ちょっとー!
(ピエール瀧)まあまあ。
(玉袋筋太郎)若かった!若かった!
(小林悠)伝家の宝刀って何かと思ったら、全裸になることだったりとかね。なんか、そういうなんだろう?いいですね。小学生の男の子みたいな感じで。
(ピエール瀧)20代前半だもん。だって。言ってみたら。
(玉袋筋太郎)一緒に下着パブに行ったりとかよ。トップレス相撲もあれだけど。まあ、そんなことやってるけど。その8だよ!映画『凶悪』ですごい賞、もらったじゃねーか!ブルーリボン賞、もらった!俺がちょっと、お祝いで。瀧に提灯を作ってきた!
(ピエール瀧)ええーっ!?マジで?玉ちゃん。ちょううれしい!
(玉袋筋太郎)『名優』。これ、ブルーリボンになってっから。
(ピエール瀧)本当だ!ありがとう!
(小林悠)これ、提灯ですね。
(ピエール瀧)持つべきものは友ですな。ありがとうございます。うれしい!ありがとう。玉ちゃん。
(玉袋筋太郎)俺たちの誇りですよ。ピエール瀧は。
(小林悠)本当ですよ。アナと雪の女王だってね、松たか子、神田沙也加、ピエール瀧と。最後名前、出てくるわけですからね。
(ピエール瀧)笑ったでしょ?そこで。
(玉袋・小林)(笑)
(小林悠)そんなことないですよ(笑)。ちょっと違和感は、ありましたけど。
(ピエール瀧)『また、シレーッとやっちゃって』ってことでしょ?
(小林悠)すごかったですね。本当に。
(玉袋筋太郎)ぜひとも、飾ってください。
(ピエール瀧)ありがとうございます!うれしい。
(玉袋筋太郎)名優ですよ!
(ピエール瀧)名優かー(笑)。
<書き起こしおわり>
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