ピエール瀧と赤江珠緒 WBC侍ジャパンの選手と帽子問題を語る

ピエール瀧と赤江珠緒 WBC侍ジャパンの選手と帽子問題を語る たまむすび

TBSラジオ『たまむすび』でピエール瀧さんと赤江珠緒さんが快進撃を続けるWBC侍ジャパンについてトーク。赤江さんが好きな選手についてや、選手の世代ごとに異なる帽子のかぶり方問題について話していました。

(赤江珠緒)あとはね、そうですね……。

(ピエール瀧)WBCですよ。

(赤江珠緒)WBCですね。野球ね。

(ピエール瀧)WBC、見てますよ。昨日、ちゃんとは見れなかったんですけど。ちょっと飛び飛びで見ていたんですけども。

(赤江珠緒)私もちょっと飛び飛びになりましたけども。でも、6回のバーン!って打ったところは見ましたよ。筒香さんが、見事に応えてくれましたね。

(ピエール瀧)筒香ね、来てるでしょう? 筒の香が。

(赤江珠緒)おっしゃっていましたもんね。瀧さんがね。

ピエール瀧 お気に入りの筒香

ピエール瀧 WBC日本代表 筒香を語る
ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でWBC 侍ジャパンについてトーク。筒香選手がえらい高みに達している件について話していました。 (ピエール瀧)あとはね、あれを見てましたよ。やっぱ。WBC。 (赤江珠緒)ねえ。侍ジャパン。始まっ

(ピエール瀧)これぞ四番ですよっていう感じになっていて、その通りの活躍と。

(赤江珠緒)いやー、強いですね。日本ね。無傷よ。

(ピエール瀧)ねえ。無傷の6連勝か。いやー、まだだって、王さんの時も原さんの時もそれはないでしょう? 負けてないっていうのは。結構韓国に何試合か負けたりして、「うわっ、大丈夫か?」って感じだったじゃないですか。

(赤江珠緒)ああ、そうかそうか。そうでしたね。いやー。

(ピエール瀧)でも、超強い。誰が好きっすか、赤江さん。見ていて。誰がイケメンです?

(赤江珠緒)私はね、ええとね、いまはもう菊池選手に。

(ピエール瀧)菊池?

(赤江珠緒)やっぱり見るからに運動神経がいいじゃないですか。いや、すごい方だとはうかがっていましたけども。あのファインプレーとか、素人が見ても「うわっ!」って思うもんね。「うわっ、取れた!」みたいなさ。

(ピエール瀧)はいはい。そうね。菊池って……撮影部のカメラアシスタントみたいな顔してない?

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)助手。

(赤江珠緒)いそうね。まぎれそうな。たしかに(笑)。

(ピエール瀧)レンズを変えてそうな(笑)。

(赤江珠緒)だからさ、そういう頼れる職人さん風のが出ているじゃない?

(ピエール瀧)そうですよね。それがプンプンですよね。菊池ってね。

(赤江珠緒)だから昨日もいいところで回ってきた時に「ああ、菊池さんなら打ってくれるんじゃない? おっ、打った!」みたいなのがありましたしね。

(ピエール瀧)菊池、警察官の格好も似合いそうだよね?

(赤江珠緒)ああ、似合いそうだね! なんだろう? とにかく俊敏っていうのを絵に描いたような人じゃないですか。あとはさ、それこそ瀧さんが言っていた筒香さんはさ、まだ若いんだね。25才ですか?

(ピエール瀧)25。はい。

(赤江珠緒)すっごい貫禄だね!

(ピエール瀧)はい。25であれになっちゃっているんです。筒香が。

(赤江珠緒)「同級生ぐらいかな?」とか思ったら、「うわっ、25か!」と思って。まだ、だって社会人だったら(大卒で)入って2年目とか3年目の人だよ?

(ピエール瀧)いや、ぐらいでしょう。でも、あの感じ。戦国時代だったら城を持っていますから。

(赤江珠緒)そうですよ(笑)。ねえ。いやー、面白い。

(ピエール瀧)その感じにいま、なっていますからね。

(赤江珠緒)あと、中田さんもやっぱりすごいね。中田さんのあの3試合連続ホームラン。で、最後のお立ち台で……。

(ピエール瀧)やっぱ赤江さん、ちょっとワルめの顔が好きなんすか?

(赤江珠緒)いま挙げていったら、みなさんちょっとワイルドな感じ?

(ピエール瀧)中田、筒香、菊池……。その感じ。みんなこう、車にファーがついててもおかしくない。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)っていう印象というか。

(赤江珠緒)統一感的に言うと?

(ピエール瀧)車高が低くてファーがついてても、「ああ、そうかもな」って思える感じのね。

(赤江珠緒)でも、小林さん。キャッチャーの。

(ピエール瀧)そっち側に行かないなと思っていたの。

(赤江珠緒)そっちはきれいな、端正な顔をされているなと思いますけどね。それはそれで。

(ピエール瀧)ねえ。小林はスーツと入館証とかをつけてみたいね。すっごい似合いそうじゃない?(笑)。

(赤江珠緒)そうそうそう(笑)。ねえ。それこそ背広、スーツが似合うね。

(ピエール瀧)じゃあ、松田は?

(赤江珠緒)ああ、松田さんね! 松田さんもワイルドですもんね。ワイルド度でいえば、松田さんだもんね。

(ピエール瀧)松田のあの感じも嫌いじゃないでしょう?

(赤江珠緒)いい感じ。いい感じ。打った時に「よっしゃー!」みたいに言う感じとか、好きな感じですね。

(ピエール瀧)ねえ。松田は漁船に乗っていそうだよね。

(赤江珠緒)うんうん。あとね、端正な方で言うとね、リリーフピッチャーで出てこられた増井さん。増井さんもシュッとして、頼れそう。

(ピエール瀧)ああ、いい?

(赤江珠緒)「仕事できそうだな」と思ったら、「できる! やっぱり!」みたいな。

(ピエール瀧)ああー、なるほど。ピッチャーでいったら、誰ですかね? 誰だろうな、赤江さんが好きそうなピッチャー?

(赤江珠緒)ピッチャー。うん。

(ピエール瀧)千賀はどうですか?

(赤江珠緒)千賀さんね。千賀さんはまあ、とにかく「えっ、こんなに落ちるの?」みたいなね。あっちの方にびっくりしましたけども。

(ピエール瀧)えげつないフォーク。いや、だから層は厚いですからね。

(赤江珠緒)厚いねー。びっくりしますよ。その中にも本当にもう阪神の選手が今回ね、いないことが……。

(ピエール瀧)どうなんです? そこは。

(赤江珠緒)まあ、藤浪さんは入っていますけども。いないもんね。見事にやっぱり、去年のリーグをにぎわした広島、ソフトバンク。強いですね。

(ピエール瀧)まあ、そうでしょうな。

(赤江珠緒)輝いてますね。

(ピエール瀧)そういう選手がいたから強いっていう風にはなりますよね。

(赤江珠緒)本当にそれを表してますな。

(ピエール瀧)なんでちょっとね、WBC。これ、全勝優勝とかさ、かっこよくない?

(赤江珠緒)かっこいいですね。うん。えっ、小久保監督はどうですか?

(ピエール瀧)いや、いいですよ。小久保監督。

(赤江珠緒)小久保監督もいいお顔をされてますよ。

(ピエール瀧)いいでしょう。やっぱ、言ってみたら内川の犠牲フライで勝ったキューバ戦。あそこでね、小林に代えて内川をね、出すっていうのは。やっぱり迷うと思うんだよね。あそこで。

(赤江珠緒)そうだよね。

(ピエール瀧)まあでも、出していいところだけどね。まあ、だからそういうのがね、いいんじゃないですか。

(赤江珠緒)そうなんですか。

(ピエール瀧)なんだかんだいって勝ってますからね。

(赤江珠緒)そうかー。いやー、見ちゃっているわー。

(ピエール瀧)見ちゃっているでしょう?

(赤江珠緒)なんかもう、スターっていう感じがして。いいですね。

(ピエール瀧)だからあの、世代がね、変わってきているなっていう感じがするのが、やっぱりキャップのかぶり方で。

(赤江珠緒)どう違うの?

キャップのかぶり方で世代がわかる

(ピエール瀧)新世代連中の代表が菊池。あとピッチャーの平野。そのへんかな? 要はツバがまっすぐなんですよね。最近のさ、ヒップホップの子たちもそうですけど、キャップってツバをさ、まっすぐなまま。

(赤江珠緒)ああー。ちょっと昔は曲げてるの。

(ピエール瀧)で、ニューエラのステッカーも貼ったままみたいな感じのやつじゃないですか。

(赤江珠緒)ああ、そうだ。まっすぐだね。「ヒップホップ系」って言われてわかった。わかった。

(ピエール瀧)そう。まっすぐ系なんです。それが、ちょっと古い世代だとちょっとツバを丸めにいくんですよね。

(赤江珠緒)(笑)。ああ、そっちは古いの? なんかちょっと曲げた方がかっこいいっていう。

(ピエール瀧)丸めで行く感じっていう。ガッチャマンスタイルにする……。

(赤江珠緒)ああ、わかる、わかる。それ、古いんですか?

(ピエール瀧)古いんですよ。で、もうさらにダサいのは折っちゃっている。ツバ自体を。もうプロには存在しませんけども。そのダサさは。

(赤江珠緒)ダメ? ダメ? なんか、女性でもキャップをかぶる時、ありますけど。私も若干折りますけども。

(ピエール瀧)丸めてでしょう? そうでしょう?

(赤江珠緒)それって昭和な感じ?

(ピエール瀧)ガッチャマン方面にする。それは昭和なんすよね。

(赤江珠緒)そうだ。菊池さんとか、まっすぐだ。

(ピエール瀧)まっすぐなんすよ。

(赤江珠緒)ああっ! ええっ? だってまっすぐってやっぱりちょっと昔はね、ダサい感じがしたもんね。

(ピエール瀧)やっぱり新品は恥ずかしいっていうのがあるじゃないですか。靴とかもさ、新品。新しいのを買ってピカピカだとさ、ちょっと気恥ずかしくてさ。自分で汚したりしたり。わざと。

(赤江珠緒)そう。ちょっと革とかを曲げたりして。

(ピエール瀧)砂とかこすりつけたりして。

(赤江珠緒)そうそうそう。なんだろうな? やっぱり若い世代は新品が、新しいものが恥ずかしいって感覚はないのかしら?

(ピエール瀧)だからアメリカのヒップホップから来ている文化じゃないですかね? 白いスニーカーをいつまでも白く履きたいとか。キャップをピシッとまっすぐのままっていうのなんじゃないですか? わかんねーけど。

(赤江珠緒)そっか! そう言われたら、そうですね。

(ピエール瀧)だからあのキャップのかぶり方を見ていると、世代が線を引けますよね。

(赤江珠緒)じゃあ内川さんとか結構年長の人は、曲げてる?

(ピエール瀧)曲げてると思います。すげー曲げると、今度は「地方だな」っていう感じなんすよ。

(赤江珠緒)そんな違いが(笑)。

(ピエール瀧)もうすぐ始まるセンバツを見ていてください。地方の学校であればあるほど、帽子がまるーく曲がっていますから。

(赤江珠緒)本当?(笑)。

(中略)

(赤江珠緒)いま、ちょっとスポーツ新聞を広げておりますが、たしかに……。

(ピエール瀧)やっぱり菊池はまっすぐっしょ?

(赤江珠緒)菊池選手はまっすぐだ。そして、その後ろにいる内川選手がやや、歪曲しているね。

(ピエール瀧)内川はちょっと曲がっているでしょう? 牧田もちょっと曲がっていますね。牧田も若干ね、ちょっと地方寄りな感じがしますけども(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。いやー、だってもう私世代の人は野球選手がかぶる帽子っていうのは曲がっているもんだと思っていたもん。だって『タッチ』とかでもカッちゃんとかタッちゃんがかぶっている帽子も曲がっているもん。画として、すでに。

(ピエール瀧)ああ、なるほどね。

(赤江珠緒)そういうもんだと思ってましたから。

(ピエール瀧)まあ、そうですね。だからいま、こういう感じで。菊池とかはさらにストッキングが上まで。

(赤江珠緒)そうですね。なんかクラシックな感じがしますけど。

(ピエール瀧)クラシックな感じもあって。そのへんがちょっとね、野球の世代の違いがわかるっつーのをね。決勝のアメリカラウンドも、またそこを注目して見てみてくださいっていう気もしますけども。

(赤江珠緒)はい。

<書き起こしおわり>

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