ノブコブ吉村 腹を本気で殴られた有吉弘行を「お師匠さん」と呼ぶようになるまでを語る

パンサー向井とノブコブ吉村 東京吉本一枚岩計画・最初の失敗を語る むかいの喋り方

平成ノブシコブシ吉村さんが2026年9月8日放送のCBCラジオ『#むかいの喋り方』に出演。パンサー向井さんと『アメトーーク!』東京吉本芸人を振り返り、有吉弘行さんと『ロンハー』で共演した際、腹を本気で殴られたエピソードを紹介。その後、有吉さんのことを「お師匠さん」と呼ぶようになるまでを話していました。

(向井慧)で、ここから……この(東京吉本の芯の)1本線っていうこととはもちろん違いますけど。吉村さんとして売れてかなきゃいけない歴史もあるじゃないですか。「AGE AGE」があって。そこからラゴリとか、ユニット。

(吉村崇)ユニット。やったね。

(向井慧)ラ・ゴリスターズ。ピースさんとノブコブさん、ハイキングさん、イシバシハザマさん。

(吉村崇)とにかく売れるためにいろいろやった。けど、売れないんですよ、全く。

(向井慧)人気はありましたよね、めっちゃ。

(吉村崇)人気はあったけど。でも自分の中でもわかってるの。「この人気は永遠じゃないから。20代だけだ」って。30代を迎えた時には……それは俺は歴史を見てるからね。先輩を。急にやっぱり人気がなくなったりとかするのを見てるから。「やばい、やばい、やばい。もうタイムリミットが迫ってる、迫ってる!」っていう中の生活。だからもう心中は穏やかじゃない。さっきも言ったけど性が乱れて……。

(向井慧)性の話は今日はいらないんです。今日は全然、性は欲してないんで。ちょっと下げていただいて。その焦燥感はどこで……『ピカル』とかですか? 『衝撃映像社』とか、もちろんそのタイミングとしていろいろあると思うんですけど。

(吉村崇)でも、これはいまだにだよ。

(向井慧)ああ、まだありますか?

(吉村崇)まだあるね。これ、一生取れない。こびりついてるんだと思うけどね。

(向井慧)何ですか? その焦燥感って。

(吉村崇)いや、わからんけど……ある? あるよね?

(向井慧)それは多少はありますよ。怖さもあるし。ずっと……。

(吉村崇)向井、お前は嘘をついて生きるからな。本音を出さない。人の前で。しっかりした人間・向井を見せようとするから。

(向井慧)しっかりしてますもん(笑)。

(吉村崇)しっかりしてるよ。でも弱いところ、たまに見せてもいいんだよ? 見せようとしないじゃない、お前らは。

(向井慧)そんなことないですけど。いや、なんか吉村さんのそこからのいろんなところに出ていく中で俺、1個聞きたいんですけど。『衝撃映像社』でノブシコブシさんがバーッと売れるとか『ピカル』に入って人気が出るとか、いろいろあって。自分のバラエティの仕事が増えていく中でやっぱり俺、『ロンハー』の記憶がすごいあって。当時、近い先輩のフルーツポンチさん、はんにゃさん、しずるさんが『レッドカーペット』で売れて。で、その後ぐらいにピースさんとかノブコブさんがほぼ同時期ぐらいに……。

(吉村崇)そうね。ピースの方が早いんだけどね。1年。

(向井慧)なんかそこの皆さんって同じ感じのくくりで『ロンハー』とか出てたじゃないですか。で、そこでバリバリの有吉さんとかブラマヨさんとかと一緒になっていったじゃないですか。

(吉村崇)だから元々、エリートじゃなかった俺らが一応、当時のフジテレビというかね。そのエリートの系譜に入ったわけよ。で、行った時に全然違う、もうゲリラで戦ってきた有吉さんだの山崎さんだのって……もう全然違う戦場の人たちがいたわけよ。本当の。

(向井慧)それ、めっちゃ覚えてますもん。だから皆さんが頑張って前に出ようとして。横のつながりとかでいじり合ってる時、『アメトーーク!』でも言いましたけど。有吉さんとかの「ライブのエンディングみたいなこと、やんないで?」とか、結構強めに吉村さんに対しても有吉さん、ありましたよね。

(吉村崇)ありました。

(向井慧)そこを乗り越えてどうやって……。

(吉村崇)これがね、東京の系譜なんですよ。

(向井慧)どこですか?

(吉村崇)だから人力舎さんのおぎやはぎさんもよく言ってたじゃん? 「吉本の人はすぐに声を揃えてどうのこうの」みたいなので笑いを取ってたんだけど。それが基本的に東京の「スカし」とまでは言わないけど。そういういじり方をするんだよね。だから、その系譜通りに戦ったよ、俺は。

(向井慧)はー。でも結構、たぶんあの時期、本当にへこんじゃうパターンもあるじゃないですか。ズバーン!っていかれるから。コアを砕かれるというか。そこで吉村さん、なんでこんな有吉さんと仲良くなってるんですか? 唯一。

(吉村崇)それは俺がバカだったからじゃない? で、『ロンハー』で腹を殴られて……。

(向井慧)フハハハハハハハハッ! はあ? 何ですか、今の?(笑)。いやいや、お笑いじゃないですよ?

『ロンハー』で本気で腹を殴られる

(吉村崇)お笑いじゃないよ。『ロンハー』でバーン!って本気で腹を殴られて。俺が生意気なこと言っちゃったから。だからあっちは笑いながらだけど腹を殴られて。本当にくの字になるぐらい「うっ!」ってなって。で、俺も破天荒みたいな感じで行っていたからガーッて行ったんだけど。「なんだ、お前? そのくだり。お前、台本持って来いよ。そしたらやってやるからよ!」って言われたのよ。

有吉さんに。で、次の『ロンハー』の時に俺、本当に台本を書いて有吉さんの楽屋に行って。「台本、書いてきました。これ、お願いします」ってやんなかったんだけど……「お前、本当に書いてきたのかよ?」みたいなのがきっかけで楽屋に行くようになったの。それだね、最初は。だからバカだったからじゃない? 本当に台本を書いていったから。

(向井慧)たしかにそこまで……その手前でやっぱり折れちゃうし。ちょっと「怖っ!」って思いすぎちゃうところをグッともう半歩、一歩、踏み込んだんですね。

(吉村崇)踏み込めたのかな? 当時は。そんな意識はしてなかったけど。「ああ、台本、書かなきゃ!」と思って。だって俺、元々ネタの人だから(笑)。

(向井慧)書けるは書けるから(笑)。

(吉村崇)書けるは書ける。でも採用はされなかったけど(笑)。

(向井慧)そこから有吉さんと?

(吉村崇)楽屋に行くようになった。

(向井慧)だから吉村さんっていつの間にか、気づいたら上のお兄さん方からすごい信頼されるMC横というか。みたいな存在になってますよね。

(吉村崇)なってるね。で、実は「破天荒」も自分で言ってないしね。あれはあべこうじさんが俺に言ったのよ。で、「お師匠さん」っていうのも俺、自分で最初は言ってないのよ。これは本当に明確に覚えてんだけど。当時、とんねるずさんの番組でロケバスで、たぶん時計を買う系の何かの流れの中で有吉さんがいて。おぎやはぎさんがいて。とんねるずさんがいて。ロケバスの車内で矢作さんが「お前、師匠だもんな。有吉さんのこと」みたいなことを言って俺が「ああ、お師匠さん!」って言って。で、その後のロケでそれを言ってるのがたぶん最初なんだよ。矢作さんが最初に決めたわけで。

(向井慧)はー。ノリから始まってるんですね。

(吉村崇)ノリだったと思う。最初はね。そんな急に「お師匠さん」とは言えないから。最初はそのきっかけがあって。で、「正月旅行、行きましょうか。2人で」って言って。行けなかったんだけどね。その次の年は行ったんだけど。っていう、なんかグイグイ当時、行けたのが良かったのかな? 有吉さんも最初は「なんだよ、師匠って。バカにしてるだろ、お前?」って。

(向井慧)そんなの、だって好きじゃなさそうじゃないですか。特に。そういうノリが。

(吉村崇)それで俺が「ああ、嬉しいな」と思ったのがあるんだけど。マツコさんと番組、やってるじゃん。『かりそめ天国』。で、俺がマツコさんのところに「おはようございます」って挨拶に行って。で、有吉さんのところにも行ったんだけど。あとでマツコさんに「すいませんね、うちの弟子が。なんか挨拶行ったみたいで」って。それをなんか言ってたよっていうのを聞いて。そこでもう確定。ターン!って。

(向井慧)いや、だからそこ、すごいですよね。吉村さんって設楽さんとかもそうですし。なんかいろんな皆さんとやりながら……。

(吉村崇)いや、よくしてくれてるよね。

(向井慧)でもやっぱり東京吉本に1本、筋を通したいっていう?

(吉村崇)本当は全部の東京をまとめたいよ。

(向井慧)いや、無理ですって! 吉村さん、まずノブシコブシをまとめてくださいよ(笑)。

(吉村崇)いや、本当に……ねえ。ノブシコブシ、どこに芯があるの?(笑)。返してくれよ。お前だろ、持っていったの?

(向井慧)俺、持っていってないですよ!

(吉村崇)ノブシコブシの芯を……誰だよ、隠しているの? 見当たんねえんだよ、お前。俺、この間いろいろ部屋で探してた時、ねえんだよ。もう勘弁してくれよ、お前……。

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吉本の横のつながりでのパス回しを封じられ、腹を本気で殴られた有吉さんを「お師匠さん」と呼ぶようになるまでにはそんな経緯があったんですね。「お前、台本書いてこい」と言われて素直に台本を書いて持っていった吉村さん、強い!

#むかいの喋り方 2026年9月8日

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