オードリー若林さんが2026年10月6日放送のCBCラジオ『#むかいの喋り方』にゲスト出演。ここ数年、収録でうまく行かなくても反省することはやめ、自分の得意なことにフォーカスするようになったと話していました。
(向井慧)ちょっとメールをいただきまして。「南海キャンディーズの山里さんがXに『!? #むかいの喋り方』とご投稿されています」。
(若林正恭)あいつさ、これをエリアフリーで聞いてんだろ? いかれてんだろ、あいつ。寝ろよ!
(向井慧)明日も『DayDay.』なのに(笑)。
(若林正恭)明日も『DayDay.』で。なんかあいつ、休んでただろ? もともと張ってんじゃないの? 向井くんのラジオに。何なん、あいつ?
!?
#むかいの喋り方
— 山里 亮太 (@YAMA414) October 6, 2026
(向井慧)これはでも、山里さんは僕、今『DayDay.』でお世話になっております。お二人とも、もちろん尊敬してますし、大好きなんです。これはもう間違いなく。ただ、やっぱり勝手ながらですよ。勝手ながら大きくツッコミ芸人、本当に大きく分類した時にやっぱりその山里さんの流派は僕はできないというのも、もちろん……。
(若林正恭)うん。カウンターパンチだもんね。結構。
(向井慧)それもありますし、やっぱりワードを繰り出してとかっていうのよりは、やっぱり……。
(若林正恭)うんうん。組み立てて。
(向井慧)大きなくくりですよ。だから山里さん、「お前は若林派だろ」とかではなく……。
(若林正恭)すごいよな。いまだに言うんだよ。あれ、もう直んないんだよ。死ぬまで。情けない男だよ、本当に(笑)。あそこまでなってさ。家庭をあの人と築いてさ。
(向井慧)だからさっきの話で言うところの、その増してはいるけど。たとえば違う形でアウトプットしたりとか、してるわけですもんね。
(若林正恭)ああ、そうだね。だから『たりないふたり』を久しぶりに去年の年末にやったら、あいつも増してるんだよ。でも相手が下だから、言えないんだよ(笑)。
(向井慧)だからグーッとやっぱり、もっと出してた部分をちょっと抑えながら……。
(若林正恭)抑えていると思う。下に言ったら笑えないからね。
(向井慧)でも思うことはそんなに変わんなかったり?
(若林正恭)変わんないよね。うん。
(向井慧)これ、どうですか? 反省とかは、どうですか? これは減りますか?
(若林正恭)反省はもうしない。
(向井慧)ああ、そこには来ますか?
(若林正恭)全くしない、もう。
(向井慧)今、全くないですか?
(若林正恭)全くしない。うん。「ずっとできなかったなー。おつかれした!」って思う。『スクール革命!』が終わっても「ずっとゲームのリアクション、できなかったな。ありがとうございましたっ!」って。
(向井慧)潔いですよね(笑)。それはいくつぐらいの時ですか?
(若林正恭)2年前ぐらいだろうね。だから、できないことが続いて。それでできなかったことができるようになることと、できないままだったことと、最初からできること。このカードが出揃うよね。
自分のカードが出揃った
(向井慧)もうこの先の「できないと思ってたけど意外とできた」の可能性に賭けたりとか。「意外とまだこっち、まだ全然触ってない部分あった。ここできた」とか……もう、そんなことよりも出揃うんですか?
(若林正恭)出揃った。俺はね。もうだからできないことの打席に立つ時、あるじゃん。「俺、これ絶対無理なのよ」っていう。苦手っていうか無理。実力不足ね。だからもう、何も言わなかったりするもん。顔も何も作んない。「失敗です!」ってなっても何もしないって決めて、何もしない。
(向井慧)なんでそうなれたんですか?
(若林正恭)いや、ずっとできないから。「なんで何もしてねえんだよ?」ってなるけど。「いや、できないのよ」って。
(向井慧)それって若林さんにとって誰か、相談する人っていました?
(若林正恭)いないいない。
(向井慧)ゼロですか?
(若林正恭)自分の場数だけ。できないんだもん、だって。
(向井慧)似たような人がいなかったってことですか? なんとなく……。
(若林正恭)いない。向井くんもいなくなると思うよ。
(向井慧)ああ、そうですか?
(若林正恭)そりゃそうよ。自分の道ができていくから。ここから。ここから5年とか、たぶんすごいぞ? 今、40?
(向井慧)今、40です。
(若林正恭)で、道ができてくから。「向井」という名の。
(向井慧)この今のことをやっていればですか?
(若林正恭)いや、そうだよ。そうそう。
(向井慧)だからそこが今ひとつ、まだ……まあ、「とりあえず全部やろう」は無理なんですけど。1回、出揃うまで……。
(若林正恭)まあ、だからやってるじゃん? それがかっこいいと思う。『有吉の壁』とかで。あれも絶対諦めずにやり続けて。あんなこと……もう最終回でシャツを破いてさ。ああなっていくんだろうね。だから、向井くんって根性あるよね。根性ある。で、あんまり気づかないでしょう? 根性と体力があることに。
(向井慧)いや、たしかあんまり、そう思ったことって……。
パンサー向井は根性と体力がある
(若林正恭)めちゃくちゃ根性あるよ? あんだけ本も……『#ふらっと』のゲストで来るじゃん? 映画も見て。『有吉の壁』も諦めずあんなにやって。で、彼女とテレビに……。
(向井慧)いやいやいや(笑)。
(若林正恭)「はーい、若林さーん」って(笑)。
(向井慧)意味わかんないっすよ!
(若林正恭)意味わかる、意味わかる。全然(笑)。そんなことやっていったら向井道になっていくから。だって、そんなやついないんだもん。それは、なる。なる。「前例がない」っていう悩みになる。
(向井慧)ああ、本当ですか? あとこの、要は言葉を……自分は「繊細」っていうのはすごいあれなんですけど。なんか何かに簡単に傷ついてしまったり。「うわっ……」って。その反省とはまた別の「あんなこと言われてるっぽいな」とか「こう思われてるかもな」とか。これにも鈍感になってきます? どうですか?
(若林正恭)うーん……まあ、だから処理しやすくなる。もう、何回もそうなるから。だからなんかお腹が痛くなりやすい人だったら「ああ、これね」みたいになっていくから、パターンはわかるけど。ただ、その傷つきやすいとか繊細とかあっても、あなたは働くじゃん? これね、めちゃくちゃ強いんだよ。体力と気力が。だから大仁田みたいな戦い方をしているよ。傷だらけで……自分では思うんだよ。傷がついてるから。だけどね、それでも試合するんだもん。そういう人って普通はテレビとか、出なくなっていくから。YouTubeの方に行ったりとか。それもいいよ。それもすごくいいことなんだけど。自分の人生だし。だけど、現場に行くから。
(向井慧)でも、若林さんのその傷だらけで現場に行ってたのって、いくつぐらいの時ですか? もう結構長いと思いますけども。
(若林正恭)長い、長い。42ぐらいまでそうなんじゃない?
(向井慧)やっぱり「うっ……」と思いながらも?
(若林正恭)で、帰りにドトールとかコメダ珈琲に行ってさ。ノートを開いてさ。「今日もこれができなかった」ってさ。「何年やってんだよ?」ってことを続けてさ。で、「あれはうまくいったけど」とかはあんまり書かずに。「あそこで返せなかった。拾えなかった。あの子に触れなかった」って書いて、書いてさ。
(向井慧)そっちばっかりやっぱり気になって、積み重なっていくけど。結局、それの積み重ねがさっきおっしゃってた「出揃う」みたいな状態に?
(若林正恭)ああ、たしかに。なった。もう、できなかったし。「ありがとうございました!」って。できることはできるしね。どんどん上達するしね!
(向井慧)そうですよね(笑)。そこは本当、そうですもんね。
(若林正恭)本当にすごい。
(向井慧)やっぱり、そこはラジオでしゃべること、みたいなこととか。ゲストを招いてしゃべることもそうですけど。もう、それを大きな軸としてやっていくって感じですか?
(若林正恭)そうだね。得意なことをね。もう、残り時間から考えるようになってるからさ。40ぐらいまでは未来のために積み重ねていく時間でしょう? でも、終わりから逆算して今、生きてるから。そんな、なんかゲームで外したぐらいで考えてらんないのよ。できることで考えていかなきゃいけないから。
(向井慧)だからなんか、その若林さんのここ最近のいろんなお仕事とかを見ていると、お笑いの面白いこととそれともうひとつ、めっちゃ広い意味での面白いことへの興味みたいなのがすごい出てきてらっしゃるんじゃないかと思うんです。
(若林正恭)出てきてる、出てきてる。
(向井慧)これ、でも昔のお話を聞いてると家庭教師をつけた時期があるじゃないですか。それがいくつぐらいの時ですか?
(若林正恭)あれが37とかだと思う。
(向井慧)それは、なんでですか?
(若林正恭)なんかやっぱり知りたいことがいっぱい。で、あと頭が悪いからニュースとかも……成績が悪かったから。なんていうの? 国の成り立ちとか、歴史とか知らないからさ。それを一からって感じで。知りたくなってきたから。
(向井慧)ちゃんと勉強しようという?
(若林正恭)そうそうそう。
(向井慧)それって、お笑いとかとはやっぱりちょっと違う面白さじゃないですか。やっぱりそこぐらいから、そっちにも?
(若林正恭)そうだね。だから面白さが……いつもラジオとか、たくさんトークとかするから。それって本当に面白がってることの方が、やっぱりいいじゃん? だから、そういう仕事にだけにしていきたいよね。嘘をつくわけじゃないけど。興味までアジャストしなきゃいけない仕事はあんまりやらなくなっていったよね。大きく言って面白くならないし、評判も良くなんないのよ、それ。興味を捏造した仕事って。で、それはたぶんそのバイブスを出すタイプの芸人だと上手くいかないんだよ。コント師ってそれ、憑依させてできるから。上手かったりするのよ。興味を持つスタンスとか。だけど、俺は無理だった。興味の捏造が。
(向井慧)だから本当に興味のある仕事だけで最後、自分が固められたらこれがもう最高だと。
(若林正恭)最高だよね。「なんでアメフト番組を続けるんだ?」っていう、みんなが首ひねってるけど。俺、あれは本当に100、ピュアだから。全部があのワイプになったら俺、忙しくなっちゃうよ?(笑)。
(向井慧)すごいいい仕事しているんですね。あそこのワイプね(笑)。
(若林正恭)それは100、興味だから。で、向井くんは興味をいろんなことに持つから全部、いけると思うけど。人にも興味あったし。そうなっていくよね。残り時間から逆算していくと。
(向井慧)なるほどな……。



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できないことができるように努力することも大事ですが、ある程度の歳を重ねて人生の残り時間を考えると、出揃った自分の特性の中から得意なことにフォーカスするようにシフトするというのは素晴らしいことなんじゃないかと思います。長年やってみてできなかったことは仕方ない!
