若槻千夏さんが2022年5月23日放送のニッポン放送『パンサー向井のチャリで30分』に出演。自身のこれまでのキャリアの中から芸能界休業とアパレル業での成功、そして芸能界復帰と復帰後の生き残り戦略について話していました。
本日も17:40~の #ムカチャリ 、ゲストは引き続き #若槻千夏 さん!
「これ何の番組、聴いてるんだっけ?」となるくらい、真面目なトークもお届けします。
放送はradikoでも聴くことができます。https://t.co/sxNOkjxg9U#向井チャリ #パンサー #向井慧 #チャリロト pic.twitter.com/805JBLiZOd
— パンサー向井のチャリで30分 (@mukachari30) May 23, 2022
(向井慧)前回の続きのお話をしてもいいですか? 前回、本当に若槻さんがバラエティにババッと出たけど、「うわっ、ちょっとしんどいな……」みたいな時期を経て。それでお休みに……。
(若槻千夏)「しんどいな」と思って。しんどいし、やるべきことを何もできてないなと思ったんですよ。
(向井慧)その当時に?
(若槻千夏)そうそう。それこそ大阪行きのチケットをもらうっていう行為でしょう? 自分で買うってことをしたことない。で、ロケに行ってホテルに泊まるっていうだけでしょう。その泊まる手続きをしたことがない。
(向井慧)チェックインとかは。
(若槻千夏)そう。それが20代に入った時、怖く感じたんですよ。「これは私、一生誰かがやってくれるの?」って。
(向井慧)その目線あったんですね。ちゃんとね。
(若槻千夏)でもやっぱり現実的なところは昔からあるかもしれないですね。それで、こんなこともできないのに、大人になっていく怖さ。でも、現場は楽しいじゃないですか。感謝もあるし、続けたいけど……なんか常識が伴っていない自分もいて。学もないし。「私、どうなっていくんだろう?」っていう不安しかないから。
(向井慧)へー! それがおいくつぐらいの時ですか?
(若槻千夏)それが22とかですね。
(向井慧)22で。
(若槻千夏)で、23ぐらいで芸能界を休むんですけど。
(向井慧)すごい決断ですね。戻ってくる保証ゼロの話じゃないですか。
(若槻千夏)ゼロですし。なんなら最初は「やめる」っていうので事務所に話をして。そしたら事務所が「『休む』という形にした方がいいよ」っていう提案をくれて。「休むのは全然、もう若槻の人生だから応援するし。だけどいつか、『戻ってきたいな』って思った時に戻りやすいように、『やめる』じゃなくて『休む』という決断の方が、大人としては経験上、いいよ」という風に社長に言われて。それで「休む」っていう選択肢で芸能界を休業したんですよ。
(向井慧)で、そこからだからいろんなことを……。
(若槻千夏)そこから、もうとにかく休んだら……日本にいるとテレビをつけちゃうんですよ。出てるし、見てるし。で、ライバルとかも気になってきて。
(向井慧)ああ、やっぱりそれはそうなんだ。
(若槻千夏)そう。自分が休んだ時に誰がそこにはまってるかも気になるじゃないですか。で、当時、レギュラー番組を8本ぐらい下りて。
(向井慧)そうか。8本、あったんだ。
(若槻千夏)迷惑をかけてるから。じゃあ、そこに誰がはまってるのかとかを気にしてたら、それって「それならじゃあ、やっとけよ」っていう話じゃないですか。
(向井慧)まあね。
(若槻千夏)そう。だから「そういうのを気にしないようにしなきゃ……海外に行かなきゃ!」と思って。
(向井慧)なるほど。離れる。
(若槻千夏)そうです。それでLAに当時、服が好きだったんで。「服の買い付け」っていう名目で行って。海外に2年ぐらい、いろんなところに行って。それでアパレルを始めるきっかけになったんですけど。
(向井慧)はー! すごいですね。それがWC?
(若槻千夏)そうです、そうです。で、帰ってきたアパレルメーカーの人から声をかけられて。
(向井慧)そっちも成功させるんですね。
(若槻千夏)いえいえ。で、たまたまロスの時に作ったキャラクターがそのアパレルの時に売れて……っていうので。「ああ、じゃあこっちでもうちょっと頑張ってみよう」と思って。そこからテレビをもう本格的に休むってスイッチを入れるというか。
(向井慧)ああ、そっちでちゃんと自分の生活ができるようになるから。となったら、もうまさにずっとそっちっていう選択もあるわけじゃないですか。
(若槻千夏)そう。あるでしょう? でもね、しゃべりたくなるの。人って(笑)。
(向井慧)ああ、やっぱりそうなんだ。
(若槻千夏)もう全然違うんですよ。その……。
(向井慧)その頃には普通にテレビって見られてるんですか?
(若槻千夏)見てます。全然見てます。見てますし、「戻りたい」って気持ちもそんなになかった。
(向井慧)ああ、なく見られてる感じ?
(若槻千夏)全然見られている。「面白いなー」って。でもやっぱり「また会いたいな」とかもあるわけですよ。一緒にロケした人たちとかを見ていると。そう。だけどなんか、アパレルの仕事しててメーカーの人とかとバーッとしゃべってると「なんでテレビに出ないんですか? そんなしゃべれるのに」って言われて。それで「私、ずっとしゃべってるんだ」って思って。「私、やっぱり普通の人よりしゃべるんだ」と思って。それを5、6年ずっと言われ続けてて。で、決定的だったのがそのクマタンっていうこのキャラクターの会社を作った時にやっぱり右も左もわからなくて。
もうこれはなんか、本当に自分の会社として作ったんですよ。キャラクター会社を。で、キャラクター会社で右も左もわかんないから、キティちゃんのデザイナーの山口さんっていうサンリオの方がいるんですけども。その方とお食事をする機会があって。「キャラクターについていろいろ聞きたい」と思って、お食事会を開いてもらって。で、いろいろ話してたら、山口さんに最後に「なんでテレビに出ないの?」って言われたんですよ。
(向井慧)ほう!
「なんでテレビに出ないの?」
(若槻千夏)「えっ、こんなに表に出ている有名なデザイナーさんもそう思ってるってことは、私はしゃべるんだ」と思って。
(向井慧)「もしかしたら、まだこの力、使えるのかもしれない?」っていう。
(若槻千夏)で、「別にしゃべるのも嫌いじゃないし、楽しいし。尊敬してる人にそう言われるんだったら1回、ちょっとなんか意識してみようかな」って思っていたタイミングで、アパレルの方の密着の取材のオファーが来て。
(向井慧)ああ、テレビで? 何の番組ですか?
(若槻千夏)ああ、『深イイ』です。『深イイ』の密着で出てみた時に、ちょっとだけリアクションをしてくれた人たちがいて。そこから「えっ、出るんですか?」みたいな感じで。でも、そこからまあ、様子を見ますよね? 「出る」ってスイッチ、本格的に入れなきゃいけないじゃないですか。でも、難しいのが、そのアパレルとかそういうビジネスをやった状態で戻ると、結局たぶんその先って「儲かってるんですか? どのぐらい稼いだんですか?」っていう……。
(向井慧)はいはい。元芸能人が起業して、そっちで成功した人としてしか出られないっていう。
(若槻千夏)そうです、そうです。それは私は嫌だったんですよ。そんなの、もうすぐに終わるじゃないですか。戻るんだったら10年、20年、必ずひな壇にいる人になりたい。
(向井慧)フハハハハハハハハッ! またひな壇なんですか?(笑)。「帰りたい」って思ってきたんだ。
(若槻千夏)そう。私はもう、そうです。1ゲストじゃなくて。1ゲストって本当に魅力がない限り、すぐに飽きますから。
(向井慧)そうですね。何かにまたスライドしないと、続かないですよね。
(若槻千夏)そうです、そうです。最初はそういう、結局はビジネスとしての復帰の仕方だったけども。「これ、どうにか、わからないようにひな壇に戻らなきゃいけない」っていう作業が始まって(笑)。
(向井慧)なに、その戦い? 誰もやってないんじゃない? それ、今までは(笑)。聞いたことないです、その戦いは(笑)。
(若槻千夏)そうですか?(笑)。
(向井慧)なに? えっ、どうするんですか、それって? それで呼ばれるじゃないですか。やっぱり、起業をした人って。
(若槻千夏)それで「起業した人」っていうテーマのやつは、できるだけ知り合いの作家さんがやってるやつを。
(向井慧)はー。わかってくれてる人の。
(若槻千夏)で、私が「こういう風には映りたくない」とか。「お金、お金みたいに映りたくない」とか。やっぱり数字のところを見せたいのがテレビだから。
(向井慧)わかりやすいからね。「いくら」とか。
(若槻千夏)だから、初めてのディレクターさんの番組とかはちょっとお断りしたりして。そうすると、だんだんその作家さんとかが「なんかそういうの、ダメらしいよ。数字とか、あんまり出したくないらしいよ」みたいな噂が広まるじゃないですか。「じゃああいつ、何ができるんだよ?」ってなるじゃないですか。
(向井慧)そう。だからそこで下手したら、「じゃあもう、使うのはやめとこうぜ」があるかもしれないですよね?
(若槻千夏)あるかもしれないです。でも、やっぱり物好きもいるもんで(笑)。当時、休む前にADだった方とか、ディレクターさんになりそうな人とかが、みんな偉くなってたんですよ。私が戻ったら。
(向井慧)はいはい。なるほど。
(若槻千夏)で、「当時、若槻さんにめちゃめちゃよくしてもらったから。だから1回、ひな壇で呼びたい」みたいな。もうね、みんなが育ってくれたんですよ(笑)。
(向井慧)だからその時、積み重ねた信頼が貯金となって……。
(若槻千夏)いやいや、それは嬉しいっすね。
(向井慧)それが戻ってきた時に引き出せたんだ。その貯金を。
バラエティ時代のADたちが出世して使ってくれた
(若槻千夏)で、その人たちが偉くなってて、そこのひな壇に呼ばれるようになって。で、私がバーッて頑張る姿をMCの方とか……結構、私が戻った時ってクールな時代だったんですよ。「えっ、お前のリアクション。うるさくね?」とか。
(向井慧)もうバラエティが一通り、「ワイプの女王とか、ちょっともうしんどいわ」みたいなね。
(若槻千夏)「しんどい。ワイプ、うるさいわ」の時代に入ってる時にワイプで頑張ってた時代の私が帰ってきちゃってきてるから。
(向井慧)昔のままのやつが1人ね(笑)。タイムリープしたタレントが(笑)。
(若槻千夏)そう。1名でクレーンカメラに大はしゃぎして。誰も手を挙げなくて。「あれ?」みたいなのがあったんだけども。
(向井慧)そこのギャップはやっぱり、帰ってきた時に若干あったんですか?
(若槻千夏)そうですね。でも、そのギャップをすぐにつかめたのがなぜかっていうと、Twitterが普及してて。20年前の当時はTwitterというリアクションがなかったんですよ。
(向井慧)2ちゃんねるとか。そんなのはあったけど。
(若槻千夏)そうそう。見に行かなきゃないけども。でも今って、自分がテレビ出た時にリアルタイムに誰かがつぶやいてくれるじゃないですか。で、自分でオンエアと同時にそのリアルタイムのを覗くと「若槻のやり方、古」「マジ時代に合ってない」とかってなっていた時に、もうこの人たちに私を直してもらうしかないんですよ。だから本当にリアルタイムで文句を言ってる人たちにチューニングしてもらうんですよ。私を。
(向井慧)なるほどね!
(若槻千夏)マジで私、それを3、4年やりました。
(向井慧)「あっ、これ、出すぎてるんだ」とかっていうのを、その声で直すと。
(若槻千夏)そう。現場だとわからないし。だけど編集してオンエアーに乗ると「ああ、時代に合ってないんだ」っていうのがもうそのTwitterで私のことをつぶやいてくれる人から……。
(向井慧)でも、考え方によってはオンエアーで残っているってことは言ったら、そのいっぱいある素材の中でスタッフさんが編集して、削ぎ落としてる中で残ってるものだから。それはそれで何を言われたって残ってるからいいという考え方もあるはあるじゃないですか?
(若槻千夏)あるけど、そいつもずれてる可能性はあるじゃないですか(笑)。
(向井慧)フハハハハハハハハッ!
(若槻千夏)いや、これ気をつけてほしいのが、その方もずれてて残してる場合もあるんですよ。
(向井慧)わかる! 結局、作ってる側が全員、全部わかってるか? 見てる人よりわかってるか?っていうと、そんなこともないですからね。
Twitterの反応を見て自分をチューニング
(若槻千夏)そうそう。だからエンターテイメントはみんなで作るものだから。なので「ちょっと違うな」っていうリアクションが大きかったらやめるし。ただ、次にあった時に「こうだからあのリアクションをやめたんですよね」って一応、説明します。「ああ、なるほど」ってなるし、「いや、でもこうしてほしいんですよね」って言われたら「ああ、じゃあやりますね」って言ってやるし。なんかそれはちょっと返ってきてから話し合うようにしてるかもしれないです。
(向井慧)そこでちょっとずつチューニングしていって、今の時代のバラエティに。
(若槻千夏)うん。だからなんか若い子とちょうど話せないディレクターさん世代っていうか。若すぎて。そういう時に私、たぶんもう年齢もいってるし、ちょうど話しやすいんだと思うんですよね。「こうしてほしいんですけど」とか。「ああ、でもそれ、今の子に言っても難しいんじゃないですか?」みたいなので、ちょうどなんか間に入るのがいいっぽくて。それで結構呼んでもらえるようになって……っていう感じですかね。
(向井慧)ノートとかもつけてるみたいな話、あるじゃないですか。
(若槻千夏)もうノートはね、20年間ずっとつけていて。
(向井慧)ずっとつけてるんすね。
(若槻千夏)ずっとつけてるんだけど、やめたの。
(向井慧)ああ、逆に?
(若槻千夏)やめたの。『あちこちオードリー』で次、なんか「そのノート、見せてよ」みたいな話になって。「全然、持ってきます!」って言って。で、その次の次の週ぐらいに佐藤栞里ちゃんがノートをね、番組で見せてたんですよ。天使みたいなノートだったの。
(向井慧)もう本当、きれいなノート。
(若槻千夏)もう私のノート、デスノートみたいで。びっくりして。「ああ、私これ、時代に合ってない」と思って。見せたところでこっちの自己満で、視聴者は何にも面白くないし。今、見たいのって栞里ちゃんみたいなノートなんですよ。それでもう、破り捨てました(笑)。
(向井慧)ああ、「これは違う」と(笑)。
(若槻千夏)これは違うと思って、もうタンスにしまいました。
(向井慧)だからチューニング、早いんですね。結構選択、早いっすよね。
(若槻千夏)違かったらまた戻ればいいしね。
(向井慧)ああ、なるほどね。
(若槻千夏)自転車と一緒でね。
(向井慧)無理無理無理無理。そんな急に自転車に戻ってこられても無理ですよ(笑)。
(若槻千夏)行き止まりだったら戻ってくればいいかなって。
(向井慧)無理無理無理。たしかに「すごい番組だな。なんだっけ、この番組?」って思いながらしゃべってましたけども(笑)。なるほどな! いや、それで言うともう本当に突き進んでるじゃないですけど。テレビの今の時代、いろんなことを考えながら、いろんなバランスを取りながら歩いている。みんなが。
(若槻千夏)めっちゃ楽しくないっすか? でも、それって。
(向井慧)ああ、そっちに楽しみを感じてますか?
(若槻千夏)『カイジ』的なね(笑)。
(向井慧)鉄骨渡りでしょう?(笑)。
(若槻千夏)落ちていくやつもいるし。普通にそれを私は楽しんでる。
(向井慧)やっぱり今、いろんな種類の番組があって。女性が女性に対して「この女性のこのインスタの投稿、鼻につきますよね」とか。
(若槻千夏)はいはい。女の悪口みたいな。
(向井慧)そういう番組もいくつかあるじゃないですか。これも、もうめちゃくちゃ繊細なことだと思うんですよ。
(若槻千夏)本当、そう。
(向井慧)それに2個ぐらい、出てますよね?(笑)。
(若槻千夏)2個、レギュラーやってますよ。子供いて2、出てる(笑)。炎上しちゃうやつですよね。
若槻千夏の炎上対策
(向井慧)そこはどうしてるんですか? 炎上の可能性を秘めているじゃないですか。
(若槻千夏)そんなの、私はもう炎上に一番敏感ですから。できるだけ炎上しないように、しないようにって、復帰してから思ってるんですよ。子供もいますし、家族もいますしね。だけど結局、何だったらいいか?っていうその先に、「楽しければいい」んですよ。話が。面白い話をちゃんと着地点におけばいいんですよ。ただ文句言うだけだったら、しない方がいいんですよ。
(向井慧)はいはいはい。ゴールが「面白い」っていう。
(若槻千夏)そう。ゴールがちゃんとバラエティかどうかっていうところだけです。やってるのは。
(向井慧)自分の中の判断基準はそこなんだ。
(若槻千夏)そうです。もう復帰した時に決めてて。「復帰して5年でレギュラー番組を取れなかったら、もう向いてないからやめよう」って思ったんですよ。「もうアパレル1本にしよう」と思ったぐらい。そのぐらい、もうこの5年が勝負だと思ったし。で、戻ってきて、ありがたいことにレギュラー番組をもらって。でも、その5年で私が大切にしてきたことは……なにこれ? すごい『あちこちオードリー』みたいじゃん?
(向井慧)フハハハハハハハハッ!
(若槻千夏)すごいスイッチ入っちゃった。なにこれ、すごい? 一緒に行こう?(笑)。
(向井慧)いや、これでもすごく……いやいや、聞きたいですよ。
(若槻千夏)大切にしてきたことは、フリートークってやっぱり難しいんですよ。そう。だからフリートークを大切にしようと思って。だから本当に寝る前に1個、フリートークを考えて寝るんですよ、私は。
(向井慧)やめてよ……。もう、やだー。
(若槻千夏)いや、でもそれは完成してないやつですよ?
(向井慧)なんでそんなことするの……。
(若槻千夏)いや、完成してないやつね。
(向井慧)で、それで作ったのが大蛇(の話)だ。
(若槻千夏)大蛇は作ったんじゃなくて、それは体験ね。
(向井慧)ああ、あるのね。あれは本当なのね。
(若槻千夏)そう。なんだけど、今日1日を振り返らないで寝たら、もうそれってトークになんないじゃないですか。振り返って1個だけでもなんか気になることがあったら、それをメモって。「これ、明日なんか話を膨らませられないかな?」と思って寝るの。だからトークテーマを1個、明日の自分に投げて寝るんです(笑)。
(向井慧)フハハハハハハハハッ! すごいじゃん。スガシカオ、かかりますよ?(笑)。
(若槻千夏)アハハハハハハハハッ!
(向井慧)『プロフェッショナル』じゃん(笑)。
(若槻千夏)だから、そこだけです。私が唯一、やってきたことは。
(向井慧)『私の正論』、やってます?
(若槻千夏)ああ、もう始まってた?(笑)。行けるかな?
(向井慧)前倒しで『私の正論』、始めないでももらっていいですか? 次の番組なんで(笑)。
(若槻千夏)あ、ごめんなさい。はしゃいじゃった(笑)。向井さんに思いを伝えたくて。
(向井慧)いや、でもこれはすごく面白い話。それはまあ、いろんなお仕事でも言えることなのかもしれないですけどね。いや、若槻千夏さんが1回、いっぱいテレビに出て。でもしんどくなっちゃって。「ちょっとやめようかな。休もうかな」っていうのがあって。で、もう1回、ここに戻ってくる理由はめっちゃちゃんとわかりました。やっぱりそれぐらい考えていないと、それは無理ですもん。
(若槻千夏)無理だし、やっぱりテレビが超好きなんだなと思いました。
やっぱりテレビが超好き
(向井慧)ちょっと、あっという間! 本来なら、なんだったらサドル愛でるーれっとトーク!!っていうコーナーとかもやっていたけども。もう十分、全部に当てはまるのトークがもう出たので、やる必要なかったです。今回は。
(若槻千夏)なんか向井さんがどんどん、どんなMCをやっていくんだっていうのが見えましたけど。
(向井慧)いやいや、私はもう本当に……。
(若槻千夏)いやー、すごい引き出されちゃった。ペラペラしゃべっちゃったな。
(向井慧)いや、お話が面白かったです。ということで、もうここまでで若槻さんとお別れということになります。
<書き起こしおわり>