オードリー若林さんが2026年6月20日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で母校を舞台にした小説『青天』を読んだ教師から届いたメールについてトーク。そのメールの中でムカついてしまったポイントを話していました。
(若林正恭)「カスミン」って呼ばれるのって、嬉しいの? テレビで見ている人とかは「春日」って呼ぶじゃない? で、「カスミン」って呼ばれるのって嬉しいの? お前の心って。
(春日俊彰)それは街でってこと?
(若林正恭)なんかどこかから呼ばれることだね。嬉しいの、それって?
(春日俊彰)ああー、いや、別に。
(若林正恭)「春日」って呼ばれるのと別に同じ?
(春日俊彰)同じだね。「ラジオ、聴いてくれているんだな」みたいなね。
(若林正恭)「カスミン」ってまんま、言ってくる人っていないでしょう?
(春日俊彰)まあ、いないね。「ラジオ、聴いてます」とかではあるけど
(若林正恭)俺、なんか「若ちゃん」って呼ばれるの、なんかちょっとムカつくんだよね。
(春日俊彰)どういうこと?
(若林正恭)「お前、会ったことねえだろ」と思うんだよ。
(春日俊彰)フフフ(笑)。「若ちゃん」って呼ばれること、ある?
(若林正恭)なんか、あるの。noteのコメント欄で。「若ちゃん」って。それがなんか普通にムカつくんだよね。なんか自分が変な人間だなと思うよ。それで……これな、しゃべったらまた行きにくくなるんだけど。(直木賞に)ノミネートされたからかどうか、知らんけど。母校から……あれ、母校の話じゃん? モデル、ベースが。で、先生から事務所にメールが来て。これ、聴いてねえのか。でも生徒が言ったり……生徒も聴いてねえかな? ごめんね、ちょっと帰りにくくなる。ロケとかしにくくなるけど。
(春日俊彰)ほう。
(若林正恭)なんか、文面は丁寧なの。で、俺らの知ってる先生なんだけど。「お世話になってます」って。で、その事務所宛のメールだから事務所の社員に対してすごい大人の丁寧な文章で。「いつもありがとうございます」みたいなのがあった後、「つきましては……」みたいな。本題が「生徒が『青天』で非常に盛り上がっている。だからサインを何冊か、するように若林に伝えてくれませんでしょうか? もしよければ若林にサインとともに一言も添えてくれるように伝えてくれないでしょうか?」っていう文章があったのよ。で、なんか俺、ムカついたんだよね。
(春日俊彰)なにが? どの部分がですか?
(若林正恭)いや、なんか「若林」って呼んでることが。
(春日俊彰)そこ?(笑)。あー……それはどういう腹の立ち方?
(若林正恭)で、俺も悩んだ。やっぱり……「さすがのプライドの高さなのかな」って自分で自分を疑ったんだけど。「いつまでも前の生徒じゃねえんだぞ?」って思ってたんだよね(笑)。
(春日俊彰)フフフ、なるへそ(笑)。
(若林正恭)「さん」とまでは言わないけど「若林くん」とか。なんか、なんていうの? 47の人間に対して……年上で先生だったけど。なんか「いつまでも生徒だと思ってんじゃねえぞ?」っていう部分が残っていることに自分でがっかりしたの(笑)。
(春日俊彰)ああ、そういうことね(笑)。
(若林正恭)なんか「こういうメールが来まして」って社員から渡された時にちょっとムカついて。でも、これって……おい、みんな。どう思う?
(春日俊彰)おい、急にリスナーに話しかけんなよ!(笑)。だから無理だって(笑)。
(若林正恭)なんか学校の先生の俺のあんまり納得いかないところだなって思うっていうか。その世界全体が「先生」になってるっていうか。
(春日俊彰)なるへそ(笑)。
(若林正恭)もうこれ、めっちゃ帰りにくいわ(笑)。
(春日俊彰)そのまま来てるっていうことね。学生時代のがね。
複雑な感情を母親に伝える
(若林正恭)そうそうそうそう。でもそれを母ちゃんに言っちゃったの。「俺、自分でがっかりして。呼び捨てなことに腹立てて、自分の小ささにびっくりしたんだよ」って言ったら……だからうちの母ちゃんの先生。それ、いくつの時にいくつだったのか、わかんないけど。もうおじいちゃんとかだったんだろうね。大好きな大好きな大好きな先生に同窓会で久しぶりに会った時に、テーブルで談笑になったんだって。そしたらもう50いくつだったのに……60とかになってたかもしれないって言ってた。その時に「お前はもっとこうした方がいい」とかって1人ずつ、言われていったんだって。先生は先生のままだから。それに母ちゃんね、めっちゃムカついたらしいんだよ(笑)。
(春日俊彰)同じだ(笑)。
(若林正恭)「いつまでも生徒じゃねえんだぞ。私たちだっていろんな経験を積んだんだ」って。だから、血だね(笑)。
(春日俊彰)まあ、そうだね。まあ、わからんでもないけどな。それはたしかに。
(若林正恭)でもなんにも思わないでしょう? 「春日に『マッチョでトゥース』にサインしてくれないでしょうか?」っていうメールが来ても。何も思わないでしょう?
(春日俊彰)何も思わないよね。「春日」って言われても。まあ、春日って呼ばれててたし。
(若林正恭)そうなんだよ。そこなんだよ。
(春日俊彰)そうだね。でもまあ、言わんとしていることはわかるよね。
(若林正恭)あと、なんか怒られるぐらい冷や冷やしたけど。「こういうメールが母校から来てる」って渡された時は。あの小説だから。でもなんか「懐かしい感じがして」とか、すごい丁寧に書いてくれてるからありがたいんだよ。全部。でも、そこだけなんか思っちゃった自分にがっかりしたっていうか。がっかりしたっていうか、なんか「「俺だな」と思ったっていうか(笑)。
(春日俊彰)わかるけどね。
(若林正恭)でも、思いそうでしょう?(笑)。
(春日俊彰)そうだね、意外じゃないしね。
(若林正恭)「ああん? いつまでもなんだ? 生徒じゃねえだろ?」って。だから俺らがなんか、日向坂を名字で呼び捨てして仕事をしてるけど。あの子らが40代になって街でばったり会った時に呼び捨てで呼んで。「ちゃんとやってんのか?」とか、言わないじゃん。
(春日俊彰)言わない。
(若林正恭)「さん」になってるじゃん、絶対。
(春日俊彰)まあ、そうだね。
(若林正恭)そうでしょ、そりゃ?
(春日俊彰)そこまで……ずっと何かやりとりがあればまだ、いいけどね。ちょっとこの距離も離れてね。
(若林正恭)そうでしょう?(笑)。ちっちゃい話だな、本当に(笑)。


若林さん、以前からラジオで高校時代の先生に対する複雑な感情をたまに話していたので、メールで呼び捨てされたことについついムカついてしまうというお話もわからないでもないですね。紹介されていたお母さんのエピソードでめちゃ笑ってしまいました(笑)。
