オードリー若林『リングフィットアドベンチャー』のキツさを語る

オードリー若林『リングフィットアドベンチャー』のキツさを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリーの若林さんが2020年10月3日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でNintendo Switchのソフト『リングフィットアドベンチャー』のキツさについて話していました。

(若林正恭)あの、こういうご時世もあるんですけど。ジムにね、行くよりはなんか家で筋トレとかできたらな、なんてことを思っていて。それで、Switchの『リングフィット』を……。

(春日俊彰)あるね。あれ、なんかいいらしいね。

(若林正恭)ああ、やっぱり聞いている?

(春日俊彰)うん。水Dが言っていた。

(若林正恭)ああ、水Dがやってるんだ。

(春日俊彰)だからあれ、あんまり売ってないんでしょう? その前になんかね、手に入れてね。「これを家でやって……」なんつって。「痩せるぞ!」なんて言ってたけども。だいぶ、もう去年の年末ぐらいかな? 言っていたけども。体型、全然変わんないけどね(笑)。やってるはやってるらしいんだ。

(若林正恭)ああ、そうなんだ。で、「買おう」と思ってたんだけど。俺が小学生ぐらい時にファミコンで……。

(春日俊彰)あった! 『ファミリートレーナー』ね。

(若林正恭)ああ、そうそうそう! 名前が全然出てこなかった。『ファミリートレーナー』だ。

(春日俊彰)『ファミリートレーナー』。マットを敷いてね、バタバタやって……小倉くんが思ってたのよ。北有楽の小倉くんが持っていてさ。

(若林正恭)一軒家のお金持ちの友達でしょう、それを持っているのって。なんかレジャーシートぐらいのサイズのを敷いて、走ったりしたら画面も走るみたいなやつだよね?

(春日俊彰)そうそう。だから『風雲たけし城』とかのもあったかな? たしか。あったような気がするな。違ったかな?

(若林正恭)それの記憶があって。で、俺はファミコンからプレステ3まで飛んでる人間だから。その『ファミリートレーナー』の記憶があるんだよね。

(春日俊彰)『ファミリートレーナー』、『ダンスダンスレボリューション』みたいな。

(若林正恭)シートみたいなのを敷いて。つなげてな。

(春日俊彰)だって『ダンスダンスレボリューション』が出た時に「ああ、『ファミリートレーナー』だ! 『ファミリートレーナー』のやつだ」って思ったから。

(若林正恭)えっ、『ダンスダンスレボリューション』は家でもできるの? シートみたいなのを敷くっていうこと?

(春日俊彰)だからあれがゲームセンターで出た時に「おっ、『ファミリートレーナー』のゲーセンバージョンだ」と思ったんだよな。

『ファミリートレーナー』の思い出

(若林正恭)で、『ファミリートレーナー』を小4とかの時にお金持ちの子が持っていて。みんなで集まってやってた時に、走ったり横にずれたりするとなんかシートとかがめくれて。走ってもあんまり画面が反応しなかったり。「なんか、あんまり盛り上がってねえな」って思ってた記憶があったのよ。友達との遊びとして。で、数ヶ月後にまたその友達の家に行ったら、なんか折りたたまれてテレビと雑誌のラックの間に入れられてて。「ほらな」って思ったことがあって。

(春日俊彰)フフフ、まあそうだね。あれが盛り上がったのは……。

(若林正恭)まあ、こういう言い方もよくないと思うんだけど。俺、子供だったから。

(春日俊彰)たしかに盛り上がってた期間は短かったかもしれないね。やった記憶はあるけど、それでずっと遊んでいたっていう記憶はあんまり……あと、家を選ぶじゃない?

(若林正恭)飛んだり跳ねたりするからね。

(春日俊彰)ちゃんとしっかりした家じゃないと。怒られたことがあるもんね。

(若林正恭)ドンドンって音がして。

(春日俊彰)そう。その小倉くんの家から他の誰かの家でやろうっていうことでやったら、やっぱりうるさいからさ。バタバタして。そういうのがあったな。

(若林正恭)それで、その記憶があったから「やらなくなるしな……」とか思ってたんだけど。まあちょっとこういうご時世なんで……ということで私も手に入れたんですよ。『リングフィット』を。ガッキーがね、CMでやっている。

(春日俊彰)やってるね。

(若林正恭)で、こう言っちゃなんだけど、ガッキーがCMで楽しそうにしてるってことはそんなに辛くないだろうなって思ってたんだよ。

(春日俊彰)なるへそ。まあハアハアハアハアしてやってはいないもんね。

(若林正恭)あと、やっぱりなんか任天堂だから。そんなに追い込んでこないんじゃないかなっていう、俺のイメージ。あんまりゲーム詳しくないけど。

(春日俊彰)うん。まあ結構、お子様からね、お年寄りまで。

(若林正恭)そうそうそうそう。お子様もやるんでしょうって思っていて。

(春日俊彰)優しいゲームが多いイメージはたしかにありますわな。

(若林正恭)で、結論を先に言うけど。もう膝にテーピングして今、やってますよ。『リングフィット』を。

(春日俊彰)いやいやいや……えっ? そんなにキツいの?

(若林正恭)もうびっくりしたのよ。

(春日俊彰)楽しくゲームしながら、なんか体が鍛えられる。毎日適度な運動を……という感じじゃないんだ?

(若林正恭)いや、俺はガッキーにやられたよ。本当に。なんかかわいくやってるからさ。CMで。

(春日俊彰)それか、だから新垣くんがめちゃくちゃ体力あるかだよね。

(若林正恭)それもあるな。ストイックそうだもんな。

(春日俊彰)とんでもない、アスリート並のね。それはあるよな。

(若林正恭)「ああーっ!」とか言いながらやっているイメージはないよね。CMで。そんな……だから、「ガッキーに合わせているんだろうな」ってイメージで思っていた。『リングフィット』が。ガッキーが楽しくできるぐらいの設定で作ってるんだろうなってイメージしちゃってたのよ。

(春日俊彰)まあ、でもコマーシャルを見たらそうは思いますよね。

(若林正恭)結論から言うけどね。今ね、マウスピースしてやってます。

(春日俊彰)フフフ、マウスピースはなに? 別になんか、衝撃はないでしょう? あ、力が出るように食いしばるっていうこと?

(若林正恭)そうなの。で、とりあえずやり始めたんだけど。まあまあ、結構長時間やらないと運動した気になんないだろうなと思いながら。ソフトを買って、リングにジョイコンを入れて。それで左の太ももにジョイコンをつけて。『トゥームレイダー』みたいな、アンジェリーナ・ジョリーみたいな。ももにピストル差しているみたいな感じいなるのよ。

(春日俊彰)うんうん。クールだね。

(若林正恭)今、「クール」なんて言う? まあいいや。で、しているわけよ。

(春日俊彰)それでなんか振動というか、ジャンプとかの回数を測ったりするんだ。

(若林正恭)で、そのジャンプとか走ったりするのもこれのセンサーで感じるんだろうけども。でも、なんかあんまり感じないんだろうなって思っていて。

(春日俊彰)なるへそ。だからそんな繊細なものじゃないんだろうなっていうね。

(若林正恭)そうそうそう。でも、最初にリングにジョイコンを入れて。「あなたの力を測ります。思いっきりリングを押し込んでください」っていう。なんか設定を決める時のがまず、なんかめちゃくちゃキツかったの。「これ、どうなってんの、このリング?」って思うぐらい。で、丈夫だからいくらやっても壊れないっていう感じで。

(春日俊彰)へー。壊れちゃいそうだけどね。全然大丈夫なんだ。

(若林正恭)なんか特殊な素材なんだろうね。

(春日俊彰)じゃあ本当にトレーニング用品みたいなのに近い?

(若林正恭)そう。で、家にヨガマットがあるんですよ。ネットの通販で買った。それは俺、背中でこの両手を……手をつなげるようになりたくて。それでヨガマットを買ったんですけども。半年ぐらいつかないんで、もう丸めて置いてあったヨガマットがあって。

(春日俊彰)まあ、よくあるパターンだよね。やらなくなるっていうね。

(若林正恭)で、それを出してね、始めたんですよ。そしたら、最初に走るのね。で、走るんですけど、それがゲームの中の世界なわけじゃない? 森の中だったり、空のところに道が作られたり。まあまあ、気持ちいいんですよ。

(春日俊彰)普通に走るよりはね、ゲーム感覚で。いいじゃないですか。

(若林正恭)それで、コインとかが浮いてるのよ。マリオみたいな感じで。で、それをリングを引っ張って、そのコインを吸い込んでいくんだけど。あの、めちゃくちゃキツいのよ。コインを吸い込むのが。

(春日俊彰)えっ、それってすごい負荷がかかってるっていうこと? 広げるのに?

(若林正恭)そう。それで風がビューッてなってコインを吸い込んでいくんだけども。「いや、キツいな」って最初に思って。で、閉まっているドアとかもあのでんじろうの空気砲みたいにリングを押したら空気砲みたいなのが出てドアがバンって開いていくんですよ。で、走るスピードとかもちょっと早く走ろうと思ったら早くなって。すごいこっちを感じてくるのよ。

(春日俊彰)ああ、だから連動というか、シンクロ率がすごいんだ。へー!

(若林正恭)そう。だから階段を登っていく時もだいたい登っていくんだろうなって思ったら、全然段差のところでムーンウォークみたいになっちゃっているのよ。それで「うわっ、これ、マジか」って思って。ちゃんとももを上げたらようやく上がっていくから。それで沼とかにはまっている時とかも全然進まないのよ。水の中とかも。ジャバジャバジャバ……ってなって。「キツッ!」って思って。で、走っていたらドラクエみたいにモンスターと出会うわけよ。そしたら戦いが始まるわけ。

(春日俊彰)それはどうやって戦うのよ?

(若林正恭)それは、スクワットとか選ぶわけ。腹筋とか。そしたら、スクワット一発ごとに相手にダメージを与えられるわけ。で、これはね、結構すぐに倒せるだろうと思っていたら、全然倒せないの。パワーゲージを見ても、スクワット10回やっただけじゃもう本当10分の1ぐらいしか減らなくて。普通の設定でやったんだよ? 42歳……まあ、40歳男性のね。

(春日俊彰)なんでそこでサバを読むんだよ? 42だろうがよ。

(若林正恭)その設定で行ったんだよ。それで「うわ、キツッ! 全然倒せない!」と思って。それなんか毎回、ラスボスみたいなのがステージ1、ステージ2って出てくるんだけど。気が遠くなるぐらい、倒せないのよ。で、「マジか……これ、まだ死なねえの?」とか言いながら汗だく。で、「これはちょっと膝をやっちゃうな」って思って。で、次の日も膝がめっちゃ痛くて。

「これはダメだな。サポーターをしなきゃダメだな」っていうことで、テーピングと膝のサポーターをガチガチにしてやるようにしたのよ、もう。で、まだステージ4ぐらいまでしか行ってないんだけど。ステージ3が終わった時に、歯のクリーニングに行こうと思って歯医者に行ったら「若林さん、ちょっと今日はクリーニングじゃなくて、歯の治療にちょっと変更していいですか?」って言われて。

「なんでですか?」って言ったら「詰めた場所が割れています」って言われたんですよ。俺、もうめちゃくちゃ歯を食いしばって「おらーっ!」って言いながらスクワットとかもも上げとかしていて。もう全然、マジで倒せないから。

(春日俊彰)へー! そんな歯の詰め物が割れるって、相当よ?

歯を食いしばって歯の詰め物が割れる

(若林正恭)詰め物が割れたから3万かかったよ、それで。だから、マウスピースよ。もうラグビーの試合前みたいな……本当にサポーターとマウスピースをして「よし、今日も倒すか」って言って『リングフィット』始めてるぐらいの感じになっちゃったわけ。で、めちゃくちゃキツいから、マジで汗だく。上半身裸でやって、膝のサポーター。両膝と腰のサポーターもしている。で、マウスピースもつけて。アメフトのショルダーを付けてるね。

(春日俊彰)ショルダーはいらないだろ?

(若林正恭)それでね、終わった後、あのね……こういうゲームって中身のゲーム性、あんまりこだわらないよね。イメージとして。

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