オードリー若林さんが2023年5月13日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で映画『BLUE GIANT』を見た話を紹介。長年、よくわからなかったジャズについて、少し理解できたと話しいていました。
(若林正恭)それで『RRR』を見て。それから『BLUE GIANT』ね。
(春日俊彰)はいはい。
(若林正恭)でも『BLUE GIANT』はすごく……今週見た3本、全部良かったんだけど。『BLUE GIANT』って俺さ、「ジャスってどういうものなのかな?」っていうのがあってさ。ナイツの塙くんが本でさ、「オードリーの漫才ってジャズだ」って言ってくれていて。それで、なんかいまいちわかんないけど「ああ、そうだよ」みたいな感じ、出してるなと思って。でもジャズって、わかんなくない?
(春日俊彰)うん。わかんない。
(若林正恭)で、BRUTUSのジャズ特集っていうのがあって。星野さんがなんか結構、紹介してくれていて。で、星野さんが紹介しているのを全部聞いたりして。「どういうルールなんだろう? でも、ルールもないっていうか……」って。でも、あの『BLUE GIANT』を見たら、わかるね。「なるほど。ジャズってこういう感じなんだ。漫才は、たしかにそうだな」みたいな。
「ここに戻ってきさえすれば自由にやっていい」みたいのがコードでジャズはあって。あと、ドラムの人が基本、リズムキープしていて。でも、遊ぶ時は遊んで……みたいなのがあったりして。それが『BLUE GIANT』を見てると、なんかわかる。で、南原さんが『BLUE GIANT』を見たって言っていたから、『ヒルナンデス!』の時に「南原さん、なんかジャズってよくわかんなかったんですけど、『BLUE GIANT』を見ると、ジャズがわかりますね」って言ったらなんか「フッ……」って笑われて。
それがなんか……俺、たまにそれがあるんだけども。そんなはず、ないよな。「ジャズがわかる」だなんて、絶対に言っちゃダメだよな? 俺、そういうことあるんだよな。そりゃ笑われるわって思って。
(春日俊彰)フフフ(笑)。ああ、なるほどね。うんうん。
(若林正恭)いきなり言ったら。「全然わかんなかったんですけど。ちょっとだけわかりました」って言えばよかったのにいきなり南原さんに「ジャズ、わかりました」って。そりゃ笑われるわって。
(春日俊彰)そこだよね。
ジャズを聞くのがちょっと楽しくなった
(若林正恭)失礼だわって思って。それからでも、ジャズを聞くのがちょっと楽しくなって。わかってはいないとは思うんだよ。自分の音楽のセンスからすると。だけど、聞いていいて楽しいっていうのが『BLUE GIANT』はあって。でさ、俺さ、水曜日の『ヒルナンデス!』のゲストでさ、コナンくんが来た時にさ。
(春日俊彰)ああ、あったね。
<書き起こしおわり>