オードリー若林さんが2023年9月16日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で春日さんが大好きな西武ライオンズの試合を動画アプリを契約することなく、いまだにテキストサイトの一球速報でチェックしていることについて話していました。
（若林正恭）話変わるけどさ。俺さ、改めて思ったんだけどさ。阪神がアレ、したじゃない？
（春日俊彰）アレだね。すごいね！ 早いよねー！ 何連勝？ 10何連勝とかでしょう？
（若林正恭）それで今シーズンさ、アプリに入ってさ、試合を見ていたんだけどさ。前も聞いたけどさ、春日って西武の試合、文字で見てるんでしょう？
（春日俊彰）そうよ。一球速報よ。追っているよ。
（若林正恭）あれさ、改めてさ、なんかすげえなと思って。
（春日俊彰）なにがよ？
（若林正恭）だってさ、その動画で見れるアプリに入るのって、月に何千円かじゃない。で、西武のこと、すごい好きじゃん？ 子供の時から。
（春日俊彰）すごい好きよ。
（若林正恭）そのさ、やっぱり何千円がもったいないってことなの？
（春日俊彰）もったいない……もったいないね。
（若林正恭）そこまで好きだったら、映像で見たくない？
（春日俊彰）もちろん映像で見た方がはっきり見えるし。あとは、ねえ。
（若林正恭）「はっきり見える」とかじゃないのよ。その、濃淡とかじゃないから。文字か映像かだから（笑）。
「文字でも私の中では見えてる」（春日）
頑なにプロ野球を動画アプリを契約せず、一球速報でチェックしている春日さん、すげえな。 pic.twitter.com/L9zM32WBvD
— みやーんZZ (@miyearnzz) September 17, 2023
（春日俊彰）いや、文字でも私の中では見えてるから。その文字で。「ああ、こういう雰囲気、こういう表情でバッターボックスに立っているんだな」とか。
（若林正恭）それはさ、わかるよ。文字で見て楽しむじゃん？ その後、ニュースとかで見た場合さ、映像と結構自分のイメージって、近いの？
（春日俊彰）近い近い近い。
（若林正恭）やっぱり映像も見てるから。基礎があるから。
（春日俊彰）そうだね。だって、文字を追ってるわけだから。「ここで打ったんだな」とか。
（若林正恭）ホームランとか入ったら、描いた通りのホームラン？
（春日俊彰）でも角度は多少、違ったりするけど。飛び込んでる場所。「スタンドのこのへんに飛び込んでいるんだな」みたいな。
（若林正恭）ちょっと待って？ 角度と場所が違ったら、違うホームランだよ？（笑）。
（春日俊彰）同じ。それはやっぱりあるから。おかわり選手の放物線とか……。
（若林正恭）お前、もしかして文字起こしを読んで「ラジオ、聞いた」って言う人間じゃねえだろうな？（笑）。
（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！ まあまあ、近いものはあるけどね。たしかにね（笑）。
（若林正恭）お前、官能小説向いてるんじゃない？（笑）。だってイマジネーションあるってことじゃん。むしろ、鍛えられてるよ。
（春日俊彰）いや、それはやっぱりずっと野球を見てきたし。
（若林正恭）これ、企画でやりたいわー。春日のイメージを聞いてから、実際の映像を見るって。西武がOKしてくれたら、やりたいわ！ フハハハハハハハハッ！ どのぐらい近いか？ 近かったら近いで感動するし。
（春日俊彰）まあ、そうだね。
（若林正恭）それはさ、素朴な疑問なんだけども。人生の楽しみでもある……で、やっぱりすごい俺は今シーズン、東京ドームライブっていうのもあって、阪神をもう頭から見ていて。俺ってにわかで。だいたい夏過ぎまで阪神が強かったら見始めるぐらいの人間だったから。4月からずっと見てるってことはあんまりなかったわけ。強かった時代も……2003年は野球に逃げてたから見ていたけども（笑）。
（春日俊彰）ああ、先週言っていたね。
（若林正恭）あれですけど。やっぱり、見たくない？ 人生の楽しみじゃん。だってもう、そんな好きなものって俺ら、あんまりないじゃん？
（春日俊彰）いや、そうだね。一番かもしんない。やっぱり野球観戦って。野球のシーズンの時はね。いや、そりゃ見たいよ。見たいけど……。
（若林正恭）やっぱり、お金のこと？
（春日俊彰）まあ、そうだね。
（若林正恭）「まあ、そうだね」って、お金以外に何があんのよ？
（春日俊彰）だから、その額だと「大丈夫です」っていう感じ？ 60円とかだったら、もちろん入るけど。
（若林正恭）フハハハハハハハハッ！
（春日俊彰）その額だったら「間に合ってます」っていう感じ。
動画アプリの料金を払うぐらいなら「間に合っています」
（若林正恭）ええっ？ 絶対見たいじゃん？
（春日俊彰）いや、見たいよ。
（若林正恭）これ、正直、誰かが払ってくれるとすると……俺、もう払おうか？ じゃあ。
（春日俊彰）まあ、おかしな話ではあるけどね。それは。おかしな話だけども。
（若林正恭）それで文字で「ツーベース」とか出るじゃん？ 俺もアプリで広島の試合ってやらないから、文字で見るんだけど。「ツーベースヒット」とか出るじゃん？ その文字で見るのと実際のツーベースを見るんだったら、どっちが興奮するの？
（春日俊彰）そりゃ、実際の方が興奮するよ。はっきり見えるわけだから。1回、脳を通さなくていいというか。自分で。
（若林正恭）「脳を通さなくていい」？
（春日俊彰）だからさ、経由が直じゃん？ 映像は直じゃん？
（若林正恭）いや、お前は「イメージがたどり着いてる」みたいに言うけど。それ、お前の妄想なのよ。まあ、妄想ではないけども。
（春日俊彰）妄想ではない。出るし……「このへんに」みたいなのは、出るじゃん？ 放物線みたいなのが。それで、頭の中で変換しているから。
（若林正恭）それでワーッ！って言ってるんだ。
（春日俊彰）そう。歓声とか。あと、松井監督のベンチの表情とか。
（若林正恭）いろんなところに、想像なだけに。
（春日俊彰）そう。あの中継のカメラ割りみたいなのがパパパパッて出るわけ。で、リプレイとかも頭の中に出るからね。
（若林正恭）それは、もう1回読んでるだけなんじゃないの？
（春日俊彰）フフフ（笑）。いや、得点シーンとかだったら……。
（若林正恭）やっぱりイカれてるって。それは。えっ、60円だったら見るの？ 70円は？
（春日俊彰）まあまあ、100円以下だったら見ると思う。うん。
（若林正恭）110円は？
（春日俊彰）うーん……まあ、チームの成績によるかな？
（若林正恭）見ろよ！ 全然届かないよ。110円じゃあ（笑）。
（春日俊彰）だから「間に合ってます」みたいなもんよ。
（若林正恭）じゃあ、俺が出さなくてもいい？ 来シーズンから。
（春日俊彰）いや、出してくれるんだったら、出してもらいたいけど。それはね。
（若林正恭）フハハハハハハハハッ！
（春日俊彰）意味はわかんないけど。若林さんに出してもらうって意味、わかんないけど。
（若林正恭）さっきも言ったけどお前、官能小説、向いてるんじゃない？（笑）。
（春日俊彰）いや、官能小説はデータがあんまりないから。
（若林正恭）えっ、データはあるだろうよ？ あんだけ見てるんだから。ずっと見てきたんだから。野球より、見てるだろう、お前？（笑）。
（春日俊彰）そうね。フルシーズン、見るからね。うん（笑）。たしかに1年中、通して何年も見ているけど。ただ、それを言葉に変換するっていうのは難しいのよ。独特のさ。
（若林正恭）それでさ、西武ファンの人と会うとするじゃん？ お前が。「いやー、西武、勝ちましたね」って言われたら文字だけで見ていても「勝ちましたね！」って言ってんの？
（春日俊彰）そりゃ、言うよ！ 「打ちましたね。よく抑えましたよね。あのピンチの場面もね」って。
（若林正恭）それさ、齟齬が生じることってないの？ 「あの時、こうでしたね」みたいなのが。「あれっ？」ってなったことはないの？
（春日俊彰）それはないかな？ そこまで具体的に言わないもん。「あれが右中間を抜けて」とか「ここにボール転がって」みたいに、細かくは話さないじゃん？
（若林正恭）文字で「ファインプレー」とか「ナイスキャッチ」とか出るじゃん？ それはさ、「あれ、すごかったっすね。よく取りましたね。飛び乗ってキャッチしましたもんね」とか「あれ、危なかったっすね」とかっていうのは「いや……」っていう時、ないの？ でも、お前の中では「見た」っていうことになっているのか？ イメージしてるから。
（春日俊彰）まあ、そうだね。だから、ぼやっと見えてるっていうことで。だから直接、見た方がクリアに見えるっていう（笑）。ちゃんと見えてるから。
（若林正恭）そうか。じゃあ今シーズンの西武を振り返る時は、文字が出てくるの？ それとも想像のシーンが出てくるの？
（春日俊彰）想像だね。
（若林正恭）想像の画が出てくるんだ。
（春日俊彰）7割ぐらいね。今シーズンの。
（若林正恭）たまにさ、なんかのキャンペーンみたいなのでユニフォーム、変わってたりするじゃん？ それでさ、「あれっ？」って思う時、ある？ 「あれ？ ユニフォーム、ちょっと特別なユニフォームなんだ？」みたいな。
（春日俊彰）それはね、やっぱりあるね。
（若林正恭）多々ある？（笑）。
（春日俊彰）だってそれはさ、速報には反映されてないから。プロ野球ニュースとか見た時に、「あれっ？」っつって。「ああ、これ、Laviewのユニフォームでやってたんだ」みたいな。
（若林正恭）フハハハハハハハハッ！
（春日俊彰）それは多々あるよ。ユニフォーム情報は速報には出てこないから。
（若林正恭）さすがに文字すらないと、そこは想像できないもんね。
文字になっていないことは想像できない
（春日俊彰）そう。だから「本日は◯◯ユニフォームで試合に臨む」とか書いてあれば、バッと変換できるけど。それは書いてないから。そこの差はね、ちょっと驚くことがあるけどね。でも、それは別に大した問題じゃない。だからといって、その毎月払うっていうところまではいかない。料金をね。
（若林正恭）ある？ 選手がさ、「あっ、ヒゲ生やしていたんだ」とか（笑）。2軍で調整して帰ってきた時とかさ。
（春日俊彰）ああ、それはね、ある（笑）。見た目。
（若林正恭）フハハハハハハハハッ！ 「ああ、髪色抜いたんだ」とか。
（春日俊彰）そうね。「髙橋光成選手、今日は髪、結んでないんだ」みたいな。後ろで結んでる、まとめてる映像でずっと見てきたけど。ニュースで見た時に「ああ、今日は結ばないで、髪を振り乱して投げてたんだ」みたいなことはあるけども。でも、それは大した問題じゃないから（笑）。
（若林正恭）お前、あれだろ？ なんかテレビを書き起こしただけのアホなニュース、あるだろう？ Yahoo！ニュース。あれでお前、見た気になって……あれを見てコメントしてるんじゃねえだろうな？
（春日俊彰）コメントはしてないよ！
（若林正恭）見てもいねえのに！
（春日俊彰）さもフルで見たかのように。いや、それとは違うけれども。だから十分楽しめてるから。それはやっぱり、ねえ。ちゃんと映像で見れた方がいいっちゃいいけれども。
（若林正恭）お笑いでも、そういうのあるじゃん？ 収録してて、やり取りで「アウト！」とか言われた時に、浮かんじゃわないの？ 西武の……（笑）。野球のワードが出たら。だって、毎日毎日、すごい浮かばせてるわけじゃん？
（春日俊彰）まあ、そうだね。
（若林正恭）野球がポンッと浮かんじゃったり。それはさすがにない？
（春日俊彰）それがスイッチでバンッて出ることはないよ（笑）。そこまではないけれども。
（若林正恭）へー！ 変わってるよね。すごいな。徹底してるな。
（春日俊彰）まあ、そうだね。事足りてるからね。
（若林正恭）野球は見てきたから……アメフトとかじゃまず無理だもんな。文字でやられてもな。
（春日俊彰）難しいね。
（若林正恭）野球はギリギリ……そうか。そうやって見てる人がいるんだもんな。
（春日俊彰）言ってもほら、投げて打ってだから。そんなに複雑ではないじゃない？ 流れが。
（若林正恭）まあ、でも詳しくなったら……。
（春日俊彰）まあまあ、あるけど。そうなのよ。
＜書き起こしおわり＞