オードリー若林 BUMP OF CHICKEN増川弘明と洋食屋で偶然隣の席に座った話

オードリー若林 BUMP OF CHICKEN増川弘明と洋食屋で偶然隣の席に座った話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリーの若林さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で洋食屋で偶然、BUMP OF CHICKENの増川弘明さんと隣の席に座り、意気投合した話をしていました。

(若林正恭)よく行っていた洋食屋が閉店するっていうことになったのを、よくそこに行ったからその店長からのメールで知ったんだよ。で、「あともう2日で店閉める」っていう。

(春日俊彰)あら、まあ結構連絡が結構直前だね。

(若林正恭)で、そこのスパゲッティが俺、好きで。「あれがもう食べれなくなるのか」って。昔、定食屋でこんな話したような気がするけど。またちょっとそういうのを思って。で、最後に食べておきたいな、みたいな。それであと2日で。その次の日が仕事で絶対に行けない。行くなら今日みたいな。それで仕事が早めに終わって、「よし、行こう!」って行ったんですよ。家からちょっと離れたところなんだけど、仕事終わりで行ったの。そしたら、なんか同じ考えが人たちで店が混んでたのよ。

(春日俊彰)ああー、まあよくあるよね。「もう最後だから」ってね。

(若林正恭)で、4人がけのテーブル席が4つと、カウンターに4、5人座れるぐらいの規模の店なんだけど。で、みんなが「最後に食べたい」っていうことで常連さん達が集まってるから、いつもはテーブル席の端の方に座らせてくれるんだけど。その店長に俺、「若様」って言われてんだけどね。「ああー、若様。来てくれたけど、すいません。今日は結構席がそこしか空いてなくて……相席になっちゃうんですけど」ってことになったのよ。で、本当にテーブル席の1席しか空いてなくて。「ああ、全然」っていうことで座ったでんすよね。

そしたら隣に1人と向かいに2人座ってる状況。だから3/4が座られてる状況で。それで座ったら、なんかこう常連さんぽい感じで。その3人は。で、俺が座ったら、俺の隣の人がなんか、なんつーのかな? イケメンで、なんかこうファッションとかがすごくお洒落な感じ。ラフなんだけど、いいとこの帽子なんだろうな……みたいな雰囲気とか、あるじゃん? で、「役者さん? モデルさん?」みたいな。「うーん、なんか、どこかで?」みたいな感じだったのよ。

(春日俊彰)はいはい。

(若林正恭)で、まあ座ったら、なんか「若林さんですよね?」って。「ああ、はい」「あの、個人的にすごい好きで。嬉しくて……」みたいな感じで。「ああ、ありがとうございます!」みたいな。で、その人はエビを食べてて。「あの、これよかったら一緒に食べましょう」って。すげえいい人で。そうしたらさ、やっぱり「いただきます」って食べさせてもらったら、めちゃめちゃ美味しいわけ。で、「いやー、嬉しいな」みたいにすごい言ってくれていて。で、「なんかどこかで……」って思っていたのよ。

(春日俊彰)ほう。ふん。

(若林正恭)で、その後に俺、いろんなスパゲッティの中で「やっぱり最後はナポリタンにしよう」って思って。それでナポリタンをたのんだら、そしたら隣の方がたのんだトマトソースのスパゲッティが来たわけよ。ちょいかぶっている。

(春日俊彰)うん、いいね。トマトソースのもいいね!

(若林正恭)そうそう。で、エビも美味しくて。で、なんか俺とその人の真ん中に皿を置いてくれちゃって。

(春日俊彰)そのトマトソースのやつも?

(若林正恭)それも置いてくれて。「よかったら食べましょう、一緒に」って。でもまあ、「俺よりは若いけど、なんかオーラがあるな」って。

(春日俊彰)いい男だね。

どこかで見たことある感じのいい男

(若林正恭)そう。いい男なのよ。で、イケメンで。でもなんか、どこかで……って思って。それで「テレビでいつも見させてもらってます」みたいなことを言ってくれて。で、その店長と俺はいつも、「最近走ってるか?」っていう健康の話をそこでしていて。なんか「若い時と体力が変わってきた」みたいな感じで話したりしてて。「テレビの収録も昔だったら収録終わりでラジオのトークを探しに行ってたけど、最近はテレビが終わったら何かソファーで寝ちゃう」とか、そんな話を店長と軽くしたら、「大変そうですよね。あれが毎日ですもんね」ってその隣の方が……。

(春日俊彰)ああ、そのいい男が?

(若林正恭)そうそう。で、「ああ、テレビにすごく出るっていう人じゃないんだ」って。オーラがすごくあるから。で、体力の話をしたから「やっぱり若い時……20代とは変わってきますよね」なんてその隣の人も言っていて。「ああ、20代じゃないんだ」みたいな。
(春日俊彰)なるほど。そうか。それよりも上の人だね。

(若林正恭)そうそう。で、「やっぱり若い時とは違って、ライブとかやっても疲れ方が違うんですよね」みたいなことを俺が言って。そしたら「ああ、分かります。僕、バンドやっているんですけど……」って。「ああ、バンドマンなんだ!」って思って。

(春日俊彰)ああ、音楽の人だ。

(若林正恭)そう。「僕、バンドやっているんですけども。あのBUMP OF CHICKENっていうんですけど……」って。「えええーっ!」って思って。

(春日俊彰)ええっ? あの?

(若林正恭) そう。で、俺、その時にもう「BUMP OF CHICKEN」が鼓膜にバーン!って入ってきたから頭混乱して。「BUMP OF CHICKENっていうんですけど」って言われた時に「ああ、もちろん!」って言ったの。俺(笑)。

(春日俊彰)なんだ、それ? なにやってんのよ……。

(若林正恭)フフフ、なんかパニックになって。で、俺もそれからずっと「何であの時に俺は『もちろん』って言ったのかな?」ってずっと考えていて。さっき(藤井)青銅さんとしゃべっていて、その気づいてないことをバレちゃいけないから。でもさ、曲はすごく聞いてきた年代というか。だけど動くところをしょっちゅう見るっていうことではないというか。すごい申し訳ない話ね。

(春日俊彰)そうだよ。それは音の方はね、知っているけども。

(若林正恭)そういう時にさ、たとえばこのiTunesにさ、正直10曲くらい入ってるけど。けど、ライブとかに行ったことはないのね。これ、正直。なんだろう? 「めっちゃ好きです!」っていうこととかっていうのが、「いつも聞かせてもらってます」とかいう素直な言葉が結構言えなかったりするのよ、俺。だからたとえばこの間、中京テレビの『太田上田』に出させてもらった時も、なんか太田さんの本がすごい好きで、その話をしようと思ってるんだけど、なんかいざ横に座ると、なんか「めっちゃ本、全部読んでるんです」っていうことがさ、言えないのよ。

(春日俊彰)はいはい。わかる。

(若林正恭)春日もでも、そうだよね。「ラジオ、聞いてます」っていきなり、聞いてても言えないって言ってたよね?

(春日俊彰)言えないし、言わないしね。なんかね。

(若林正恭)それはなんか春日の美学、春日美学でしょう?

(春日俊彰)いや、春日美学っていうか……(笑)。言われても困るだろうなって思う。「聞いてた」とか。「ありがとね」って喜ぶ人はいるのかもしれないけども。言われても、ねえ。困るだろうなって思うからね、あんまり言わないかな? うーん。

(若林正恭)そうだよね。それでさ、なんか『トイ・ストーリー4』の話で大盛り上がりしちゃって……。

『トイ・ストーリー4』の話で大盛り上がり

(春日俊彰)なんでそうなったんだよ! なんかいろんなもんが端折られた気がするぞ、いま(笑)。なんでそこまで行ったんだよ? 「もちろん」からだいぶ端折っただろ? そこまでの間(笑)。

(若林正恭)だから「もちろん」っていうのがあって……(笑)。

(春日俊彰)そこよ! そこで止まっているのよ、こっちは!

(若林正恭)で、俺のその「もちろん」の謎もあるんだけども。

(春日俊彰)だから「もちろん、わかっていますよ」っていうことなのかな? 若林さんの中で。その「もちろん」だけを言っちゃったんじゃない? フハハハハハッ! それが出ちゃって、わけがわからないことになっちゃったんじゃないの?(笑)。

(若林正恭)それででも、なんかこう自分の中でだいぶ年下のようなイメージっていうか。若いイメージ、あるよね?

(春日俊彰)あるある。あるよ。

(若林正恭)で、「若いよな……」って。『トイ・ストーリー4』の話をしてるんだけど。

(春日俊彰)なんでそこまで行ったんだよ? まあ、いいけど。

(若林正恭)本当にね、増川(弘明)さん。BUMP OF CHICKENの。それでウッディの話で2人、盛り上がっちゃって。こう言うとなんだけど……こう言うと、失礼になっちゃうのかな? あの、サトミツ(佐藤満春)みたいにしゃべれちゃうの。

(春日俊彰)失礼だよ! あんなもんと一緒にするんじゃないよ! レベルが違うよ、レベルが!

(若林正恭)フフフ、いや、波長がさ、なんかこうすごいソフトな人当たりで。それで『トイ・ストーリー4』のウッディの話で盛り上がったもんだから。なんか俺、珍しいのよ。自分でそういうことを思うのは。なんか本当に増川さんには失礼な話よ。「ああ、サトミツとしゃべっているような心地よさだな」みたいな(笑)。

(春日俊彰)いやいや、それは失礼よ。うん。それはもう、ブチ切ると思うよ。フハハハハハッ!

(若林正恭)で、「トマトソースとナポリタン、かぶっちゃいましたね。こっちも食べてください」って言ったら、「いや、いいじゃないですか。食べましょう、食べましょう」みたいなことを言ってくれて。

(春日俊彰)そう。いい方だ。

(若林正恭)それでさ、そう。なんかさ、体力がない話とかでさ、「体力が若い時よりはないよね」っていう話でさ。「ライブの後に……」って。だからBUMP OF CHICKENさんと「ライブの後って興奮しちゃって眠れなくなりますよね?」っていう話を俺、トントンでしゃべっちゃってさ(笑)。いや、わかる? このヤバさ。フハハハハハッ! ドームとかでさんざんやっている人たち。もう20年よ。ドームとかでやっている方々と。たぶん言ってた。「この間、武道館でやって……」みたいなことを俺(笑)。「武道館、そう。なんか興奮しますよね」って増川さんも合わせてくれていたよ(笑)。

(春日俊彰)いやー、その「ライブ」っていう音だけは同じだけど、内容は全然別だけどね。同音異義みたいなさ(笑)。

(若林正恭)俺もほら、武道館でラップをやったからさ(笑)。

(春日俊彰)いやいや、ちょっとだけだよ、ちょっとだけ!(笑)。あそこだけかいつまんでさ……。

オードリー若林 武道館でラップ

(若林正恭)いや、春日だって音楽、ライブやったんだよ? 武道館で(笑)。

(春日俊彰)あんなの、お姉さん(松本明子)とグルグル回っただけだよ、そんなの!(笑)。

(若林正恭)それでなんかトントンでさ、BUMP OF CHICKENの増川さんと「ライブの後って興奮してちょっと寝れませんよね」みたいな。「前日とかも寝なきゃいけないのはわかっているのに、寝れませんよね?」みたいな(笑)。なんか、そう。で、『トイ・ストーリー4』の話もめっちゃ楽しくて。正直、うん。だから話、合いますよね(笑)。

(春日俊彰)フフフ、生意気だなー!

(若林正恭)予感はした。サトミツみたいな感じでね。

(春日俊彰)まあ、たまにあるよね。「あれっ?」って。なんか前から友達みたいな感じの人。

(若林正恭)だから俺が言うのはナマだけどその感じ、あったね!

(春日俊彰)ナマだなー!

(若林正恭)なんかまあ、うん。まあ、あったあった。正直ね。

(春日俊彰)あったとしても、佐藤ミツと一緒にしちゃいかんよ。あんなもんと(笑)。わからんでもないけどね。感覚的にはね。

(若林正恭)でも俺は、だから32、3かなって感じのイメージ、ある? 春日。BUMP OF CHICKENって。

(春日俊彰)あるある。30代というかね。明らかに……。

(若林正恭)30代真ん中ぐらいかなって。

(春日俊彰)真ん中ぐらい。それはやっぱり長くやられてるから。

(若林正恭)で、だから「ええと、ギターの方だよな?」みたいなさ。なんていうの? Mステとかさ、PVの……なんかこうね、一生懸命頭で。「間違いないよな?」っていう感じで探して。で、もう早くトイレで検索したかったのよ。間違いないっていうことを。わかるでしょう? でも、「なんかいまトイレに行くのも急だな」みたいな。

で、頃合いを見計らって。話がちょっと店長と増川さんとで始まったぐらいでスッとトイレに行って。もうブワーッてトイレで「BUMP OF CHICKEN!」って。で、もう歴代のツアーがドーム……日本中のドームで。俺は「マジか! 同じトーンでしゃべっていたな!」って。ライブの話。でも、気にしてる感じはない。増川さん、めっちゃ物腰やわらかくて。「食べましょう、食べましょう」みたいな感じで言ってくださってさ。

(春日俊彰)うんうん。

トイレでWikipedia情報を調べまくる

(若林正恭)それで1個下だったのよ。Wikipediaで。「ああ、そうなんだ!」って思ってさ。だから『天体観測』って俺らが全然仕事なかった時の曲だから。なのでどうしてもこう、若いイメージっていうのがあって。で、なんて言うんだろう? 「ライブって興奮しますよね」みたいな話を俺もしちゃってんのよ。それでBUMP OF CHICKENの4人が中学かなんかの同級生で。「4人が中学から一緒だから、思春期の話もいっぱいしてきたし。それでいまがあるから、なんか仲がいいんだけども『仲がいい』って言うのも照れる」みたいなのを言っていて。それで俺は「それ、わかります」みたいに言っていて(笑)。

(春日俊彰)生意気だなー。

(若林正恭)「俺も春日とそうっすからね。仲がいいんですけど、あえて自分たちで言う感じもない」っていう(笑)。

(春日俊彰)合わせるな、合わせるな(笑)。

(若林正恭)で、なんかそういう話が……「ウッディはいいっすよね」みたいな話になって(笑)。で、俺は次の日、ちょっと早くて。「そろそろ……」という風に思った時に思ったのが、1個下でエビとトマトソースのスパゲッティを結構……エビもたぶん俺3、4尾食べてるから。「これってどうなんだろうな? なんか自分のナポリタンだけ食べて帰る感じなのかな? (お会計を全部)出してっていうのもな……」みたいな。お前だったらどうする?

(春日俊彰)お会計の時でしょう?

(若林正恭)うん。BUMP OF CHICKENだぜ? で、「BUMP OF CHICKENの分をオードリーが出すっていうのもナマかな?」って……?

(春日俊彰)ナマだね。うん。

(若林正恭)ただ、1個下の人に……っていうのも。

(春日俊彰)まあでも、うーん。自分の分だけ払って帰ればいいんじゃないの? だってそれはね、エビとかも「どうぞ」って言われたわけだし。こっちから「いいっすか?」って言ったなら払った方がいいけども。

(若林正恭)そうだよねー。まあ、そんなことをちょっと考えながら、「今度ライブ、見に来てくださいよ」って言ってくれて。「ああ、行きます! 行きたいっす!」みたいな。で、そうこうしていたらなんか増川さんが「ちょっとこれ、わかんないから。このへんのテーブルの全部」って、お会計……してくれちゃったのよ。テーブルの分を。

(春日俊彰)ほう!

(若林正恭)そしたらさ、「いやいやいや! あの、出しますよ!」って俺、言ったんだけど。「いやいや、今度またご飯を食べましょう。その時でいいんで」って言ってくれて。

(春日俊彰)ああ、そのパターンのやつだ。

(若林正恭)でも「それ以上言うと……」みたいな。どう思う? BUMP OF CHICKENの分をオードリーが出すってどうなんだろうな?っていう。まあ、ライブをドームでやってないじゃん? やれば埋まるけどさ。

(春日俊彰)やらないだけでね。

(若林正恭)お前、突っ込めよ! こんなのいま、印象悪すぎだろ? いまんところは。

(春日俊彰)いやいや、「たしかにそうだな」って思うよ(笑)。まあだから、それはもう向こうさんがスタート切っちゃってるからもう、そこは甘えるしかないんじゃない?

(若林正恭)「今度でいいですよ。また飲みたいです。楽しかったです」とか言ってもらっちゃってさ。

(春日俊彰)そしたら次、出せばいいんじゃない?

(若林正恭)そしたら「若林さんも早いですもんね。またにしましょうか」みたいに気も使ってくださって。めちゃいい人で。

(春日俊彰)いい男!

(若林正恭)いっぱい食べさせてもらっちゃって。年上なのに(笑)。

(春日俊彰)なにをおごってもらってんだよ(笑)。

(若林正恭)エビ、めっちゃ食べちゃった、俺。美味しいから(笑)。

(春日俊彰)なにをBUMP OF CHICKENにおごってもらってるんだよ? なにしてんだよ?(笑)。

全部おごってもらう

(若林正恭)フハハハハハッ! そうだよね? でも俺、舞い上がっちゃっていて。ヤバかったなって思って。そしたらすっごい笑顔で「また飲みましょうね。ご飯、食べましょうね」みたいに言ってくれちゃってさ。「じゃあ、おやすみなさい」とか言ってくれちゃって。それで店を出て。でさ、「ライブを見に来てくださいね」なんていうのもあって調べたらさ、ツアー中でさ。もう東京がさ、東京ドームなのよ。しかも2日よ。

(春日俊彰)2日間?

(若林正恭)で、もういろんなドームで。でさ、おごってもらっちゃったしさ。なんかこう、申し訳ないなって思ったから。iTunesでさ、あのアルバム買ったよ。ダウンロードして。せめてものと思って……。

(春日俊彰)フフフ、届いているのかな? その気持ちは(笑)。

(若林正恭)自分では言わないけど。車の中でずーっとあれからBUMP OF CHICKEN。

(春日俊彰)ファンになっちゃってるね(笑)。

(若林正恭)めっちゃいい人だったからさ。あと、サトミツと同じ波長を感じたから。

(春日俊彰)一緒にするなよ! あんなもんとよ!(笑)。

(若林正恭)フハハハハハッ!

(CM明け)

(春日俊彰)そういえばさ、いまの話で思い出したんだけどさ。私、BUMP OF CHICKENさんの千葉かなんかのでっかいとところでやったライブのさ、ライブが終わったすぐ後の会場でやる軽い打ち上げみたいなやつ。みんな紙コップで持つやつ。あれの乾杯をやったことあるんだよね。

(若林正恭)ええっ? どういう流れだったの?

(春日俊彰)それももう、本当に申し訳ないよ。若林さんはいないよ。何年前だろうな? まだ全然……2005年とかだよ。

(若林正恭)じゃあ全然、なにも出ていない……まだ春日前夜じゃん?

(春日俊彰)前夜、前夜よ。はなわさんがさ、なんかライブにね……。

(若林正恭)あった、あった。はなわさんが、そうか。

春日、BUMP OF CHICKENライブの軽打ち上げの乾杯の音頭を取る

(春日俊彰)そう。招待かなんかしてもらったみたいで。「カス、一緒に行こうよ」なんて行ったのよ。千葉のでっかい、それこそドームみたいなでっかいところよ。で、行ったら途中ぐらいで。最初から見れなくてさ。すぐ終わっちゃったの。それで「とりあえず挨拶するから」ってはなわさんが行って、待っていたのよ。そしたらワーッとスタッフさんが集まって、輪になってさ。とりあえず仮打ち上げみたいな雰囲気になったのよ。で、それを遠目で見てたらはなわさんが「カス、カス……」なんてさ。もう最悪よ(笑)。「真ん中に行ってさ、『乾杯』って言ってきてくれない?」って(笑)。「マジっすか?」っつって。だけどもその頃は「全部やる。断らない」っていうブームっていうか。そういう風に言われていたからさ。

(若林正恭)なんだよ、そのブーム?(笑)。

(春日俊彰)言われたら全部のことをやるっていうね。だから「ああー、いいっすね」ってバーンと行ってさ。俺、ジュースみたいなのを持ってさ。「ではみなさん、カンパーイ!」ってやってさ。フハハハハハッ!

(若林正恭)フハハハハハッ! で、どうだったの?

(春日俊彰)いや、流れで「乾杯!」みたいになったけど。「あいつ、誰だよ?」ってなる前にすぐに解散してきたけど。いっぱい人がいるからさ、わかんない感じで。

(若林正恭)なるほど。なんか聞いたことあったかも。2005年だからだいぶ……で、俺はそこから帰り道でずっとタクシーの中でWikipediaを見てたけど。オールナイトニッポンもやっているから。オールナイトニッポン的にも先輩なのよ。だから、まあおごってもらってもよかったかな?って……(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハッ! いやいや、丸々おごってもらうっていうのもね。「じゃあ、OK」っていうことにはならないだろ、それ?

(若林正恭)ちょっとね、今度のスペシャルウィークね、BUMP OF CHICKENさんに来てもらってね。

(春日俊彰)呼べるわけねえだろ!

(若林正恭)「第六世代」だからね(笑)。

<書き起こしおわり>

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