オードリーのお二人が2025年1月18日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『あちこちオードリー』で伊集院光さん、パンサー向井さんと話した中年の危機トークを振り返っていました。
(若林正恭)だからそんな10年ぐらい前の話とかも忘れてるから。777回って言われても、きっと同じ話ばっかりしてるんだろうな。
(春日俊彰)してるんじゃない? してるし……なんかもう、そうね。何年前とかじゃなくて、3週前ぐらいの話も覚えてないもんね。3週前、何を話したのかなんて……3週前は去年か。
(若林正恭)でも不思議なもんで俺、隔週で名古屋に新幹線で行ってるじゃん? 毎回、春日のあの551の話を思い出すんだよね。
(春日俊彰)新幹線の豚まんのね(笑)。
(若林正恭)俺、あの話ってすごかったなと思って。毎回、なんか食べようとする時に思い出すのよ。
(春日俊彰)ああ、じゃあちょっと残っているんだね。「気をつけなきゃな」って。いや、いい教訓になっているね。
オードリー古典落語「551の肉まん」
(若林正恭)名作は思い出すっていうか。だから春日がむつみ荘で窓から顔を出したまま寝ていた話とか。あの話、なんだろうなって(笑)。
(春日俊彰)たしかにね。
(若林正恭)顔出したまま寝る話なんて、すごい話だよね。
(春日俊彰)それでそれをね、大家さんが見て「春日が死んでる」と思って。急いで「大丈夫ですか!?」って朝、来てくれたっていうね。
(若林正恭)でもさ、うちの娘がね、間違えて覚えてるんだけど。東京ドームライブの話を「『あちこちオードリー』のオールナイトニッポン」って毎回、言うのよ。
(春日俊彰)ああ、混ざってるね(笑)。
(若林正恭)それで「『あちこちオードリー』、見せて」って言うから『あちこちオードリー』を再生すると「これじゃない」って言って。で、ドームライブ見せると「これ、これ」って、なんか見てんのよ。ずっと、出てくるところから。だから何回、うちの家の中で春日のメジャーリーグが流れてるか、わかんないよ。
(春日俊彰)ああ、そうか。最初から見るからね(笑)。
(若林正恭)でも去年の2月の話でも……ほら、『あちこちオードリー』を元日にやった時にさ、あの話ってすごいかったじゃん? 向井くんが最初の口火を切ってくれたけどさ。中年の危機の話。伊集院さんがさ、「マイクがないとしゃべれない時があった」っつって。
(春日俊彰)昔、若い頃ね。
(若林正恭)で、伊集院さんレベルになるとさ、「これもいつか飽きるんだろうな」っていうのがわかっていて。それが波になるのも……飽きて、また楽しくなってっていうのがわかるから、別にその飽きてきた時に動じないみたいな。あの話、すごかったよな。マイクないと家でもしゃべれなかったって……そこまではないもんね。
(春日俊彰)まあ、ないね。そうね。その極限っていうかさ。
自分の家でもマイクがないとしゃべれなくなってしまった伊集院光
(若林正恭)でもさ、だから俺たちは……1人のラジオと2人のラジオって、全然違うって言うけどさ、本当にそうでさ。なんかこう、2人だと薄い話をのばせるもんな。チャチャとか入れて。
(春日俊彰)ああ、そうだね。結局、元の話が何だったのか、忘れるぐらいに(笑)。
(若林正恭)ぐらいのことをできるけど。1人で何年もしゃべってたら、絶対そうなるよな。
(春日俊彰)そうだね。たしかにね。入ってこないもんね。途中に要素がね。
(若林正恭)1人ではたぶん、できないもんな。
(春日俊彰)しかもいくつも番組、やってるからね。週1とかじゃないんだよ? 1人で……伊集院さんって、いくつやってんの?(笑)。
『あちこちオードリー』の伊集院光さん、パンサー向井さんとの中年の危機のお話、とても切実でしたよね。若林さんが「数週間前にちょうど抜けた」とおっしゃっていたのも含めて、かなり衝撃的でした。自分自身もいつ、中年の危機状態に陥るかわからないとは思いつつも、伊集院さんの終わった瞬間に来る大逆転状態のお話には救いがあるなと思ったり。まとめた記事を置いておくので興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。