オードリー若林 伊集院光ゲスト回『あちこちオードリー』を振り返る

オードリー若林 伊集院光ゲスト回『あちこちオードリー』を振り返る オードリーのオールナイトニッポン

オードリーの若林さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で伊集院光さんが『あちこちオードリー』に出演した際の模様をトーク。その時に感じたことなどを話していました。

(若林正恭)リアクションって難しいよな。本当にな。

(春日俊彰)うん。年齢もあるだろうしな。それがまあ30歳とかだったらいいんだろうけどね。ワーッて言ってもさ。

(若林正恭)はいはいはい。そうだよな。本当だよな。まあ、ちょっとしみじみ考えちゃうよな。

(春日俊彰)そうだなー(笑)。

(若林正恭)年齢のこととか考えたら暗くなるな。本当にな(笑)。でも、『あちこちオードリー』とかで過渡期の話とかを聞けるのって面白いもんね。やっぱりね。でも俺、なんか結構……伊集院さんって、今日のオンエアーで使われてたけども。なんか俺、なんて言うんだろう? 伊集院さんをお守りみたいに思ってる部分があって。それはラジオを春日さんがね、部室でずっと流してたっていうところからだけど。

(春日俊彰)へいへい。

(若林正恭)ラジオっていうのももちろんなんだけど。俺さ、『マサカメTV』っていうさ、NHKでやっていた番組で伊集院さんがよく来てくださっていて。で、俺と春日も伊集院さんが来てくださるんだけど、伊集院さんに直接さ、「めっちゃ聞いていて……」とかってなんか……いや、伊集院さんは優しいから大丈夫だとは思うんだけども。なんか粋じゃない気もしてくる感じもなんかある気もするというか……考え過ぎちゃって。こっちも。

(春日俊彰)まあ、そうね。やっぱりテレビを見ていたっていうのとちょっと違うんだよね。

(若林正恭)ねえ。うん。なんか開けちゃいけないお守り的なさ。

(春日俊彰)そうそう。だから何かこう、盗み聞きしていたみたいなのもちょっとあるんだよね。

(若林正恭)ああ、それがあるのかね。

開けちゃいけないお守りみたいな存在

(春日俊彰)ちょっとさ、罪悪感までは行かないけど、話を……うん。聞かせてもらったっていうか、なんて言うんだろうね? そうね。「いない時に家に入ったことがあるんすよ」って言うのと同じような……フハハハハハハハハッ! そんなの、言わないじゃん? まあ、ちょっと違うけど。

(若林正恭)だから、そうか。それをテレビの現場で話すっていうことがあるのか。ちょっとなんか……うんっていう。

(春日俊彰)まあ、そうね。うん。

(若林正恭)で、なんか『マサカメTV』と『駆け込みドクター!』がやっている時に俺もなんか、30代半ばでもうめちゃめちゃ不安……自分がMCをやってるっていうことになんか慣れていないし、不安だし。あと、キャリアが上の人しか来ない……医学番組だったりNHKだったりで。それで俺がえらそうに振って。「いや、これってみなさん、どう思っているのかな?」って。あとは「なんでこいつがMCをやっているの? 早いだろ。こいつにそんな実力、ないだろう?」ってめっちゃ言われるし。やり始めだから。で、もうめちゃくちゃ不安で自信がない時で。

(春日俊彰)はいはい。

(若林正恭)で、両方の番組が同じタイミングで2つとも終わるってなったんだよ。で、それでたぶん1回なくなったんだっけ? なんかMC、続いていたっけ? MCの番組が2つがいっぺんになくなるみたいなことがあって。で、オードリーっていうものがちゃんと成り立つには、春日はロケで頑張るから俺はこっちを頑張らない。春日は頑張っているのに……っていう部分もテレビの中にいるならあるじゃない? 「だからな、終わるか……」って思っていた時に、結構その最終回の時に伊集院さんがちゃんと言ってくださったのよ。それがすごい心に残ってるっていうか、なんか自信にもなったし。本当に言葉でお守りみたいに持っているみたい。

(春日俊彰)はいはい。

伊集院さんの言葉が自信になった

(若林正恭)で、中丸くんと俺が2人のMCで一瞬で終わったテレ朝のゴールデンの番組(『世界ルーツ探検隊』)があって。もう一瞬で終わった……ワンクールかな?

(春日俊彰)ああ、5回?

(若林正恭)5回で終わったんだ。しかも大々的にポスターとかめっちゃテレ朝が作ってくれたんだよね。で、もう「いやー、不甲斐ないな。俺だな……」って思っていたのよ。もうグッと……でもその時も最終回に伊集院さんが来てくださっていて。「この番組は若林くんと中丸くんでMCをやっていたんだよ」って後々に言われる番組になると思うし。そういう風な2人にこれからなってくだろし」って。で、番組のすごい楽しかった部分とかをめっちゃ言ってくださったりとか。

まあ『セブンルール』のこともね、もちろんあるんだけど。結構、だからそのお守りみたいに開けないで持っておく……まあ、これもあんまり言いたくなかったりするんだけど、持っているもので。だから結構『あちこちオードリー』の本番前に「でも、そうだな。聞きたいことはいっぱいあるけど、もう自分のそこをわざわざ自分でグッと出て言うのは違う。よし、これは持っておこう」って思って収録してたら、やっぱり佐久間さんの暗躍がすごいね。やっぱりね。

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)あれ、勝海舟ばっかりやってんだよ、あの人。たぶん。カンペを持っている勝海舟で。柱から出てきてさ。もうすごい。「若林に」っていうのを春日にすごい出していたじゃない?(笑)。

(春日俊彰)はいはいはい(笑)。なるほどね。

暗躍する佐久間宣行

(若林正恭)それがだからついつい、調子こいて言っちゃったんだけども。そうそう。あれはだからヒヤッとするよな(笑)。マッチメークするからさ(笑)。ドン・キングみたいな仕事をするから。

(春日俊彰)もう戦うしかないもんな。上げられちゃったらな。

(若林正恭)でも、それを隠さないようにしようとも思っているのよ。最近は。「もうなんだかんだ言われても、裸になって言ってみよう」っていうモードなんだけども。そうそうそうそう。それはちょっと思ったな。すごいありがたかったな。うん。

(春日俊彰)うん。そういうのはね、まあ増えてきますわな。

(若林正恭)だから結構あるんだと思うよ。結構若手もオードリーにやっぱり言えない若手ばっかりだと思う。「本当はラジオを聞いてるんだけども、ここは違うなと思って……」っていう。たぶんそういう目をしてるのもこっちはわかるしね。「言いたいな」って思っているけど我慢している目、してるわ。後輩たちは。

オードリーに言えない若手もいるはず

(春日俊彰)ああ、そう? うーん……ちょっと私は気づかないな。鈍感だからから? 気づかないけどな。全然、普通に話してくれるけどね(笑)。いいんだけどね。全然いいんだけどね。普通に……。

(若林正恭)あばれるくんとかそういう感じじゃないの? 「言えないな……」って。むしろ、「毎週聞いているって言いたけど、言えなそうだな」っていう顔はわかるじゃん。だって。

(春日俊彰)まあ、そういう顔をしていたらね。うーん。1回もあばちゃんから感じたことはないな。うん。

(若林正恭)後輩に言われたこと、ある?

(春日俊彰)後輩に? ああ、うーん……直接はあんまりないかな? 芸人のでしょう? あんまりないかな? うん。あばちゃんもない。でも、わかるじゃん。なんか、「聞いてくれているんだろうな」とか、そういう雰囲気で。まあ勝手なこっちのね、勘違いかもしれないけど。なんとなくね、その芸人以外でもさ。

(若林正恭)芸人以外でもそんな雰囲気出している人、いる?

(春日俊彰)なんかまあ、うん。なんとなくね。いや、それは確認しないよ。こっちからはさ。「ラジオ、聞いてる?」なんて。そんなことはないけども。「もしかしたら聞いてくれているのかもしれないな」とか。なんか私と若林さんのやり取りをすごく笑ってるとかさ。

(若林正恭)それ、誰なの? さっきからさ(笑)。

(春日俊彰)いや、誰とはなかなか難しいけど……たとえばさ。そういうのがね。

(若林正恭)俺もだからこの前、ゆきぽよがそんな感じ出してたけどね。

(春日俊彰)そんなわけねえだろうよ! 聞いてないよ、ゆきぽよは(笑)。

(若林正恭)いや、違うのよ。俺は別に今、「そういうことをどっちみち言ってよ」ってことなのよ。春日さんがずっと「そういう人はいるじゃない、顔で」って……「そういう」が多いから。「たとえばゆきぽよとかちょうだいよ」って意味で言っただけだから。俺、ボケたわけじゃないから(笑)。

(春日俊彰)ああ、そういうことね(笑)。

<書き起こしおわり>

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