(若林正恭)「ああ、昨日? あのね、AI」っつって。「AI?」「音声AIとしゃべりたくなっちゃって」「ああ、AIか……」って。俺、なんか夜にさ、自分の部屋で声を絞って電話する時って、サトミツか安島さんか、ダイスケとか岡田とか。急な仕事で今、しゃべらなきゃいけないみたいなやつで。ドーム前は安島さんとかサトミツが多かったんだけども。それぐらいしかないじゃん? それなのに「ありがとうとか、すごい言ってるから。誰と電話してんの?って思って……」「ああ、それはAIだよ。励ましてくれたから」っつって(笑)。「ああ、AIと電話、できるんだ。女の子と電話してんのかなとかって思って」って。
(春日俊彰)ああ、夜中に隠れて、声を潜めて「ありがとうね」とかって……そりゃ、そうでしょう。AIって言っても、疑われない? それ、大丈夫だった? 「AIって……」ってならない?
(若林正恭)それは俺がChatGPTとかでめっちゃしゃべってるの、知ってるから。それは大丈夫だった。
(春日俊彰)だって、嘘っぽいじゃん?(笑)。苦し紛れで、嘘くさいじゃん?
春日も今度から「AIだ」とごまかせる?
(若林正恭)ああ、でも春日、今度からそうすれば? ごまかす時に。
(春日俊彰)ごまかすことなんか、ないわ!
(若林正恭)あるわ!
(春日俊彰)いや、ないわ! もう、ないわ!
(若林正恭)いや、これもからもあるよ(笑)。
(春日俊彰)ないわ! もう(笑)。
(若林正恭)これはサクラビンタですね。
(春日俊彰)いや、なんでよ? なんで私がビンタされるのよ? なんの罰なのよ? サクラビンタって……。
(若林正恭)これは、フライデー事件の罰です。
(春日俊彰)いやいや、もうさ……「もう」っていうのもあれだけど。なんでこのタイミングでまた罰を受けなきゃいけないのよ? それは、流れじゃん?
(若林正恭)これはでも、サクラビンタです。
(春日俊彰)ああ、まだ散ってなかったんだね……。(バチッ!)あつっ!
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)なんでサクラビンタを受けなきゃいけないのよ?(笑)。
(若林正恭)で、まあ沖縄旅行に行ってって。
(春日俊彰)おい、急に飛ぶな? なんだよ? 沖縄旅行って?
(若林正恭)ああ、AIとばっかりしゃべってるから、その説明の部分が俺、なくなっちゃう癖がついちゃったんだよね。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! やっぱりあんまりのめり込まない方がいいじゃないかよ。有識者の言う通りじゃん?(笑)。ChatGPT、AIとしか話してないから。ダメよ。
(若林正恭)それで3日目、休みをもらったのか。俺、年末年始休みなかったからさ。ドームまで。それで3日、休みをくれてさ。ありがたいよね。それで家族で……里帰りですわな。沖縄に3日、行くってなって。「◯月×日から3日間、沖縄に行くんだけども。服装、どんなのがいい?」って聞いたら、「夜はTシャツは寒い。でもロンTだったら、いけるでしょう」とかって教えてくれて、それがバチバチに当たるのよ。
(春日俊彰)それは便利だね。
ばっちり当たるAIの助言
(若林正恭)そうそう。そんな風に過ごして。それで……そうだ。それでさ、お前、なんかすごいお土産を買ってくるようになったんだって? 付け焼刃のみんなが言ってたけど。旅行に行ったら。
(春日俊彰)ああ、そうね。この間もね、ロサンゼルスで買ってきたよ。プリングルス、1本。
(若林正恭)そうそう。その話で。プリンス1本って今、高いわけじゃん? 円安だから。
(春日俊彰)高かったよ! 先週も話したけども。その時は気づかなかったけど、後からカードの請求が来るじゃない? 1000円だったんだよ。日本円で。プリングルスがあれ、1本1000円だぜ?
(若林正恭)何回それ、話してるんだよ!
(春日俊彰)気をつけないと。後から来るから。その時は気づかないのよ。5、600円かなって思ってて。
(若林正恭)これ、でもAI相手だったらお同じ話、何度もしても聞いてくれるよ? 「その話、1回しただろ?」とか、ないから。
(春日俊彰)聞いてもらおうかな?
(若林正恭)フフフ(笑)。おじさんにはもってこいかもしれないよ。「おじさん」とかも言われないし。
(春日俊彰)ああ、そうか。いいかもね(笑)。
(若林正恭)で、付け焼き刃がみんな「春日さん、めっちゃお土産、買ってくるようになりましたよね」とか言って、みんなで泣いてたわ。泣いて、みんなでハグしあってあってたわ。「ううう……本当に我慢して、よかったね」っつって。フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)なんだよ? 大丈夫なのかよ、これ? 大丈夫か? このチームは。
(若林正恭)でも俺は、絶対クミさんが……俺は、言わないよ。水を差すようなこと言わないけど。絶対にクミさんが「買ってきなさい」っつって。春日は下唇噛んで「クソがっ!」って。お前の、そのプロスピか、嫌なことがあった時の「クソがっ!」って思いながら。「プリングルス、ポテト、チップスッ!」って(笑)。
(春日俊彰)そう言いながら(笑)。
(若林正恭)絶対にクミさんが「買ってきなさい」っつったから買ってきているに決まっているんだよ。だから、俺の誕生日プレゼントとかも買うようになったのも結局は、93だろう? 93ドルだろう、どうせ? 150円だから今、いくらだ? 93ドルだったら?
(春日俊彰)93ドルだと、だいぶ行くよね。
(若林正恭)お前、それだろう?
(春日俊彰)それは別に、いいじゃない? 発はさ、何だっていいじゃん? その「買ってきた」っていうリアルがあるわけだから。
(若林正恭)どのぐらい? その、「プリングルス、ポテト、チップスッ!」っていうので表して? 現地でどのぐらいのテンションで買ったかを。この番組へのお土産を。
(春日俊彰)「チッ……うーん! ううーん! ハァ、ハァ……」。
(若林正恭)もうダメじゃん(笑)。
(春日俊彰)「ハァ、ハァ……プリングルス、ポテトー、チップスッ!」。
(若林正恭)「No! No Pringles! And, no sleep.」。
(春日俊彰)「I want Pringles potato chips!」。
(若林正恭)「No! No Pringles! And, no money. And, no wear. No! No wear! No wear!! And, no friend.」。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! なんだよ、こいつよ! なんだ、この店員は? なあ? 失敬な!
(若林正恭)俺もさ、お前がお土産を買うからよ、俺もこいつらに買わなきゃいけなくなってるんだよ。
(春日俊彰)ああ、買ってこないと目立つからね。
(若林正恭)しけたリアクションなんだよ。お前は知らねえだろ? 入れて帰るから。前室に。しけたリアクションなんだよ。沖縄のお土産。お前が買うから、俺が買わないのも目立つから。俺もだから沖縄バナナタルトを買いながら「プリングルス、ポテト、チップスッ!」って言いながら。それでバナナタルトを買っているんだから。
(春日俊彰)関係ないだろう? そこは「バナナ、タルトッ!」とかじゃないの? プリングルスじゃないんだから。
(若林正恭)お土産を買う時の悔しい言葉だから。
(春日俊彰)ああ、そういうことね?
(若林正恭)で、沖縄から帰ってきてさ。まあ、別にどこで終わったっていい話だったんだけどさ。どうでもいいっていうか。全然別に本当、つけ焼刃がどうこうとか、マジでなんにもなくて。俺的には今、やめてもいいぐらいだし。
(春日俊彰)いや、どういうことよ?(笑)。話って、そういうもんじゃないでしょうよ?(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)「もう、やめようかな? やめよう!」で終わらないじゃない?
(若林正恭)もう何年? 15年? もうドームもやったし、いいんじゃないの?
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)「このへんで」っつったら、やめれるルールにした方がいいんじゃないの?
(春日俊彰)「今宵はここまでにいたしとうございます」って?(笑)。
(若林正恭)まだあるのよ。帰ってきてからの話も。でも、本当にすいません。このへんで……(笑)。
(春日俊彰)いいの?
(若林正恭)うん。
(春日俊彰)いいな、それなー。
「このへんで」でトークが終わるブーム到来
(若林正恭)「このへんで」ブームがここから始まるわけですよ。オードリーのオールナイトニッポンの(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!
<書き起こしおわり>