オードリー若林さんが2023年5月6日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でオリエンタルラジオゲスト回の『あちこちオードリー』での中田敦彦さんの大爆発などについて話していました。
(若林正恭)そういえば『あちこちオードリー』のオリラジ、面白かったな!
(春日俊彰)ああ、そうね。
(若林正恭)あれ、なんて言えばいいんだろう? あっちゃんがさ、ほら、もうノーリードになってるからさ。リードついてないからさ。テレビのことをさ、自由に言えるじゃん? あれ、面白いよな(笑)。でも、不思議な話なんだよな。だからどういう振りが効いてるんだろうな? なんか、あっちゃんが思ってることを言ってるだけだから、本来いいんだよな。いいんだけど、テレビの中ではボケっぽく聞こえるんだよ。
(春日俊彰)うんうん。
(若林正恭)でさ、あの2人のなんか、テレビというものに対するスタンスが違うからさ。もう、漫才みたいになるじゃん? あっちゃんがさ、テレビに対する本音を言って。藤森くんに「ワイプなんか、面白いやついるわけないだろ?」みたいなこと言ったら「いるんだよ!」って藤森くんが突っ込むじゃん? でもさ、よくよく聞いていると、やっぱりワイプを楽しいやつなんて、やっぱりいないよな?(笑)。藤森くんがなんかボケみたいにもなるしさ(笑)。あっちゃんが「あの小窓に入りたいやつなんて、いるわけない」って言うんだよね。そうすると「いるんだよ!」って言うじゃん? でも「いるのかな?」ってなってくるんだよね。それが、すごい面白かったんだよね。
(春日俊彰)いや、そうだね。どっちに立つか、だよね。
(若林正恭)うん。3段階みたいになっていってさ。
(春日俊彰)いや、そうなんだよな。どっちも別に間違ってないっていうのがね。いないだろうし、いるだろうし、みたいな(笑)。難しいところだよね。うん。
(若林正恭)藤森くんは現場が好きで。それで、たまたまワイプがあるんだもんね。でもワイプに映れて嬉しい人がいるかどうかっていう話だよね。
(春日俊彰)まあ、そうだね。あそこを目指す人がいるかどうかっていうね。それはいない……でも、どうなんだろうな?
(若林正恭)ワイプに入りたい、あの小窓に入りたいっていう人が?
(春日俊彰)今、どうなんだろう? もう、わかんないじゃない?
「ワイプの小窓に入りたい人なんて、いない」
『じゃあなんで解散しないんだよ』
って言う人いるだろうけど夫婦とかコンビとかって
そんな単純なものじゃないんだよね#オードリー #オードリー若林 #オードリー春日 #若林正恭 #春日俊彰 #若林 #春日 #若様 #若ちゃんかわいい #あちこちオードリー #オリエンタルラジオ #中田敦彦 #藤森慎吾 pic.twitter.com/9PH1DlpXhp— わかわかわかちゃん (@wkbys_msys) May 4, 2023
オードリーにもV見るだけの番組多いけど、#ソレダメ! とかは個性出そうとBGMの選曲がんばったり、出演者のチーム感が強かったりして意外と好きだよ。
以前のように出演者のロケ増やしてくれるともっといい。#あちこちオードリー pic.twitter.com/Ifwo6G92NE— 3531TANAKA (@3531TANAKA) May 3, 2023
(若林正恭)まあ、そうだよな。で、なんかさ、俺さ、だから「わかんない」っていう言葉で言うとさ、「お前が思っている『わかんない』とは違うからな?」って思うことがあるんだけど。「結局、ロケがわかんなかった」っていうことを俺がなんか『あちこちオードリー』で言ったのよ。それは、自分がどうしたら面白くなるのか?っていうことが、結局最後までつかめなかったなって思っていて。で、それはロケって春日とかを見ていても勉強になるんだけど。夢中になった人って、強いと思うのよ。
(春日俊彰)ああー。まあ、そうだね。
(若林正恭)ちょっと自分を客観視とかしながらやる人ってバレるし。なんか「今は若林がこれをやるっていうことは……」とか考えた時点で、夢中じゃないじゃん? それって、ロケとしては魅力がないんだと思うの。だからといって、すぐ夢中になれるっていうレバーがあるわけじゃない場合、どうしたらいいのかな?っていうのを10年ぐらい、ずっと考えてきたと思うの。でも、わかんなかったんだよ。
それで結局、自分はちょっと離れた場所から物を見る人なんだろうなと思って。だから、進行とかをやるんだと思うよ。でも、話はそれでいいじゃん? だからなんか、うん。簡単に「わかんないっすよね」って言ってほしくないなって思うっていうか。「お前の『わかんない』とは違うんだよ。こっちは散々、やったんだよ」っていう。まあ、こういうことは言っちゃいけないんだけども。年齢的に。「怖い怖い怖い」ってなるから。「あいつ、気難しいぞ?」ってなるから(笑)。
(春日俊彰)そうだね(笑)。
(若林正恭)でもね、この間、なんかそれで思っていて。YouTubeで自転車、買いに行くじゃん? で、「自転車を買いに行く」っていう気持ちがあって、買いに行ってるから。それで、テレビじゃないし。別に登録者数を増やそうと思ってないじゃん? とにかく4万5000人、来てもらうっていうものだから。なんだろう? こっちは打算がないよね?
(春日俊彰)まあ、目的ははっきりしてるよね。
(若林正恭)栗ちゃんには申し訳ないけど、YouTubeなんていつ辞めたっていいんだから(笑)。
(春日俊彰)まあ、東京ドームありきの話だから。
(若林正恭)でも、正直楽しいから撮ってるっていうのがあるから。そしたら、なんかわりかし「あの若林さん、見たことないっすね」とか……まあ、スタッフさんも気を遣ってくれてるんだろうけど。そう言われるから、不思議なもんだなとか思って。もうちょっと、全体の流れとか考えなくてよかったのかな、とか。
(春日俊彰)なるへそ。まあ、楽しかったら楽しいとか。
(若林正恭)なんか、そうやってやってんの?
(春日俊彰)ああ、私が?
(若林正恭)やることに集中するっていうか。
(春日俊彰)まあ、でもそうだね。考えたことはないけどね(笑)。そもそも、楽しいんじゃない? 外でロケして「わーっ!」とかやるのが。
(若林正恭)だよな。でもそうだと思うよ。
(春日俊彰)普通だったらできないことだからな。
(若林正恭)で、井森さんがクイズ番組で「私、書いたのよ!」って言うのよ。あのキャリアで。あのキャリアだったら俺、1問ぐらいどうでもいいと思うのよ。でも、それは本気でクイズに挑んでるわけじゃない?
(春日俊彰)いや、そうじゃない? やっぱり、正解したいし。外した時は、悔しいし。なんか、そのどっちもできないから「ううっ!」ってなるだろうし。そうよ。上の方の人を見ると、そうだよ。全部をね、真剣というかね。熱を持ってやっているから、やっぱりおもしろいよね。伝わるというか。
(若林正恭)そうだよな。
(春日俊彰)技術もあるんだろうけど。
(若林正恭)でも本当は、夢中になってる人が見たいよな。やっぱり。素敵じゃん?
(春日俊彰)いや、そうね。本気になっている人を。
やっぱり夢中になっている人を見たい
(若林正恭)嫌だよね? 「あと6商品、紹介したいってことか……」と思いながらロケをしてるやつ(笑)。でも、俺の立場だって思っちゃうのよ。「これ、商品が基本、ほしいんだろうな」とか(笑)。
(春日俊彰)だからいろいろ、立場があるんじゃない?
(若林正恭)しけたツラになるんだよ。そういうやつがロケしてると(笑)。
(春日俊彰)まあ、そうだね。だからやっぱり進行とか、逆に言うと向いてるんじゃない? 向き・不向きみたいなさ。夢中になっちゃうと、たぶん進行できないよ。わからなくなっちゃうから(笑)。「今、あと何品あるんだっけ? ろ、6品!?」みたいな(笑)。
(春日俊彰)だからさ、この間ね、春日と『ヒルナンデス!』のロケに行ってさ。冷凍食品専門店に行ったの。で、それぞれに3000円ずつ渡されるの。で、「3000円以内でお買い物しましょう」って。自腹じゃないのね。そういう企画で。でね、ジャニーズの子2人とね、松本明子さん。大先輩よ。みんな、もう買い物が終わってるんだよ。そしたらなんかね、春日がね、「240円になるもの、ないっすかね?」って言っていて。で、みんなが待ってるのよ。春日待ち。
それで、なんか春日って「2999円」にしようとして。なんか、消費税とかがあるから、何度も商品をレジで入れたり戻したりして。2999にどれだけ近付けられるかって……それで俺は「ええと、この後、表参道の雑貨屋に行くんだよな」と思って。「今、○時でしょう? ここはたぶん3000円以内の買い物ってなっていて……」って。で、別に2999でピタリ賞で勝利とか、そういう企画でもないのよ。ただ、3000円以内で好きなものを買ってくださいっていうやつで。
で、一番たぶんいいのは、ジャニーズの子の買い物で、3000円以上、ほしいものがあったから。「自腹で4000円分、買いました」みたいな。これがスタッフは見たいじゃない? そう思っていたら、春日が冷凍餃子を入れて。「ああ、3000円、超えちゃった!」って。で、ドリアみたいなのを持ってきて。「287か! 29は行きたいな……」って。レジで何回もやっていて。もう、ケツを蹴り上げてやろうかと思ったよ! 松本明子さんにも「アッコさん、いいんすか? あいつ。あいつ待ちっすよ?」っつったら「大丈夫」って言っていたよ(笑)。
(春日俊彰)お姉さんね、やっぱり優しいから。熱を持ってやってるからね。やっぱりね(笑)。限りなく……8円、9円ぐらい残っちゃったんだよな。あれがやっぱり、スタジオで見ても悔しかったね。改めて(笑)。
(若林正恭)そんなことがあったけどね。まあ、夢中になってるからいいのか。春日はね。
(春日俊彰)まあね、申し訳ないよね。待たせちゃったのは。
(若林正恭)まあ、それが武器だからね。
<書き起こしおわり>