DJ松永 Oasis・ギャラガー兄弟や両津勘吉並の態度を身に着けた話

佐久間宣行 DJ松永が成し遂げた「前人未到」な偉業の数々を語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

DJ松永さんが2024年1月31日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。曲が世界的なヒットになりつつある松永さんが全盛期のOasis・ギャラガー兄弟や『こち亀』両津勘吉的態度になっているとのリスナーからの指摘に回答していました。

(佐久間宣行)メールが来ています。「ここまでの松永さんのトークの態度をどこかで見たことがあるなとは思ってたんですが、ブリットポップ絶頂期のオアシスと同じです」。フハハハハハハハハッ! リアムかー。リアムとノエルを足したみたいな感じなのね。今ね(笑)。

(DJ松永)ああー。実績の話?

(佐久間宣行)いや、今は態度の話(笑)。

(DJ松永)態度の話(笑)。たしかにね。イコールなのかもしれませんな(笑)。

(佐久間宣行)やめてよ? ライブ中にRと松永が喧嘩して、ライブ中にどっちかがいなくなるとか? 全盛期のオアシスみたいなことをするのは(笑)。

(DJ松永)それはもう、今もやってますから。どっちかがいないって(笑)。

(佐久間宣行)この間、どっちかがいないライブ、やっていたね(笑)。でもあれは単純なスケジュールミスでしょう?

(DJ松永)あれはまあ、いい感じっすよね。いい感じ(笑)。

(佐久間宣行)だからまだ、ライブで披露してないんでしょう? 『Bling-Bang-Bang-Born』は。

(DJ松永)そうですね。余裕ですよ。

(佐久間宣行)余裕? 余裕って、どういうこと?

(DJ松永)なんだろうね?もう全部、こっちの手のひらの上というか。あの曲をやるも、やらないも、全て俺たちの手に委ねられているっていう(笑)。

(佐久間宣行)そりゃそうだろ(笑)。それをなんで、そんな偉そうな言い方で言うんだよ?(笑)。

(DJ松永)やる・やらないを問わず、客が来る!

(佐久間宣行)ああ、そういうことね? まあね。だって元々、『Bling-Bang-Bang-Born』の前からもう、埋めてたわけだから。

(DJ松永)それはそうですね。

(佐久間宣行)別にさ、あの曲で売れたわけじゃないからな。たしかにな。

(DJ松永)いや、それね。本当にそうなんですよね。曲を1回、置いておいてもそもそもの地肩が……みたいな話もありますから。いや、本当にどこの角度で見て、どの場面で切り取っても、みたいな話なんで。

(佐久間宣行)本当にね、今日はもう、『池袋ウエストゲートパーク』の窪塚のしゃべり方になっているよ?(笑)。キングのしゃべり方になっているよ?

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!、やばいっすね。俺、その世界のキングのダイジェストみたいになっているじゃないですか。

(佐久間宣行)それが今、降りているっていう。

キングであり、宇多田であり、Oasis

(DJ松永)いや、降りているというか、実際に……。キングであり、宇多田であり、オアシスであって……かつ、前例もないわけですから。オリジナルという面も備えているわけですから。どの角度から見ても……っていう風に結局、なるわけですから。でも俺、今思ったなー。どの話題からでも今、自画自賛に繋げられるわ。

(佐久間宣行)ああ、なるほど。

(DJ松永)どんな話題からでも……どんなに俺と関係ない話でも。俺のネガティブな話題からでも。最終的に、(サバンナ八木の)パナキのように自画自賛に繋げられるっていう特殊能力を身に付けているかもしれません。

(佐久間宣行)今、松永って食べられない食べ物ってあるの? 苦手な食べ物とか。

(DJ松永)食べられないもの……基本的にどんなに美味しくても、どんなにポピュラーなものでも、嫌いな人っていっぱいいますからね。味が苦手、元々苦手。パブリックイメージで否定したい人っていうのもいるけど。こんだけわかりやすく万人が「うまい!」っていうラーメンのような結果が出ちゃっているから。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! それ、パナキか? パナキなのか?(笑)。

(DJ松永)「俺、ラーメン嫌いなんですけど」っていう時点で「うざっ、それ、わざわざ言わなくていいじゃん」みたいな(笑)。「いや、いい、いい」みたいな話になるじゃないですか。それぐらい……。

(佐久間宣行)あ、そうだ。AirPodsさ、すぐになくしているじゃん? すぐなくして、8個とか持っているじゃん? それってさ、人としてどうなの?

(DJ松永)経済的余裕がありますから。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)はっきり言って、100万個ぐらい買えますよ? 国民全員に配ろう! どの所得の国民にも! 「家庭に1個」とかじゃないよ? 世帯の人数に割り振った数のAirPods Proを配りましょう。第3世代のね!

(佐久間宣行)ああ、第3世代のやつね?

(DJ松永)第3世代のを。一括配布です。富裕層にも配りますよ。めんどくさい、所得制限とかせずに。調べるの、面倒くさいからね。全部の住所に配りますよ? だって、財源に余裕があるもん。

(佐久間宣行)そうか。今、もう国だもんな。

(DJ松永)まあ、そうじゃないですか。国じゃないですか。国ですからね。はっきり言って、もう私には「干される」とか、ありません。本当に、俳優さん、タレントさん、大変!

(佐久間宣行)雇われていないもんな。

(DJ松永)雇われていないもん。「好感度」っていう、実態がないもの。自分でコントロールが難しいものでメシを食わずに済んでますから。

(佐久間宣行)わかる。それはね、本当にいいと思う。その実態のない世論とか、そういうものじゃないところに立ってるのは本当にいいと思いますよ。

(DJ松永)そうなんですよ。クライアントからの評価も、必要ありません。

(佐久間宣行)なぜなら?

(DJ松永)自分が1人で運営している国だからです。戦えます。

(佐久間宣行)『沈黙の艦隊』(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(佐久間宣行)『沈黙の艦隊』だよ。独立を宣言したね。

(DJ松永)そうなんですよ。ちょうど最近、世界規模のネタをね。そうなんですよね。国になったんでね(笑)。

(佐久間宣行)メールです。「ここから転落する両津勘吉フラグって、来ないのかな?」。たしかに。両さん感、ちょっとあるよ、今?

両津勘吉感も出てきたDJ松永

(DJ松永)いや、そうなんですよね。やっぱりみんな、たくさん物語を見てるので。そういうステレオタイプな、自分が見たことのある物語にはめたくなるんですけど……あんまりそうはいかないこともあるんですね。(バリバリッ!)

(佐久間宣行)オリジナルだから。

(DJ松永)オリジナルだし、現実なんで。その、みんなが見てる物語は頭からケツまであるでしょう? オチをつけないとダメじゃん? 物語を展開させて、回収して、終わらせないといけないでしょう?(バリバリッ!)。自分、生きてるんで。(バリバリバリッ!)

(佐久間宣行)AKレーシングのゲーミングチェアをなんかビートみたいに刻むの、やめろよ!

(DJ松永)(バリバリッ、バリバリッ!)。フハハハハハハハハッ! 自分の曲のリズム、刻んじゃうよ?

(佐久間宣行)「お前も自分の人生のリズムを刻めよ」と?(笑)。

(DJ松永)恥ずかしげもなく、さもみんなが知ってるかのようなテンションで刻めちゃうよ? これはもう。何の不安もなく、刻めるようになっちゃうから。エンディングとかないから。このままずっと、この物語を進められちゃうんで。このまま続きます。「ああ、あんなところに行って……フハハハハハハハハッ!」みたいな。

(佐久間宣行)最後のコマみたいな、わかりやすいオチはないよっていうことね?

(DJ松永)「ないよ」っていうことなんで。そうですね。あんまり日本人には流行らないストーリーかもしれないです。

(佐久間宣行)だって今、いくつだっけ?

(DJ松永)33です。

(佐久間宣行)33。ここからまだ、いくらでも曲を作るわけだからね。

(DJ松永)作りますね。これ、本当に……やっぱり自分を見ていて「全角度から抜かりないな」と思うのは、ちゃんと下積みもしているっていう、この抜かりなさ。

(佐久間宣行)下積んでいるじゃん。ちゃんとね。

(DJ松永)そうなんですよね。急に、ポッと出じゃないっていう。

しっかり下積みもしている

(佐久間宣行)だってね、自分たちでCDを作って配ってたわけだからね。

(DJ松永)配ってましたね。自分でCDを作って。

(佐久間宣行)でね、謎のラッパーにボラれたりしたりね。

(DJ松永)ああ、しました。到底、ここでは言えないようなことがいっぱいありましたしね。

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(DJ松永)ラジオも……そう。俺、自分で家で録ったりしていましたね。上板橋のワンルームにマイクを立てて、Rを呼んで。俺、見よう見まねで。台本とか書いて。

(佐久間宣行)オールナイトニッポンとかをやる前の段階で「ラジオをやりたいな」と思ってやっていたんでしょう?

(DJ松永)俺とRしかいないのに俺、自分で台本を作って。

(佐久間宣行)オードリーの小声トークと変わらないじゃん? やっていること(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! やっていましたね。だから……なんでしょうね?

(佐久間宣行)だから昔、バラエティにたくさん出てた頃は「誤解をされることに我慢ができるかどうか?」っていう話をしてたんだよね。

<書き起こしおわり>

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