丸山ゴンザレスさんが2024年1月27日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で週刊文春によるHIKAKIN二股疑惑報道についてトーク。それに対するHIKAKINさんの謝罪動画について話していました。
(土屋伸之)さあ、丸山さんが気になったニュースはどれでしょう?
(丸山ゴンザレス)月曜日の火曜日も、文春ですよね。
(土屋伸之)そうですね。
(丸山ゴンザレス)僕、特にコメントすることもなかったですけど。松本さんの件とか、聞かれるんですけど。いろんな人にね。でも僕、単なる出入り業者なんで。僕、『クレイジージャーニー』っていう番組に出てるだけなんで、知るわけないんですよ。何も。まあ僕はね、普通に番組絡みでいろいろと聞かれても、ただただ自分の……さっきのオープニングの話じゃないですけど。ただただ、自分の取材をやっていくだけですから。そこに関しては特に、それ以上のことはないんですけども。
(塙宣之)そうですね。
(丸山ゴンザレス)でもなんか、文春の影響力がすごいなっていう感じですよ。月曜、火曜ともにね、ニュースを見ていて。で、HIKAKINさんの方ですね。あれは本人がものすごい丁寧に謝罪して。「誠意が伝わった」っていうことで、そういうコメントも多いんですけど。あれを見てちょっと、懸念というほどではないんですけども。記事を読むと、その疑惑っていうか……その説明によればね。そのHIKAKINさんの謝り方が完璧なんですよ。ツッコミどころがないぐらい完璧なんですけど。「二股疑惑」とか、そういうのでこんなにきちんと謝られると、今後の謝罪のハードルが上がりませんか? 今後、他の人がなにかあって謝罪をする時に、無意識にHIKAKINさんの謝罪と比べられることになるので。なんだろう? 髪の毛を黒くして、スーツも着て、言い淀むこともなくきちんと理路整然に説明して。ツッコミどころを全部なくしていって。謝罪のこのお辞儀をする時間とかも含めて「これ、コンサルが入ってるんじゃねえか?」っていうぐらい、すごい完璧にやっていたんで。
(塙宣之)そうなんだ。
完璧すぎるHIKAKINの謝罪対応
(丸山ゴンザレス)ちなみにお二人は謝罪会見的なのとか、したことはありますか?
(土屋伸之)謝罪会見はないですね。
(塙宣之)でも僕はこの前、僕の炎上のやつでYouTubeでやりましたけども。あんまりわかんないですね。ちゃんと、誰か人がいたわけじゃないので。でもあんまり……ネットを見ていない人は知らなくないですか? こんなの。
(土屋伸之)HIKAKINさんの方はこれ、全然目にしないですね。
(丸山ゴンザレス)つまり初動でこういう風にHIKAKINさんがやったので、燃え広がらなかったんじゃないか?っていう。広がらないと、みんなに届く前に鎮火してしまえばなかったことと同じなので。だから文春さんがなにか報じたことに対して、こういう風にきちっとやっちゃえば広がらないという。そういう前例でもあるのかなと思うんですけど。
(塙宣之)本当の火事の時とかと同じで。
(丸山ゴンザレス)初動を間違わないようにっていう。一応今回、こういう風なのが出た時に周りでそういう謝罪とかの裏方をやっている人に聞いたりしたんですけども。
(土屋伸之)謝罪の裏方? コンサル?
(丸山ゴンザレス)コンサルに近い形の。なにかあった時に「会見とか、こういう風にしましょう」とか決めるような人がいるんですけど。その人に聞いたら、「やっぱり謝罪にやりすぎはない」って言っていて。
(土屋伸之)「やりすぎはない」。へー!
「謝罪にやりすぎはない」
(丸山ゴンザレス)「とにかく、皆さんが思う以上にきちんと謝り続けるしかないんです」っていうことを言っていて。でも、謝罪って難しいよなと思って。こっちはなんか、いろいろ言いたくても……だから当事者じゃない人たちに対しても謝るっていう。そこに納得がいかなくてみんな、いろいろと言ってきたり。
(土屋伸之)引っかかる部分はありますね。「これ、誰に謝ってるんだろう?」っていう風になっちゃうこと、ありますよね。
(丸山ゴンザレス)で、HIKAKINさんはそういうのをきちんと明確に謝ったりしていて。でも、それをあまりにもちゃんとできすぎていて。そこに今後の謝罪社会というか……。
(土屋伸之)それと比べられちゃうんじゃないかと。
(丸山ゴンザレス)絶対に比べられますよ。
(土屋伸之)だからどんどん、過剰になっていく可能性はあるわけですね。
今後、謝罪のハードルが高くなる?
(塙宣之)謝罪のコメントとかでよく見るのが「なんで早く火を消そうとするんだ、こいつは?」っていうのがあるんすけど。「いや、火は早く消そうとするだろう?」って思うんですよ。広げようとする意味がわかんないんで。火事と一緒で、いろんな人が巻き込まれていくわけだから。その火を消すこと以外、ないわけじゃないですか。謝罪なんて。特に今のこの時代に。だからやっぱりそれはもう、HIKAKINさんからしたら、早く火は消したいわけですよね。当然のことですもんね。ずっとそれを言われてやるのも嫌でしょうしね。
(丸山ゴンザレス)そうですよね。本当に文春さん、仕事でもね、お邪魔したりするんですけども。行くとね、たとえばその行った週に何か起きていると「これ、どうなんですか?」って聞くんですけど。やっぱり教えてくれないっすよね(笑)。
(出水麻衣)よかった。教えてくれない感じで(笑)。
(土屋伸之)それはそうでしょうね(笑)。大事なネタですからね。
(丸山ゴンザレス)まあ、最近はそんなにしょっちゅう行く用事はないですけども。何か起きてる時とかはね、なんか聞きたくはなるじゃないですか。「どうなってるんですか?」みたいな。でもさすがにそのへんは教えてくれないですからね。
(塙宣之)やっぱりYouTubeで出てきた方ですからね。HIKAKINさんも。ネット社会で出てきた人だから。やっぱりそれはもうね、早いんでしょうね。そういうこともね。
(丸山ゴンザレス)ネット上のそういう文脈とか読むのは、さすがにこなれているなって。
(塙宣之)最近ね、みんなネットニュースとかばっかり見るでしょう? そうすると、悪質な切り取りばっかりでしょう。ラジオもそうですけど。だからネットニュースを子供に見せる概念をなくそうと思って。だから新聞とか本で情報をちゃんと得てもらうっていうのをやりたくて。それこそ俺も一時期、ネットニュースを見てる時間がもったいないなと思って。知らなくていい情報じゃないですか? こんなHIKAKINの二股疑惑なんて。だから1回、ネットニュースのアプリを消したんですよ。そしたら、検索できなくて困っちゃって。
(土屋伸之)結局、便利は便利なんだね(笑)。
(塙宣之)めちゃくちゃ便利だった。全然検索できない。全然ネタ作れなくなっちゃって。
(土屋伸之)時事ネタをやっているのに、なんでネットニュースを消すんだよ?(笑)。
(丸山ゴンザレス)しかもね、今のネットニュース検索でいうと、もう国境・国籍関係なくなってきてる。AIをかませると、どのニュースもすぐ翻訳できるから。
(塙宣之)そんなのがあるんですか?
(丸山ゴンザレス)まあ自分でAIにぶち込んで。そのまま直してってやるんですけども。そうすると、本当に海外でこんなニュースがあるっていうのの詳細を知るのがどんどん便利になってきちゃって。
(土屋伸之)それはたとえば日本のニュースとかで。ジャニーズとか、松本さんのやつを取り上げた海外の記事も見られると。
(丸山ゴンザレス)どういう風に書かれてるんだろう?っていうのを翻訳するのとかも、英語とかだったらまだしも、他の言語とかになってると「どうなの?」と思うんですけども。AIとか使うと、割と信憑性が高い翻訳でできるんで。ニュース自体はすごく、日本のやつ以外を見るようになってきちゃいましたね。
(土屋伸之)そうなってくると、本当にネットニュースに割く時間がどんどん増えてきますね。きりがないですね。
(塙宣之)朝、起きてその時間があったら、本読んだ方がいいよね。その時間がもったいないもん。きりがないじゃん。ずっと出てくるから。
(土屋伸之)本当、止まらなくなっちゃうからね。どんどん気持ちも滅入ってくる時もあるしね。
(塙宣之)本当に、阿部サダヲさんのドラマ、見て!
(土屋伸之)「ドラマを見て」っていう話?(笑)。
(塙宣之)AIにやられて、なんなんだよ! 対話しようぜ、対話! スカッとしたもんね。昨日、見ていて。
(土屋伸之)そういうのが入ってくるんだね(笑)。
(塙宣之)それを、なぜかミュージカルでやっています(笑)。意味がわからないドラマです(笑)。
(出水麻衣)面白そう!
<書き起こしおわり>