オードリーのお二人が2023年12月2日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で星野源さんがオードリーの東京ドーム公演のために書き下ろした主題歌『おともだち』をはじめて聞き、その感想を話していました。
(若林正恭)そしていよいよ、星野源さんドームライブの主題歌、本日解禁でございます。本当にこれで解禁ですよね。すごいですね。やっぱり聞かせてくれなかったね。「聞かせてくれ」って言ったけども。
(春日俊彰)ああ、事前に? 若林さんであっても? じゃあ、本当に数人というか。星野さんぐらいしか、知らないんじゃないの? もしかして。
(若林正恭)ちょっとまだ、探りを入れきれなかったんだけども。石井ちゃんは聞いているっぽかったな。
(春日俊彰)ああ、さすがに? でも、たぶんニッポン放送の人でも数人でしょう?
(若林正恭)ですかね。
(春日俊彰)付け焼き刃、この中で……ヒロシぐらいか?
(若林正恭)付け焼き刃じゃ聞けないだろう? 俺が聞けないんだから。
(春日俊彰)ヒロシぐらいは聞いているんじゃない?
(若林正恭)聞けるわけねえだろ、ヒロシなんかよ(笑)。
(春日俊彰)聞いてない?(笑)。
(若林正恭)聞けるわけねえだろ? 部外者なんだから。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 部外者があんなパソコンの前に座っているかよ? 毎週。それはそれで問題だろ? 警備がゆるいだろう?(笑)。
(若林正恭)お忙しい中、星野源さんがオードリーのために作ってくれました。で、星野さんからメッセージもいただいてるそうなので。さっそくですけど、行きますか。ドキドキしますね。ずっと楽しみにしてましたから。それでは、行きましょう。メッセージとともにですよね。オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドームの主題歌、聞いてみましょう。
<星野源メッセージスタート>
(星野源)若林さん、春日さん、リトルトゥースの皆さん、こんばんは。星野源です。オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドームの主題歌。ついに完成しました。あの日ですね、ゲストに伺って、春日さんに背中越しに頼まれた隣……。
(若林・春日)フハハハハハハハハッ!
(星野源)隣に座ってるのに、恥ずかしいから背中を向けて頼まれた……なんでこっちを向かないんだろう?って思いながら聞いてましたけれども。「主題歌をやっていただけませんか?」って。
(若林正恭)トルネードオファーね(笑)。
春日のトルネードオファー
(星野源)その前からは若林さんからお願いされていたこの曲がですね、ついに完成しまして。今日、オールナイトニッポンで初披露ということで、非常にドキドキしているわけなんですけれども。今回はですね、若林さんも春日さんですね、今この瞬間、初めて聞くということで。どんなリアクション、どんな風に感想を持ってもらうのか、楽しみにしております。この曲はですね、何となく僕が思うオードリーを曲にしたいなと思いました。で、改めてオードリーってどんな2人なんだろうな?って思った時に、とりあえず一言浮かんだのは「イカれている」っていうことですね(笑)。イカれてるな!っていうイメージでしたね。
で、ポップでもあるし、アナーキーでもある、その2人が学生時代からずっと一緒にいて、今も毎週ラジオでずっとしゃべっているっていう。なんかそのイカれた状況みたいなのを音楽として……音、歌詞で表現したいなと思って楽曲を作りました。で、僕のね、星野源のオールナイトニッポンのスタッフの中にオードリーのオールナイトニッポンのスタッフの方もいますし。もちろん、僕の番組の前ディレクターだったヒカルちゃん。今回の東京ドーム公演の主催者というか、中心で引っ張っている人のなんというか、並々ならぬ気合みたいなのとか、思いみたいなのをビシビシと感じているんで。やっぱりね、本番が近づくにつれてそういう感覚が日々、強くなっていっておりまして。
なので、そういう気持ちに自分でも、それに応えたいと思いながらテーマ曲・主題歌を作りたいという思いで作りましたよ。そんなわけで、初披露。ぜひじっくり聞いていただければと思います。若林さん、春日さんの前にたぶん、今頃ちょうど歌詞の紙が出されたぐらいではないでしょうか? ということで、リトルトゥースの皆さんもぜひ、一緒に聞いてください。それでは、オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム主題歌。星野源で『おともだち』。
星野源『おともだち』
(若林正恭)いやー! あの、ドームライブ、成功です! ありがとうございます!
(春日俊彰)はい。ありがとうございます! もう、はい。
(若林正恭)しびれましたねー! いや、ちょっと……サトミツが……(笑)。
(春日俊彰)あれ? ちょっと待ってよ?
(若林正恭)サトミツが……(笑)。いやいや、ちょっと、それをやるなら、俺だろ?(笑)。
(春日俊彰)そうだね(笑)。
(若林正恭)サトミツが、号泣です(笑)。
(春日俊彰)一番先にね。早いね。スタートダッシュがね。
(若林正恭)そうなのよ。うん。これからね、感想を言おうとしているのに。お前、よくやるな。それ。大事な時に(笑)。
(春日俊彰)周りは「えっ?」ってびっくりしちゃうんだよ(笑)。「どういうこと?」ってなっちゃうから。まあ、気持ちはわからんでもないよ。これはしびれたね。
(若林正恭)これはしびれた。グッと来た。いろんなところにオードリーのオールナイトニッポンの要素を詰めてくれたし。なんか、うん。
(春日俊彰)我々のラジオだけじゃない、今までの全てを歌にしてくれたようなね。
(若林正恭)でもちょっとノリはね、クレイジーな感じも感じつつね。いやー、これは……嬉しいな。これはトゥースですね。これはトゥース曲。
(春日俊彰)そうね。最高にトゥースな。
(若林正恭)いやー、そうか。「心踊りの」ところもね、そうですしね。いろんな要素が入ってるよな。
(春日俊彰)そうね。タイトルもいいじゃないのよ。
(若林正恭)あの……言っていいのかな? 星野さんがこの曲を作る時に……これ、大丈夫だと思うんだけど。「メシ、食いましょう」って言ってくれてくださって。で、ちょっとなんかオードリーのラジオで話してない前の時代……だから学生時代のこととか。で、結局それで2人でご飯を食べたんだけど、ほとんど「休みがあったら何をする?」みたいな。「夜、5時間空いてたらどうする?」みたいなので、「三鷹のファミレス行きますね」みたいな話でほぼ終わっちゃったんだけど(笑)。
(春日俊彰)なんのために集まったんだよ?(笑)。
(若林正恭)いや、それで「なんか、よくわかんないんですよね」って。春日のことを、改めて。「よくわかんないんすよね」みたいな話になって。で、1個だけ、話したのよ。学生時代に何の用もないのに夜、電話して。それで春日の両親をずっとバカにするっていうのを……(笑)。「お前の母ちゃん、今、出ていたけどな?」とかってやっていて。「それをまんま、やっているだけなんですよ」みたいな話をしたら、それでパッと「ああ、大丈夫です」みたいな。
(春日俊彰)ああ、なんかバーッと出てきたみたいな?
学生時代、何の用もないのに夜、ずっと電話で話す
(若林正恭)それしか言ってないのよ(笑)。せっかくお忙しい中、お時間をいただいたのに(笑)。でも、なんかそういう感じもわかるんじゃない? 星野さんの学生時代にもたぶんあったんじゃない? 同世代と言ってもいいじゃない? 俺たちって、電話だったじゃない? 家電。「今、出たのお前の母ちゃんか? ちょっと礼儀がなってねえな?」とか。そんなことをやっていたのがまんまなんですよっていう。で、2人でしゃべっていたら、頼んでいたものを持ってきてくれた店員さんが「あっ! 『LIGHTHOUSE』ですねー」って言ったんだよ(笑)。「じゃあ今から、濃い話をしましょうか?」っつって(笑)。いじられちゃって(笑)。
(春日俊彰)店員さんにね(笑)。そのおかげでっていうことだよね。おかげっていうか、生かされて。
(若林正恭)ちょっとうれしいっすねー。
(春日俊彰)いや、そうね。これは本当に。
(若林正恭)大事にしたいね。
(春日俊彰)東京ドームのライブのために作っていただいたけども。我々のテーマ曲っていうかね。これ、ドームが終わった後も我々の曲よ。
(若林正恭)本当だよね。タイトルが『おともだち』っていうのがあって。まあ、そこはどうなんだろうな?っていうのはありますけどね(笑)。
(春日俊彰)いや、なんでよ! いいじゃないのよ(笑)。
(若林正恭)っていうようなノリも歌詞に入っているっていうね。うん。すごいね。これをひっさげて、東京ドームですよ。
(春日俊彰)これがだから東京ドームでかかるところを見てみたいっていうかね。
(若林正恭)そうね。浮かんできたね。東京ドームがね。
(春日俊彰)これはありがたい。
(若林正恭)これをかけながら、春日がビジターのユニフォームを着て出てくるだろうから。
(春日俊彰)なんでビジターなんだよ!
(若林正恭)言ったら、アウェイだからさ(笑)。春日は西武ドーム、ベルーナドームだから。ホームが。
(春日俊彰)フフフ(笑)。
曲とともにビジターユニフォームで春日が出てくる
(若林正恭)あと、サトミツは反省してくれよ? 泣いたことは。
(春日俊彰)おそらくね、クミさんよりも早いと思うよ。クミさんも今、泣いていると思うけども。さすがに……(笑)。
(若林正恭)でもこんな風に星野さんが見てくれているっていうのは……もちろんリスナーもね。それがすごい伝わってきて、嬉しかったし。なんか励みに感じましたね。
(春日俊彰)そうね。エールというか。
(若林正恭)この気持ちを大事に東京ドームに向かっていきましょう! 星野さん、ありがとうございます!
(春日俊彰)ありがとうございますっ!
(中略)
(若林正恭)いやー、でも星野さんが『おともだち』を書いてくれて。俺、CM中も歌詞を何度も見たけども。こんなにオードリーを本当にバチッと感触、書いていただいて。ねえ。
(春日俊彰)うれしいねえ!
(若林正恭)ちょっとエモく感じてもらいすぎていたり、軽く感じて……っていうような感じは今まで、いろんなことであったけども。ビッタビタにオードリーだよね。
(春日俊彰)で、なんか具体的なエピソードのワードとかじゃなくてね。
(若林正恭)曲調とメロディーと歌詞と。
(春日俊彰)「むつみ荘」とか、そういう強めの我々のワードとかは入れずに。
(若林正恭)天才だよ。これ、どう? 放送終わったら今日、2人で歌わない?
(春日俊彰)フフフ(笑)。
(若林正恭)さっそく(笑)。さっそく、どう?
(春日俊彰)いや……帰らせていただきたい(笑)。
(若林正恭)「帰らせていただきたい」までを歌詞にしてくれているよね? 曲にしてくれているよね?
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!
石井ちゃんもクミさんも泣く
(若林正恭)だからね、石井ちゃんも泣いちゃったみたい。みんな、周りの人が引いていたって(笑)。サトミツも泣いて。
(春日俊彰)クミさんも「ないた」っつって。
(若林正恭)ああ、LINEが来てた?
(春日俊彰)それがね、1時53分だったから。サトミツとどっちが早かったのか、検証したいんだよね(笑)。
(若林正恭)まあ、「聞いてるんじゃねえ」っていうのはありますけども。
(春日俊彰)聞くだろ、そりゃ!
(若林正恭)ここまでを含めてね、星野さんが『おともだち』に(笑)。ここまで入っているから。
(春日俊彰)こういうことも、盛り込んであるから。
(若林正恭)ずっとやってきたんだよ。長電話から。
(春日俊彰)そうそうそう(笑)。
(若林正恭)こういうことばっかりを言っているんだよね。それをやってくれたっていうことで。クミさんもサトミツも石井ちゃんも、しょうがないやつらですよ。本当にね(笑)。あ、来週は春日スペシャルなんで。
(春日俊彰)いやいや、通常放送ですよ。
(若林正恭)皆さん、楽しみにしてください。ということで、ミッフィーちゃん。
(春日俊彰)この後また、夢でお愛しましょう。アディオス!
<書き起こしおわり>