オードリーのお二人が2023年7月1日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『ヒルナンデス!』卒業回について振り返っていました。
(若林正恭)いやー、でもなんかありがたかったね。最後のVTRも、企画も。
(春日俊彰)ありがたい。ありがたいよ。
(若林正恭)「好きぃ~」って言った数も数えてくれて。あれ、誰がやってくれたんだろう? 大変だっただろうな。あれ、数えるの大変だよな。
(春日俊彰)大変よ。あれ、全部見返しているわけでしょう?
(若林正恭)あれ、何人かでやってくれたのかな?
(春日俊彰)まあ、1人じゃないんじゃない?
(若林正恭)でもなんか、ずーっと番組が始まってから1人、泣いてる子いたね。
(春日俊彰)ああ、そう? ありがたいね。
(若林正恭)まあ、見に来てくれていて。歴代のスタッフさんが。でも阿佐ヶ谷姉妹が卒業の時は、もっとたくさん泣いてましたけどね。
(春日俊彰)和牛の時も。
(若林正恭)和牛の時ももっとたくさん泣いていて。
(春日俊彰)いや、和牛が卒業する時にすごい泣いていた……なんか一緒にロケやった若いディレクターさんとかがすごいいて。それを見ながら、恐怖だったもんね。「自分の時にこんなに泣いてくる人、いる? いや、いるとは考えられんな」とか、思っていたのよ。そしたら、何人かいたから「セーフ!」って思ったけども。
(若林正恭)なんか小せえなー(笑)。
和牛や阿佐ヶ谷姉妹の時みたいにスタッフは泣いてくれるのか?
(春日俊彰)まあ、人数は和牛とか阿佐ヶ谷姉妹の方が多かったけども。泣いてるスタッフさんは。
(若林正恭)で、やっぱりスタッフさんとの距離が密だったんだろうな。和牛とか阿佐ヶ谷姉妹とかの方が。
(春日俊彰)それでもうわかるじゃん? すごい、距離感が。何人かいてくれたから。「あぶねえ!」って思ったもん。本当に(笑)。
(若林正恭)いや、別にそこで見るもんじゃないじゃない? 泣いている人の数が多いとか。
(春日俊彰)そうだけど、そう思っちゃったから。和牛とか阿佐ヶ谷姉妹の卒業の時に。「自分たちの時にはいるだろうか? 泣いてくれるスタッフさんが」とかさ。だから自分の中だけで「セーフ!」っていうね。いや、ありがたいよ。いろいろとね。
(若林正恭)そうだね。そこはだから、あのハリセンボンとか和牛とかマヂラブ、阿佐ヶ谷姉妹とか。あのへんとか……あと、栞里ちゃんとかもそうか。あのあたりぐらいから結構、CM中も……。
(春日俊彰)曜日が水曜日だったからね。
(若林正恭)だんだんとしゃべれるようになってきて、楽しくなってきて。それがそのぐらいの時期なのか。あとは、たぶん緊張をしていたんだよな。オードリーが。全然楽しくないとか、嫌っていうわけじゃなくて。
(春日俊彰)よくわかってなかったっていうね。
(若林正恭)よくわかってないっていうのはあったから。いや、だから34とかで、もう9割が外食で。そういう人間が主婦の自宅にお邪魔して節約料理を見せてもらうっていうのは……だから今の興味とは全然違うよね。今だったら、「お子さんいて、この料理、すごいっすね! これはたぶん日持ちしますね」とかあるけど。その時はもう9割、外食だから。俺はあんまりわかってないのよね。どういうことをやっているのかが。
(春日俊彰)いや、そうね。わかってないし、正直興味もないしね。ガッと入れないっていうかさ。
(若林正恭)そうね。で、アッコ姉さんと……聞いた、お前? 松本明子さん、『ヒルナンデス!』の共演のお礼の手紙を、郵送じゃなくてだよ? 手紙を持って、事務所に来たらしいよ?
(春日俊彰)ええっ?
(若林正恭)ケイダッシュステージに。
(春日俊彰)お姉さん本人が?
(若林正恭)本人が。
(春日俊彰)それ……何を考えてるんだろうね? それ、どういうことなの? すごいな!
(若林正恭)手紙を持って、事務所に来てくれたんだって。
(春日俊彰)お姉さん自ら?
(若林正恭)いや、あの人、アポなしに慣れてるから(笑)。
(春日俊彰)いや、そういうことじゃないのよ!(笑)。
(若林正恭)T部長に言われたんじゃないの? 「持っていけ」って(笑)。
(春日俊彰)いや、カメラね。ロケーションのキャメラが回っていたらまだわかるけど……。
(若林正恭)なんだよ、「キャメラ」って! お前! アッコ姉さんの話を中心にしてやっていくところで……邪魔くせえな、お前! キャメラ!
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! はー、怖い、怖い(笑)。急に怒られたね。
(若林正恭)持ってきてくれたんだって。
(春日俊彰)いや、すごいね。そうか。若林さんへのか。
(若林正恭)すごいよ。「春日へ」っていうのと「若林さんへ」っていうので。
(春日俊彰)私も? 若林さんだけでしょう?
(若林正恭)ああ、そうなの?
(春日俊彰)たぶん、私はよく会うからじゃない? わからないけども。
(若林正恭)ああー。『ゴゴスマ』で?
(春日俊彰)『ゴゴスマ』は私、出ていないからね。
(若林正恭)えっ? お前、『ゴゴスマ』の司会じゃなかったっけ?
(春日俊彰)なんで石井アナなんだよ? できるわけがないだろうがよ。『ゴゴスマ』の司会。
(若林正恭)ごめん。間違えちゃった(笑)。
(春日俊彰)で、実際にお姉さんにも本当に何日か前に会っているからね。しょっちゅう会うから。これからも会うだろうし。だからそれは若林さん、なかなかね、会わないからっていう。それにしても、直で来るなんて聞いたことがないね(笑)。
(若林正恭)東京ドームでやればいいじゃん。アッコさんのあのキャンピングカーと、相撲。
(春日俊彰)ああー、軽だからな。勝てるかもな。パジェロにはちょっと勝てなかったけども。馬力があるから。軽だから、行けるかな?
(若林正恭)行けるかもしれない。でもさ、俺さ、あの最終回の時の企画で。「春日が鼻歌で何の歌を歌ってるんでしょうか?」っていうやつをやってた時もさ、今日までに何回も思い出し笑いしちゃうんだけどさ。川田さんのさ、『innocent world』って間違えたのがめっちゃ面白くて! 川田さんってやっぱり面白いよな。なんで面白いんだろうな? なんだろうな、川田さんのあの面白さって。まあ、本当は『Tomorrow never knows』なんだよね。
(春日俊彰)そうね。それをもう、みんなが知っていて。何回も番組でもね、歌っているっていうのもあって。それにしても、あのイントロで、番組を見たことがなくてもわかるじゃん? 超有名曲だし。あのイントロもね、有名だからなんか。
(若林正恭)で、俺がなんかバインダーだかファイルで叩いてたんだっけ? 春日を。叩いて。「じゃあ、例題だから当てて1問目に行きましょうや」みたいな空気の時に「はい! 私、当てて次に行きます」みたいな感じで「『innocent world』!(ブーッ!)」ってね(笑)。俺、もうこれは叩かなきゃって思って(笑)。
『innocent world』川田
(春日俊彰)そうだね。叩くレベルの間違いだからね。それは、等価よ。それぐらい強めの。
(若林正恭)めちゃくちゃおもしろかったな、あの『innocent world』(笑)。
(春日俊彰)自信満々にね、「『innocent world』!(ブーッ!)」って(笑)。例題なのに。
(若林正恭)で、みんなで笑って。俺がバーン!って叩いて。そこからなんか、デフレになっちゃってたのよ。叩くことが。いげちゃん、正解してるのに前を通り過ぎた時に叩いたり(笑)。
(春日俊彰)そうだね。あれがなきゃ……『innocent world』がなければね。
(若林正恭)ずっと考えていたんだけどね。どうにか、南原さんを叩けないかなって思って。で、南原さんが当たったから。もう意味なく歩いていって、叩こうかなって思ったけども。うーん。それはなんかさすがにちょっと違うなって思いながら進んでいって。でも最後。「春日さん、歌ってください」って。あれ、正解発表だっけ?
(春日俊彰)いやいや、出題じゃない?
(若林正恭)出題の後に、なんの歌だったかって。で、時間が鳴ったんだよ。カンカンカンカンって。で、「全然クイズをやる前に終わっちゃってんじゃねえかよ!」みたいになって。「春日さん、最後の曲を歌ってください」って言ったの。で、俺はその時に、歌い始めてもう1回叩くか……まあ、叩かないっていうのも最後、あるなとは思ったの。でも、なんかすごい押してる感じだったし。なんか、その「叩かないじゃん」って行く前に「というわけで、正解は○○でした」ってなるかなって思ったの。だから早めに叩いたの。結局。でもなんか、それから番組終わるまでずっと「いや、やっぱり最後は叩かないだよな」って反省してた。卒業とか、なんかあんまり気にできなかったね。
(春日俊彰)いやいや、あそこぐらいからワーッと卒業に向かって……。
(若林正恭)「叩いて、叩いて、叩いてだから、最後は叩かないで春日が『叩けよ!』だよな。でもな……」って思って、なんか卒業になった(笑)。
(春日俊彰)別のことを考えていて?(笑)。
(若林正恭)そうそうそう。
(春日俊彰)卒業に集中した方がよかったんじゃない?(笑)。
(若林正恭)でも、あったかいスタッフさんだよな。みんなのメッセージ、書いてくれて。
(春日俊彰)本当よ。アルバムみたいなの、作ってくれてさ。本当に1人1人、メッセージを。スタッフさんとかディレクターさん、全員の。で、びっくりしたのは阿佐ヶ谷姉妹もメッセージくれていたよね。取りに行ってくれたんだよね。たぶん。マヂカルラブリーとか、今のレギュラーメンバー。南原さんも含めて、そのメッセージもありがたいけど。阿佐ヶ谷姉妹もね、わざわざ行ってくれたんだと思って。
(若林正恭)本当だよな。帰りに南原さんの楽屋に挨拶に行ったけども、ちょっと感極まっちゃったな。危なかったね。なんか『ヒルナンデス!』に涙とかは、いらないじゃない? 絶対に。
(春日俊彰)まあね。明るいお昼の番組だからね。
(若林正恭)ちょっと感極まっちゃったね。
(春日俊彰)いろいろと、ありがたいお言葉をいただいて?
(若林正恭)いや、よく俺と南原さんでお決まりのやり取りがあって。なんか奥さんにプレゼントとか、すごい南原さんからいただくのよ。それをお礼をしに行ったりとかしたら、南原さんが「どうした?」って言って。俺が「あの、大人になりました」っていう、なんか謎のそのパターンがあって。で、なんか最後に挨拶に行った時も南原さんが出てきてくれて。「どうした?」「あの、大人になりました」っつったら南原さんが「おめでとう」みたいな感じで。両手で握手をしてくれて。なんかそれがグッと来ちゃって(笑)。
(春日俊彰)いつものやり取りではあるけれども。
(若林正恭)そうそうそうそう。
(春日俊彰)たしかに、特別感はあるかもね。最終回だから。
南原さんとのいつものやり取り
(若林正恭)最終回だからな。嬉しかったな。プレゼントとかもいただいちゃってね。皆さんに。お花とか。俺たちにはもったいないけども。でもまあ、すごい嬉しかったね。
(春日俊彰)いやいや、そうね。
(若林正恭)で、野田くんが、村上くんが悲しんでるから。今度、吉村くんが入るでしょう? だから「吉村さんがやりづらいんじゃないか?」っていう話をしていたね。でも吉村が入るってなると、もうすぐにでも行きたいな。マヂラブとかいげちゃんと、あと『innocent world』。イノセン、川田さんがいて。だからね。
(春日俊彰)まあ、そうだね。そんなガラッと変わる感じはしないね。
(若林正恭)そこに吉村くんがいて……ってなるでしょう? まあね、でもこれは区切りですからね。お世話になりましたっていうのはありますけれども。
<書き起こしおわり>