オードリー若林 星野源のラジオ阿佐ヶ谷トークを語る

オードリー若林 星野源のラジオ阿佐ヶ谷トークを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年7月24日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で星野源さんがラジオでしていた阿佐ヶ谷の思い出トークについて話していました。

(若林正恭)星野さんがね、『あちこちオードリー』があってっていうわけではないのかもしれないんだけども。でも、阿佐ヶ谷に行ったって。

(春日俊彰)はー。話をしたからね。

(若林正恭)で、歩いたらやっぱりその頃の売れない……やっぱり星野さんに対する我々の、俺たちみたいなもんがよ、なんか親近感持って話さしてもらったじゃん。『あちこちオードリー』で。

(春日俊彰)ああ、そうだね。

(若林正恭)で、やっぱり阿佐ヶ谷っていうのあるよな。

(春日俊彰)阿佐ヶ谷はデカい。一気に距離がね。

(若林正恭)あんなかっこいい人がさ、阿佐ヶ谷でくすぶっていたって、ないもんね。普通、芸能界で。

(春日俊彰)いや、ないないない。

(若林正恭)くすぐってないもんね。ほとんどのスターって。あれ、だからファッション誌の表紙とかさ、すごいじゃん? ファッション誌の表紙を飾った人史上、一番くすぶっている時期が長いんじゃないの? 星野さんって(笑)。そんな言い方、したらダメだよね?(笑)。

(春日俊彰)たしかにね。うん(笑)。

(若林正恭)だって「くっそー! あの野郎!」って思って阿佐ヶ谷に住んでた時期があるんだもんね。

(春日俊彰)そうだね。同じ時期だよね。だから我々と。

大きく変わった阿佐ヶ谷の高架下

(若林正恭)で、あそこの高架下で……って話をしていたけども。俺らもあの高架下とかでネタ合わせしてたじゃん? あそこ、電車が通るから、わりかし声を張ってもさ。昼間とかは大丈夫だったじゃん? だからいたけども……でもあそこは今、すっごいおしゃれな道になってるの、知ってる? 行った?

(春日俊彰)ああ、随分……ちょっと前からだよ。

(若林正恭)2000何年ぐらいだっけ? あれ、きれいになったのって。3年ぐらい前か?

(春日俊彰)いや、もっともっと。だいぶ前よ。アニメなんとかみたいになったんだよ。阿佐ヶ谷の。

(若林正恭)それで……それもあったじゃん。その、さらに、なんかお洒落なカフェとか、スイーツとか。

(春日俊彰)ああ、駅前のところでしょう?

(若林正恭)高架下のところよ。

(春日俊彰)だから阿佐ヶ谷の駅からすぐのところから始まる高架のところよ。

(若林正恭)あれもそんな前だったの?

(春日俊彰)あれもね、そう。なんかラーメン屋さんとかさ。結構前だよ。あれ。2015とか16ぐらいじゃないかな?

(若林正恭)ああ、そんなか。

(春日俊彰)だから、全然違うよね。

(若林正恭)あの冷たいコンクリのな。あの感じな。あれは、もうない。

(春日俊彰)もう、おしゃれな。でも、ほら。高円寺に行くまでの間とかはまだね、駐輪場があったりとかさ。まだ残していますよ。面影をね。あのへんだよね。

(若林正恭)あのへんのところの……道ってな。本当にそういうの、あるよな。

(春日俊彰)夜な、ウロウロ歩いたなー。

(若林正恭)それはなに? 1人で?

(春日俊彰)1人でよ。そうよ。夜中。

(若林正恭)それは、なにを物色していたの?

(春日俊彰)いや、物色じゃないよ(笑)。「なにをしてやろうかな」じゃないのよ。いや、「どうしたもんかいの」って思いながらね、歩いてたのよ。公園とかね。

(若林正恭)「どうしたもんかいの」なんて1人で思って歩くなんて、そんなの聞いたことないよ。春日が。何を考えてたのよ。20代の時?

(春日俊彰)そうよ。

(若林正恭)20代の時に「どうしたもんかいの」って1人で歩くって、何を考えてたのよ。

(春日俊彰)いや、何ってやっぱりさ、「この先、どうなるのかな」とかね。そりゃあもう、考える夜もありましたよ。私だって。

(若林正恭)いや、俺はそれ、嘘だと思うな。お前、それ今から聞くけど。本当、細かいディティールでしゃべれる? それ。で、その嘘はマジでやめてよ。

(春日俊彰)嘘じゃないよ。

(若林正恭)俺はこれ、本当に皆さんね、初耳になるかもしれない。「どうしたもんかいの」って歩いているっていうのは俺の独壇場だと思ってるから(笑)。

(春日俊彰)取られたくない?(笑)。なんだよ、それ! じゃあ、いいよ。なかったよ(笑)。

(若林正恭)いや、ちょっとそれ、聞かせてよ。ディティール細かくしゃべってよ。何を考えてたのよ。夜中、深夜。

「どうしたもんかいの」と阿佐ヶ谷高架下を歩く

(春日俊彰)だから……だからというか、そんな別にね、大したそんなとんでもない新しい情報とかではないですよ。言っても、まあったじゃない? 前にね、けん姉(前田健)にさ、ジョナサンでね、夜中から昼ぐらいまでお説教をいただいたりとかね。そういうことがあったりした時に、やっぱりウロウロと……「どうなんだろう? ダメなのかな?」とかね。

(若林正恭)ああ、「自分は」って?

(春日俊彰)そうよ。そりゃあ、もう。

(若林正恭)頭の中で、どんな風に考えてたのよ? 音声で聞かせてよ。歩いてるとして。頭の中でどういう春日会議が行われてたのよ? 歩きながら……。

(春日俊彰)「おい、春日。どうなんだ? けん姉にあんなに言われているけども。何も返さなかったな」「たしかに、そうだな。うん。言われて、ああいうのを返せないところがダメなんだろうな……」「そうだな」。

(若林正恭)お前、嘘だろ? 全部。

(春日俊彰)嘘じゃないよ。

(若林正恭)薄いもん。あとね、語気で伝わってくる。自信がなさそう。このトークテーマに対して(笑)。

(春日俊彰)そんなことはないよ(笑)。

(若林正恭)で、それはお札を貼っているわけ? そういう夜は。で、あとはまえけんさんには本当にお世話になってね。いまだに思い出すけどね。その、大人になって思うのは、深夜から朝方まで、どんな先輩であっても説教なんかさせちゃいけないんだからね。これは若い人に言いたい。1時間……いや、30分だな。どんなに偉い人でも、30分以上説教ってさせちゃダメですよ。そういうことを言う人はね、サシの長い説教ね。それはね、本当に自信のないやつがやることです。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)これは本当に俺たち、まえけんさんにはお世話になっているんだけども(笑)。

(春日俊彰)ずっと気にかけてもらってね。

(若林正恭)ただ、俺は語り継ぎたい。前田健という人間を。やっぱりシャワーのノズルを外して……(笑)。

(春日俊彰)結局ね、そうなんだよな。

語り継ぎたい前田健エピソード

(若林正恭)お尻の……(笑)。これはね、はなわさんと決めているのよ。「語り継ごう」と。芸人らしくね、そこは。だから30分まで。それ以上はどんな偉い人でもね、説教をさせちゃいけないんだよね。でも、言われてたな。春日。で、長かったな。それで途中で俺がふざけて。それでめちゃくちゃ怒られて。「長えな」って思って(笑)。

(春日俊彰)まあ、長えからね。

(若林正恭)だから偉いよね。春日はね。逆ギレとか絶対しなかったもんね。そういう時も。

(春日俊彰)まあ、そうだね。うん。そうね。

(若林正恭)そういうことを考えたりしてたっていうのもあったっていうことですね。

(春日俊彰)うん。それはありましたよ。あのあたりね。

<書き起こしおわり>

星野源 16、7年ぶりに訪れた阿佐ヶ谷で不遇時代の記憶が蘇った話
星野源さんが2021年7月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中ではじめて1人暮らしをした町、阿佐ヶ谷を16、7年ぶりに訪れたことを紹介。不遇だった時代の様々な記憶が蘇った話をしていました。
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