オードリー若林さんが2023年11月25日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で東京ドームライブに向けて過換気症候群にならないように意図的に心拍数を上げる訓練をしていることについてトーク。その中で自身を緊張状態に置くために怪談動画をよく見ている話を紹介しながら、春日さんが以前話していた着物ダブチババアエピソードのせいで怪談を聞きながら、ついつい笑ってしまうようになってしまったと話していました。
(若林正恭)それで今日、ちょっとなんか新しいことをやるからっていう時。収録前に「ちょっと緊張してるのかな?」と思ってアップルウォッチを見ても、心拍数は90とかで。「ああ、90か。全然緊張してねえな」みたいな風にはなってきたのね。
(春日俊彰)ああ、いいじゃない。
(若林正恭)なんだけど、それも結局運動で心拍数が上がってるから。要は、なんでそういう過換気症候群みたいなことが(『明日のたりないふたり』で)起きたかというと、その日1日のことだけじゃなくて、何ヶ月とか何週間前から軽緊張が続いていて。眠りも浅くて。そういう日がずっと2週間とか続いて。前日も結局、あんまり深く眠れなくて本番で。朝からずっと緊張して夕方、本番みたいなことなんだって。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)だからやっぱり緊張状態に自分の身を置くっていうのだから運動して心拍数を上げていくっていうのも……公園でやってんのよ。もも上げとか、バービージャンプとか、毎日ね。「これもなんか、違う気がするな」って思ってきたっていうか。で、俺の中で何が一番、ドキドキするか?っつったら、YouTubeで怪談を聞くっていう。
(春日俊彰)ああ、怖い話ってことですか?
怪談を聞いて心拍数を上げる
(若林正恭)怖い話。ホラー映画って長いから。そんな時間、ないから。怪談ぐらいだとタイトにさ、聞けるから。それで怪談を聞きながら、心拍数とか見てるのよ。
(春日俊彰)ほう。それはやっぱり、上がるものなの?
(若林正恭)まあ、まずそんなに上がらないっていうのが1個、あって。もう1個の悩みが、怪談って結構「その家が、なかったんですよ」みたいなのが多くて(笑)。「そんな人、いませんよ」とかっていう存在しなかったオチが結構あって。で、着物ダブチババアの話のせいで俺、笑っちゃうのよ(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)だんだん、いろんな怪談見倒してるから。心拍数を見ながら。それで最近、思うのが、その「結局、存在しなかった」オチってそれで落とすから、存在してた時の話が強いのね(笑)。
(春日俊彰)振りの部分だからね。「そんな家が、ないんだ」みたいなことでしょう? そこをボヤッとしちゃうと、ケツがバチンと決まらないもんね。
(若林正恭)「タクシーでトンネルを抜けたら、後ろに乗せた客がいなかった」とかっていうのも、客が乗ってきたところが濃いのよ。
(春日俊彰)たしかに。キャラ、強いもんね。あの「後ろのお客がいなくなって、シートがビッショリだった」っていうのの、その女、キャラが強いよね。登場から(笑)。
(若林正恭)で、もう春日の話を聞いて、慣れてるから。「おい、確認したのかよ!」とか。「なんでお前、いつも普段、そこを走ってるのに知らねえんだよ!」とか(笑)。
(春日俊彰)突っ込んじゃうんだ(笑)。
(若林正恭)逆に、もうリラックスしちゃって(笑)。「おもしれーなー」っていうのを思って。「『あのお客さん、最近来ないんですか?』って聞いたら、マスターが言うんですよ。『そんなお客さん、いましたっけ?』」みたいな。「いや、またかよ!」って思って(笑)。
(春日俊彰)いや、それ以外にもあるでしょう? 違うパターンの怪談もさ。
(若林正恭)でもほら、AIがさ、それを学習してるかもしれないけど(笑)。
(春日俊彰)いや、そういうのをもう、選んで見ちゃってるじゃん(笑)。「いなかった、消えた」っていう(笑)。
(若林正恭)面白いんだよね。いなかった話って(笑)。
(春日俊彰)もう、それを探して見ちゃってるじゃない(笑)。それ以外の怪談話もあるって! 違うオチの。
「いなかった、消えていた」エンディング多すぎ問題
(若林正恭)後日、行ってみたらね、工事中の柵で入れないようになっていて。「いつからですか?」って聞いたら「もう5、6年前からですよ」とか(笑)。『千と千尋』パターンがすげえ多いのよ(笑)。
(春日俊彰)そりゃあもう、しょうがないよ(笑)。
(若林正恭)「よくよく考えたら、なんでその建物がなかったことが怖いんだよ?」とか思って(笑)。
(春日俊彰)怖いじゃない。それは(笑)。
(若林正恭)「裏、取ったのか?」とか言いながら(笑)。自分の部屋で夜、心拍数を見ながら。全然心拍数、上がらない(笑)。っていうことが続いて、もう笑っちゃうから。その鍛え方もできないから。
(春日俊彰)ダメだね(笑)。
<書き起こしおわり>