オードリー若林 南原清隆に狂言の稽古に誘われた際の断り方を考える

オードリー若林 南原清隆に狂言の稽古に誘われた際の断り方を考える オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年7月10日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で南原清隆さんから再び狂言の稽古に誘われた話を紹介。春日さんと次に誘われた際の断り方を考えていました。

(若林正恭)そういえば先週……話が急に変わるけど。南原さんの狂言を習うっていう。「えらいことになってきた」っていう話をしたじゃん?

(春日俊彰)うん。

(若林正恭)その日曜よ。放送の次の日よ。朝、起きたらさ、南原さんからLINEが来ていてさ。「やっべ! これ、マジか……」って思って。

(春日俊彰)もう絶対にそういうことじゃん。

(若林正恭)そう思って見たら……朝井リョウくんのさ、『スター』っていう小説があるんだけど。その話をしてて。「読んでいる」っていう話。で、その『スター』の感想だったのよ。「ああ、よかった」と思ったら、その『スター』の感想を南原さんがズラッと書いてくれている一番最後に「それと、狂言はダンスと歌が苦手でもできますよ」って。

(春日俊彰)あれ? 届いちゃってるな……。

(若林正恭)いや、届いちゃっているのよ。しかも日曜にって思って。

(春日俊彰)しかも、早え。誰だ? 南原さん自らなのかな? そんなことある?

(若林正恭)でもそれで、水曜日よ。ヒルナンデス。なんか……だから誰かが「言っていましたよ」って言ってたのを南原さんが耳にしたのか。で、水曜日。「どうなるのかな?」ってずっとヒヤヒヤしていて。番組で自分たちのVが流れてきても頭の中に1個も入ってこない。そしたらCM中に南原さんがね、「若林。狂言、やるか」って。

(春日俊彰)おっとっとっと! うん! もう、届いてる上にそっちの流れになっているのね?

(若林正恭)「見る専門で」とは言ったんだけど(笑)。

(春日俊彰)なんだ、それ?(笑)。

(若林正恭)でもさ、あれだよな。「ラジオを聞いている」っていうのは一度も言われたことないんだよ。だから聞いてはいないのか、「聞いてる」と言わないのか、ちょっと定かではない。でも聞いてるってことはないよな?

(春日俊彰)まあ、ない……うーん。どうだろうね?

(若林正恭)だからそこは南原さんなりの、「聞いてるって言うと、こうだな」とか。あるかもしれないじゃない?

(春日俊彰)あえて言わないみたいなね。

(若林正恭)それはわかんない。

(春日俊彰)でも、聞くのもちょっとね。「聞いていただいているんですか?」と聞くのも違うしね。でも、まあ届いてはいるっていうのはたしかだね。若林さんのその先週の。狂言やる、やらない。「やらない」っていう……。

オードリー若林 南原清隆に能・狂言の稽古に誘われている話
オードリー若林さんが2021年7月3日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で南原清隆さんと『風姿花伝』の話をする中で、能・狂言の稽古をするよう、南原さんに誘われている話をしていました。

(若林正恭)「えらいことになったな」って言っちゃってたからね。俺。

(春日俊彰)その感じは確実に伝わっているよ。

(若林正恭)マジで?

(春日俊彰)ラジオをね、聞いてくれているかどうかはわからんけども。

(若林正恭)いや、「やろう」っていう気持ちはゼロなのよ。

(春日俊彰)それはもう、はっきりと言った方がいいよね。

「やろう」という気持ちはゼロ

(若林正恭)それでお前さ、そうだ! お前さ、俺がCM中に南原さんに「若林。狂言、やるか」の「若林。狂言……」の「げ」のあたりで和牛に話しかけに行ってたろ? 逃げたろ?

(春日俊彰)いや、別に逃げちゃいないよ。うん。たまたま水田くんと話したいタイミングがかぶっちゃっただけで。逃げちゃいないよ。別に。

(若林正恭)でも、本当にそれはお前が入ってきて?

(春日俊彰)ええっ? なんてよ?

(若林正恭)そこは「そろり、そろり」でいいよ。手を伸ばして。

(春日俊彰)いや、おかしいじゃん?(笑)。それはなんか、変な感じになるよ。急に。今まで参加してなかったやつが「そろり、そろり」とか入ってきたら。「おおう、どうした、春日? どうした?」ってなるよ。

(若林正恭)よきところで……だから俺が南原さんと自分の一人二役やるから。よきところで入ってきてよ。「若林。お前、狂言やるか?」「いや、南原さん。すいません。届いちゃってましたか? いや、まだ全然わかんないんで。とりあえず見る専門で行きたいなと」「大丈夫だよ、若林。俺が先生、紹介する……」。

(春日俊彰)そろり、そろり……。

(若林正恭)遅いね、ちょっと。

(春日俊彰)遅いの? ちょうどいいぐらいじゃない? ダメなの? もっと早いの?

(若林正恭)もっと、もっと。

(春日俊彰)どこで? だから1ターンは待ったわけよ。

(若林正恭)1ターンなんて待たなくていい。南原さんの……。

(春日俊彰)待たないと失礼じゃん? 一応、南原さんと若林さんの……。

(若林正恭)もう「狂言」っていうワードが聞こえたら入ってこなきゃダメなのよ。もう1回、やるからね?

(春日俊彰)そうなの? そんなに早く入るの?

(若林正恭)「若林。狂言、やるか?」。

(春日俊彰)そろり、そろり……。

(若林正恭)そうそう。そのぐらい(笑)。

(春日俊彰)怖いわ。そんなんで入ってきて。「おおう、どうした? 春日」ってなるの。怖いよ。私だけだから。マイナスを被るの、私だけじゃない、それ?

(若林正恭)ああ、そうか、そうか。

(春日俊彰)「そうか。春日もやるか」とはならないと思うよ?

(若林正恭)春日がやれよ。

(春日俊彰)いや、私は大丈夫よ。

(若林正恭)お前、それは失礼だぞ?

(春日俊彰)失礼じゃないじゃん!

(若林正恭)ヒルナンデスのリーダーが誘ってくれてるのに。

(春日俊彰)だって誘われてないんだもん。

(若林正恭)でも、いいこと思いついたよ。「春日がやりたいみたいですよ」で行こうかな?

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! それはズルよ(笑)。それは、その横にずらすのは、ズルよ。うん。

(若林正恭)もし可能なら、今週っていう次のヒルナンデスは烏帽子をかぶって出てほしいなとは思う(笑)。そしたら「おっ、どうした、春日? お前、狂言、興味があるのか?」ってたぶん南原さんは言うと思うよ。

(春日俊彰)なるかな? 「お前、バカにしてるのか?」みたいにならないかな?(笑)。

(若林正恭)あれ、「こんにちは」から始まるでしょう? オープニング。「こんにちは」の時に「おっ、春日。お前、狂言やるか?」ってなるよ。たぶん烏帽子をかぶっていたら(笑)。

(春日俊彰)いや、その勇気は……だったらまだ「そろり、そろり……」で入っていく方がいいな。いきなり烏帽子はちょっとギャンブルすぎるでしょう? それは……私はその狂言っていうものがまだ、よくわかってないから。それで……。

(若林正恭)俺だってわかってないんだから。

(春日俊彰)でも、興味はあるわけでしょう? 興味はあって、いろいろね、調べたり。

(若林正恭)知りたいことはいっぱいあるけど、自分がやるかって聞かれたらゼロだっていう。

(春日俊彰)それは言わないと。私は狂言からわからないから。

(若林正恭)だから、あれなんだよね。理由あるよ。ちゃんと。

(春日俊彰)なによ? やりたくない、やらない理由?

(若林正恭)あの、まだ漫才を追求したいんだよね。

40代のオードリーの漫才を追求したい

(春日俊彰)うん……ちょっと別のやつでお願いできないかな? ちょっと、もっとファニーなやつでお願いをしたい(笑)。

(若林正恭)40代なら40代のオードリーの漫才があって。それにやっぱりしっかり向き合いたいなっていう気持ちがあるから。狂言なんてやってる場合じゃないのよ。

(春日俊彰)いや、絶対にダメよ。そんな言い方(笑)。「狂言なんて」って。

(若林正恭)でも、「狂言をやることで漫才にフィードバックもできるんじゃないかな?」っていう意見もあるよ。でも、フィードバックするにはまだ早いのよ。

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)フィードバック芸をするには、まだ早い。

(春日俊彰)いや、「芸」というかね。

(若林正恭)「40代の春日はなにができるのか?」っていうのをもうちょっと見させてほしいのよ。

(春日俊彰)なるへそ。漫才というか。その中でね。

(若林正恭)そうそう。だからそれは、言えるよね。春日。次、CM中に南原さんに誘われた時に。

(春日俊彰)いや、あたいが言うの? それは若林さんが言わないとダメでしょう? なんて言えばいいのよ?

(若林正恭)俺が言ったら、ダイレクトになっちゃうから。だから春日が「南原さん、すいません。途中で。若林、40代はオードリーの漫才を追求したいらしいんですよね。だから狂言はちょっと、もうちょっと後のお楽しみということで。いかがでしょうか?」って。

(春日俊彰)「お楽しみ」って何よ、その言い方?

(若林正恭)で、「そろり、そろり……」よ。

(春日俊彰)フフフ、いや、ちょっと難しい……荷が重すぎるな。うん。

(若林正恭)それ、考えておいて。それは。

(春日俊彰)うん。まあ、うまいこと私にも振られたりすればいいんだけどね。南原さんから。自分から行くっていうのもさ、うん。

(若林正恭)ああ、そうか。

(春日俊彰)たとえばさ、「若林が狂言やった方がいいと思わない?」っって言われたら「いや、若林さんはちょっと……」とか言えるかもしれないけど。急に入っていってさ、「いや、まだ今は漫才をね……」とか言うのは変じゃん?

(若林正恭)いや、でも「漫才を追求したいみたいなんですけど」って言う時に、これだけ気をつけてほしいんだけど。和牛には聞こえないように言ってほしいのよ。

(春日俊彰)いや、難しいな。距離感的に。

(若林正恭)和牛はもう漫才、めちゃくちゃすごいから。俺たちがなんかそことトントンな感じは出しちゃダメだから。劇場とかないから。だから、それはちょっとお前に任した。それは頼んだ。マジで。

(春日俊彰)和牛に聞こえないぐらいのボリュームでそれを言うってこと?

(若林正恭)そうそう。

(春日俊彰)ちょっと練習が必要だな。

(若林正恭)練習した方がいいと思うよ。本当に。

(春日俊彰)明日から日月火の間で。練習しなきゃできないよ、それは。うまくは。

(若林正恭)そうだね。ちょっとそこは今、考えてるところなのかな? お願いしますよ、本当に。春日さん。

(中略)

(若林正恭)まあ、ちょっと来週はヒルナンデスで春日さんにその狂言のくだり。南原さんからあったら入ってきていただいて。

(春日俊彰)なんでしたっけ? 「そろり、そろり……」だったっけ? 何に決まったんだっけ?

(若林正恭)なんか「しばらくオードリーの漫才に全力投球してもらいたいんで。うちの若林はお貸しできません」。ここまでね。

(春日俊彰)いや、変わってない? あたしが……あたしの考えで止めているみたいな感じになるから。

(若林正恭)まあ、ちょっとその感じでお願いしたい。あとはお前に任せるよ。

「うちの若林はお貸しできません」(春日)

(春日俊彰)「漫才に集中してもらいたいから。今回は南原さん、すいません」って?(笑)。

(若林正恭)あとはちょっと、もし15周年でしたっけ? 700回って言ったっけ? もしかしたらそれが一緒ぐらいになるのかな? その時は秩父宮ラグビー場をみんなで目指しましょう!

(春日俊彰)いやいや、メットライフドームでやりたいって。でも、最終的には横浜スタジアムって言っていたけどね(笑)。現時点、ナウは横浜スタジアムだよ?(笑)。

(若林正恭)大井競馬場っていうのもあるよ。縁があるとしたらね。

(春日俊彰)そうね。M-1の敗者復活でね。あそこからオードリー伝説が始まったわけだから。

(若林正恭)お前、それ無断で出した本か? オードリー伝説ってなんだよ? 無断で出されたにもかかわらず、お前の親父が買っていたオードリーの本か!

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! そうそう(笑)。「なに買ってるんだ?」っつって。ああ、そうだね。たしかに。だから大井競馬場も。貸してくれるかわからんけども。

(若林正恭)でも、そうやって考えると『Wild Things』をかけたから。あの黒縁メガネをかけて西武球場にグローブ持って出てくる春日は見たいよね。

(若林正恭)っていうか絶対にお互い、『メジャーリーグ』を見るよな? 近いうちに。

(春日俊彰)見る! もう見たいもん(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)さっきもヒロシに調べてもらったもん。「あれ、何年ぐらいのやつだっけ?」って。で、89年かなんかなんだよね。

(若林正恭)名作だよな。あの映画な。あれ、面白いよな。

(春日俊彰)いやー、ちょっと見たいよね。1、2、3と見たいよね。

(若林正恭)またお前、このラジオで『メジャーリーグ』の話ばっかオープニングでするっていう、どの世代もターゲットじゃないぞ。それ。でも、意外とそういうのがラジオだったりするよな(笑)。

(春日俊彰)まあ、そうね。そういう、マニアックなね。

(若林正恭)世代を超えた交流、していこうや。ミッフィーちゃん。

(春日俊彰)この後また、夢でお会いしましょう。アディオス!

<書き起こしおわり>

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