ハライチ岩井 パチンコだけで生活していたパチプロ期を語る

ハライチ岩井 パチンコだけで生活していたパチプロ期を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2023年11月9日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で久しぶりにパチンコを打って思い出したパチンコにまつわるエピソードを紹介。はじめてパチンコを打った日や、バイト代を全部すった日、パチンコだけで生活をしていたパチプロ期などについて話していました。

(岩井勇気)この間ね、夕方、予定よりちょっと早めに仕事が終わって。ちょっと飯でも行こうかなと思って。で、仲がいい害虫駆除の会社の社長に……それぐらいの時間だったら、だいたいその人に連絡するんですけど。まあ、連絡したんですよ。LINEで。「何してるんすか?」って。そしたら返ってきたのが「久々にパチンコを打ってる」みたいな感じで。「へー、珍しいな。あんまり打たないイメージだけどな」みたいな。で、割と近くのパチンコ屋で打っているっぽかったから。「じゃあ、行きますわ」って言って行ったんですよ。

で、行ったら行ったで1人で打っていてね。その害虫駆除会社の社長が。で、なんか隣が空いていたんだよ。まあ、エヴァンゲリオンを打っていたんだけど。「じゃあ、ちょっと座りますわ」って言って、座ってお金を入れて、並びで打ったんですよね。

(澤部佑)まあ岩井はちょろちょろやるの?

(岩井勇気)いや、行かないね。もう、行かないんだよね。パチンコ自体、久しぶりで。なんなら、1年前。やおきんさんのさ、パチンコうまい棒が出るっていうから、打ちに行ったじゃないですか。あれ以来、行ってないのよ。

(澤部佑)そうか。はー!

ハライチ岩井 パチンコうまい棒を打った話
ハライチ岩井さんが2021年10月21日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で以前から何度か番組内で話題になっていたパチンコうまい棒を打った話をしていました。

(岩井勇気)それぐらい俺、パチンコから離れているんだけど。で、友達と隣に並んで打つなんて、10年ぐらいやってないね。

(澤部佑)そんなのやる時はあるんだ。若い頃は。

(岩井勇気)若い頃とかはやっていたんだよね。で、「俺、いつからパチンコを始めたんだっけな?」っていう風に思ったら、親がそもそもパチンコをやる人たちだったんだよね。

(澤部佑)そうだよね。

(岩井勇気)両親、どっちも。だから埼玉の上尾市の原市のりっちらんどっていう、今もあると思うんだけども。

(澤部佑)ああ、今もあるんだ。

りっちらんど上尾店

(岩井勇気)あるよ。あそこにずっと。で、うちの親は夫婦で行ってたからね。なんかちょっとひどい親っぽく聞こえるかもしれないけども。今思えば、夫婦で休日にパチンコに行こうって、結構仲いいよな?

(澤部佑)仲いいよね。まあ、だから趣味が一緒っていうことだからね。

(岩井勇気)そうそう。だからいいなって思うけどね。今になったらね。で、俺、小学3年生ぐらいの時に親がどっちもパチンコに行ってるからっていうんで。一応、ついていって。昔はね、これ、すごかったの。あのね、パチンコ屋の中にキッズコーナーみたいなの、あったんだから。今、考えられないでしょ? 子供が遊ぶところがあって。で、大人はみんな目を離して、子供だけでみんなそこで遊んでいて。

(澤部佑)いやー、だからもう、それは……それはないね。

(岩井勇気)すごいでしょう? これ、20年前ぐらいのことだからね。そこでさ、俺はゲームボーイっていうのがあったんだけどね。携帯ゲーム機があったんだけど。ゲームボーイでそこで俺、いつもパロディウスをやってさ。

(澤部佑)パロディウス。なつい! 全部なつい!

(岩井勇気)横スクロールのシューティングゲーム、パロディウスをやっていて。で、パロディウスの何面かにパチンコの面があるんだよね。そこまで行って、俺もなんかパチンコをやってるぞ、みたいな気持ちになって。

(澤部佑)うわっ、切ない! 「親と同じのをやってるんだよ」って?

(岩井勇気)そう。なんか軍艦マーチみたいなのが流れるんだよね。「パチンコといえば……」みたいなね。「♪♪♪♪」みたいなのが流れて。「俺もパチンコをやっているんだ」みたいな気持ちになってね。そんな風なことをやっていたら、キッズコーナーに同級生のミズキが来るんですね(笑)。

(澤部佑)ああ、ミズキくんね(笑)。

(岩井勇気)団地に住んでいた。俺も団地に住んでいたんだけど。ミズキが来るんだよ。で、ミズキも両親がパチンコをやっているから、来て。「ああ、またミズキいるわ」なんつって。で、親が帰るまで、2人で。ミズキと遊んだりしてね。

(澤部佑)ああ、まあまあ仲良かったか。

(岩井勇気)でさ、金もないのに横のさ、おもちゃ屋。東京堂っていうおもちゃ屋があっただろう? あそこにプラモデルとか見に行ったりなんかして遊ぶっていう1日ね。

(澤部佑)はー、すごいね。

(岩井勇気)で、そこから、俺が19歳ぐらいの頃。高校を出たぐらいですね。父親がパチンコ屋から帰ってきてね。「あっ、カード両替してくるの、忘れたわ」みたいなことを言っていて。なんか、パチンコをする時にカードを買うんだよね。1万円とか、5000円の。で、そのカードを入れてパチンコするみたいな感じなんだけど。それが、中にお金が入ったまま、両替してくるのを忘れちゃったみたいな感じで。で、そのカードは当日、両替しないともう無効になっちゃうんだよ。だから「おい、勇気。中のお金、半分やるからちょっと両替してきててくれ」って言われて。で、俺はもう本当に高校出たてぐらいだから、それぐらいの金でもラッキーみたいな感じでさ。

(澤部佑)まあね。お小遣い。

(岩井勇気)で、りっちらんどに行ってさ、両替をするわけなんだけども。両替して、たしかね、6000円ぐらい両替したんだよね。で、「半分だから3000円か」って思って。で、俺はそのパチンコ屋に入ってるわけじゃん? 「ちょっと3000円、やってみっか?」みたいな感じで。「初めてのパチンコ、やってみるか?」みたいな。

(澤部佑)ああ、なるほどね。

(岩井勇気)で、なんか親とかがやっていた……その時、パチンコのエヴァンゲリオン全盛期だからね。で、やった台が2000円ぐらいで当たって、そこからなんか、爆裂するんだよ。で、俺もびびっちゃって。なんか玉、めっちゃ出てくるし。

(澤部佑)初めてだからね(笑)。

(岩井勇気)そう。で、店員の何か呼び方とかもわかんないし、箱の交換してもらい方とかもわからないから。

(澤部佑)すごいな!

(岩井勇気)「うわーっ!」ってなってね。で、そこからちょっと、味しめてやるようになったんですよ。

(澤部佑)まあ、やっぱり最初にいい経験をするとね。

(岩井勇気)そう。最初がいいとね。で、そこからだから、売れるまでっていうか。そのバイト時代みたいな時も、バイトの給料日にバイト代全額すった日とかもあったしね。

(澤部佑)そんなことしてたの?

(岩井勇気)11、2万ぐらい。もう何も出ないみたいな。

(澤部佑)すっげえな!

(岩井勇気)「どうすんの、今月?」みたいな感じの時もあったし。で、一番俺、パチンコが調子よかった時なんて、もうバイトを辞めたからね。

(澤部佑)えっ?

(岩井勇気)「これ、いけるわ」ってなって。

(澤部佑)調子よかったって、なに? ずっと当たり続けてるみたいな時期が?

(岩井勇気)当たり続けて。「これ、コツ掴んだわ」みたいな感じになった時に俺、バイトを辞めてるからね。

(澤部佑)なんだ、こいつ?

バイトを辞めてパチンコで生活

(岩井勇気)で、パチンコだけで何ヶ月か、いけてた時期があったからね。そんなことしてたら、パチプロだよね?

(澤部佑)ええっ? その時期は週にどのぐらい行くの? パチンコ屋に。

(岩井勇気)週5、6だね。

(澤部佑)たしかにもう、パチプロだな。

(岩井勇気)でもね、前日の閉店前には絶対に行かないといけないわけ。で、データっていうのがあるけど。今日、どんぐらい大当たりしましたとか。それをなんか、メモって。で、まずそれで次の日の朝から打つ台を決めるのね。で、次の日、朝から……開店のもう2、3時間前に行って並んで、その台を取るわけですよ。で、そこそこ生活できるみたいな感じなわけ。もう、パチプロだよね。だからね。

(澤部佑)パチプロだね。

(岩井勇気)でも「これ、バイトの方が楽だな」って思ってやめたんだよね(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! ああ、結局ね。

(岩井勇気)もう、当たっても何も思わないの。そういう風にやっていると。

(澤部佑)もう業務になっちゃっているんだ。

(岩井勇気)そう。で、当たっていても「早く終わんねえかな」とか思っているの。これ、もう楽しくないじゃん?

(澤部佑)一番楽しいはずなんでしょう? そこが。

(岩井勇気)で、やめたんだけど。それで、その害虫駆除の会社の社長と2人で横並びで打っている時も、あんまり心が動かないっていうか。なんかちょっと熱そうなのが来ても「まあまあまあ……」みたいな感じでボケーッと打っていたんですよね。で、なんか5000円ぐらい使った時に、なんか俺のところに結構熱めのリーチがかかったの。そしたら同時に害虫駆除の会社の社長の方も熱めのリーチがかかって。「あれ? これ、当たるな」ってなって。結構な熱めのリーチを2人とも同時ぐらいにかかって。「おおっ!」ってなって。「すごいっすね。これ、どっちも熱いっすよ」みたいな感じになって。

「これ、同時に当たっちゃうじゃないの? すごいすごいすごい!」みたいな感じになって。「これ、結構いい演出、入りましたよ?」「おっ、こっちも入った! うわっ、やばいやばいやばい!」ってなって。どっちもリーチの最終段階ぐらいに行って。それで同時に「ボタンを押せ!」みたいになって。もう最後の、当たるか当たらないかみたいな。「キュイーン! ボタンを押せ!」ってなって。2人で同時にバシン!って押したら2台ともパキーン! 大当たり!ってなって。「うわーっ、すげえーっ!」ってなって。

(澤部佑)めっちゃ興奮してる(笑)。

(岩井勇気)「なにこれ? すごーい!」ってなって。で、どっちも確変みたいになって。連チャンのやつに入って。「うわっ、すごいじゃないですか。なにこれ!」ってなって。「めっちゃ楽しめるじゃん!」ってなって(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! まだまだ楽しいじゃんって?

(岩井勇気)「まだ楽しいんかい!」ってなったんだよね(笑)。

(澤部佑)再発見?(笑)。これからハマっていくじゃん(笑)。

パチンコの楽しさ、再発見

(岩井勇気)「また楽しいんかい!」ってなってね。で、2人とも確変に入って。確率変動っていう連チャンモードみたいな感じに入って。で、なんかすぐ害虫駆除会社の社長の方の連チャンが終わっちゃってね。俺だけなんか、爆裂しちゃって。なんか気まずいなって。

(澤部佑)たしかに。後から来てね。

(岩井勇気)で、「すいません。もうちょっと、連チャンが終わるまで待ってください」って言って。で、連チャンが終わるまで待ってる間もさ、害虫駆除の会社の社長は連チャンが終わっているわけでさ。お金を入れ続けているんだよね。普通に。「また次、当たらないかな」って。で、俺の方だけどんどん出ていって。「申し訳ないな」って思って。で、終わって。ちょっと飯食って「おつかれした」って帰ったんだけども。その日の夜、その害虫駆除の会社の社長から、その店のネットで出ているその日の最終データみたいなのがあるんだけど。それを見つけたらしくて。で、なんかそのデータの画像が送られてきたんだけど。「俺が打ってた台の方が、あの後で大当たりしているから。実質、俺の勝ちだね」って来ていて。「なんじゃ、こいつ?」ってなって。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 悔しかったんだな(笑)。

(岩井勇気)そう。「なんじゃ、こいつ?」って思って。それで今日、さっき画像が送られてきたんだけども。写真が。そしたら、パチンコを大勝ちしている写真が送られてきて。「この間のリベンジ成功」って。「めっちゃハマってるじゃん!」って思って(笑)。

(中略)

(澤部佑)岩井んちの親も2人で並んで一緒に当たったみたいな経験があるんじゃない?

(岩井勇気)あると思うよ。で、だから2人ともホクホクの時とか、あったもんな。

(澤部佑)2人で勝つのが最高に楽しいのかも知れないな。

(岩井勇気)2人で負けた時の家とか、もうとんでもない空気になっていたからな。

(澤部佑)いやー……そうか。うちの親は全くやらないからな。うちの親は休みの日、フリスビーを持って。2人で。フリスビーをしに行ったりするからさ。

(岩井勇気)なにそれ? タイムスリップしてきたの?(笑)。昭和初期の人じゃん。

(澤部佑)そうね。それはそれでたしかにおかしいよね(笑)。でも給料を全部、その日に行っちゃうみたいな。俺、ちゃんと軽蔑しているからな?(笑)。

(岩井勇気)いや、それがいいのよ。その月の過ごし方が今、思い出すとなんかいいんだよな。

(澤部佑)それもいいんだ。ちょっと、いろいろと節約して?

(岩井勇気)なんか、その日に全部、するだろう? そうすると、何を思うか?っていうと「お笑い、頑張ろう」って思うんだよ(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 「売れるっきゃない!」って?

(岩井勇気)そう。「こんなにすっても大丈夫なぐらいになろう」って。

(澤部佑)そうか。それでみんな、芸人はパチンコをやっているのか。

(岩井勇気)そうよ。それをやることで、みんな面白くなっていくんだよ(笑)。

(澤部佑)じゃあ、否定もできないな(笑)。

(岩井勇気)そういうことなんだろうな(笑)。

<書き起こしおわり>

サンボマスター近藤 パチスロで年間600万円稼いでいた大学時代を語る
サンボマスターのお三方が2023年10月21日放送のTOKYO FM『川島明 そもそもの話』に出演。麒麟川島さんとバンド結成エピソードを話す中でベースの近藤さんが大学時代、パチスロで年間に600万円稼ぐほどのカリスマだった話を紹介していました。
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