ハライチ澤部『平野レミの早わざレシピ』と大根・澤部を語る

ハライチ澤部『平野レミの早わざレシピ』と大根・澤部を語る ハライチのターン

ハライチ澤部さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で2019年1月に放送されたNHKの生放送料理番組『平野レミの早わざレシピ』についてトーク。澤部さんが大根に扮した経緯や平野レミさんの独創的すぎる料理の数々について話していました。

(澤部佑)月曜日にまたあれがありましてね。平野レミさんの……。

(岩井勇気)ああ、なんか言ってたな。

(澤部佑)NHKの生放送の料理番組。もう第7弾とかなのかな? 8弾ぐらいかな? たぶん。結構結構やっているんだよ。

(岩井勇気)生放送なんだね。

(澤部佑)そう。1時間ちょっとの番組で生放送中に15品ぐらいっていうね。そのワチャワチャ感を平野レミさんの感じで楽しむっていう。もう前日のリハの段階で10分押してたのね(笑)。

(岩井勇気)フフフ(笑)。結構な押し方じゃん?

(澤部佑)異常事態だよね。生放送、1時間ちょっとで10分押して。で、前日がその状態でなにも削らずに当日を迎えて。

(岩井勇気)えっ、本チャンを?

(澤部佑)迎えちゃって。いままでは前日リハで30分ぐらい押して。で、「これはヤバい。削りましょう」って削りまくっていたけど。今回は10分ぐらいだったから「このまま行きましょう! 10分ならいけるでしょう?」って。

(岩井勇気)10分も相当なもんだけどね。

(澤部佑)で、結構いままでもさ、ここでも言っているけども。前回とかだったらズッキーニを……「私はもう、ズッキーニをおっ立てたいの! ズッキーニを。ズッキーニ、立てたいのー。おっ立てたいのよ!」って(笑)。

ハライチ澤部 NHK平野レミ生放送料理番組『早わざレシピ』を語る
ハライチの澤部さんがTBSラジオ『ハライチのターン』の中でNHKの平野レミさんの生放送料理番組『スタミナ家族に福きたる!~平野レミの早わざレシピ~』に出演した際の模様について話していました。 (澤部佑)前、何回かというかここの番組でも言った...

(岩井勇気)「おっ立てたい」って言っちゃうとさ……。

(澤部佑)それを連呼するっていう。朝のNHKの生放送でね、レミさんが連呼しちゃったりとか。

(澤部佑)鯛を普通に置くんじゃなくて、やっぱりレミさんは立てるのよね。なんかにぶっ刺して立てて、そこに最後にあんかけのタレをおたまみたいなので上からかけるっていう、このお墓参りスタイルで(笑)。

(岩井勇気)お墓に水をかけるみたいな。

(澤部佑)墓石に水をかけるみたいな感じで仕上げるのとか。毎回それで結構バズるというかさ。

(岩井勇気)まあ、そりゃあね。

(澤部佑)で、今回も、毎回そうなんだけど中山ヒデさんがMCというか回しでいて。ヒデさんがお父さん役。女優の吉田羊さんが奥さん役。で、息子役で鈴木福くん。最初はこのメンバーでコントというかお芝居から始まって。

(岩井勇気)生の?

(澤部佑)そうそう。吉田羊さんが「もう福。寝てばっかりいて。野球の練習をするんじゃなかったの?」「いや、ちょっといいよ……」「じゃあもうパワフルになる料理をお父さんが作ろうか?」みたいな。ヒデさんが。「あなた、その前にこれ、どうするのよ?」って。ずっとコタツのセットなんだけど、テーブルの上にちょっと布巾に隠れてものがあるの。それをパッと取ると、大根があるの。作り物の大根があって。

(岩井勇気)うんうん。

(澤部佑)「あなた、ぶり大根を作るって大根をいっぱい買ったのに、これ余っているじゃないの!」って。そしたらレミさんが入ってきて「じゃあ、そういうのでいっぱい作りましょう!」みたいな。で、みんなでワーッてキッチンスタジオに……スタジオが2個あってね。コント部分の家と、キッチンスタジオと。で、キッチンスタジオの方にみんなでブワーッと移動するみたいな。

(岩井勇気)うん。

(澤部佑)で、移動をして、その大根がクルッと回転するわけ。回転したら、それが澤部なのね。

(岩井勇気)どういう出方なの?(笑)。

(澤部佑)大根役の澤部。今回はもう、全身白タイツを着て、顔も真っ白に塗って。そこに大根のかぶりものをかぶった大根役なの。今回は。

(岩井勇気)ああ、そうなんだ(笑)。

大根役の澤部

(澤部佑)そう。で、コタツの中に体を入れてさ、頭だけ出していた状態でずっと待っていて、みんながはけたらクルッと回転して「どうも、大根です」っていうことで。

(岩井勇気)ああ、じゃあサイコパスっていうことでいいんですね?(笑)。

(澤部佑)えっ?

(岩井勇気)サイコパス役っていうことですか?

(澤部佑)サイコパス役じゃないですよ。

(岩井勇気)やるねー。ハライチのサイコパス。

(澤部佑)のほほん大根役ですよ。

(岩井勇気)いや、サイコパスですよ、そんなもん。いや、怖い怖い。

(澤部佑)それでバーッと出てきて「どうも、大根です。生放送、どうなるんでしょうか?」みたいな。で、始まる。

(岩井勇気)ああ、なるほどね。大根は? その後も出てくるの?

(澤部佑)大根は料理で大根料理をいろいろとしたりとか。

(岩井勇気)違う。澤部大根は?

(澤部佑)澤部大根もいろいろと出てくる。いつもクイズコーナーとかが……毎回あるの。澤部のクイズコーナーは。

(岩井勇気)生放送で(笑)。

(澤部佑)今回も、だから大根役でクイズコーナーを。だいたい時間がなくてカットされちゃうんだけど、今回はクイズコーナーもあって。それで始まったの。言ったらつかみというか、出オチというかね。壮大な澤部の。そしたらそれ、撮影が終わって家に帰って撮ってあったオンエアーを見たら、もうとんでもない……最初、家族が3人いて。お母さん役:吉田羊。お父さん役:中山秀征。息子役:鈴木福みたいに名前のテロップが出るのね。ワチャワチャとお芝居をしている時に名前が出て。まだ俺が全然振り向く前よ。そのみんな、3人の名前が出た直後ぐらいにすぐに「大根:澤部佑」ってパッと出ちゃって。

(岩井勇気)うわっ!(笑)。最悪じゃん!

(澤部佑)とんでもないミス! 俺が振り返って「どうも、大根です!」って言う出オチの前に「大根:澤部佑」って(笑)。

(岩井勇気)フハハハハハハハッ!

(澤部佑)名前、出ちゃっているの。

(岩井勇気)「大根で出るんだ」って思われちゃって。

(澤部佑)「大根……ああ、じゃあこれが澤部なんだ」って見ている人はさ。で、その後で俺が「しめしめ……」の顔で「どうも! ええと、大根の……」って(笑)。恥ずい! 恥ずかったよー! 大スベリ、激サブ大根だよ。

(岩井勇気)見てる側はさ、「なんなの、これ? 『大根:澤部佑』って書いてあるけど……あ、ああ、こういうことか……」みたいな(笑)。

(澤部佑)恥ずかしかった。いきなりのなかなかのミスでスタートして。

(岩井勇気)ああ、ヤバいねー。そのミスはヤバい。

(澤部佑)今回、なかなかの滑り出しですよ。で、まあやっぱりすごいよ。今回もいろいろとミキサーを肘で押したり、肉をぶん投げたりとかいろいろと派手なことをやってさ。

(岩井勇気)すごいねえ!

(澤部佑)で、そのコントセット、家のセットから俺も調理のキッチンスタジオに移動して、調理を手伝いますみたいになって。「じゃあ、行ってください」って。その時に「じゃあ、大根はもう外しちゃいましょうか」って。大根のかぶりものを外されたの。そしたらもう、調理のキッチンスタジオに行ったらただの真っ白いやつでさ。ただの真っ白いやつがキッチンにいるの。レミさんとかが料理をしている後ろで、真っ白いやつが。

(岩井勇気)で、家族もいるんでしょう?

(澤部佑)家族も。もう、めちゃくちゃだよ。で、一応平野レミショーだから。俺は調理中はあんまりしゃべらないようにしているっていうかさ。レミさんの行動、言動がなんなら全て突っ込む要素があるのよ。でも、全部突っ込んでいたら、さすがに邪魔だしうるさいし。ここぞという時だけちょっと突っ込むぐらい。だからあんまりしゃべっていない。

(岩井勇気)なるほど。

(澤部佑)あんまりしゃべらない白いやつがずーっとレミさんの後ろにいるみたいな。もう、レミさんのスタンドみたいな(笑)。

(岩井勇気)フハハハハハハハッ! ヤバいね。タイツみたいなの着てるの?

(澤部佑)そう。全身白タイツで顔も白く塗っているから。

(岩井勇気)ああ、じゃあスタンドだ。

(澤部佑)スタンド・澤部がいて。で、毎回そうなんだけど、エピロンを……。

(岩井勇気)「エピロン」(笑)。スタンド名・エピロン(笑)。

(澤部佑)スタンド名・エピロンはエプロンをさせてもらえないのよ。エプロンをさせてもらえなくて、なんか白い布巾みたいなのを黒いクリップで胸元につけられるっていうだけなの。毎回さ。だから、その黒いクリップが本当に引きで見るとちょうど乳首みたいな。全身白タイツで乳首のところだけくり抜いたような白いスタンドがずーっと、レミさんに「手羽先を揚げてて」って言われて。全身白い、乳首だけくり抜いたスタンドがずっと手羽先を揚げているっていう(笑)。

手羽先を揚げる平野レミのスタンド・エピロン

(岩井勇気)朝でしょう?(笑)。

(澤部佑)朝。もうめちゃくちゃな状態でさ。で、手羽先を揚げて、竹串みたいなのに刺して。で、それを……大根をおっ立ててさ。そこにぶっ刺していくの。手羽先を。

(岩井勇気)えっ? 手羽先を大根に刺すの?

(澤部佑)そう。何十本も。本当にお盆のきゅうりとかナスに割り箸を刺すみたいな感じよ。とんでもない。もう最初見たら本当にバケモンみたいな。手羽先がいっぱい大根から生えているみたいな。「お盆だとしたら、これに乗って先祖が帰ってくるの?」みたいな(笑)。

(岩井勇気)フフフ、だいぶヤン車だね。

(澤部佑)「なんてものに……」っていう。それができて。それをこの台みたいなのに「完成!」って乗っけて。そうすると、その台が回るの。ゆーっくり。その手羽をいっぱい刺したバケモノみたいな大根がゆーっくり回るっていう。もう、アートみたいでさ。

(岩井勇気)アートだね。本当に。

(澤部佑)ゆっくり回るやつを白いやつがニヤニヤしながら見てるんだよ。もう……前衛的すぎない?

(岩井勇気)アートだね(笑)。

(澤部佑)ねえ(笑)。

(岩井勇気)すっごいちゃんとした理由が書いてあったら「すごい!」ってなりそうだね(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハッ! 本当にいろいろね。外刈り演劇集団のエンディングみたいな。めちゃめちゃ前衛的な世界が。で、それを作って。で、今度はその家のセットの方に移動をして、みんなで試食しておしまいです、みたいな。それで最後に「じゃあまたお会いしましょう」みたいな。みんなで手羽で持って「レッツ・フライ!」って(笑)。

(岩井勇気)「手羽を持って」(笑)。どういう番組だよ?(笑)。

(澤部佑)「年末年始、ちょっと疲れていますけども。パワフルにレッツ・フライ!」って番組が終わって。

(岩井勇気)ヒデさんがやっているとは思えない番組だな(笑)。

(澤部佑)で、番組が終わって。そしたらもう、レミさんは帰るのが早いんだよ。「はい、お疲れねー! お疲れさーん!(ヒューン!)」って(笑)。

(岩井勇気)フフフ(笑)。

(澤部佑)「天才だな!」っていう。すっごいかっこいいんだよ、もう。「はい、お疲れ、お疲れねー!」って。で、いつもその後、出演者とかがちょっと食べるの。お料理がいっぱいあるし。ちょっと食べたりとか、スタイリストさんとかマネージャーさんとかを呼んで。「これ、美味しいよ」ってして終わるんだけど、今回はなんかみなさん、お仕事かなんかわからないけど、あんまり食べずにさ。ちょっと写真とかだけ撮って「お疲れ様でした」って早めに。俺はでも、食べたいから。もう本当に最後は1人でコタツのセットで、白いスタンドが1人で食べて。

(岩井勇気)スタンドが1人でいること、ないもんね。

(澤部佑)本体のレミさんはもう行っちゃってるんだよ?

(岩井勇気)ああ、そうか。

(澤部佑)意外と遠隔操作タイプ。

(岩井勇気)遠隔自動タイプだね! 勝手にメシ食って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハッ! 人型の遠隔自動タイプのスタンドだったっていうね。

(岩井勇気)エピオンね。

(澤部佑)エピオンがメシ食って今回、終わりましたけども。今回もバタバタ、いろいろとありました。またありましたらご報告します。

(岩井勇気)はい(笑)。

<書き起こしおわり>

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